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出発してから2日目

朝早く目が覚めた。思った程体はそんなに痛くないけど、四国の時とは打って変わって涼しい。四国では寝ている間も車の中は蒸し暑かった。ここだと夜冷えてうすら寒かったくらいだ。なるべく早く進みたくてすぐ走り出した。朝は気持ちいいけど、あんまり良い天気ではなかった。グレイに雲っている。

東北自動車道は八戸で終わり、そこからさらに下北半島へと進む。ここからが道も細くなってあまり飛ばすこともできず、時間がかかってしまった。なるべく焦らないようにしながらそれでも北上、午後に大間に着いた。大間と言えばマグロ!有名だけど、ここだったのかー!という感じ。運よく温泉が近くにあったので、そこでまずお風呂に入ることにした。だって昨日はお風呂に入れなかったからね。北海道に入る前にちょっときれいにしたかったのだ。気分もリラックス、下北半島のてっぺん、大間のフェリー乗り場に向かった。

フェリー

道路案内に従ってフェリー乗り場に到着した。いよいよ本州を出るのだ。パーキングにティナ坊を停めてまずチケットを買いに売り場に行く。16時30分のフェリーの券を買うことができた。まだ時間があったので、さっき売り場に入る前にちらっと見えたレストランのような喫茶店のような所に行ってみることにした。というのも、そこにはこの喫茶店とフェリー乗り場の他に何にもなかったからだ。曇っているせいもあるけれど、がら~んとした何だかちょっとさみしい感じのする所だ。その喫茶店でお茶を飲みながら仲良しのR子ちゃんに「今からフェリーに乗るよ~!」なんて電話をした。それから乗り場に戻って搭乗時間を待つことにした。

搭乗口のすぐ前で一人の男の子が地面に座っていた。彼は横にバイクを停めている。「ふう~ん、バイクで走ってるのかあ。楽しそうだなあ。」そんなことを考えている間に搭乗が始まり、ティナ坊でフェリーの中に乗り込んだ時にはちょっと感動した。いよいよ北海道だ!私は上の客席に行って売店を探した。フェリーに乗ったら絶対やりたいことがあった。それはカモメだ。中学の修学旅行で東北に行った時に乗った船の上で、カモメにワカメパンというのをちぎってあげたことがある。カモメが先を争って食べに来て、とても楽しかったのだ。もう一度、カモメにパンをあげたい!ところが、このフェリーの売店ではパンはひとつも売っていなかった。がっくりしたけど何かないか、何か・・・と探してクラッカーをみつけた。よくパーティーなんかでクリームチーズとか乗っける、あのプレミアムクラッカーだ。だれがフェリーで食べるのかわからないけど、塩味だけでシンプルだし、他のお菓子よりは一番カモメに害が少なそうな気がした(でもカモメは野生動物なのできっと餌付けはいけないことなんだと思います。良い子のみなさん、真似しないでね!)。ところが値段を見てびっくり!一箱のクラッカーが結構高い!貧乏旅行だし、自分で食べるわけでもないんだけど、でもずっとやりたいと思っていたので大奮発してクラッカーを買った。

ドアを開けて甲板に出るための通路に出ると、いたいた、カモメがフェリーの周りを飛んでいる。風を受けて結構肌寒いが、こんなにカモメがいるんだし!まずひとつ、クラッカーを割ってぽーんと投げてみた。すると、まるで私がそうするのがわかっていたかのように、一羽のカモメがギューンとスピードアップして見事にぱくっとクラッカーを食べた。「おお~~~!」私は感動して何度も何度もクラッカーを投げた。カモメは一定のスピードでずっと船と一緒に飛んでいて、私が投げるとそのクラッカーの軌道に合わせて身をひるがえし、うまい具合にキャッチして食べる。それはそれは見事だ。上に高く放り投げれば上に羽ばたき、下に落ちてしまえば急降下して着水する前にキャッチした。遠くに行った時もひゅーんと裏返って食べに行き、すぐまた戻ってくる。慣れているカモメは、私のすぐ近くで飛んでほとんど手から食べるような子もいた。それでも、たまにコントロールの悪い私のクラッカーが下に落ちて行き、さすがのカモメも間に合わなくて海にちゃぽんと落ちてしまう時もあった。「あ~~~ゴメン~!!」叫びながら私は次から次へとクラッカーを投げ続けた。

ライダー登場

そんな時、突然視線を感じた。ような気がした。「ん?」と思ってばっと振り返ると、私の左側の少し離れた所にさっきのバイクの男の子が立っている。しかもこっちを見て笑っているではないか!「ぎゃ~~~!!!」私は顔から火が出そうになった。だって大声で「すご~い!今のうまい!」とか、「ああ~落ちた~ゴメン~!」とか叫びながらカモメにクラッカーを投げ続けているのだ。しかも一人で。どう見てもアブナイ女だー!イタイ!

