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オフデイ

今日はロビちゃんがお休みをくれた。
最近はホテルに置く家具をロビちゃんが手入れしていてもっぱら作業をしているので、私はずっと子供達と一緒にいてちょっとストレスがたまっていたのだ。私は家にずっといるのがあまり好きじゃないんだけど、子供達は今借りている家がなんだか気に入っていて、外に行きたがらないので結構家にいるのである。そんなイライラしている私を見てロビちゃんが昨日「明日、一人で好きなとこ行ってきなよ」と言ってくれたのだ。

そして今日、ロビちゃんは子供達を連れてコロンボヒルトンのプールへ出かけてくれた。私は早速地元の人達が行くファッションビルへ。ところが!!わざわざ日曜日に行ってしまったので(毎日ヒマなのに)、ものすごい混んでいる!しかもよく見るとSALEの文字が。なんと、ビルに入るのに外から人が並んでいるのだ。私も一応並び、でもすぐ中に入れたので婦人服売り場を階段の踊り場から見下ろしてみたら・・・・・・まあ~服の間に人人人!スリランカ人でいっぱいなのだ。すごい。どこもセールって同じなのね。

見ただけで私はうんざりして、そのままビルを出てトゥクトゥクをつかまえ、ODELというショッピングモールに向かった。ODELは外国人用に経営されているので値段も地元のお店に比べれば高い。当然来るお客も外国人がほとんどで、中に入っているお店も和食の「日本橋」のスシバーがあったり、イタリアンジェラートがあったり、ほんとに外人向けなのだ。

行ってみるとODELはセールもしていないし、日曜だからいつもよりちょっと人が多いかな、くらいだった。これならゆっくり服を見られる。今日は欲しい物が決まっているので、とにかくそれを探すのみだ。

私はいつもモルディブではキャミソールを着て、外に出るときはボレロをはおって出る。というのも、イスラム教の国なので肩を出してはいけないのだ。もちろん、昔は気にしてなかった。マーレでも平気でキャミだけで出歩いていたけど(外国人だからしょうがないよ、と大目に見てくれる)、今は娘の幼稚園の父母会にも出なきゃならないし、これからマーレで小さいけどホテルをやる。あんまり悪い評判を買いたくないというのが本音なのだ。なので、外出するときにはボレロをはおり、家に帰ってくると「あっちぃ~!」と脱ぐわけである。

そして、ここスリランカでは建物に入るとものすっごくエアコンが効いているので寒くて着るのだ。もう、とにかくどこでも寒い!それ、効き過ぎでしょ~と思うくらい、寒い。もちろん靴なんてはかないので素足にサンダルでいると、足が冷た~くなってしまう。近所のマクドナルドや外国人用のカフェなんてめちゃくちゃ寒い。なので、上着はやっぱりかかせないのである。そして家に帰ってきて「あっちぃ~」と脱ぐわけなのだ。

ところが、今日探してみて思ったけど、ボレロなんてどこにもない!大体、考えてみればみんなまずはおってないよね!Tシャツをぺろっと着るか、シャツをぺろっと着ているかで、キャミを着ている人でもその上に何かはおっている人って確かに見ない。なので、売り場をくまなく一枚一枚見てみても私が日本で買って着ているようなボレロはまったく見つからなかった。簡単に脱ぎ着できるように前開きがいいんだけど、前開きだとみんなシャツになってしまう。シャツで困るのはアイロンをかけなきゃならないことなのだ。ナイロンやポリエステルのボレロだとくしゃくしゃに丸めればすっごく小さくなるししわもつかないしとても軽い。やっぱり日本で買って持ってきたのは最適だったのだ。

なんでそんなに探しているのかというと、この家にもともと付いている洗濯機で洗濯したらボレロにグレイの染みが付いてしまったからなのだ。洗濯機なのに洗濯したらもっと汚れるってどういうこと???と思ったがもう遅い。もちろん黒いものとは別々に洗っている。仕方ないのでもう一度洗ってみたらさらにまた染みが増えてしまった。その染みが一番目立つのは便利で毎日着ていたボレロだったので超がっかり。それで代わりになるものが欲しいんだけど、どうもスリランカのスタイルじゃないらしい・・・。

ちょっと疲れてショッピングモールの中にあるデリフランスというサンドイッチ屋さんでお昼を食べることにした。サンドイッチを食べてお茶を飲みながらゆっくり本を読んだ。子供といるとなかなか本が読めないし、私は昔からカフェでお茶しながら本を読むのが大好きなのだ。

しばらく本を読んでいたら、隣のテーブルに座っていた白人のおじいさんが突然「ちょっと荷物見てて。5分で戻ってくるから」と言う。まあ、まだまだ読んでるつもりだったから、「いいよ」とオーケーした。ほんとに5分くらいしたらおじいさんは二人の女性と戻ってきた。一人のおばさんは友人でスコットランド人で、もう一人は奥さんでスリランカ人で、自分はベルギー人だと言う。「で、君はチャイニーズ?」と聞かれたので「ううん、ジャパニーズ」と答えたらみんな「えっ」っとびっくりした。なんで驚いてるのかな?と思ったら、「いや、英語の本読んでるから。でも、日本語か中国語の本読んでたら声かけられなかったけどね」と言われた。はあ~、なるほど。確かに私も日本語の本を読んでる人を見かけると「あっあの人日本人だ」って思うもんね。英語の本を読んでればどこの人かわからなくても少なくとも英語で話しかけられる。今日は、この前日本から送ってもらった「百夜行」を昨日読み終わってしまったので、こっちで買った英語のペーパーバックを持って読んでいたのだ。

「ベルギー!ベルギーのチョコは世界で一番おいしいよね!」とチョコラブの私はまずそこから盛り上がり、おじいさんとおばさんと思いがけずたのしくお話をした。スコットランドのおばさんはもう15年スリランカに住んでいるのだそうだ。おじいさんは「ここの前にスペインに5年住んでたことがあるけど、スペインは良かったなあ」としみじみおっしゃっていた。スペインは私は旅行でしか行ったことないけど、確かに良かった。食べ物はおいしかったし、タイルはきれいだし、ゲルニカの本物も見られた。ガウディの建物を普通のオフィスとして使ってるのにもたまげた(中も見物させてくれる)。サグラダファミリアはすばらしかった・・・。

「あなたはここで働いているの?」と聞かれたので「まだ子供が小さいから仕事してないんだけど、今日はだんなが子供二人を連れてプールに行ってくれたからのんびりしてるの」と言ったらおばさんは「まあ~!なんてすごいだんなさんなの!」とすごく驚いていた。「だんなさんはスリランカ人なの?」と聞かれ、「モルディブ人なの」と言ったらまた驚いていた。でも、モルディブでもロビちゃんみたいに子供を見ててくれる人は珍しいです、念のため。ロビちゃんはとってもモルディブ人らしくないモルディブ人です。そこが好きなんだけどね。

おじいさん達とも別れ、その後もさんざん服を見てまわったけれど、結局目当てのものは見つからなかった。でも、今日はODELのあとも違うお店にも行って、ものすごいじっくり服を見た。あんまり久しぶりだったので買わなくても楽しかった。なんだか、気がすんだ。でも、あちこちのエアコンですっかり体が冷えてしまった。

周りの人をよく見てみると、みんなおしゃれに長い髪の毛をゆったりおろしている。暑くないのか???そしてエアコンで寒~い店の中でも外からのかっこのままノースリーブだったりする。寒くないのか???私は自分の体温調節はそんなにうまく順応できないので暑ければ脱ぎたいし寒ければもう一枚着たい。髪の毛だって外では結わかないではいられない。ちょうどいいボレロが見つからないってことは、みんなみたいにうまく調節できる体になれってことなのかしら~・・・。それともやっぱりおしゃれはガマン???

