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み~んなストレス

幼稚園が始まって二週間目に入ったある朝、とうとう娘が幼稚園に行きたくないと大泣きしました。その日は朝から私とロビちゃんがリゾートにいた頃一緒に働いていた友達が友達を連れて来ていてにぎやかだったのですが、幼稚園に行く時間が近づいてさあ行こうと言ったら、行きたくない~!と泣き始めたのです。友達も、バイクで乗っけて行ってくれているロビちゃんのお兄さんもビックリ。私も驚いて聞くと、友達とお話もできないし、先生も何を言ってるかわからないし、つまんなくていやだと言うのです。まあ、言葉が全然わからないというのは、辛いですよね。私も昔アメリカに留学したのですが最初はやはりな~んにもわからなくてそれはそれは大変でした。19歳でもあんなに大変だったのに、4歳で同じシチュエーションにいるんだから、そりゃ辛いよなあ~と悲しくなってしまいました。ロビちゃんも、日本に来た当初は日本語はまっっったくわからなかったので、気持ちはよう~くわかります。どうしてもいやだと言う娘に、今行かないと学校に入るときもっと大変になっちゃうよと説得しましたが、ここで幼稚園をきらいになられちゃっても困るしなあとかなり困りました。とりあえず、バイクでロビちゃんのお兄さんに送ってもらうんじゃなくて、私がタクシーで一緒に行くことで納得してくれたので、息子も連れてロビちゃんと一家四人でタクシーに乗り込みました。

教室まで一緒について行くと、泣いている娘を見て先生もびっくり。行きたくないって言ってて、と説明すると先生も大丈夫大丈夫と娘をなだめてくれました。娘は教室まで行ってしまったらあきらめたのか、泣き止んで「お兄さんじゃなくてママが迎えに来てね。じゃあバイバイ」とあっさり手を振りました。ほっと一息、先生によろしくお願いしますの目配せをして帰ろうとすると、泣いていた娘と親である私達を見た他の男の子が今度は泣き始めたではないですか。そうでした。そうでした。日本で私がフィットネスに通っていたときに預かってもらっていた保育ルームでも、他の子のママが来たり、誰かが泣くとつられて泣いちゃう子がいるんでした。男の子は完璧に泣き始めているのでごめんね~と急いで教室を出ましたが、どこの国でも子供相手の先生は大変だなあと思いました。一番小さいクラスの子達は3歳前の子がいるのでよくママ~!泣いていて、先生が抱っこしているのを見かけます。子供は世界どこでも同じですねえ。

その日はらはらして迎えに行くと、案外娘はけろっとしていて、子供ってそんなもんなのね、と改めて思いました。「あのねママ、今日やだと思ってたけど、新しくお友達できたよ」だって。なんだそりゃ。そして次の日もその次の日も、私が一緒にタクシーで行くことを条件にあまりいやがらなくなりました。バイクに乗るのを喜んでいたのでよいかと思っていましたが、やっぱり誰かに連れて行ってもらう、っていうのもダメだったのかもしれませんね。「ママと一緒に行きたいの。ママに迎えに来てほしいの」ということで、結局私が毎日送り迎えをすることになりました。今はまだ慣らし保育で12時までなので(ほんとは12時半まで)、朝10時に送って行って12時に迎えに行くとなると、結構あわただしい午前中です。お昼ごはんも作っておかなきゃだし(一回帰ってきてから作ったらお腹すいたと怒られた)、洗濯してたり買い物に行ったりするとあっという間なんですよね。

しかも息子は朝からパンケーキを焼けとか言います。日本から母に送ってもらった箱に日本の「お豆と雑穀のパンケーキミックス」が入っていて、子供達は大喜びなんですね。だって、こっちで買ったパンケーキミックスはやっぱりあんまりおいしくないんですよ。で、朝から焼くはめになるわけです。息子は自分の思うようにならないとものすごい怒って泣いて叫ぶので、それと戦うよりさっさとパンケーキを焼いた方が早いんですね。しかも息子が毎朝起きるのが一番早くて、6時半とか7時に「お腹ペコペコ~!」と言って起こしてくれるので、時間もたっぷりあるわけです。まあ疲れてたり夜遅かった日にはかなり迷惑ですけどね。娘はというと、シリアルが気に入っているので簡単です。

そしてある日、娘が言いました。「ママ、他の子は幼稚園の休憩の時間におやつも一緒に食べてるんだけど、どうして私はないの?」へっ?!おやつ???そうなんです。幼稚園の初日、うちの子だけジュースを持って行かなかったんですね。途中でおやつ休憩があって、そのときに飲むドリンクを持って来てないんだけど、と先生に言われてビックリ。ロビちゃんに初日何を持って行ったらいいのかちゃんと聞いてきてねと頼んでおいたのに、ロビちゃんもいまいちわかっていなかったらしく、私はまったく寝耳に水でした。でもミネラルウォーターのボトルを持たせていたので「お水持ってるけど」と先生に見せたら「お水だけじゃダメよ。何かジュースを持ってこなきゃ」え、そうなの?娘に聞いてみるとなるほど、みんな何か小さいパックのジュースを持って来て飲んでいたのだそうです。「じゃあ、今日はどうしたの?」と聞いたら「先生がチョコ牛乳くれた。おいしかったよ!」とのこと。あらら~・・・。それからは毎日ジュースを持たせるようにしたのですが、それにしても幼稚園で毎日ジュースを飲むなんて?と私は思っていたのでした。それが、今度はさらにおやつ?!「みんなおやつ持って来てるの?」「うん」「じゃあ今日までどうしてたの?」「今日はお友達がチョコレート!って言って少しくれた」ガーン!一週間以上、うちの子は他のみんながおやつを食べているときにおやつなしで見ているだけだったのでした。そりゃあ行きたくなくなるよねえ・・・。ごめんよ、娘。早く言ってくれればいいのに~・・・。謝る私に、でも本人は意外とあっさり「まあ、ジュースだけでも結構おなかいっぱいになっちゃうから、いいよママ」なんてなぐさめてくれました。てなわけで、次の日からは小さいお菓子とジュースをたくさん買ってきて毎朝娘の幼稚園バッグに一つずつ入れることになりました。でも、幼稚園でジュースを飲んでお菓子を食べてくる娘は、もちろんお腹いっぱいになってちっともお昼ごはんを食べなくなりました。そりゃそうだよねえ。で、お昼をあまり食べないもんだからお腹がすいて3時のおやつにまた甘いものをたくさん食べたがるようになり、全然ごはんを食べなくなっちゃいました。幼稚園のシステム、ちょっと問題あると思うんだけどー!でも甘いもの大好きのモルディブ人、そんな一個のお菓子と一パックのジュースなんて、なんとも思ってないんだろうなあ。

それでなくても、確かに甘いものはおいしいです。特にこっちに来るとすごく欲しくなるんですよねえ。私は日本にいると普段は甘い飲み物は飲まないんですが、モルディブだとジュースはおいしい!チョコ牛乳もおいしい!真夏でも砂糖なしの熱いお茶しか飲まない私が、こっちだと冷たいオレンジジュースをごくごく飲みます。やっぱりそれだけ暑いんですよね。甘いものは体を冷やす作用があるので、汗だくだくで暑い中ジュースを飲むとす~~~っと楽になるんですよ。ただ水を飲んでもこうはにならないんです。だから私もここにいるとかなり甘い物をを飲みます。日本でだったら考えられないです。自分もそうなのであんまりダメダメ言いたくないんですが・・・息子はもうすっかりジュースジュースでくせになっているし、娘もアイスクリームばっかりでとても心配です。特に最近モルディブ人で太っている人増えたしね・・・。昔はこんなにいなかったけど、今はすごいですよ~!すっごい太っている人結構見かけます。やばいですよ。虫歯も怖いしね。でも郷に入れば郷に従えなのかしら。なんて考えつつ、今日も息子に見えないようにこっそり娘のバッグにお菓子とジュースをしのばせました。一度息子もいるところで幼稚園用のお菓子とジュースをまとめ買いしたらその日のうちに息子がぜーんぶ飲んで食べちゃったんですよ~。