「いつからそこにいたの?!」私は照れ隠しで叫んだ。叫ばないと船の進む風と波の音で聞こえないのだ。

「結構前から見てるよ。おもしろいねえ~アンタ。」

「見てたんなら、声かけなよ~。黙って見られてる方が恥ずかしいよ。」

「あはは~!ねえ、俺にもちょっとやらせてよ。」

「だから早く言えばいいのに。もうこれしかないよ。ほら。」

私は残っていたクラッカーを全部彼にあげた。彼も楽しんでそれを全部投げた。

「すげえなあ~。カモメ、うまいよなあ~。ああおもしろかった。寒いからさ、中入ろうよ。」

「うん、そうだね。」

私は彼の後に続いて中に入った。実はさっき売店で買ってすぐ外に出てきてしまったので、まだ中の客室には入っていなかったのだ。中はじゅうたんみたいなフェルトっぽいのが床に敷いてあって、みんなそこに座ったり寝っ転がったりしている。へえ~こんな風にのんびりできるようになってるんだ~、と感心しながら、彼の隣に座った。

「さっき車、乗ってたでしょ。どこまで行くの?」

「どこって考えてないんだよね。道内を走ろうと思って来たの。最初は海沿いから行こうかなくらいの予定。そっちはバイクに乗ってたよね。」

「うん、そう。俺先月も道内走ってたんだけどさ、どうしても用事ができて青森まで行ってたんだ。でもまだ走ってない走りたい道が一本残ってるから、そこ走りに戻ってきたの。それ走ったら本州に帰るつもりなんだよ。」

「へえ~そんなどうしても走りたい道があるんだ~・・・。で、どれくらいもう走ってるの?」

「俺は日本一周してきて、最後の北海道だよ。」

「ええ~~~!!!日本一周?!すごいねえ!」

すると彼はいとも簡単に「いや、こうやって走ってるとさ、日本一周なんてやってる人いっぱいいるんだよ。みんなそれくらいは走ってるんだ。珍しくないよ。」と言って、笑った。「寝るのはどうするの?ライダーハウスの地図、持ってるの?」

ライダーハウスの地図は、北海道の地図を買った時に本屋さんで一応見つけた。道内を走っているバイクのライダーのための宿で、すごく安くなっている。一番安いのは無料、つまりタダから、大体高くても1000円くらいで泊まれるようになっている宿が道内にポツポツあって、その位置を書いてあるライダーハウス地図というのが売っているのだ。でも私はまた道の駅のお世話になろうと思っていたので、その本は買わなかったのだ。

「持ってないけど。やっぱりライダーハウスに泊まった方がいいのかな?」

「いや、道の駅でも平気ならいいけどさ。一応この辺のライダーハウスの地図少し自分の地図に書き写しておきなよ。いざって時に行けばいいじゃん。もうちょっと奥深くまで行ったら、またその辺でライダーに地図見せてもらって写せばいいよ。ライダーなら絶対誰か持ってるからさ。」そう言って彼は私にライダーハウスブックを貸してくれた。私は急いでなるべくたくさんのライダーハウスを書き写した。

「あ、じゃあこれあげる。」彼がポケットから小さな紙をたくさん出した。鈴木食堂、50円引き券と書いてある。

「これね、鈴木食堂って根室半島の先にあるんだけどね、もしそこまで行ったら、絶対行ってさんま丼食べなよ。すっごいうまいから。そこライダーハウスもやってるから、夜でもたどり着きさえすれば、大丈夫だよ。さんま丼絶対食った方がいいよ。」

「OK、わかった、鈴木食堂のさんま丼ね。」私はその50円引き券を財布にしまった。

そろそろフェリーが函館に到着する。私たちはそれぞれ車とバイクに戻った。

「じゃあね、気をつけてね。ライダーハウス写させてくれてありがとう。」

「うん、そっちも気をつけて。良い旅をね。」

函館港に着いて、彼はバイクで走って行った。考えてみたら名前も聞かなかった。次は私も誰かに「良い旅を」って言おう、と思って私も出発した。やっと北海道の地を踏んだ。

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さて、北海道編

次は北海道に行こう、と決めてから、私は一応色んな友人に連絡しておいた。もちろん、何の予定も入ってないから行くのだけど、不在ということと、携帯は持って行くから連絡はつく、ということを伝えておいた方が良いと思ったからだ。おもしろかったのは、女の子の友達はみんな「いいなあ~気をつけて行ってきてね~!」と応援してくれるのに対し、男の子の友達は「一人で行くの?信じらんない。やめなよ、危ないから」と反対派が多かったことだ。中には、そんなに車ばっかりで危ないから、と言って携帯に差し込むとハンズフリーになるワンちゃんをくれた友達もいた。そのワンちゃんに話しかければハンズフリーで電話できるのだ(当時は運転中に携帯で話しても違法ではありませんでした)。その友達にも危ないから行かないようにと散々怒られたが、私はありがたくそのワンちゃんを連れて出発することにした。