家に帰ると子供達はさらに日焼けして真っ黒!なんと、5時間もプールにいたらしい。「ちっとも水から上がらないんだよ~・・・」とお疲れのロビちゃん。今日はどうもありがとうね~。おかげで私はとってものんびり&エンジョイいたしました。

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暑い土曜日

今日も子供達はおみせやさんごっこ。
「マクドナルドです~」
娘がおみせを開いているのできちんと言う。
私は本を読みながらお客さん。
「あ、マクドナルドさん、ポテトください」
このクセでつい本物のマックでもポテトと言ってしまうので困る。英語では「フレンチフライ」なのだ。まあ、ポテトでも通じるけど一瞬は?って顔をされて、「フレンチフライのことですか?」って聞きなおされるのでちょっと恥ずかしい。
息子がおみせやさんをやっていると注文したものはしょっちゅう品切れなのだが(ないでーす!と元気良く言われる)、娘がやっているともう少し複雑になる。
「はい、ポテトですね。じゃあいちまんえんになります」
「えっ?!そんなに高いの?」
「そうですか~わかりました。じゃあ、じゅうまんえんでいいです」
ええ~さらに値上げ???
ちょっと、これから夫婦でやるビジネスをまかせてみたい気もしないでもない(笑)。

おみせやさんごっこも飽きてきたので、午後からは大きな公園に出かけた。コロンボ市内にある昔のシナモンガーデンズの名残の公園で、すごく広い。芝生と木々とベンチだけのあたりにはカップルがあちこちに座って日傘で顔をかくしてラブラブである。そこを通り抜けると滑り台やブランコなどの遊具がたくさんある子供広場になり、そのまた向こうには入場料を払って乗り物に乗るミニ遊園地がある。反対側をずっと奥まで行くと常駐のゾウさんまでいる。広い広い公園だ。

子供達はさんざん遊具で遊び、芝生を走り回り、屋台のおもちゃ屋さんでシャボン玉液を買ってシャボン玉をしてかなり堪能した。
「そろそろ帰ろうか」と聞いたときも、普段なら「え~!まだいる~!」と言う二人だが、今日は「そうだね、お腹もすいたしね」との返事。今日は帰ってすぐ食べられるように日本食材屋さんで買った日本のカレールーで日本のカレーを作っておいたのだ!ごはんも炊いてきたし、完璧である。あとは「こくまろカレー」をあっためて食べればいいだけだ!

移動はいつもタクシーを電話で呼んでいるので公園から毎日使っているタクシー会社に電話した。運良く、私が好きなオペレーターのお兄さんが出た。彼はすぐに私の電話番号を覚えてくれて(まあ毎日電話してるけど、他の人は覚えてない)、番号表示を見て「イエス、ミセスヒロコ?」と応対してくれる。真のサービスマンなのだ。いつも家にタクシーを呼んで出かけているのでうちの住所もすっかり覚えてくれている。
「家に車を送ればいいのかな?」
「ううん、今外にいるの。ここに送って欲しいんだけど・・・」
「オーケー。どこにいるの?」
そこで私は真っ白になってしまった。公園の名前を度忘れしてしまったのだ。
「あれ???えっと~、パーク(公園)にいるんだけど・・・名前なんだっけ?」
「なに?ヒロコ、どこにいるの?どこのパーク?」
「それが・・・名前忘れちゃった・・・」
「こまったなぁ・・・」
そう、この公園の名前は「ヴィハーラ・マハー・デーヴィー・パーク」!度忘れしなくても覚えられないって!
「ええっと~・・・マハーリク??ちがう、サリーちゃんが混ざってる・・・ええ~っと・・・」
そこで私はひらめいた。
「あ!ヴィクトリア・パークならわかる?」
そう、以前のイギリス支配下ではクイーン・ヴィクトリア・パークだったのだが、独立後に名前を変えたのである。1972年独立なので、ヴィクトリア・パークと言ってピンと来る人の方が少ない。でも、彼はすぐにわかってくれた。
「ああーなーんだ。じゃあ送るよ。どこの出口?」
出入り口も何箇所もあるのでそれも説明し、ちゃんと来てくれるかどうか心配だったけどすんなりタクシーがやってきた。いやあ、電話に出てくれたのが彼で良かった。

家に無事着いてカレーを食べた。こんなにカリーの国にいるけどやっぱり日本のカレーは違う。おいしい。スリランカのカリーもおいしいけど辛くて私はほとんど食べられない。ごはんも日本食材屋さんで買ったお米なのでおいしい。ごはんといえば外国用炊飯器はマーレに送ってしまったのでまだお鍋でごはんを炊いている。なのでもちろんタイマーセットなどできるわけもなく、自分でつきっきりで炊かなきゃならない。なんでつきっきりかと言うと、すぐに吹きこぼれたり焦げたりするので目が離せないのだ。

何度もごはんを失敗したので、スリランカに来てから蓋が耐熱ガラスで中が見えるお鍋を買った。高かったけど、これなら中が見えるから焦げる前に気がつくんじゃないか。そして使ってみると・・・いやあ~すばらしい!!!始め強火で吹きそうになってから弱火にするタイミングがばっちりわかる。しかも中がどうやって煮えていくのかが丸見えである。「赤子泣いても蓋取るな」の言葉があるように、ごはんを炊くのは見えない鍋の中身を相手にしている難しさがあるけど、それがみんな見えちゃうのである。今まで見れなかったけどとうとう見てやってぞ!みたいな征服感がある。最後に弱火を続けていて水分がなくなって「よし、ここだ!」という絶妙のタイミングで火を止めるともうしてやったりだ。そして、なんにしても、おもしろい!!!料理は化学だなあとしみじみ思ってしまう。熱を加えることによって変化していく実験を見てるみたいで、おもしろくて鍋から目が離せないのだ。この鍋のおかげでごはんが失敗なしになった。もっと早く買ってればよかった。って、炊飯器が届けばもういいんだけどね。

今日のカレーでは娘がにんじんを食べてくれた。息子はカレーが大好物で具なんて気にせずバクバク食べちゃう。ロビちゃんも日本のカレー大好きである。でもマーレに戻ったら日本食材なんて手に入らないんだよなあ・・・。そういう点、コロンボ、いいなあ・・・。