ロビちゃんは仕事でやることがいっぱいで胃が痛い、頭が痛いと言って辛そうだし、息子は「日本に帰る~!日本に電話して~!おかあさん(私の母)にこんにちはする~!」と泣き叫ぶし、なんだかみんなストレスたまりまくりになってきました。ちょうどそういう時期なのかなあと思いつつ、デング熱でストレス爆発させた私は今意外と平気。ここのヤマを越えればきっとちょっと楽になるよね。

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マーレのお買い物 その2

マーレのお買い物 その2

マーレでは、いろんな国からの輸入品がほとんどです。というのも、この小さな島の集まりのモルディブでは生産しているものはあまりないからです。工場があって作っているもので有名なのはツナ缶ですね。マグロの肉の缶詰はいろんな種類があって、ローカルの島の工場でじゃんじゃん作っています。あと、かつおぶし。こちらでもカツオを干してカチカチにしたものを食べるので、フレーク状だったり粉状だったり日本と同じように切り身のままだったり、と形は色々ですが、たくさんの種類の干しカツオ商品があります。味はほんっとにかつおぶしの味です。私は粉状のカツオパウダーをごはんにふりかけて醤油をたらして食べています。おいしいのよ~。ていうか、おかかごはんですね。これを煮ればだしが取れるので、和風だしは日本から持ってきたものがなくなっても大丈夫。やはり魚製品は充実しています。

あとは~・・・パンを作っている工場がマーレにあるくらいかな?この、マーレで一番最初にできたパン工場アルシオンは結構大きな工場で、ものすごい量を生産して出荷しています。マーレにある小さな雑貨屋さん、もちろん大きなスーパー、どこにでもアルシオンのパンは置いてあるし、お茶屋さんやレストランなどのサンドイッチやホットドッグなんかを出すお店にもたーくさん出荷しています。輸入ものや自分のところで焼いている個人のパン屋さんをのぞいてほとんど独占企業と言ってもいいくらいです。

でもその他は、このバラバラの島国のモルディブでは輸入に頼るしかありません。ジュースも野菜もシャンプーもティッシュもハンガーも洗剤もタオルも服も、すべて輸入です。野菜の少しは他のローカルの島で作っているのを船で持ってきているものもあります。あとバナナやパンの実なんかもそうです。でもキャベツやブロッコリーやお米なんかはインドやスリランカからの輸入です。さんご礁の上に住んでいるようなものなので、もともと土が少なくて野菜は種類もあまりありません。そのため、昔は野菜を食べる習慣があまりなかったモルディブでは、最近こそ輸入してくるようになったけれど、それでもまだまだ野菜を食べない人が多いと思います。みんながよく食べるのは玉ねぎとココナッツでしょうか。葉ものは傷みやすくて輸入も難しいし、見つけてもちょっと茶色くなっちゃってたりします。そのためか、缶詰がなかなか充実しています。こっちに来て初めてほうれん草の缶詰を買いました。ほうれん草こそ、葉っぱが柔らかくて生で輸入するのは大変でしょう。そこで冷凍ものか缶詰になるわけですが、この缶詰・・・わ~ポパイみたいだ~なんて料理してみましたが、いまいちおいしくなかったです。なんか、ドロドロでね。あと、缶詰と言えば、コーンビーフがあったので、塩味も効いているしキャベツと一緒に炒めてみよう!なんてやってみたのですが、これがゲロマズ。日本のコーンビーフと全然味が違って、なんか油っぽいを通り越してクリーミーなんですよ。そこに牛の動物臭さがプラスされてなんだかすごいものになっていました。そしてソーセージ。ここはイスラムの国なので豚は国内持ち込み禁止です。なのでハムもベーコンも豚肉もありません。唯一、ソーセージはあるのですが、これがチキンソーセージなんです。これはまあおいしいので、子供達はソーセージ焼いて~!と言ってはよく食べます。でも、牛肉がものすごく固いのばっかりなので肉というとついチキンになっちゃうんですね。肉もチキン、ソーセージもチキン、さすがに飽きます。どうやっても食材は少ないので料理のレパートリーも限られてきて難しいですね。おかげで娘はすっかりホームシック、今朝も「ママ~タコ焼き食べたいよ~!」と泣きました(昨日は焼肉食べたいよ~!でした)。タコはあるし、粉もあるので似たようなものは作れるかもしれませんが、おたふくソースがないですよねえ。日本で言ういわゆるソースは(おたふくもブルドッグも)日本独特のもので売ってません。発祥はイギリスでしたっけ?なんか偶然できたんですよね。

ただひとつ、良かった~と安心したのは、牛乳が思ったよりもあるということです。牛乳大好きの子供達がこっちに来て急に牛乳が飲めなかったらかわいそうだなと思っていたんです。でもどこのお店にもたくさん並んでいて安心しました。こっちで輸入している牛乳は加工が違うらしく、封を開けるまでは冷蔵しなくても大丈夫なので、常温の棚に並んでいるんです。そして、いろんな国から輸入していてものすごい数の種類があるので、その中から脂肪分の%が日本の牛乳に近いものを選びます。そうすると、味はほぼ同じなんですね。日本のは普通のだったら3.5とか3.6牛乳が多いので、大体そのへんを探します。今のところダッチレディーという商品名のオランダの牛乳が一番日本のものに味が近くておいしいと子供達に評判です。でも表記も英語で書いてあるといいけれど、そうじゃないとかなり暗号です。インドネシア産のものは、現地語(なんていうのかわかりませんが)、中国語、英語、そのほかいっぱい書いてあるので割りとわかりやすいです。食べ物には大体みんなBARU!と書いてあります。おいしいって意味かな?と勝手に推測。あと、中国語表記がかなりわかりやすい。「新鮮可口谷片」新鮮、チョコフレーク。でもアラビア語はまっっっっったくわかりません。HALALだけアルファベットで書いてあるからわかるけどね(HALALとはイスラム教の規則にのっとって製造・加工をしたという意味です)。

もちろん、食品以外のものも輸入ですが、これがまた質の悪さに驚きです。まあ、すっごく高いものを買えば質も良いのかもしれませんが、そんなわけにはいかないので、普通に売られている普通のものを買っています。が・・・。まず、タオル。バスタオルを3枚買ったのですが、2枚は同じものの色違いで、これが洗うとすごくいっぱいもろもろが出て、ちょっと色の濃いものなんかと一緒に洗っちゃうと白いもろもろがびっしりくっついちゃう。そしてもう1枚のタオルはちっとも水を吸いません。もう~タオルの意味ないじゃん!最初新品だからかと思ったのですが、洗っても洗ってもお風呂上りに使うとちっともさらっと拭けません。そしてサンダル。こっちに来て、私が歩きやすいサンダルを1足買ったのですが、履いて2日でベルトがちぎれました。あと子供達にプラスチックのミッキーとミニーの描いてあるコップを2つ買ったのですが、娘がお茶を飲みたいと言ったのでお湯を入れたらパキーンと割れてしまいました。日本でももっぱらプラスチックのコップは100円ショップ御用達で、お湯を入れても割れたことなどなかったのでうっかり入れてしまったのですが、見事に真っ二つ。そして残った一つは息子が落っことしたらこちらも真っ二つ。床がタイルで固いのもあるけれど、でもプラスチックなのに落として割れるとは思いませんでした。しかも波々と牛乳が入っていたので後片付けが大変でした。たっぷり入っていたコップが真っ二つになると飛び散り方がものすごい!この2つのコップは買って1ヶ月くらいでしょうかね。キッチンのふきん用に買ったタオルはすっごい色が出るので他のものと一緒に洗濯できなくてめちゃくちゃ不便だし、なんか安かろう悪かろうって感じがします。逆に使ってみて「これいいなー」と思うものは、パッケージに日本語が書いてあったやつで、日本から輸入してたものだったりします。そういうのは同じMade in Chinaでもちがうんですよね。日本で私達は良いものに囲まれていたんですねえ。

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ジプシー?