出発にあたってちょっと困っていたのは、どうやって東京を抜けるか、ということだった。私は自慢じゃないけど、都内は運転できない。絶対迷ってどこかに行っちゃうのだ。もちろん地図は都内はよくわかんないし、カーナビなんてあるわけがない。でもどうしてもなるべく陸路で行きたいので、東北自動車道に乗って行きたい。それを友達に電話で言ったら、彼が「なんだ、じゃあ俺が電話でナビしてやるよ。」と申し出てくれた。

「ええ~!ほんと!こんな時のためにハンズフリーがあるよ!ナビしてもらいながら運転できるし、助かるよ~!」

「へえ、ハンズフリー買ったんだ。」

「ううん、もらった。」

「・・・まあ、いいや。」

彼の言う通りに地図でなんとなくイメージトレーニングをした。横浜の部屋を出て東京を抜けて大宮で東北自動車道に乗る。

「ま、出たら電話しな。」

「ありがとう~!ナンマンダブ、ナンマンダブ」

「いや、拝まなくていいから。」

そして出発の朝、問題なく東京に入り、電話で誘導してもらいながら東北自動車道の入り口まで走る。夏の暑い、とても良い天気の日だ。今回は北海道ということもあって、一応毛布も持ってきた。でもこんなに暑いんだからいらないかもしれないなあ。四国で寝づらかったりしたから、まくらも持ってきた。車だからスペースがあれば何でも入れてこられる。快適な旅になるようになるべく気がついたものは持ってきたつもりだ。ガソリンも満タンにした。後はとにかく北に行こう~。

「あ~見えた、東北自動車道、入り口って書いてある!」

「じゃあ、後はそれに乗って行けるな。」

「ありがとう~!ほんとに助かったよ。一人だったら絶対途中でわかんなかったね。ありがとね。じゃあ行ってくるよ~!」

「おう、じゃまたな。帰りはわかるんだろうな。」

「ま、なんとか帰ってくるよ!じゃ行ってきま~す!」

そうして私はやっと東北自動車道に乗って走り始めた。

北へ北へ

ティナ坊では前から結構走っている。大阪、京都、奈良も行ったし、新潟も行った。でも東北自動車道は初めてだ。結構道が広くてきれいで、快適に走れた。ここは簡単だ。まっすぐ北上すればいいのだ。

ひたすら走る。たくさん持ってきたCDもかけているけど、イマイチどれもしっくりこない。やっぱり、まだ「北海道への途中」と思っているから、自分の雰囲気が固まっていないのだ。まっすぐまっすぐ北上してきたが、とうとう日が暮れてきた。暗くなると私は目がしょぼしょぼして危ないので、なるべく無理して走らないで止まることにしている。本当は八戸まで行きたかったけど、暗くなったらこりゃダメだ~と自分ダメ出しが出た。仕方ない、次の大きめのパーキングで止まろう。

岩手山パーキング

走って行くうちに見えてきたPの看板には「岩手山パーキング」と書いてあった。さすがにここまで来るとパーキングの名前も聞いたことがない名前だ(当たり前だね)。パーキングに入るとそんなに小さくなくて、まあまあいい感じ。停まっている車はどれもでっかいトラックばっかりだ。そんな中にティナ坊を停めて、久しぶりに車から降りた。

「さ、さむーーーっ!」

9月の始めだというのに、さ、寒い!横浜はあんなに暑かったのに、温度ってこんなに違うもんなの?!トイレの周りではトラックのおっちゃん達がタバコを吸って休憩している。化粧ポーチなんか持ってトイレに行くのは私だけだ。こんな女の子らしくない旅行でもせめて洗顔フォームで顔を洗うくらいの基本ラインは守らねば。案の定女子のトイレはガラガラだ。水道をひねると、この水がまた冷たい~!なんかスキー場に向かう途中を思い出す。

私はきれいに顔を洗って化粧水とクリームをつけ、コンタクトをはずしてメガネにし、歯を磨いてリップクリームを塗った。さ、後は車の中を寝床にするのみ。四国でやったようにフロントとサイドのガラスに日よけシートやタオルを張って目隠しにした。四国での旅行で学習し、タオルを張りやすいようにわざわざひもを引っ張って、洗濯ばさみも持ってきた。完璧である。アイドリングしながら寝てる人もいるけど、私はしない。地球にやさしいというよりも、ガソリンがもったいないので、自分の財布にやさしいからだ。持ってきたまくらをポフポフして、その上に頭を乗っけた。大きな道をひたすら走ってきたから今日は疲れた~・・・。そう思いながら寝た。結構寒かった。

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なんでなんで~?