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まっくろくろすけは「Dust Bunny」

このブログにも何度か書いたけど、今の私達の家にはテレビがない。
スリランカには二ヶ月しか滞在しない予定なので、テレビを買うのもなんだかもったいない。だって、マーレでもうテレビ買っちゃったし、第一ここでテレビを買ってもスリランカのテレビのシンハラ語はわからないし、インドのテレビを見てもやっぱりわからない。ということはケーブルで英語の映画のチャンネルとかを見るしかないので、それならDVDと変わらないか・・・ということでここではテレビはあきらめている。でも、テレビがないというのは結構さみしいもので、うちはもう朝からDVDばっかりである。

DVDのポータブルプレイヤーと子供のDVDは持って来たので、もう毎日そればっかり見ている。朝起きると子供達は「なんか見たい~!」と言っている。なんで自分のDVDも持ってこなかったのかというと、またモルディブに入国するときに面倒くさいからなのだ。モルディブはDVDなどの映像や写真などは検閲が厳しくて、まず没収されてしまう。私は以前「ブロコビッチの穴」まで没収されたことがある。あんな、セクシーシーンが皆無で奇妙な映画まで取られちゃうのだから、まず持って入国することは無理なのだ。というわけで、簡単に持って出入国できるのは子供用とあからさまにわかるアニメのばかりということになる。

もちろんモルディブに郵送してもらっても箱が届いた時点で開けられて取られちゃうので、スリランカにいる今がチャンス!とヤフオクで映画を買って日本から郵送してもらった。郵便事情はモルディブより良いみたいで、すごく早く届いた。ちゃんと着くかどうか確実じゃなかったので、まずは軽いものから買ってみた。かなり前の「キューティ・ブロンド」だ。

これは以前モルディブに住んでいた頃に飛行機の中でこの映画を見てとっても気に入っていたので、安いのがあったらいつか欲しいと思っていたのだ。それに暴力シーンもセクシーシーンもないので子供達が起きていても一緒に見ることができる。激しいやつなんかは、子供が寝るのを待って、夜中に一人で鑑賞しなきゃならない。

娘は、おしゃれが大好きでゴージャスな主人公をすっかり気に入り、毎日「ママ、映画見よう!」と言って何度も何度も見ている。ストーリーもコメディタッチなので楽しく見られる。そして見た後は「ママ、あの髪の毛やって!」と映画の中のヘアスタイルを真似したがる。「ブロンド」というだけあって、ものすごくたくさんのヘアスタイルが登場する映画なので、それだけでも見ていて楽しい。「ママ、エル(主人公の女の子の名前)みたいにここだけとめて」前髪だけをお花のピンで上に止めるスタイルだ。「いいよ。でも、これだとうしろが暑くない?」前髪だけ止めているのでうしろの毛はおろしているのだ。それでなくてもスリランカは暑い。映画のアメリカ東部とはわけがちがう。「暑くてもいいの。かわいいから」。この娘の言葉に私はビックリした。私は、暑い寒いは我慢できないので気候の前には私のおしゃれは立ち向かえないのである。以前「おしゃれは我慢なのよ」と誰かが言ったのを聞いたことがあったが、確かに我慢しておしゃれのために痛い靴をはき、寒くても薄いものを着るように思う。私もそんな若い頃があったが、今はとても無理!!寒いのを我慢してたら具合が悪くなるし、暑いのは若い頃から我慢はできない。つまりは、私はお世辞にもおしゃれなやつとは言えないのだ。娘が大きな声で「ママー、これ、しまむらで買ったんだよねー!」と言ってくれるように、高い服も買わない。

そして娘は汗をだらだら流しながらその髪型で過ごしている。たまにバスルームに行って鏡なんかのぞいてたりする。いやあ・・・おしゃれさんだなあ・・・。私はというと、こちらに来てからすっかり髪はひっつめになった。暑いときに髪の毛が顔にパラパラするのが大キライなので、もうまとめるしかない。でも、日本でかなり短く切っていたので今でもきれいにひとつに結わくにはまだ短い部分がたくさんある。特に前髪をおろしていたので、今は仕方なく前髪をポンパドールにして、残りの髪をうしろでひとつに結わいている。私は髪の毛の量がものすごく多いので、前髪だけのポンパドールにピン止めを何本も使いびしっと顔を出している。じゃないと暑くて耐えられない。

でも、先日鏡を見ていてふと思った。なんだか、私がやるとうしろに結わいてまとめた髪が日本髪みたいに見えるのだ!ポンパドールどころじゃない、江戸の町娘その②である。ちょっと明るい色に染めていた髪も伸びて生え際が黒いせいもあると思う。私の髪は真っ黒なのだ。気持ちふわっと持ち上げ気味のポンパドールで少しでもおしゃれに、と思ってたんだけどなあ~。なんかだんご屋で働いていそうなのだ・・・。

それにしても、話は変わるけど「キューティ・ブロンド」ってどうなんでしょう?原題は「Legally Blonde」、つまり「法的ブロンド」ってな感じでしょうか。主人公の女の子がハーバードの法学を目指すので、それも含めてあるんですね。でも、「キューティ・ブロンド」って・・・。なんでもキューティとかプリティとかつければいいと思ってるんじゃないでしょうか・・・。そういえば「ランナウェイ・ブライド」も邦題は「プリティ・ブライド」だったよねえ。いくら同じジュリア・ロバーツだからって・・・。いや、まあいいんだけどね。

題名といえば、もうひとつ、友人にもらったDVD「Ratatouille」も子供達はお気に入り。日本では「レミーのおいしいレストラン」でしたね。わたしゃ最初レミパンのレミかと思っちゃったけど、この原題の「Ratatouille」の下にはかっこ書きで(rat・a・too・ee)とついていて、つまりはねずみのRATとかけてあるのですね。ところが、このDVDには中国語の吹き替えもついていて、中国語の題名がなんと「料理鼠王」!スゴイ!題名を一所懸命考えた人の思い入れなんてもうこっぱみじん!!!ストーリー解説の最初の文は「世界名的美食之都~」と始まる。なんか違う話みたい!?題名って、作品を作った本人達以外にはどうでもいいみたいですねえ。「料理」はさておき、「鼠王」だけだと、ちょっとガンバを思い出すのは私だけ?古いか・・・。

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日本語でも気をつけて

昨日ビックリしたこと。

出かけ先から帰るのに使ったタクシーが家の前に到着。
メーターを見たら401ルピー。おさいふを見ると、100ルピー札は4枚あったけど、小銭が一個もなくて、1ルピーがない。おさいふのコイン入れがからっぽなのを見てついおばさんみたいに「あら、1ルピーない」って言ったのね。そうしたら運転手さんがくるりと振り返って「よんひゃくルピーオーケー、いちルピーいいよ」と日本語で言ったのです!あんまり驚いてそのまま私も日本語で「え?いいの?」と言ったら「いいよ、1ルピー」と言うではないですか。
や~だ~!日本語わかるんなら早く言ってよね~!降りるときまで黙ってるなんて~。