今はとりあえずアパートに住んでいますが、場所がなかなかないマーレ、部屋を探すのは大変なものがあります。
現在私達が住んでいるアパートは所有者の妹のだんなさんがロビちゃんの友人で、特別に入居させてもらった部屋です。というのも、もちろんどこでも長期で入居してもらう方がうれしいはずで、私達は1ヶ月間だけ、という希望だったので普通だったら入れないのですが、その人が友人だからということで特別に入れてくれたんですね。しかも早く入りたかったから自分で掃除したロビちゃんに、掃除代として家賃の値引きまでしてくれたんです。

私達がモルディブに来た理由は、現在建築中のとあるビルで、そのビルのオーナーに家賃を払って自分達でホテルをやっていこうと思っているからです。マーレは首都なので、もちろんたくさんの人が訪れます。モルディブ人も、外国人観光客も、仕事で来ている外国人もたくさん来るのですが、泊まる場所を見つけるのがとても大変なのです。ものすごく高いホテルも、とっても安いひどい宿も、どこもいつでも満室です。私とロビちゃんがリゾートで働いていたときも、リゾートの島に住み込んで働いていたのでたまの休みにマーレに一泊とかで遊びに来ても、その日の夜に泊まる場所を探すのはいつも大変でした。あんまり高いところには泊まりたくないけど、だからといってすごい汚い部屋もいやですしね。そういう状況を知っているので、ホテルを経営できるビルが今建築中なんだけどやってみないかと言われたとき、ロビちゃんと二人でホテルならやってみようと決心したわけなんです。そして、経営が軌道に乗るまで私達もそのビルに住んで、なんとか落ち着いたら自分達の住む場所を探して引っ越そうと考えています。なので、そのビルができないと私達も住む場所がないわけなんです。

ところが、そのビルがちっとも出来上がらない。本当は、12月中にできると言っていたので、私達は12月の初旬にこちらに引っ越してきたわけなんですね。それがどんどん遅れて1月中になり、2月1日になり、今度は2月15日だと言ってきました。12月中1ヶ月私達はマーレのすぐ近くにあるフルマーレ島のホテルに泊まっていました。でもホテルでは料理も洗濯もできなくて外食だけでものすごいお金がかかってしまったので、なんとか1ヶ月だけでも入れないアパートがないかと探したところ、運よくロビちゃんの友人のつてで今の部屋に入ることができたわけなんです。ですから、まあ入れただけでもラッキーだったんですよね。それに、最初から1ヶ月だけという私達の無理な条件ものんでくれたわけで、向こうも2月からの入居者を決めてしまったということで、ここを出なければならなくなってしまいました。この分じゃあビルも2月15日に完成するかどうかもかなり怪しく、ネット難民どころか本当に難民になってきました。あと10日あまりでまた住める場所を探さなくちゃなりません。

フルマーレ島ならまあ部屋があるかもしれないけど、今は娘がマーレの幼稚園に通っています。毎朝、フルマーレ島から定期便フェリーに乗ってマーレまで来て、しかもフェリー乗り場から幼稚園まで、タクシーに乗らなければなりません。娘に事情をていねいに説明したところ、娘は「マーレの方が船に乗らなくてすむんならその方が簡単だよね」。ごもっともです。もちろん、マーレで住む場所が見つかればいいのですが、そううまくいくでしょうか~・・・。

ただでさえ、最近娘はもう幼稚園に行きたくないと言い始めています。まだ通い始めて一週間、どうしたのと聞くと、「あのね、白いお友達としゃべってても英語がよくわからなくて(やはり英語で話しているんだそうです)おしゃべりできないの。で、そのお友達は私のお友達なのに、他の子としゃべって遊んじゃうの」。なるほど~。「英語とディベヒ語とどっちがいいの?」と聞くと、「英語の方が簡単なの。でも、よくわかんないの」だそうです。ディベヒ語は皆目わからないということなんでしょうね。英語なら、私とロビちゃんは家でも込み入った話は英語でしていたし、ディズニーチャンネルで英語で見ていたこともあるし、まだ耳に慣れているのだと思います。ロビちゃんの仕事の外国人の上司や、私の友人のだんなさん達とも英語で話すことがありましたしね。まあ、日本にいたらディベヒ語を耳にする機会はないですよねえ。そんなわけで幼稚園を休みたいと言う娘に、フェリーで通おうなんて、余計行きたくなくなっちゃいそうで怖くて言えません。フルマーレのホテルにいた頃から娘はフェリーに乗るのをとてもいやがっていました。というのも、フェリーは壁がちゃんとついていて小さい窓しかないので中は蒸し風呂なんです。で20分くらい乗っているのですから、そりゃあいやですよね。

それにしてもビルが完成しないのが大問題です。実はこのビルのオーナーも、銀行のローンの支払いが2月からスタートするので、ビルが完成しないとものすごく困るんですね。私達がホテルを12月中にオープンして、家賃を2ヶ月分払ってから余裕でローンがスタート、と考えていたんだと思いますが、ホテル経営も何も、できあがっていないので収入はゼロです。でも、銀行のローンは払わなくちゃなりません。彼らもかなり必死です。でも、お互いうまくいかないと困る立場なので、私達の経営方針にとても協力的で、それは助かります。家具はオーナーが買って入れるのですが、ホテルなのだからあんまり変に安っぽい家具では困ると私達が提案したところ、結構がんばって良い品を買ってくれました。私達も今必死に準備していますが、当の建物がない。なんにも進みません。

今のアパートは角部屋で窓がいっぱいあって明るくて、風通しも良く涼しいし、場所も歩いてメインストリートに出られるので便利で私はとっても気に入っています。もちろん仮住まいだというのは重々承知で入ったのですが、良い部屋だなあと思っていました。ここまで住みやすいところじゃなくても、なんとか次に住める場所を見つけないとですね~・・・。

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お水の話

モルディブへの旅行のガイドブックには、みなさんミネラルウォーターを買って飲みましょう、と書いてあります。私もリゾートで働いていた頃は、ボトルのミネラルウォーターしか飲んでいませんでした。モルディブの水道の水は大体海水をろ過して真水にしたものを出しています。だからまあそんなに有害とは思えませんが、もちろんミネラルウォーターの方が安心ですね。

そんなある日、日本人のお客様から質問されたことがありました。
「ヒロコさん、ミネラルウォーターを飲むようにってガイドブックに書いてあるんですけど、歯磨きのうがいもミネラルウォーターの方がいいんですか?それともうがいくらいなら水道の水で平気なんでしょうか?」
なるほど~・・・・・・。実は私はお腹が丈夫なのでそんなことは考えたことがなかったのですね。そのときは、ご心配でしたらミネラルウォーターがよろしいかと思いますと答えたのですが、私はまったく気にせず水道の水で歯を磨いておりました。昔ロンドンに旅行に行ったときにも、一番安かった飛行機がロシアのエアロフライトでモスクワ一泊という便だったのでそれで行ったことがあるのですが、今はどうかわかりませんが当時のモスクワはとにかく物がありませんでした!空港も半分くらい電気が消えていて暗~くてホテルの外に出てちょっと歩いてもな~んにもなかったんです。で、たまたま同じ便に乗っていた、日本に留学しているというルーマニア人の女の子と仲良くなってホテルを同室にしてもらい、ミネラルウォーターを探しに行ったのですが、まあ~みつからない。最後にやっと見つけたら小さいボトルで5US$と言われ、あまりに高いので買わずに帰って来てホテルの水道の水を飲んだことがあります。でもそれを友人に話したら「モスクワの水道の水飲むなんて勇気あるなー!」「とにかく次行く機会があったら絶対にやめとけ」とものすごく言われました・・・。