娘は今「なんで?どうして?」時期です。

先日、私の弟を一所懸命呼んでいた娘。「あきらく~ん!あきらく~ん!」2階に何かを取りに行ってなかなか降りてこないので必死に呼んでいる。「あきらく~ん!!」ふとそこではっとして私の方へ真顔でやってきた。

「ねえママ。・・・・・・くんってなあに?」

おお~なるほど、そこに気がついたか。「くんはねえ、男の子の名前の下に付けて呼ぶんだよ。」

「なんで?」

「う~ん、付けた方が親しみがわくのかな?仲良しの感じがするんだね。」

「なんで?」

「う~ん、何もなしで呼び捨てだとちょっと乱暴な感じなんだね。」

「なんで?」

「え~と~」そろそろ答えに詰まってきた。

「じゃあ、**ちゃんもくんにする!」

「いや、(娘)ちゃんは女の子だからくんじゃないんだね。だからちゃんって付けてるでしょ。」

「・・・・・・どうして?」

このへんまでくるとなんだかもう禅問答みたいになってくる。でもしゃべれるようになってから毎日2年くらい呼び続けて、ある日突然「あきらくん」ではなくて「あきら」「くん」ということに気が付いたってのがおもしろい~。こういうことって説明されてではなくて自分でわかったりするんだなあと興味深く思うと同時に、やっぱり子供ってすごい!と思いますねえ。「あきらくん」とか「弟くん」とかがいっぺんに結びついたんでしょうねえ。

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ちょっと休憩小話

その1

弟の携帯のメール着信音が鳴っている。チャラララ~チャチャチャララ~ン♪昔懐かしいゲームのシンプルな電子音。ちょっと前からこの着信音に変えていたのはわかっていたけど、今日突然、目の前に画面が現れた!

「ねえ、これってドルアーガ?」

「ええ~~!?よくわかったねえ!」

「だって居間のテレビでず~っとゲームやってたの自分じゃん。」

「でもあれ僕小学生だったから20年以上前だけど・・・?よくドルアーガとかって単語が出てくるねえ!」

「・・・・・・。」あらヤダ*^_^*

その2

娘がトトロにはまっている。それはもう毎日DVDを見るほど。私としてはどんな訳なのか勉強したいので是非英語吹き替え&英語字幕で見たいところなのだが、変えるとものすごい怒られる。

「ママ、なんか変えないで!」

「だって、どんな英語なのか、ママ知りたいんだもん。一緒に一回見てみようよ。」

すると娘がびっくりして一言。

「えー、トトロって英語もしゃべれるの?」

いや、むしろトトロはぐぉあーーーってだけだと思うんですけど・・・。

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四国の後

さて、四国から帰ってきて私は1つ入っていた仕事に取りかかっていました。イタリアの時計メーカーの新商品発表会の通訳です。打ち合わせで「イタリアから本社のミスター**がいらっしゃいますので、その方のステージでの新商品説明の通訳をお願いします。」と言われてびっくり!「わ、私イタリア語できませんけど???」「ああ、大丈夫彼は英語で話すから。」「ああ~な~んだ良かった。」通訳といっても、事前の打ち合わせで大体どんなことを話すのか、お互いに確認を取り合います。専門用語など、わからないことはその時に質問できますしね。少し遅れてやってきたイタリア本社の方はやさしいおじさん、という感じで、いかにもイタリアらしく明るく開放的にしゃべり、打ち合わせでも丁寧に自分の原稿を説明してくれました。

そして本番

ステージに立つ彼の横にぴったりくっついて彼の説明を順に訳していきます。さっきミーティングしてあるから楽勝です。ところが、突然おじさまはくるっと私の方を向き、「ヒロコ、ここからはさっき教えた原稿にはない話をするからね」と言ってパチっとウインク☆「え?アドリブ?」すると彼はどあ~~~っとしゃべり始めるではないですか!「ひえ~~~」と思いつつも慌ててペンを走らせ、おじさまのしゃべる英語をとにかくメモ用紙に殴り書き!ひとつでも多くの単語をメモることができれば自分が楽なわけです。「ぎゃ~~~~!」と心の中で叫びつつも顔にはペロンとまじめな表情を貼っておいて頭の中で一人パニック!もう「minits」なんてただの波線~。そしてメモ用紙の上から順番に訳していくんですが、訳し漏れがあっては大変なので、書いたメモを訳しながら上からすんだ部分を消していきます。「よし、これも訳した、これも言った、これもOK・・・」マイクで訳を話ながら、全部訳し終わったところでおじさまを見て目で合図すると、彼もにっこり。そして「and・・・」とまだまだ続く!もうメモ取りながらまるで目がぐるぐるになってるマンガのキャラのよう~!脳みそが耳から流れる~~~・・・。