そして降りてからロビちゃんと二人で「なにかやばいこと言ってなかったよね?」とちょっとドキドキ。そうなんです。どうせみんな日本語なんかわからないだろうと、海外に住んでいると日本語で何でもしゃべっちゃうようになってしまうんです。そして二人で青くなりました。この日も、タクシーに乗った瞬間に「この人、ワッキーだね」「におうね」なんて話してしまっていたのです!!!でも、まさか「ワッキー」はわからないだろう・・・とは思うのですが、でも「くさいよね」って言っちゃってたんだよね・・・!もしかしてわかってたから降りるときになるまで日本語がわかるのを黙ってたのかもしれない・・・。すごく申し訳なくなって大反省いたしました。

私達が日本で住んでいた地域はとても外国人が多く、スリランカ人もたくさん住んでいました。外見ではロビちゃんはインド人ともスリランカ人とも見えるのでみんな向こうから「シンハラ?」と話しかけてきていて、顔見知りになった人も何人もいました。きっと、この運転手さんも日本にいたことがあるのでしょう。「日本で働いて貯めたお金でタクシーの車を買ったんじゃないかな」とロビちゃんは言っていました。こちらでは多分自分の車を持ってタクシー会社と契約し、タクシー会社の電話番号を車につけて仕事をしているものと思われます。なのでタクシーはみんな番号のシールやマグネットを貼り付けてはいるけれど、車はバラバラなんですね。

それにしても、やっぱり話しをするときには気をつけなきゃいけませんね。

今日、子供を連れてマクドナルドへ遊ばせに行ったときも、ひとりのお兄さんが近づいてきてシンハラを交えて「チバ?」と聞くので「ううん、千葉じゃないの、神奈川だよ」と言ったら、その人も突然日本語で「私、千葉で商売しています」だって!最初「商売」の発音が短くて「乗馬」って聞こえて「えっ?!乗馬?!」この人どんな人なんだろう???って思っちゃったら、商売でした。ビジネスとか言えばいいのに~!その人も「それじゃあね、どうも~!」と言ってソフトクリームを食べながら去って行きました。日本語わかる人って結構いるもんなのね。ていうか、あっ日本人がいる、って思ったら日本語がわかる人は向こうからそうやって話しかけてくるからいっぱいいるように思えるのかもしれません。

先週もこちらで知り合った大阪弁が上手なスリランカ女性と有名なカフェに行ってお茶していたとき、その彼女とロビちゃん、子供達、そして彼女の使用人とで、どう見ても日本人に見えるのは私しかいないのに使用人を除いて全員が日本語でべらべらしゃべっていたので、たまたまカフェに来た日本人と見られるお兄さんがとても驚いてらっしゃっいました。中国人か韓国人か日本人かはすぐにわかります。日本人は日本人を見るとすっごいジロジロ見るんですね。独身だった頃はそういうときは「日本人ですか?」って声をかけてきてくれたものですが、ロビちゃんと子供達といるともはや誰も声をかけてくれません(笑)。そうか~、昔のは日本人に出合ったよろこびで声をかけてくれてたんじゃなくてナンパだったのかあ~(笑)。

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炎天下

いやあ~暑い!
特にこの3~4日の暑さと言ったら!!!ものすごいものがあります。

先週までは毎日毎日必ず雨が降るときがあって、けっこう涼しかったんですね。二週間くらい続いたでしょうか~。毎日一回雨が降るんだけど、朝はとても良い天気なのでそれ~っと洗濯をして干して出かけると、さ~っと暗くなってどんより雲が出てきてあっという間に土砂降り、というのが毎日でした。ある日は夕方、ある日は夜、ある日は午後、時間はバラバラでも毎日降っていたんです。そして雷。雷が夜に鳴るとしょっちゅう停電していたし、雨が降っている3~4時間は涼しいので暑いけどそんなでもなかったんですね。

そして誰に聞いてもべつに雨季じゃないと言うので、本当に地球規模で気候はおかしいんだなあと実感していました。雨なんて大して降らない時期に毎日洗濯物を取り込むために走っていたんですからね~。

ところが、突然雨が降らなくなりました。そして、暑い!とにかく暑い。この家にはエアコンはついていないんですが、今までは外から帰ってきても家の中に入るとひんやり涼しかったんですね。それにこちらではファンという天井に付いている大きな扇風機があって、それをまわしているととても涼しいんです。音はかなりうるさいけどね。

でもこの3~4日はファンの下から離れると汗がぶわーっ。特に今、ホテルの部屋に置くテレビ台のニスを自分達で塗っていて、ロビちゃんがサンドペーパーをかけて私がニスを塗っていると二人とも汗だく・・・。いやあ外の作業はつらいね!スリランカに来て私もロビちゃんも太ったのですが(door to doorでタクシーだしあんまり歩かないからかな)、こりゃあやせるんじゃないか~!ってくらい、我慢大会並みです。

そしてこの作業、作業自体は私も好きだしいいんですが、問題なのは子供達。私が始めると「私もやりたい~」「ぼくもやりたい~」とやってくるんです。パパがサンドペーパーをかけているのは見向きもしません。子供達は私がやることは何でもやりたがるんですね。でもパパのはそうでもないんです。

たとえば、パパが部屋のすみっこでPCを開けてメールしていても二人は何も言いませんが、私がやろうものなら即座に飛んできて「私もメールやりたい~!」となるわけです。おかげで子供達がいてもロビちゃんは自分のことができますが、私はまったくできません。まったく不公平な話です。

もちろんPCばっかりじゃなくて、私が野菜を切っていれば「私も切りたい~」洗濯物を干せば「ぼくもほしたい~!」となるので、お手伝いが好きな子になってほしい私はなるべく一緒に手伝ってもらうようにはしています。だって、大人になって自分のことくらいは自分でできる人になってほしいですからね。特に日本の男の人はやらない人が多すぎると思うので、うちは男女の区別なく料理でも洗濯でもできる人になってほしいです。

なので、手伝ってもらうのですが・・・まあこれが自分ひとりでやった方がはるかに早いんですよね。娘には子供用のプリンセスの包丁を買ってあるので(スパっと切れないように刃がギザギザになっている)、それで野菜なんかは好きな大きさに切ってもらいます。ただ、さすがにまだ息子は包丁を持つには小さすぎるのでやらせてないのですが、本人はこれがいたく気に入らないようす。先日も大粒の涙をこぼしながら「ママ、ぼく大きくなったらお料理してもいい?」と聞いてきました。ええ、ええ、もちろんですとも!料理がそんなに好きではない私には大助かりですわ。「ママ楽しみに待ってるからね。お料理してね」と言ったら「うん、いっぱいする」と得意気に野菜を切っているお姉ちゃんをにらんでおりました。

洗濯物は危険性がないので思いっきりやっていただいてますが、もちろんあとで全部私がやり直すことになります。それもおおっぴらにやり直すと自尊心を傷つけるのでこっそりです。なかなか奇抜な方法で干してくれてます。手が届かないと怒るので洗濯ロープも異様に低くて、干し終わった後に私が棒を使ってよいしょっとロープを上に上げます。まるで昭和です。