さすがにインドの水道の水は飲みませんでしたが、モルディブくらいなら元は海水だしへっちゃら~と気にしていませんでした。ところが、今回モルディブに来てマーレに住み始めて水道の水を飲んでいたら、モルディブ人の友人達みんなに飲んじゃいけないと言われました。というのも、実はモルディブで3~4ヶ月くらい前から大量の魚が死んでいるからなんです。最近は少し落ち着きましたが、私達が引っ越して来た12月には、フルマーレ島からマーレに行くために乗る定期便のフェリーハーバーに行くと、かなりの量の魚の死骸が浮かんでいました。それも、ほとんど同じ種類の魚です。たまにちがうのが数匹いるくらいで、あとはみんな同じ魚がばあ~っと浮いています。異様な風景でした。テレビでも**島で魚の死骸が打ち寄せられ、みたいなニュースをやっていて、そこのはもっと大きな魚がビーチが真っ白になるくらい打ち上げられていて驚く量でした。

もちろん、モルディブの政府も、外国の団体も調査をしていましたが、確かな理由は何もわかっていません。今や異常現象は世界中どこにでも見られるようです。本当に怖いと思いました。そして、この理由がわからないために、一応水道の水は飲まないようにと政府から市民に通達があったのだそうです。水が原因なのかどうかはまったくわかりません。浅瀬にいる種類の魚がどっさり死んでいるので、海水の温度が上がって酸欠になったのだとか、どっかから薬品が流れてきたんだとか、この種類が異常繁殖したから死んじゃったんだとか、いろんなことを言う人がたくさんいて、真相はわからないままです。まあ、もし薬品なのなら、一種類だけではなくてもっと多種多様な魚がいっぺんに死ぬだろうし、異常繁殖しただけでそんなに大量死するとも思えません。酸欠はまあわからないでもないですが、同じ魚ばっかり、というのはやはり不思議です。酸欠なら浅瀬にいる全員が酸欠になりますよねえ。でも最近は、浮かんでいる魚はあまり見なくなったし、ニュースでも他の島で大量に死んでいる魚のことは言わないのでどうやらおさまってきたようではあります。

それにしても世界はどうなるんでしょうか~・・・。ほんとに恐ろしいと思います。私が働いていた頃は今から6~7年前ですが、当時は12月は絶好の常夏シーズンで毎日ものすごく暑くてカーッと晴れていたのに、引越してきたら12月だというのに毎日一回は必ず雨が降りました。以前は12月に雨が降るなんて考えられなかったんですよ。それに、毎日一時間くらい降る、というようないわゆるスコールみたいな雨はあまりありませんでした。雨が降るなら朝から天気が悪くて曇っているとか、にわか雨みたいにさーっと降ってすぐに晴れてもべつに毎日は続かないとかだったんですが、先月と今月始めは1日1~2回雨が降ってしかも毎日続き、それもすごい土砂降りだったりしました。もう気候もたったの6年で全然違ってしまっているみたいです。雨が降らないからこそ、常夏のホリデーを求めてやってくるお客様にとって12月はハイシーズンだったのですが(クリスマスバケーションでもあるし)、ハイシーズンで一年の中で一番高いレートのお金を払って来ているのに毎日雨が降るとクレームをつけるお客様も少なくないと、リゾートで働く友達が話していました。

さてさて、水事情に戻りますが、そんなわけでミネラルウォーターを切らすわけにいかなくなりました。お水ももちろんまとめて買う方が安いので、一番小さいボトル(日本のコンビニに売ってるやつ)よりも、大きくなればなるほどお得になります。なので一番大きいボトルの5リットルのやつを買っているのですが、これが重い!!5リットルだからそりゃそうだけど、アパートから一番近い雑貨屋さんで買って歩いて2分でもものすっごく重い!しかもそういうときに限って息子が「抱っこ~」とか言ったりする。も、背骨折れますがな。そしてお米を炊くときにすごく悩む。とぐのは水道水でも、よーく水を切れば平気かな。さすがに入れて炊くお水はボトルのにしよう・・・でもやっぱりとぐのもボトルの水がいいのかな?ザルがないから水を切るのもうまくいかないんですよね。でもといだだけで流しちゃうからミネラルウォーターだともったいない気もするし・・・。じゃあブロッコリーをゆでる水はどっちにしよう?とかなり境界線が難しいです。まあ、政府が飲まないように言ってるって話を聞くまでは、じゃんじゃん水道のお水を飲んでたんだけどね・・・。

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マーレのお買い物

マーレは狭い島なので、大きなショッピングセンターがあるわけではありません。まあ、スーパーに毛の生えたような感じのお店や、外国人をターゲットにした大きなお店が新しくできていたりはしています。でも、大体は小さな雑貨屋さんみたいなお店があちこちにちらばっていて、みんなそこでお買い物をしています。大きいお店はきれいで便利で外国人ターゲットのためにちょっとお高いのですね。マーレのいわゆるメインストリートであるマジーディーマグにできた大きなお店は一箇所でなんでもそろうので便利だけど、まー高い。なので、自分だけで子供二人を連れてあまり身動きできないようなときにはそこでお買い物をしますが、なるべく小さいお店を開拓しています。

でも、なかなかほしいものが全部そろわないのがマーレなんですね。このお店ではシャンプーの種類がたくさんあって、こっちのお店では野菜の品揃えが良くて、こっちではお肉が安くて、という具合なので、結構大変です。しかも、日本のお米が売っているのはSTOというお店で、数少ないベーカリーはあっちとこっちに二軒しかなくて、とその日に欲しいものをピンポイントで狙って買いに出かけないとなりません。でも、ベーカリーができたんだから、すばらしいですよ!私がモルディブに住んでいた頃はそんなチョコクロワッサンとか売ってるようなベーカリーはなかったんですから。

日本にいた頃は自分で運転してあっちこっち行けていたけれど、いちいちタクシーに乗ると思うとそれももったいないので、「あー久しぶりにおいしい甘いフルーツデニッシュが食べたい」と思ったらじゃあ今日はぜいたくしちゃえ!と決意しないとなかなか行けません。しかも今はロビちゃんと二人で会社を作ろうと思っていて、その準備期間で無収入なので超~節約生活です。そういう時期なのだとはわかっていても、やはり落ち着くまでは心配なことが多くておちおちお金を使えません。そんなこともあって、実は今日やっとアイロンを買ったんですよね。アイロンが必要な服なんてほとんど持っていないし着る機会もないのでアイロンなんて考えてなかったのですが、娘が幼稚園に通いだしてはたと制服を見たら・・・プリーツスカートなんです。どうしよう・・・とは思ったのですが、ロビちゃんがジャカルタに行っていて留守だったのもあって、まあいいかと洗濯した後に一所懸命手で伸ばしたりしていたんですが・・・やっぱりしわしわですよねえ~。他の子たちがぴしっとしたのを着ているのを見ると・・・ごめんねえと思いつつ今日まできてしまいました。でもロビちゃんが帰って来て娘の制服を見て、「これはひどいよ~アイロン買わなきゃ」と言われ、うむ、確かにそこまで生活をケチってはいかん、と思いなおし今日買ってきました。こうやって荷物って増えていくのよね。でもまだあと最低二回は引っ越さないといけないんだよね~。

話がそれましたが、そんなわけであちこちのお店を散策しているのですが、昨日他の小さいお店よりはちょっと大きめのスーパーで、なんとなんと干ししいたけを見つけました!びっくりしました!干ししいたけは絶対ないだろうと思い、母に日本から送ってもらったばっかりだったんですよ!それが、売っているじゃありませんか!昔から、「あのお店ちょっとオリエンタルなもの売ってるから見てごらん」と友達に言われていたお店だったので納得。あと、輸入物を多く置いているお店で豆腐キットなるものを発見。これは、キットになっていて箱の中身で説明通りにやれば豆腐が作れるという、日本では逆に見たこともない商品です。まあ、新鮮な豆腐を食べるには自分で作ってしまうのが一番でしょうね。この豆腐キットはまだ買っていないので試していませんが、そのうちやろうと思っています。

前にも書きましたが、こちらではお肉はみんな冷凍でガチガチに凍っていて、霜もついちゃって見てもなんの肉なのかわからなかったりします。しかも、高い。まあ、それでも日本円に換算すれば安いんでしょうが、いちいち円に直して安いと思って買っていたら、暮らしていけません。関東圏の物価の高さは並じゃないですから、それと比べていたらほとんどのものは安く感じて金銭感覚がズレちゃいます。旅行くらいで日本にすぐ帰るのなら問題ないでしょうが、生活していくとなるとやはりこちらの物価に早く慣れないと大変です。でも、どうー考えてもめちゃくちゃ安いものがあります。それは・・・さかな!そりゃそうです。魚しかないと言っても過言ではない国、モルディブ。魚が安くなくてどうする!