ステージが終わってバックステージに戻るとスタッフのみんなの「お疲れ様~!」が身にしみる・・・。そして気分はもう「次はどこに行こうかな・・・」。すっかり車の一人旅が楽しくなった私は、すぐまたどこかへ行きたくなっていたのでした。この新商品発表会は2日間。その後は今度は休みが10日間あるから、行くならそこしかない!でもどこにしよう?そんなことを考えつつも、1日2回のステージなので、次の部がまたやってきます。そしてまた目がぐるぐるパニック~!しゃべるのとアドリブが大好きなおじさまの説明会はまだまだ続く・・・。もし今アドレナリン分泌を計れたらぶっちぎりだと思う私。

気分は次へ

そんな時、休憩時間に友達のAちゃんから電話が。「来週彼氏と北海道に行くんだ~」と言うAちゃんの話を聞いた途端「北海道?!」そうか、北海道があったか~!と心はすでに北海道へ~!よし、次は北海道に行こう~!!

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旅~四国編♪

私はたまに(というかわりとしょっちゅう)車で走りたくなります。長距離大好き!車にこだわりはないんだけど、とにかく走り続けるのが大好き!です。

四国へ行こう!

2000年の夏に、ふと思い立って車で旅行に行ったことがあります。夏は大体展示会の仕事は少なくて、イベントが増えます。私は外のイベントは体力的に辛かったので8月はあまり無理せず、その分丸々一週間以上スケジュールがあく、なんてことがありました。そこで、ふと四国に行ったんですね。「そういえば、四国はまだ行ったことがないなあ」と思った途端、ムクムクと行きたくなり・・・当時一人暮らしをしていた横浜のアパートから東名で名古屋まで行き、そのまま淡路島を通って四国へ。海に沿って走ろう、とルートを決め、逆お遍路さん方向でぐるっと回りました。最初は車でひとりで四国なんてできるかな・・・と不安もあったんだけど、ま、ダメだと思ったらそこから引き返してくればいいや、と思ったら不安もきれいさっぱり!それにまったく急がない旅なんだから、どこででも疲れたら止まって寝る!という風に自分で決めました。そうしたら無理しないもんね。

まさに車中生活

8月で暑かったけど、ガソリン節約のためほとんどエアコンをつけず、夜も高速の「道の駅」に停めて椅子を倒して車の中で就寝・・・。道の駅はどこも新しくてきれいで、夜中もトイレが使えるので大好きでした。まずフロントガラスに日差しよけのジャバラになってるやつを乗っけ、周りの窓にもタオルなんかをぶら下げて中が見えないようにして、それから助手席を思いっきり倒して寝てました。(まるでおっちゃんだね!)普通のマツダファミリアなので中はそんなに広くならないけど、結構快適に毎日寝てましたよ。ちなみにファミリアのアスティナという車だったので、勝手にティナ坊と名前をつけてかわいがっていました。

着替えなんかはトイレの水道で洗濯して車の中に紐を引っ張って干し、昼間走って乾かします。走るとそれがパタパタとなびいて生活臭満載!すれちがうおじさんもびっくり~。それでも毎日お風呂に入ることは自分で目標にかかげ、ルートの近くに温泉がないか調べて必ずお風呂に入りました。温泉がどこにでもあって簡単に入浴だけでもできる日本ってすばらしい~!

娯楽もね

車で何が好きかって、音楽かけ放題なことです♪私は子供の頃から気に入った曲をえんえん繰り返して聞くという聞き方をするので、わりと周りの人がうんざりします。CDなんかもアルバムなのに1曲をずっとリピートでかけててプレイヤーが壊れてるのかと思われるくらい聞いてます。こういう車の長距離旅にはCDをたくさん持って行きますが、その土地とその時の自分の気分で合うCDを繰り返し聞くのが多いですね。四国は色々かけてみましたが窓を開け海を見ながら走って「合うな~」と思ったのはイエローモンキーでした。あの演歌なロック調が四国にぴったり!なんでやねん?あと意外にキンキキッズの1stアルバムも良かったですねえ。ジャニーズのCDは初めて買って聞いたけど、四国でこんなに良いとは~!