そんな子供達を見ていると、私がじゃあすっごい勉強したら子供達も勉強するんだろうな・・・なんて思うのですが・・・それはまあ無理として、大工仕事の好きなロビちゃんと、ペンキ塗りの大好きな私が揃って作業していたら子供達が黙っているわけがないですね。でも、相手はニスです。シャワーを浴びれば落ちる水彩絵の具とはわけがちがいます。ちょこっと付いたくらいならライムかレモンでこすると落ちますが、それでも落ちなければシンナーで洗うしかありません。シンナーで洗うとすっごい肌が荒れるんですよね。そしてもちろんご存知のように、ニスやシンナーの匂いはあんまりよくありません。私も昔自分でテーブルとか塗っててぶっとんだことがあります。友人も棚を塗っててぶっ倒れてました。
「これね~、子供にはあんまりよくないんだよ」
「やだー!やりたいのー!」
まあいいや、じゃあ気が済むまでやらせてみようか。すぐ飽きちゃうかもしれないし。
私が大きい刷毛を使っていたので小さい筆を一本ずつ持たせ、表からは見えない裏側を塗らせることにしました。裏は塗らなくても見えないんだけど、塗っておくと虫が入りにくくなります。
「この広いところ塗っていいよ。そのかわり他のところに触らないようにね。手にくっついたら取れないんだからね。お互いも顔とかにくっつけたら危ないから、離れてやってね」
「わーい!」
嬉々として塗り始めた二人。私は横で筆にニスをつけすぎないように、となりの娘の顔に息子の筆がくっつかないように、自分の作業はほとんどできずに二人を監視していたのですが・・・すぐに息子の髪の毛にはニスが付き、娘は塗ったばかりの場所をさわってしまい、私の手の上には息子の筆からニスがだら~~~っ・・・。

もう君達はおしまいじゃぁ~~~っと終了宣言をしたらこれまた大泣き。仕方ないのでもういろんなことはあきらめて飽きるまでと思いやらせておいたらち~っとも飽きないでずっとやってる。もう~誰に似たんでしょう~・・・。部屋数は全部で23部屋あるのでテレビ台も23個、あと鏡の額が23個・・・。一体終わるんだろうか~・・・・・・。

シャワーで子供達の手や足をライムでこするとくすぐったいと言ってこれまた大はしゃぎ。「ママ、また一緒にお仕事しようね!」って、いやまあ、楽しいのはいいんですけど~・・・。久しぶりにものすご~く疲れて昨日はばったり寝てしまいました。「一日4個ずつやっていったら簡単に終わるね」なんてロビちゃんと話していたのですが・・・ほんとに終わるかなあ~・・・。
まあ、自分達で初めてビジネスを立ち上げるのに、家族全員での共同作業も悪くないか・・・と思うことにしました。

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やっとログイン!

久しぶりのブログです!
実はどうしてもココログにログインすることができなくなってしまい、ニフティお客様センターにメールして何とか今日、ログインすることができました!いやあ、長かった。

でも、問題はこちらのPCもしくはブラウザによるものなので、とにかくマーレに行ってPC内を早く大掃除したいと思うばかりです。

ログインできなかった間、Mixiに日記を書いていたので、そのままこちらにも載せることにしました。4~5日分あるのですが、一気に出しました。どうぞよろしかったらお読みください~!

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本の虫

いやいや、本格的にココログのログインが問題です。
ちっともログインできないので、ニフティの問い合わせメールに相談してみたけど・・・。
「こうするとOKになることが多いですよ」というご指示にとおりにやってはみたものの・・・PCはよくわかんない上に、ご指示が日本語だったのにその場所に行くとうちのPCは英語表記しかされなくてイマイチわかんない・・・。う~んかなしい。
しばらくはブログが書けないかも~。
というか、外から見てる分には私がログインできないのはわからないので、単に書くのをストップしちゃってるようにしか見えないところが・・・困るなあ。
一所懸命書いてたのになあ・・・。

そんなわけでちょっと煮え切らない感じです。

でも仕方ないので日記を書こう。

日本の母から送ってもらった箱の中に、自分で頼んだ小説も入れてもらって今それを片っ端から読んでいます。外国に住んでいると日本語の活字がと~っても読みたくなる!まあ、日本にいても私は活字中毒なのだけど、育児をしていると中々思うように読めないので「今なら外国暮らしをしてもそんなに本を読みたくならないかも。どうせ日本にいても本屋にもゆっくり行けないし」な~んて考えていたのが甘かった。

マーレにいる日本人の方の職場から、たくさんの本を借りてしまったのだ。だって読みたいんだも~ん。日本からのお客様が機内用とリゾートのビーチでのんびり用に持って来て読んでしまった本を結構置いて行ってくれるのです。私がリゾートで働いていた頃もそういうお客様から置いて行ってもらった世界中の本がありました。私がいつもいたデスクの近くにライブラリーとしてまとめて置いて管理して、私は片っ端から読んでいました。

なので、その日本人の友人も職場にお客様からいただいた本をたくさんためてあるんですね。その中から4冊くらいスリランカに借りてきました。こういう場合良い点は、日本にいたら自分では絶対手に取らなかっただろうなという本にめぐり合えることですね。なんてったって人の選んだ本を読むわけですから。でも、こちらとしてはどんなジャンルでもたとえ自分の趣味じゃなくても日本語が読めるだけでうれしいので、もうはじから全部読んじゃいます。

で、今回東野圭吾の「幻夜」という本を借りて読みました。分厚い本だったけど、一気読み。へえ~おもしろかった~なんて読み終わって解説を読んでびっくり。これは、二部作の二部目だったのです。なんだ~後編から読んじゃった~!題名も違うし、一部二部、とか続編とかひとことも書いてないのでわかんなかったんですね。でもそう言われてみれば、どうりでよくわかんないな~と思う場面があちこちに・・・。なんだ~じゃあ一部目を読まないとダメじゃん~ということで、母に「ブックオフで探して~」とお願いしたのでした。

そして無事に日本から届き、今日読み始めたのですが・・・、本のうしろに書いてあるあらすじを読むと・・・「大阪の廃墟ビルでひとりの質屋が殺された・・・」わはは~!一行目で気に入りました。

東野圭吾はとっても流行っているので知っていましたが、読んだことはなかったんですね。でも今回読むのが5冊目になり、結構おもしろいなあと思っています。「変身」という映画を見てすっご~くつまんなかったのが第一印象を悪くしてたというか。あれも原作の本はちがうのかもしれませんけどね。映画は久しぶりに途中で挫折しちゃったくらいです。

読んで一番良かったのは「手紙」です。これも映画化されていて「涙の感動」みたいに書かれていて「最近はお涙ちょうだいばっかりだな」と思っていたんですね。この頃は「絶対泣ける!」とかとにかく泣かせよう、みたいな本や映画が多いので、そういうのは好きじゃないんですよね。でも、「手紙」を読んでみたらとっても良かったです。真面目な小説でした。真面目なって表現は変かもしれないけど。映画を見てみたいと思います。山田孝之も結構好きですし~。

それにしても毎晩PCやって本読んじゃってすっかり寝る時間が短くなりました。気が付くと3時過ぎだったり・・・んで、子供は朝ちゃんと起きますからね。一緒に起きないわけにはいかず・・・眠い!

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四連休

今日もココログにログインできなかった・・・。
ログインボタンが何度確認しても「メンテナンス中のため」となってしまう。でも、メンテナンスはもうとっくに終了しているはずだし、友人のブログは19日から更新されている・・・。もしかして、ログインできないのは私だけ・・・?