マーレには魚市場があって、午後になるとみんな漁から戻って来て市場に魚が一斉に並びます(だから朝早く行っても魚はまだない)。いつもロビちゃんがてくてく歩いて行って夜ご飯の魚を買いに行ってくれます。これがまた、でっかい白身のお魚一匹15ルフィヤ。え~120円くらい?今日も買ってきたお魚は小マグロ二匹(と言っても結構でかい)、これが一匹20ルフィヤなんだけど二匹まとめて買うからおまけしてくれて一匹15ルフィヤ。合計30ルフィヤ。280円くらい?極めつけは、でっかいマグロの切り身で大トロの部分。モルディブではこの部分はずっと捨てられていて、最近になって食べる人が出てきたくらいなんです!す、捨ててたなんてもったいない!こっちではカレー風に煮たり焼いたりガルディヤという潮汁風にしたりするので、油っぽすぎるのかもしれませんねえ。それにしても、この大トロ部分がこれまた15ルフィヤ。他の部分の切り身も15ルフィヤだけど、どこがいい?なんて聞かれたら、そりゃあ大トロでしょう!んで、これをお醤油で刺身で食べるとんまい!すっばらしい!まあ、こういう場所だから、冷凍の固い肉(料理しても固い)を食べてないで魚を食べろってことですねえ。でも、昨日の夜娘が「焼肉食べたい~!」と言って大泣きし、私も思い出してああ~焼肉食べたいなあ~ととっても懐かしく思いました。

私はいつも外国に住むと太るのですが、ここにいると太らなそうな気がしてきました。逆に日本に里帰りしたときにすっごい食べて太りそうだなあ~。

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まとめ出ししました

さてさて、やっと久しぶりにネットをやりに外へ出てまいりました。

ロビちゃんがマーレに戻って来たので、子供達を見てくれているんですね。

今日は接続できなくてもちょっと書きためた三回分をいっぺんにアップしました。こうでもしないと、ちっともできないんです。やっぱり自分の家でネット接続できないというのはつらいものですねえ。

まだまだこの仮住まいは続きそうなのでこれからも家で書きためては外に出てきてアップするということになりそうですが、どうぞ皆さま、気長にみてやってください~!

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アパートの生活

今日も娘は幼稚園へ。ロビちゃんが留守で、ロビちゃんのいとこのトーハがバイクで娘を幼稚園へ送り迎えをしてくれると言ってくれたので、それにありがたく甘えることにしました。トーハは16日まで休みなのだそうです。マーレではいつもいつもタクシーに乗って移動するのも大変なので、最近はバイクが大流行で、ものすごい数のバイクが所狭しと走り回って路駐してあります。私が働いていた頃はこんなにバイクはありませんでした。が、今やみんなの移動のほとんどの手段はバイクじゃないかと思われるくらい走っています。まあ、歩くかタクシー以外に移動手段がないから自分で動けるという点では私も欲しいと思います。車ももちろん持っている人はたくさんいますが、とにかく停める場所がない。自分の家に車庫を作るのも大変だし、買い物に出かけた先でも停める所なんてないので、バイクの方が駐車場所を探すには楽なんですね。というか、みんな勝手に道路に停めてますが。

というわけで、トーハももれなくバイクを持っていて、それで娘を送ってくれることになりました。こちらではみんなノーヘルで、前にちょこんと子供を乗っけて走ってたりしてます。マーレは狭くてスピードを出すと危険なので、あちこちに減速用のギャップがありスピードを出して走れないようになっています。つまり、道路がある程度の距離進むとボッコンとふくらんでいてスピードを落とさないとジャンプしちゃうようになっているんですね。なので、みんなものすごくゆっくり走っているので、ノーヘルで子供を乗っけていてもあまり悲惨な事故はありません。

ロビちゃんのお兄さんがバイクを持っていて、それに一度乗せてもらったうちの娘はすっかりバイクが気に入り、トーハがバイクで送り迎えをしてくれると聞くと大喜び。ママじゃないとやだと言うんじゃないかと思っていた私は拍子抜け。昨日の夜も「早く明日にならないかなあ」と言うので「早くお友達に会いたいの?」と聞くと「ううん、バイクに乗りたいの」。うーん。二十歳の頃、車の免許よりもバイクの免許が欲しくて、バイクでアメリカを走りたいと言ったら母にバイクだけはやめてくれと言われた私の血は争えないということでしょうか~。幼稚園は三部制になっていて、7時から9時半のクラス、10時から12時半のクラス、そして1時から3時半のクラスに分かれていて、さすがに7時からは早すぎだろうと思い10時からのクラスにしたのですが娘はもう待ちきれません。日本にいた頃は朝起こさなければ何時まででも寝ていた娘が8時には起きてきて、とにかく早く制服を着たがり(白なので朝ごはんの後に私は着てほしい)、準備万端、それでもまだ9時。トーハが来るのは9時45分です。「ママ~まだあ~」「ママ~もう時間~?」泣いて行きたくないと言ったらどうしようと心配していたのがバカバカしくなるくらいです。

トーハが時間通りに来てくれて小走りで出かけて行き、私は息子を連れて買い物に行き、お昼ごはんを作って娘が帰って来るのを待ちました。帰って来た娘はまた今日も、昨日お友達になった子とたくさん遊んだと報告してくれました。以前モルディブで一緒に働いていた日本人の友人がドイツの人と結婚してドイツに住んでいるのですが、彼女が日本に里帰りしたときには毎回彼女の子供達と一緒に会っていました。その彼女の娘に目が似ているのだそうです。きっと、そのお友達と娘は英語で会話しているんじゃないかとふと思いました。娘は今ディベヒ語を話そうとしませんが、英語はトライします。自分の名前は言えるようになったし、「No」とか、「Oh,」とかは言うようになりました。ディベヒでは名前どころか「こんにちは」も「元気です」もまったく言おうとしません。英語も全然わからないけど、ディベヒよりはわかっているんじゃないでしょうか。他のお友達で英語を話す子は多分いないと思われるので、きっと真っ先にその子と仲良くなったんじゃないかと思いました。まあ、喜んで行ってくれるから、何でもいいです。

それに引き換え、息子は英語もディベヒも日本語も何でも真似をします。ちょうどそういう時期なんですね。私がデング熱で動けなくてその間ずっとロビちゃんが面倒をみていたのですっかりパパっ子になってしまい、パパが出かけると泣いて一緒に行きたがります。でも息子が一緒だと用事が済まないのでこっそり出かけたい時にはロビちゃんと私は英語でしゃべっていたのですが、先日ロビちゃんが「I'll go」と言うと息子が「パパ、ぼくもいっしょにいく!」。偶然かと思い気にしないでいると、次にロビちゃんが「Ok, I'm going」と言った瞬間に「パパ、ぼくもいく」と言うではないですか。ええ?!ちょっと待って、もしかしてわかってる?二人でビックリしてしまいました。しかも、電話でジャカルタに行く話をディベヒ語でしていた時にも「パパ、どこいくの?!ぼくもいくの!」ええー!?これもわかってるの?彼は、パパとどこでも一緒に行きたいという自分の最重要なポイントにはどうやら鋭いようです。こうやってどんどん内緒話ができなくなっていくんでしょうね。それどころか、もちろん私よりもディベヒ語がペラペラになって、友達と私に内緒の話をするようになるんだろうなあと思います。でもそれを考えるととても悔しいので私も勉強しないと~。