ごはん

ごはんはやっぱりうどん!安くておいしかった!どこにでもあって簡単に食べられて安くておいしい!すばらしい!でもうどんばっかりで飽きた時にはコンビニでしたけど。ま、貧乏旅行ですから。

そして帰り道

四国を走って思ったのは、結構速く回れちゃったこと・・・。まだ日数的にも余裕はあるし、もっとかかるかと思っていたけど、さてどうしよう・・・。今回は海を見ながら、という走る設定だったので、じゃあおまけも水周りにしよう、と琵琶湖に寄って行くことに♪ぐる~っと琵琶湖を見ながら回って走っていたら結構入り組んでくねくねした道で時間がかかり、日が暮れそうになりました。琵琶湖、でっかいね。

ずいぶん簡単に書いてみたけど、四国はこんな感じ。また何か思い出したら書き足そう~!

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どうしてモルディブ?

よく人に「どうやってだんなさんと知り合ったの?」と聞かれます。

私は以前一人暮らしをしていて、展示会のナレーターやイベントのMC,ステージ通訳なんかをしていました。その仕事は始めて丸5年で、だんだん大きな仕事の話が来るようになったり、オーディションも受かるようになったりして、結構安定してきていました。猫も飼っていたし、彼氏もいなくて、仕事して友達と飲んで食べての楽しい日々。すると出てきた私のサバイバル魂。つまり何かに必死になりたくなったんですね~。もちろん仕事で必死になる場面は多々あったけど、イベントは短くてすぐ終わってしまいます。(だから良いってのもあったんだけど)う~んそろそろ日本を出て仕事したい・・・。と考えるようになりました。やっぱり母国語が通じない場所で生活するってことは大変なんだけど、それと引き換えの達成感が並じゃない!あの充実感をもう一度!

そこで、英字新聞「ジャパンタイムス」の購読を始めました。読めば通訳の勉強になるし、週一回の求人欄がなかなかGOOD!これで次の仕事何かないかな~と見るのが毎週楽しみ。でもほとんどの求人には「NATIVE ENGLISH」と書いてあって、それで私は断念。だってネイティブじゃないんだもん。そんな時、はっと目についたのが「モルディブ **トン ホテル ジャパニーズスタッフ」の文字。何度見てもどこにも「NATIVE」とは書いてない。「モルディヴって確か南の島だよね!一度南の島に住んでみたい」ちょっと前に出張で初めてハワイに行った私はすっかり南の島が気に入って、安直に住みたいなーなんて考えてました。早速連絡先に電話してみると「今モルディブ**トンの総支配人が出張で日本に来てるんだけど、あさって帰っちゃうから、明日急いで面接に来られるかな?」ということだったので、次の日に面接に向かいました。その前にモルディブがどこにあるのかわからなかったので、本屋に寄って地図を立ち読み!なるほど、インド洋!

面接ではオーストラリア人の総支配人と楽しく話をした、という感じで終わり、後で携帯に連絡をくれるとのことでした。次の週、仕事で展示会のナレーションを終えた時、携帯に番号否通知の電話が!モルディブからの仕事採用の電話でした。「それじゃあ来週あたりこっちに来てくれる?」明るく言う人事マネージャーの声に「ええ~!?来週~!?」もちろん、そんな早くは行けませんでしたけどね。海外での就労ビサを取るために日本の警察から無犯罪証明書をもらわなければならなくて、それが2週間くらいかかるんです。部屋も引き払い、荷物をまとめて実家に預け、泣く泣く猫をもらってもらい、出発するのに一ヶ月かかりました。

そしてモルディブ**トンのジャパニーズゲストリレーションとして働くことになりました。ちなみにロビちゃんは私がいたデスクの隣のレストランで働いていたんですねー。どこにあるかも知らなかった国がこんなに身近になるなんて、人生はおもしろいです~。

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ハーフを考えて

ここではみなさんにちょっと問題提起・・・

みなさんは「ハーフっていいよね」というような言葉を使ったことがありますか?何気なく使っている「ハーフ」、実は言われて嫌な思いをしている人達もいます。そして私もその一人です。子供のことを「あ、ハーフなの?」と言われるたびに「またか・・・」と思うんです。まず、「ハーフ」の意味を考えてみてください。英語で「半分」という意味ですよね。これを人に対して「半分」と使うのは、もうすでに失礼な感じがしませんか?そして和製英語での意味は「半分日本人ではない」という意味です。でも、ちょっと待って。例えばうちの子供達は日本国籍を持っています。でも国籍は目に見えないからわかりませんよね。つまりは外見だけで「あ、ハーフ?」となるわけです。