まあ、スリランカで不自由なPC生活をしているし、どうやらこのノートもウイルス感染しているらしく、インターネットエクスプローラーが使えない状態なので、実はFire FOXでネット接続しているのだ。そして、速度が平均45kbpsとめっちゃ遅い!おかげで、You Tubeで日本のテレビを見たいと思っても、映像系はまったく見ることができないのだ・・・。

やっぱり、マーレに戻ってPCの大掃除をしないとダメかなあ・・・。
てなわけで、いつもにも増して、Mixiの日記が増えていってます。そう考えると、今までこっちで書いたことあんまりなかったのよね~。

今日はというか、今日も何もすることがなかったので、子供達を連れて家から車で5分くらいのマクドナルドに行ってきた。ここのマクドナルドもプレイエリアがあって子供が遊べて大変助かるのである。しかもここのマックのとなりには小さな遊園地もどきみたいなものがあって、コーヒーカップとメリーゴーランドがあるのだ。あと、昔のアメリカではやってた車を運転してわざとガツンとぶつけるやつがある。そしてデパートの屋上にあるようなコインを入れてちょっと動く乗り物が数台。見た目は結構しょぼいけど、子供達は以前からず~~~~っとここに行きたいと叫んでいた。

マックには数回行ったことがあったけど、この遊園地エリアは行ったことがない。というのも、こちらは昼間は暑すぎてお話にならないので、開園が夕方の5時からなのだ。もうひとつ、コロンボ市内にある大きな公園の遊園地エリアも5時から開くのである。モルディブもそうだけど、南に来るとやっぱりみんな夜型な感じがする。小さい子供も平気で夜11時頃まで親と買い物してたりする。うちは夜ごはんが大体6時~6時半くらいなので、5時から遊園地で遊んでいるとごはんの時間が遅くなり、シャワーの時間が遅くなり、寝る時間が遅くなりと押せ押せになってしまう。

でもまあ今日はいいか、という感じで来た。というのも、スリランカは昨日から4連休なのだ。昨日は何かの祝日で(なんだかわからない)、今日は満月の日ポーヤデイで、土、日と祝日なのだけど、この日曜日がイースターで復活祭ということになっている。ポーヤデイは仏教のお祭りで今日はみんなお寺に行くし、イースターはキリスト教でみんな教会に行く。でも、イースターは復活祭なので、つまりは復活するまでのイエス・キリストが死んでいた間、つまりこの3日間はキリスト教徒は断食をしているのだ。経験なカトリック教徒の友人に電話したら「断食はしているしイースターまで毎日教会に行ってるしもうたいへん」と言っていた。

私達はというと、昨日の朝お隣の大家さんちの子供達が全員家にいるのを見て「ん?もしかして祝日?」と気付き、4連休と聞いたときにはしまった~!と後悔。実は日本食財屋さん、その名も「ジャランカ」にお買い物に行きたかったのだ・・・。でも、祭日はお休み。つまり、月曜日まで買えないのだった・・・。わかってたら水曜日に行っておいたのに~と思ったけどしょうがない。人々はみなそれぞれの宗教行事に忙しいのでマックへ出かけることにしたのだ。

いつもはすっごく渋滞しているコロンボ市内へ行く道路がガラガラだった。仏教徒はお寺へ行っているのだ。そして、キリスト教徒はお腹をすかせているのだ。この国は仏教徒がほとんどなので、今日はお寺はゲキ混みなんだろうな・・・なんて思いつつマックへ到着すると・・・。

マックも遊園地も混んでいた。やっぱり連休なのだ。マックではパーティールームで子供が30人くらい集まってゲームをやっている。パーティールームは予約して貸し切りで使うのでうちの子供たちは入りたがったが混ざるわけにはいかない。そのかわりとなりの遊園地で遊ぶことにした。

前に夜になってからここの前をタクシーで通って、照明がきれいに灯っているのを見て、息子がとっても行きたがっていた。
「ママー!みて!電気がついてる」
「ほんとだねえ」
「どうして?どうしてひかってるの?」(今息子はなんでもどうして?である)
「夜で暗いから電気をつけてあるんだね」
「うん・・・。たぶんねえ・・・」(「多分」も最近息子が覚えた得意の表現)
「たぶん、・・・・・・ひかりたいから」
息子はこの頃こうやって自分で疑問をなげかけて自己完結する。なんだか禅問答である。
「どうして?」「たぶん、・・・したいから」というのがセットの文章だ。
そしてず~~~っと懇願していた。
「ママ、マクドナルのとなり、いこうよ。いつ行く?もう行く?」
「う~ん、今は行けないなあ」
「じゃあ、しあさって?」
しあさってがお決まりで毎日しあさって?と言っていたので、いい加減連れて行くことにしたのだ。

乗り物に乗って子供達は上機嫌。どうせ乗り物の数も少ないので全部乗ってしまってから、マックに入って何か食べることにした。時間はもう6時近くだったので、これを夜ごはんにしちゃおう、ということになった。

私とロビちゃんはスリランカに来て初めて見たメニュー、マックライスを頼んだ。ごはんの上にクリスピーチキンが乗っかっていて、スパイシーカリーソースというのが付いてくるのだ。いかにもなご当地メニューで、でもおいしそうだったのでそれにした。

ごはんは写真を見ると白いごはんに見えたけど、実際にプラスチック容器のふたを開けて見てみると、ごはんにはこまかいふりかけみたいなのがまぶしてある。こちらはあまり白いごはんを食べないので(白いごはんでもカリーを混ぜて食べる)、まあ当然と思い、ひとくち食べてみた。
か、からい!
もんのすっごく辛い。
チキンを食べてみた。
もっとからい!
コラ~!なんでこんなになんでもかんでも辛いんじゃ~!
でも、辛い辛い言いながら、バクバク食べた。結構これがおいしかったのだ。
息子が僕も食べたい~と言うので、「辛いよ」と聞くと「へいき、ぼく、スパイシーへいき」としつこく言うのでひとくちあげたら普通に食べた。内心おっすごいなー食べれるんだぁと感心して見ていたら、もっとちょうだいとは言わなかった。娘は辛いものは瞬時に泣いて吐き出すので、最初から手を出さない。ニコニコとポテトを食べている。たまにはマックもいいか、なんて言いながら食べ終えて買い物をして家に帰った。

そして子供達を寝かしつけているとき、急にお腹が痛くなってきた。最初はなんとも思ってなかったんだけど、段々無視できない痛みに・・・!がばっと起きて「ママちょっとトイレ!」息子はもう寝ていたが、まだ起きていた娘はビックリ。「え?ママ、どこ行くの?」「トイレ、トイレ!」そう、辛くて下痢をしたのです・・・。私は以前にも四川出身の中国人のホームパーティに呼ばれて真っ赤な鍋を食べ(その子にはしゃぶしゃぶをやるからおいでよと誘われた)、あまりの辛さに下痢をしたのである。ただ単に辛いのがきらい、というのではなくて、辛いのを食べると体に弊害が起きるのを忘れていた!