午後は今日は良い天気だったので、公園にある人工ビーチに行きました。人工と言っても、もともとあった海岸に岩を積んで入り江みたいにしてあるビーチです。入り江になっているので中は波もおだやかで、階段で砂浜に下りられるようになっていて、子連れには最適の遊び場所になっています。タクシー代だけでたっぷり遊べるので、行くところがないと私はよく二人を連れて来ます。海から上がってタクシーに乗って帰らなきゃならないので、大きなミネラルウォーターの空きボトルに水道の水を入れて持って行き、それをジャブジャブかけて子供達を洗って服を着せちゃいます。ちびっ子がいなければ歩けなくもない距離なので、アパートに戻ってシャワーを浴びればOKです。ただ、さすがに海水ずぶ濡れでタクシーに乗せられないですしね。バスタオルを持ち、水を持ち、水着と腕に通す浮きを持って出かけました。

問題は、一度海に入ってしまうと、もう帰ろうと言っても水から上がらないことです。「やだー!」「もっともっとー」と言って全然上がろうとしません。今日も二時間遊び、「もうママ一人で帰っちゃうからね」と脅してやっと上がりました。お昼と一緒に夜ごはんも作っておいたので、帰ってシャワーを浴びたらすぐにごはん。今まではお鍋ひとつとフライパンひとつだけだったので、鍋でごはんを炊いてしまうとフライパンでおかずを炒めるしかできなかったのですが、あまりに不便なのでもうひとつお鍋を買い、煮込み料理ができるようになったのでした。こちらでは肉はほとんど冷凍しかなく、ロビちゃんが買ってきておいた鶏肉が一匹分丸ごと冷凍庫にあり、ガチガチに凍っていて岩のようで、どう切ろうとしてもまったく切れません。仕方ないのでそれを野菜と一緒に鍋にぶっこんでおしょうゆとお砂糖で煮込んでおきました。これを夜ごはんにしたのですが、絶対野菜を食べない子供達が、今日は野菜を食べる食べる!それもそのはず、氷の塊のような鶏丸ごとに火が通るまで煮込んだので野菜はみんなふにゃふにゃにやわらかく、特に娘はおいしいおいしいと言ってすごい食べました。もちろん骨ごとなのでそれも味が出ておいしかったんでしょうね。

幼稚園に行き海で泳いで疲れた娘は「ねむい」を連発、息子もつられてさっさと二人とも寝てしまいました。さて、明日はどうやって疲れさせようかなあ~。

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初登園

今日(一月十三日)は娘が初めて幼稚園へ行きました。

こちらでは、大体学校に幼稚部としてくっついていて、ナーサリーと呼ばれています。一番早いのは2歳半からベイビーナーサリーが始まり、その後はナーサリー、LKGとなっていて、娘はLKGクラスに編入することになりました。

学校をいくつか見て回って、その中で良さそうなところが2つあり、娘も気に入ったマーファヌ・マダルサー・スクールに決めました。私がデング熱で動けなかったのもあり、こちらの新学期の一月十三日のスタートに間に合わないかと冷や冷やしましたが、マーファヌ・マダルサーは入園できるとのことで、ホッと一安心。というのも、もう一つ娘が気に入った場所はもういっぱいで入れないと断られてしまったからなんです。もういっぱいだと言われたときにはものすごい焦りましたよ!確かに探し始めたのは一月七日あたりでしたから、もう始まる週なんですよねえ。どちらかというと、よく入園できたなあという方ですよね。

しかも、入園が決まってからも、必要なものを全部そろえなくてはならなくて、テキストブック、絵の具、色鉛筆、粘土、クレヨンなど、すべて指定のものがあってそれを全部買い(まあでも指定されているというのが、意外ときちんとしているなあと思ったのですが)、それから制服を自分で作らなければならなかったんです!こちらではテイラーがたくさんあって、布を買ってテイラーに頼むのは日常のことです。それに大抵の女性は自分で自分達や子供達の服をジャンジャン縫います。こっちでパーティードレスみたいなひらひらのドレスを着ている子供がたくさんいますが(それで公園でも遊ぶ)、ほとんどは手作りです。私はもちろんそんなの作れないし、まあ制服なのでプリーツスカートだし親が作るというよりはきっと他の人達もテイラーに頼んでいると思うのですが、どこのテイラーに行ってももう日にちが迫っていて今からじゃあ十三日には間に合わないと断られてしまいました。

採寸のため娘を連れてテイラーを何軒も回ったロビちゃんがとぼとぼ帰って来て、あちこちに電話をかけ始めました。思い出せる限りの娘のいる友達、親戚、でもみんな違う幼稚園です。一人すごく仲の良い友達の娘さんは今まさに同じ幼稚園に通っているので、ラッキー!と一枚借りてきたらうちの娘にはちょっと小さくてきつい。その子はうちの娘より確か年上のはず。あ~うちの娘はモルディブでもでかいのね~。日本にいた時も結構でかい方でした。どうしたものか悩んでいると、最後にロビちゃんが自分の妹に電話をしました。彼女の娘、つまりうちの子供達にとっていとこにあたるその女の子は同じ幼稚園に通っていたのですが、もう今年から三年生なので、さすがに幼稚園の制服はないだろうと思っていたのですが・・・なんと、あっさり彼女から制服を二枚もらうことができました。そのいとこの子は同じ家でお父さんの兄弟家族と一緒に住んでいるので、たくさんのお父さん側のいとこ達と一緒で、その中の誰かのかもしれませんが、とにかく着せてみるとうちの娘にぴったりでした。いやあ~・・・助かりました。ほんとに、制服なしで最初登園かと思いましたよ・・・。

知らずに入園したのですがスクールカラーがピンクで、髪の毛にはピンクのリボンをするようにとのことだったので、娘とリボンを買いに行き、ショッキングピンクのリボンを買ってピンク大好きの娘も大喜び。そして全部のテキストブックや絵の具類、一番大きなスケッチブックも一緒に入るようなバッグもないので、それもついでに買いに行きました。たっくさんのバッグの並ぶお店に行き(新学期の季節なのでものすごい数が売られている)、どれがいいか聞くと真剣な顔で数分悩んだ後、一番上に飾ってあるピンクのがいいと言いました。ん?でもそれはバービーです。私はてっきりプリンセスを選ぶと思っていたのに、バービー?彼女にとってバービーは全然身近じゃないんですが・・・。
「あれバービーだけどいいの?プリンセスにするって言ってなかっけ?」
「うん、あれがいいの」
「あらそう」
ということで、でっかいバービーのバッグを購入。日本にいた頃はラブ&ベリーが大好きだった彼女もこうやって海外のキャラクターにうつっていくのですねえ。

こちらの学校の制服はみんなまっ白でリボンやネクタイがスクールカラーになっています(男の子はズボンが紺かな)。なので、スニーカーも靴下も真っ白ご指定で揃えました。さあ、上から下までやっと全部そろい、すべてのものに名前を書かなければならないのでテーブルに広げたところ、息子は目をまん丸に。
「ママ!ぼく、も、やっぱり幼稚園、いく!」
そりゃそうですよねえ。こんなに山盛りだくさんの新品を娘にいっぺんに買ったんですからねえ。いつも百円ショップに行っても「今日は一人一個ね!」とか言われているのに、新しいクレヨンやら鉛筆やら、楽しそうなものをこんなに買ってもらえるなんて、幼稚園ってすばらしいところだと思いますよねえ。しかも、息子はこの一月の新学期は七月末の誕生日の子まで含まれるのでギリギリで入ってベイビーナーサリーに通える年なんです。行こうと思えば行けるんですね。
「ママ、ぼくいく!ぼくも買って!」
う~ん・・・・・・。私とロビちゃんは、まだ息子はギリギリだし、言葉も覚えてないし(これは娘も同じだけど)、早すぎるからいいか、と見送ったのです。引っ越したばっかりでこちらにも慣れていないし。でも息子は行くと大騒ぎ。
「あのね、幼稚園はママは一緒に行けないんだよ。行ったら僕を置いてママ帰ってきちゃうんだよ。一人で行ける?」
すると息子はちょっと考え、
「・・・・・・やだ。ママもいっしょにいくの」
「幼稚園はママは一緒に行けないんだよ」
息子は黙って考えています。彼なりにちょっと納得しているようす。でもまたさわぐと困るので二人が寝てから名前を書くことにして全部隠しました。