そして「ハーフだからかわいいよね」と言う人がたくさんいます。褒め言葉だと思っている人が多いのでじゃんじゃん使われます。でも、「ハーフだからかわいい」っていうのもおかしいと思いませんか?「**ちゃん」は「**ちゃんだからかわいい」なら言われる方もうれしいんじゃないでしょうか。小さい子供のことを「**ちゃんってかわいくないよね」と言う人はあまりいませんよね。もともと子供は邪気がなくて無垢だから、みーんな同じようにかわいいのだと思います。「いいなあーハーフがいいから外国人と結婚したい」「私は子供だけハーフが欲しいなあ」これもよく聞きますが、私は単に、今まで付き合った人の中でロビちゃんが一番良い人だったから結婚したわけで、それがたまたま違う国の人だったわけです。みんなの言う「ハーフの子供」は結果論です。外国人なら誰でも良かったわけでもないし、ハーフの子供が欲しかったからでもない。そういうのを全部すっ飛ばして「いいねえ、ハーフの子」と言われるとやっぱり嫌な気持ちになります。

まだ娘が2歳前だった頃、近所のジャスコでモデルスカウトのおばさんに声をかけられたことがあります。おばさんは「えーとハーフ?じゃないわよね?」とわけのわからないスタートを切り、「どこ?フィリピン?」と勝手にどんどんしゃべってモデルをやらないかと言ってきました。私は大きくなって自分がやりたければモデルでも何でもやればいいと思っているけど、こんな小さいうちから仕事をする必要はないと思っている、と断ると、びっくりしていました。かなりしつこく連絡先を聞こうとしてましたが、私が悪いけどそのつもりはないと言い続けると、おばさんは最後に「せっかくハーフなのにもったいない!」と捨てゼリフを残して去って行きました。この言い方に私もかなりかちんと来ました。だって「せっかく」だの「もったいない」だの、人の子をまるで物みたいに言うあんたは何様なの?と思うじゃないですか。

また、他のお友達のママからも言われることもあります。前に「(娘)ちゃんはダンスが得意でしょ?」と言われ、「なんで?」と聞き返すと、「だって黒人はダンス上手じゃない!」これって・・・日本人はみんな空手ができると思っているのと同じレベルだなあ~なんて私が思っていると、「リズム感とかすごいよね!」とさらにきます。「でもモルディブはアジアだからやっぱり手踊り主体というか・・・そんなでもない気がするけど」すると「でもほら~サンバとかさ」それは南米だよ~!アジアって言ってるじゃん!と心のツッコミは大炸裂です。大体モルディブと南米じゃ地球の裏側くらい離れてるってば。これはロビちゃんを見て「色が黒い=黒人=ヒップホッパー」と思っているのでしょうか・・・。あ、でもサンバ?もう意味不明です。

これを読んで純粋に「ハーフ」を褒め言葉だと思って使っていた人は驚くかもしれません。良いことだと思っていたのに気にする人がいたなんて???と思うかも。もしかしてこのヒロコさんって単に神経質なんじゃないの?とか。まあ私も神経質な所もあるかもしれませんが、この話題になると、実際に外国人と結婚して子供を持っている人達はかなりの割合で「ハーフと言われるのが好きじゃない」と言います。私の友人で現在ヨーロッパに住んでいる2児のママは、「こっちでも「オリエンタルの血が入ってるからかわいいね」って言われるからむかつくよ!」と言ってました。やっぱり親としては「ハーフだから」ではなくて子供本人を見て欲しいと思うのは当然のことではないでしょうか。

こういう話をすると、「じゃあ何て呼んだらいいの?」と言われます。私は、特別に呼ばなくてもいいじゃん!と思っています。「違い」という「差」で「別に」「分ける」ところから「差別」が始まると思うからです。

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モルディブってどんなとこ?

よくモルディブってどこ?と聞かれるので、簡単に私の解釈で書いてみます。旅行用のガイドブックというわけではないので、あくまでいち個人の文として読んでみてください。

モルディブはインド洋に浮かぶ小さな島々の国です。インドのすぐ下で、文化もインドの影響を色濃く受けていますが、宗教は100%イスラム教です。つまり、モルディブ人=イスラム教ということです。

国土のすべてが島なので、島ひとつひとつで役割が分かれています。首都の島マーレ、国際空港の島フルレ、リゾートホテルのある島、モルディブ人が住むローカルの島、その他にもガスタンクがある燃料の島、牢屋のある島(これがほんとの島流し?)、全部がポツポツと点在していて、その間の海を人々は行き来しています。交通手段は主に3つ。水上飛行機で飛んで行く、スピードボートで行く、ドーニと呼ばれる船で行く。まあ大体のモルディブ人はドーニでどこでも移動しています。観光客もまず空港のあるフルレに降りたら、首都マーレに行くにはドーニに乗ります(空港とマーレは近いからね)。でも遠いとなかなか難しくなります。たとえばロビちゃんの実家のあるローカルの島に行くには、水上飛行機なら40分くらい、スピードボートなら3時間、ドーニだとおよそ9時間くらいです。9時間!でも島のみんなはマーレに用事があって来る時はみんなドーニでのんびりやってくるんですよ。ロビちゃんなんて子供の頃、まだそんなに良いエンジンのドーニが多くなくて、帆船でマーレに行った時は3日かかったそうですよ!すごい!