案の定、お腹が下ってしまった・・・。インドを鉄道旅行しても、モスクワの水道水を飲んでも下痢しなかった私だがマックライスにやられてしまった。おいしかったからってあんなにがんばって食べなきゃよかった・・・。やっぱり、慣れないことをがんばっちゃダメなのね。そういえば、初めてスリランカに来たとき、ロビちゃんの上司の家に呼ばれて奥さんの手料理でも下痢したっけ・・・。(汚い話でスンマセン)

ロビちゃんは私の辛いものへの即効性に驚いていたけど、いつも食べてから家に帰って夜、お腹が下るという時間軸が一緒なので、腸に行ったあたりからダメなのだなとわかった。胃は大丈夫なんだね。

しかし、先々週友人とマックに来たとき、私は彼女に「あのマックライスって辛い?」と下調べをしておいたのだ。その時彼女は「ああ、マックライス?あれは全然辛くないよ」と即答していたのである。
ああ~、みんなが「辛くないよ」と言うのはもうわかってるつもりだったのに・・

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ひらがな

普段はココログにブログを書いているのですが、メンテナンスということで使えないので、ものすご~い久しぶりにこちらに書きためた日記を出すことにしました。

でも、ココログによればメンテナンスはもう終了しました、と出ているんだけどねえ・・・。どうして私はログインできないんでしょう~・・・?私のログインからは(まだメンテナンス中です)と書かれており、ココログのhpに行ってみるともう終了しましたと出ている・・・。う~んよくわかりません。ま、こちらでも書けるので、こっちに書くことにしましょう~。一気に三日分くらい放出です。

さてさて、ブログを読んでくださっている方々はご存知ですが、スリランカ生活もだいぶ慣れてきました。こちらには仕事に使う備品を買いに来たのですが、最後にバタバタするのがいやなので、かなり飛ばして商品を見て回り購入した結果、ほとんどの買い物がすんでしまいました。でも、モルディブで住居となるはずのビルがまだ完成しないのでモルディブにも帰れません。まあ、どこでも工事が遅れるのはよくあることですけどね。困ってます。

毎日行くところもなければすることもないし、テレビもないので、時間がたっぷりあまりあまっています。だからといって、子供が二人いるので、子供達が起きている間は結局自分の時間は皆無なのですね。ヒマですることないんだけど自分のことはできない、まあ日本で主婦してたときと同じです。

というわけでもないんですが、娘のひらがなの練習に付き合ってあげられる良い機会になっています。

マーレの幼稚園では英語、ディベヒ語、アラビア語の読み書きを教えます。モルディブではアラビア語は読み書きだけで意味は知らない人が多く、ほとんどはアラビア語でお祈りをするために教えられています。日本人が意味がわかならいままに「ナンマンダブ」とやるのと同じですね。でも、それが始まる前にひらがなが入ってしまってた方が楽かなと思っていたのですが、もちろんそんな簡単にはいきませんでした。

日本にいた頃から「はじめてのよみかき」みたいなドリルは買っていたのですが、娘はあんまり興味がありませんでした。カタカナの方が簡単だし、名前もカタカナなのでいいかなと思いスタートしたのですが、どの本を見てもカタカナにひらがなのルビがふってあるので、どうやら日本の教育的にはやはりひらがなが先なんだなあと思ってはいました。

そこで、カタカナで自分の名前が書けるようになったところでひらがなを始めました。というのも、実はうちにあったボタンを押して音声がでるキティちゃんのおもちゃで息子が読めるようになってきたのがきっかけでした。ボタンを押すとキティちゃんが「こ」「こおりのこ!」とか、言うので息子も「こおりのこ!」と丸暗記しだし、次々に読めるようになっていったのです。そのとき娘はひらがなは一文字もわかっていなかったので競争心がわき、「私もやる!」となったのでした。

しかし、しかし一緒にやってみてこんなにこちらが根気のいることだとは思いませんでした。だってうちの娘ったら今さっき読んでみせたばっかりの字でも「じゃあ読んでみて」って聞くと「え~わかんない~。う?ね?」とか言ってちーっとも頭に入ってないんです。何度やっても「え~っと・・・か?」なんてとんちんかんなことを答える・・・。私はだんだんこの子は実は頭の悪い子なんじゃないか・・・とまで心配になってきました。記憶力がないんじゃないか・・・。理解力がないんじゃないか・・・。

でも、先日ナウシカのDVDを見ていて、パパに説明しているのを聞いてたまげました。「あのね、これはね、きょしんへいっていって、むかしに火でやいちゃったひとたちなの。みんな死んじゃったんだけど、この子だけ地下でねむってて生きてたの」娘はDVDを見ている間に私に質問攻めをします。まあ、ナウシカなんて見てるだけじゃ4歳児にはわかりませんよね。で、私はなるべくわかりやすいように全部の質問に説明をするのですが、それを覚えているんですね。だって、娘は「地下」って事だけだって、理解してないんですよ。つまりは暗記してるわけです。

ナウシカはあんなに説明できてなんでひらがなはできんのだ?とユパ様風に疑問に思ったところで答えは簡単。字のお勉強には身が入ってないんですね。

ところが、プリキュアの絵が描いてあるひらがな表を壁に貼ったとたんに事態は急変しました。ひらがな表の目の前にいすを持っていって面と向かい合って座り、「これは・・・た!」とか言っています。お手紙を書く絵本を読んでからは手紙を書きたいと言って、日本にいる友達に手紙を書いています。書きたい文を娘が考え、それを私がひらがなで書いたものを見ながら書く、という手順です。マグネットのペンで白いボードに書いたらレバーをびーっと引っ張って画面に書いたものを消すという昔からあるおもちゃで私が大きく「げんき?」とか書いて、それを見ながら娘がゆっくり書いていきます。書きたい文章がすっごく長文なので、時間がかかる上に娘も疲れるのですが、本人は思っていることを全部書きたいようす。まあ、今時間があるうちに、そして興味があるうちにやった方が頭に入るだろうなと思い私もなるべく一緒に座ってやります。

そして、だいぶ読めるようになりました。
同じく外国に暮らす日本人ママ友の話では、ふたりめの日本語教育はひとりめにかかっているのだそうです。そして、日本語学校に通っているほとんどの生徒達は、小学校三年くらいで漢字が難しくなってくると脱落するのだそうです・・・。こわい。日本に里帰りした時に二ヶ月とかでも短期で入れてくれる学校があるそうですが、日本の学校の算数力についていけなくなる子供達が多く、短期入学も三年生くらいでいやがるようになるのだそうです。他の国に比べると日本の数学力はすごいんですね。まあ、インドはもっと上をいってるようですが。

私も自分の子供達には、せっかく漢字文化の国に産まれたのだから日本語ができる人になってほしいと思っているのですが・・・すべては親にかかっているそうで・・・。でも、日本語学校があるだけでいいなー!と思ってしまいます。もちろん、モルディブには日本語学校どころか、インターナショナルスクールすらないんですから!