娘は英語は少し私の真似をしたり、私になんて言ったのか聞いたりしますが、どうもディベヒ語を話そうしないので、とりあえずトイレに行きたいと伝えるのだけ、英語で練習しました。こちらに来てからみんながディベヒ語で話しかけてきて、かなりいやになっているみたいなんですね。ここでプッシュしてきらいになってしまわれても困るので、私は今はなるべく触れないようにしています。それでなくても周りの人からさんざん「ランガルって言ってごらん」とか、「コンナメキアニ?」と一日何回も言われているので、相当ストレスになっているみたいなんです。日本語ならおしゃべりは得意なのに、こっちに来て急にしゃべれない、というのは確かに辛いものがあると思います。今、きっと一番大変な時期だと思うのでなるべくそっと応援してやりたいと思っているのですが・・・。それでも、ナーサリーに行ってディベヒ語も英語もわからないとなると、かなり大変です。幼稚園の先生にもお話したけれど、私もロビちゃんも英語をしゃべっているから、「英語もわからないの?!」ととても驚かれてしまいました。まあ、トイレさえ行ければ、後はなんとか・・・娘よ、がんばれ~・・・。

しかも、トイレは大問題です。インドに近いモルディブでは、文化はかなりインドからも入ってきていて、トイレにはトイレットペーパーはありません。インド式に水で洗うんですね。どのトイレにもハンドシャワーという小さなシャワーがついていて、それでおしりを洗えるようになっています。まあ、洗うとこまではウォシュレットと同じなんですが、その後拭く紙がないんですね。こっちでは水で濡れたのなんてすぐに乾くので誰も気にせず、濡れたまま服を着てしまいます。でも私もそれがとても嫌なので、いつもティシューを持ち歩いています。娘も同じく、濡れたままパンツをはくなんて言語道断。特にA型で神経質な娘はとてもこだわりがあります。幼稚園を見に行ったときもちろん最初にトイレをチェックしましたが紙なんてあるわけがありません。しかも洋式の座るトイレではなく、海外で良く見るタイプの和式みたいなしゃがむ便器です。まあ、公共の場所なので直接座らないという点ではは衛生的ではありますね。でも娘は日本でも和式は苦手だったのでそのトイレを見て固まっていました。バッグにはかわいいティシューを入れ、先生にも細かくトイレの話をしました。娘にもここのポケットにティシューが入っているからこれを持ってトイレに行けばいいからね、と話をし、もう私がドキドキして、今朝幼稚園に一緒に向かいました。

幼稚園は今住んでいるアパートからは少し遠くて、いくら狭いマーレとはいえ、息子も連れて重たいバッグを背負った娘も連れて歩いて行くのはちょっと辛いのでタクシーで行きました。こちらではタクシーはよほど長く乗らない限り20ルフィヤと決まっていて、まあ大体150円くらいでしょうか。割と気軽にみんな乗っています。うちも今は足がないのでタクシーにばかり頼っています。もったいないんですけどね。

幼稚園に着いて先生にお話をして、もう私が胸がいっぱいで「きっと楽しいからね」と娘に言うと、娘はけろっと「うん。ママ、じゃあね」と手を振るじゃありませんか。子供って・・・すごいですねえ。時間割りが三種類あって、うちは10時から12時半の時間帯にしたのですが、今日はまだ最初で12時に迎えに来てくださいとのこと、10分前に迎えに行って12時にチャイムが鳴り娘の教室に迎えに行くと・・・「ママ、二人お友達ゲットしたよ!」と笑顔の娘。ゲットってポケモンかい・・・と思いつつ、ものすごーく安心しました。ちらっと見たとき、娘の隣に白人とのミックスっぽい女の子が座っていて、その子とお友達になったのだそうです。なにか子供心に近いものを感じたのでしょうか。「ママ、アメリカ人みたいな女の子と友達になったよ」ほほう、子供なりにアメリカ人っぽい、という概念があるのか~・・・。そして他の子と違うというのもわかっているのだな。「良かったねえ。お名前はなんていう子なの?」「わかんない。聞いたけど忘れちゃった」・・・まあ、よしとしましょう。楽しかったんだもんね。
明日が楽しみ~と喜ぶ娘と、ぼくもいきたい~とまだ叫ぶ息子と三人でお昼ごはんを食べながら、ほんとにほんとに良かった~と思いました。ちなみに、ロビちゃんは急遽昨日の夜から、これからの仕事に必要なものを買い出しにジャカルタへと飛んでしまっていて、プチ母子家庭状態です。ロビちゃんもがんばれ~。

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おお、久しぶり!&あけましておめでとうございます!

皆さま、大変長い間ご無沙汰してしまいました。久しぶりの再開です。

私たちがとりあえず泊まっていたホテルのネットルーターがおかしくなってしまい、3日くらい接続ができなくなってしまいました。そして、その修理を待っている間にクリスマスイブがやってきて、うちの娘が「私だけクリスマスがない~」となげくので、ホテルのオーナーがクリスマスツリーを作ろうと言ってくれました。もちろん、ここはイスラム教の国なので他教の祝い事はやりません。でも心やさしいオーナーがどこからか植木鉢に入った天井まである木を一本持ってきてくれました。そこで、マーレにクリスマスの電飾を買いに行きました。

マーレで買い物もすませ、公園で二時間くらいのんびりし、じゃあランチでも食べて帰ろうかとレストランに入ったところ、なんだか天井の扇風機の風がすごく寒いんです。しかも、背中がものすごく痛い。公園で変な姿勢で座ってたからかな、と思いつつ、なんとも思わず泊まっているホテルのあるフルマーレ島に戻りました。

ホテルで風船をふくらまし、電飾を付け、折り紙でわっかを作ってくさりにして、なんとなくクリスマスツリーっぽくなったところで、もちろん他教なのでロビーに置いておくのはまずいからと部屋にツリーを入れてもらい、娘と息子は大喜び。私はほっとしてサンダルを脱いで裸足で床のタイルを踏んだら、なんとその冷たさに突然ふるえが走り、ものすごい悪寒が。え~???モルディブで寒い?風邪引いたのかな?なんか私変だ~???と、慌ててベッドに入り、熱を測ったら39.4度。たまげました。

私は、風邪を引いても熱が出ない人なんです。最後に熱を出したのは一体いつなのか、思い出せないくらい。多分15年前?20年前?それくらい、熱って出ないんです。でも、この週に子供達がそろって熱を出していたので、何か熱の出る風邪が流行っているのかな?と思いました。子供達が風邪を引けば絶対移るしね。みんなこっちに移動して、やっぱり疲れの出る頃かな~とも。

仕方なくその日は寝ましたが、熱は下がらずひどい状態。次の日の朝、すぐにフルマーレ島にある病院へ行き、解熱剤をもらいました。ところが、この薬を飲んでいる間は下がるものの、薬が切れるとすぐに上昇。しかもいつも39度台。熱に慣れていないのもあってものすごくつらい・・・。結局次の日も病院へ行き、点滴をしてもらいました。でも一向に良くならず・・・。

その次の日、またもや同じ病院へ行くと、またすぐに点滴、そしてやっと血液検査。日本だったらきっともうちょっと早めに検査するんじゃないかな~・・・なんて思いつつベッドで寝ていると、一時間くらいして検査結果が出てきました。ナースが言うにはディンゴ・フィーバーだそうで・・・エッ・・・ディンゴ・フィーバー?!私が?!