話がそれましたがそんな感じで小さな島に住んで船で行き来しているみんなの生活を思い描いてもらえればと思います。ちなみに、リゾートホテルもたくさんありますが、リゾートホテルの島はホテルだけなので、普通のモルディブ人はやたらに入ることはできません。もちろん観光客もローカルの島に勝手に行くことは難しいと思います。たいていはリゾートホテルでローカルの島に観光に行くオプショナル・ツアーをやっているので、それに参加すると行くことができます。つまりモルディブ内では、国民のローカル島での暮らしと、リゾートホテル島での暮らしで大きく分かれています。モルディブではイスラム教にのっとってお酒類は一切禁止、豚肉も犬も国内持ち込み禁止ですが、リゾートホテルのある島ではホテル内のバーやレストランでお酒を飲むことができるようになっています。もちろん豚肉料理も出ます。治外法権みたいな感じですね。

言葉はディベヒ語というモルディブだけの言葉です。「ディベヒ」というのが「モルディブ」と無関係に聞こえますが、彼らは自分達のことを「ディベヒラーッジェ」と呼びます。つまり「ディベヒラーッジェ」の「ディベヒ語」なわけです。日本でも「日本人」にとっての「日本語」ですが世界のみんなは「ジャパニーズ」と呼びますね。「日本」にとっての海外名が「ジャパン」なのと同じように、「ディベヒ」の海外名が「モルディブ」なんです。

食事はお米のごはん、お魚、カレー、チャパティのようなうすっぺらい丸いナン(ナンともちょっと違う気もするけど)などで、日本人には合うと思います。私は何よりもお米が好きなので、ごはんとお魚はとてもおいしかったですね。アメリカに留学していた時はパンと肉ばっかりでとても困ったので、やっぱりアジアは楽でいいなあ~と。

大体こんな感じでしょうか~。少しでもご参考になれば、と思います~。

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おかしいなあ~

写真をアップ!とか書きながらどうやって写真を載せるのかわからない・・・。「画像の挿入」というところをクリックしてみてるんだけど、ポコンって音がするだけで何も起こらないよ~・・・。こんなんじゃ前途多難です。

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初めまして

みんなに近況報告をしやすいかな~とブログを始めることにしました。これならブログに遊びにきてもらえれば報告できるし、コメントもらえたらうれしいしね。

それにメールのやりとりで、色んな人に「メールが長い!」と驚かれ・・・。きっとこれは昔から書く・描くことが大好きな私が今自分の時間が思うように取れなくて書くことに禁断症状が出ているのだな~と自覚してきたからでもあるんです。もう書き出したら止まらない~。どうせならちゃんと書いた方がいいかもね、ということでこっちを書き始めたら、あなたへのメールが短くなるかも!

でもなにせ子供二人が寝てからやっとできるので、毎日更新できるかどうかが怪しいところ・・・。まあのんびりやってみます~。気軽に遊びにきてね。

今日は先月モルディブに里帰りした時の写真をアップ!娘と息子は砂浜できな粉をまぶしたモチのように遊び、真っ黒に日焼け。ロビちゃんの実家の島にも日帰りだけど行くことができて、ハムディママに息子を会わせることができました。実家のごはんはどれもおいしかったー!去年帰った時はロビちゃんが「辛くしないでね」と電話しておいたにもかかわらず結構スパイシー!で、辛いの苦手な私は四苦八苦。「だから言ったのに!」とロビちゃんが言ったら、ママは「チリ4本しか入れてないのに・・・」もう~お手数かけるヨメでスミマセン。今年は全然辛くしないで作ってくれてました。ごめんなさい!どうもありがとう~!ほんとにおいしかったのよ。ほんとは辛くてもバクバク食べられたらいいのになーと思っています。

娘が一緒にいるのはいとこの子達と島の子達。娘はお姉ちゃんお兄ちゃんに囲まれて大喜び。

ビーチで家族で撮った写真は、リゾートです。今年は10日間だけだったから忙しくてリゾートは無理かなとも思ったけど、友達の紹介で首都マーレから近くのドンベリというリゾートに2泊できました。アイヴァンありがとー。ディベヒ語でドンは白、ベリは砂浜、白い砂浜という名前です。夕暮れ時に撮ったのであの強い日差しではないけれど、4人で撮った写真がこれしかありませんでした。でも家族って感じでしょ。

今年は行った時ちょうど雨季だったけど、私はモルディブの雨は好きなので降っても全然OK。だって涼しいんだもん。濡れてもすぐ乾くしね。

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