そう、ただの風邪じゃなかったのです。デング熱だったのでした・・・。マジで~!

デング熱とは蚊に刺されることによってうつる病気で、予防注射もないし、特効薬もありません。とにかく、水分を取って取って取りまくって自分で治すしかないんだそうです。こ、怖いんだけど~!先生がモルディブに長く住んでいるでしょうと言うので、5年前に2年間住んでいたと話すと、デング熱には4段階あって、以前住んでいたときにその蚊に刺されているはずで、その後今回刺されてこの症状が出るのだと言われました。つまり、今回引越して来て刺されただけではこれだけの熱は出ないのだそうです。う~ん、それにしても・・・やられた~・・・。そのまま即入院になりました。とほほ。なんでも、マーレの病院でもデング熱の患者がたくさん入院しているそうで、流行ってるんだったら高熱の患者が来たらすぐに血液検査しろよ~~~とちょっとげんなりしましたが、まあこんなもんなんでしょう・・・。

それからはず~っと点滴、そして水でもジュースでも飲め飲めと言われるのですが、これが熱で辛くてちっとも飲めない。ごはんものどを通らない。もう、ベッドの上でひからびる感じです。そしてものすごく胃が痛くなりました。これもデング熱の症状のひとつでどうしようもないのだそうです。あと、とても特徴的なのが、足がちくちくすることなんですね。まるで熱湯のくつ下を履いているみたいに、ず~~~っと足が中からちくちくチクチク痛かゆいんです。これがとってもつらかった~・・・。手の指も足もすごくむくんで指輪が抜けなくなるし、足首はなくなってゾウさんみたいだし、赤いあざまで浮かんできました。すげ~・・・。

解熱剤を飲むと少し下がる、切れると上がるを繰り返し、ちっともごはんを食べられない私を見てロビちゃんはオロオロ。いやあ、普段はどんなお米でもごはんなら平気な私ですが、具合が悪いとさすがにあのパラパラの外米がのどをまったく通らなくなり、モルディブの食べ物が一切食べられなくなってしまったんですね。もう、頭に浮かぶのは和食ばかり・・・。でもホテル暮らしで自炊ができないのでどうしようもない。さすがにあまりに食べない私を見て、ロビちゃんがホテルのキッチンを借りて日本のお米で玉子粥を作ってきてくれました。いやあ~このお粥のおいしかったこと!熱を出してから初めて食べましたよ!やっぱり弱っているときは慣れた味しか受け付けないんですねえ。

でも、お粥も二日三食食べたらまたのどを通らなくなってきました。そしてこのときからずーーーっと頭に浮かんできていたものは・・・きじ焼き弁当!もうー、きじ焼き弁当が食べたい!ロビちゃん~きじ焼き弁当が食べたいよぅ~と、具合が悪いのでわがまま大爆発です。「きじゃきんベントウ?なにそれ?」とロビちゃん。そう、説明しよう!きじ焼き弁当とは、ビッグサイトで仕事をしていたときにいつも買って食べていたお昼のお弁当で、すぐ売り切れになったりする人気商品でした。鶏そぼろと炒り卵が半分づつごはんの上に乗っていて、真ん中に鶏肉の焼いたのがあって、ちょこっとしいたけとかにんじんとかあったかな・・・。もうイベントの仕事なんてず~っとしていないし、きじ焼き弁当なんて何年も思い出しもしなかったのに、今、食べたくて食べたくてしょうがない!すると「そぼろってどうやって作るの?」とロビちゃん。説明したけれど、モルディブにはひき肉は売っていないんです。でもふーん、それなら作れるかも、と言って子供達を連れてホテルに戻ったロビちゃんが昼ごはんに持ってきてくれたのは・・・鶏肉を細かく刻んでそぼろ風に煮たものと炒り玉子をごはんの上に乗っけてしかもわざわざお弁当風にテイクアウトの蓋付きの入れ物に入れてきてくれた二色弁当でした。

このお弁当が・・・すっごくおいしかった・・・。玉子は久しぶりに甘い入り玉子で、鶏肉はちゃんとそぼろで、ものすっごい日本の味でした。本当に涙が出てしまいましたよ。全然食べられなかった私がそのお弁当を全部食べたのでロビちゃんもとても喜んでくれました。いやいや、本当にすばらしいだんなさんをもらいました、わたくしは。

そんなこんなで結局三日間入院し、退院した次の日もマーレの病院に行って一応再検査をしてもらいました。デング熱で怖いのは、白血球の値が下がることで、下がりすぎると体の弱い部分から出血することなんだそうです。実際私も一番数値が低かった日は鼻血が出て恐怖でした。ほんとに出血するんですね・・・。でも再検査では数値もちゃんと戻っていて、あとはゆっくり体力を回復してくださいとのことでした。

そう、この体力が問題なのです。私は合計2週間くらいベッドに寝ていたんです。しかも、デング熱はとても力がなくなると感じる病気で(食べられないのもありますが)、とにかく脱力感がすごいんです。実際にも筋肉は落ちているけれど、あの感覚、お腹にも足にも手にも、とにかく力が入らない!体がぐにゃ~んとしたような、なんとも言えない弱った感に襲われます。これもデング熱の特徴だそうで、とにかくみんな回復するのにすごく時間がかかる病気なんだそうです。私もずっと胃痛にも悩まされ、足のチクチクと脱力感でまるでゾンビみたいでした。足は実は今でもむくんでいるんですよ・・・。

まあでも退院して食べられるようになってからはやっとなんとか動けるようになってきました。また一層やせてしまい、体重計がないのでどれくらいかわかりませんが鏡で見てひと目で見た目が違っているので結構恐怖です。ちょっと今一所懸命食べて脂肪ではなくて筋肉をつけたいなあと思っています。でも筋肉ってきちんとトレーニングしないとつかないんだよね・・・。やっぱりビリー隊長に入隊しないとダメかしら・・・。

私が二週間何もできなかったので、子供達もストレス大爆発、ものすごかったです。それをロビちゃんが一人で相手して、私の看病までしてくれました。ロビちゃんもちょっとやせましたよ。でもロビちゃんは結婚してからというものずっと太り続けていてやせたいやせたいと言っていたのでちょっとうれしそう。でも私を見ては、「ほんとにやせた~・・・。怖いから戻って~」となげいております。すんません。

私が動けるようになって、ホテル暮らしも不便なので、ロビちゃんの友人が持っているアパートに特別に短期で入居させてもらえることになり、仮住まいだけれどもまたもや引越しをしました。リビングがあって2部屋あって、トイレとシャワーも2つずつ、とても良い部屋です。今度は首都のマーレなので、お買い物も楽になったしね。なんと言っても自炊ができるのが一番いいですね。お金の節約にもなるし。ホテルで一ヶ月いた間にずっと外食していてものすごいお金を使ってしまったので、やはり自炊はありがたいです。日本で買った炊飯器は船便で送っている最中なので今は鍋でごはんを炊いていますが、意外とうまく炊けるもので自分でもびっくり。アメリカにいた頃、日本の白いごはんが食べたくて一所懸命鍋で炊いて以来ですが、ティーカップでお米を計って時間はテキトウに強火と弱火にしてますが今のところ失敗は一度もありません。うーん、昔取った杵柄ねえ。

ただ一つ難点は、このアパートでネット接続ができないことなんです。なので、ロビちゃんに子供を見てもらっている数時間の間にPCをバックパックに押し込み、アダプターまで持ってPCのできるレストランを探してネット難民しています。ネットカフェだと日本語の入力ができないんですよね。というわけでなかなか今までみたいに更新できていませんが、できる限り書いていこうと思っています。今年も皆様、ぜひよろしくお願いいたします~!

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