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息子のブーム

息子の今のブームはおみせやさん。

先月、日本の母が送ってきてくれた子供用雑誌「めばえ」に「アンパンマンのおすしやさん」というふろくが付いていた。
プチプチと厚紙を切り取り線からちぎって取り、組み立てる昔ながらのふろくだ。箱の台の上にお寿司を乗せる回転盤が乗って、その丸い台紙がくるくる回るようになっている。回転すしはうちの子供達も大好きだ。お寿司を乗せるお皿、そしてお寿司そのものも紙でできる。ごはんはしゃりの形に切ってある白いスポンジで、その上にネタを乗せるようになっているし、いくらなんかは平たい円柱形でちゃんと軍艦巻きになっている!驚いたのはカウンターのはじの方にも小さい丸いスポンジを付ける場所があって、「なんだろう?」と思いつつ作ってみたら、それはお茶の蛇口のスイッチだったのだ!スポンジは押すとへこむから、ぽにょっと押して蛇口からお茶が出てくる気分になれる。湯のみももちろん円柱形で小さいのがある。そして、回転すしカウンターの台は箱になっているので、遊び終わったらお寿司や湯のみなんかの細かいものは全部箱に入れてお片づけもできるようになっているのだ。いやあ、日本のふろくって本当にスゴイ。細かい。

出来上がって早速息子と娘は仲良く遊んでいた。そして寝る時間には、戸棚に大事にしまって寝た。
次の日、息子は起きてくるなり戸棚からその回転すし台を取り出し、慎重にソファテーブルまで持って行って並べた。
「おすしやさんでーす。おすしやさんでーす」
あらっ。いきなり朝からおすしやさんが始まった。よっぽど気に入ったんだなあ。では、ちょっと参加しよう。
「おすしやさん、マグロください」
「はーい」
息子は回転台をくるくる回してマグロを取り、私に渡した。
「マグロでーす。おちゃ、いりますかー」
「あ、お茶ください」
息子はこのお茶スイッチと小さい湯のみが一番気に入ったらしく、その後はしばらく「お茶いりますかー」ばっかりだった。

次はマクドナルド。
日本でももらえる、子供用の頭にすぽっとかぶせる紙のわっか。真ん中にロナルド(日本ではドナルド)の顔が付いている。近所のマックに行ったときにもらったものだ。
息子は何も言わずにこれをかぶり、とっても真面目な顔で(わっかが下過ぎて眉毛が下がり、深刻な顔に見える)、
「マクドナル~マクドナル~」と始める。
なぜか息子はマクドナルまでしか言わない。日本ではマックと言っていたし、こっちに来てからは私が英語風に「マクダーノー」と言うので、彼には最後の「ド」は存在しないらしい。ちなみに、私の英語はみなさんによるととてもアメリカ英語なんだそうだけど、こっちで「マクダーノー」と言ってもなかなか通じない。タクシーで言っても「はぁっ?」って言われちゃう。スリランカではちょっとインド風に「マクドゥナルドゥ」と言うのだ。でも私はそれもなんか妙で・・・。
そして息子はお客さんが来るまで呼び続ける。
「マクドナル~マクドナル~」*
「あ、マクドナルさん~」(ほとんど訪問販売状態)
「はい」
「ハンバーガーください~」
「ハンバーガーは、ないです」
えっ!?ハンバーガーないの?マックなのに?
「じゃあ何があるんですかぁ?」
「ジュースがあるです」なるほど。
「じゃあ、ジュースとポテトください」
「はい」
息子は真剣な顔をして部屋の向こうの隅へ走って行く。そしてまた走って戻ってくる。
「はい、ジュースです。はい、ポテトです」
「わあ、ありがとう~」
とても満足そうにまた部屋の向こうへ走って行く。
*くりかえし

今はお弁当。
今月の「めばえ」のふろくにはお花見弁当箱があった。
お弁当箱をまず作り、そこに入れるものを作っていく。おにぎり、おいなりさん、太巻き寿司、サラダ、肉だんご、いちご、オムレツ、最近のふろくは写真をそのままプリントしているので食べ物がと~ってもおいしそうなのだ。特においなりさんとかここでは食べられないので私も見るとつばごっくんである。
キッチンからバスルームへ行こうと居間を通ったら、息子が壁によりかかって床にぺったり座り、お弁当箱を持っていた。
「おべんとうやさんでーす」
「おお!こんなところにお弁当屋さんが!」静か~に座っていたので全く気が付かなかった。
「おべんとうやさんでーす」
「ちょうどよかった~。じゃあお弁当一個ください~」
「はい~。こまかいのもあるです~」
まあ、おつりまで・・・。
実はこっちは2000ルピー札が一番大きいのだけど、1000ルピー札でも、よくおつりがないと言われるのだ。タクシーに乗るたびに「もっと小さいのないの?」と運転手さんに言われしょっちゅうロビちゃんと「こまかいのある?」なんて言っているのだ。まあ、よく聞いていること。
「おいしそうねえ~いただきます~!」ぱくぱく、もぐもぐ、食べる真似をしてから箱を返す。
「おいしかったぁ~!ごちそうさまでした!」
「はい」
そしてまた始まる。
「おべんとうやさんでーす。おべんとうやさんでーす」
問題なのは、客が私しかいないってことね。というのも、娘もやるならおみせやさんの方をやりたいので、同時となると結局お客は私しかいないわけで。
さて、次は何屋さんでしょう~。

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ベガー

スリランカはベガーが結構いる。ベガーというのは、お金ください、という物乞いだ。
それも、週末にたくさん出る。週末は人出が多いからだろうか~。やっぱり仕事に急ぐ人たちより、ショッピングに来た家族の方からの方がもらいやすいのかもしれない。

大体の人は足首から先がなくて松葉杖だったり、足がぐんにゃり曲がっていてやっぱり松葉杖だったりする。で、交差点で止まる車の窓をコンコンと叩いてちょうだい、と言う。つまり、間はずっと交差点のしかも車道に立っているのだ。そして赤信号で車が何台も止まると前から順番に窓を叩いていく。

ショッピングモールの出入り口にもいる。先週は親がはじっこに座って、小学校低学年くらいの息子にベガーをさせていた。その子は手を出して「マダム、マダム、」とず~っと付いて来る。特に私はこちらでは外国人でみんなの目にお金持ちにうつるのでしつこい。でも、その脇で「言われてもお金あげないで」と止めに来る人もいる。ショッピングモールのセキュリティかな、とか思う。でも制服着てるわけでもないし、彼も一体誰なのかはわからない。問題なのは、こうやってお金をもらって生活できる!と味をしめてしまった人が子供にやらせたり、わざとちょこっと手や足を切ったりする人が後を絶たないことなのだ。実は自分の子供の足を切っちゃったりしてベガーをやらせる親がいるので、絶対にこういう人にはお金をあげちゃいけないと、昔友人にも言われたことがあった。お金をあげればそういう子供を増やすことになる、と。お金をもらえなければやる人も減る。やっぱり大人より子供がお金ちょうだいって来た方があげる人は多いんだろうね。でも自分の子供の足を切るなんて考えられない。貧すりゃ鈍すると言うけど、恐ろしいったらない。

まあ、もちろん本当に事故で足をなくして、って人もいると思う。いちいち聞かないのでわからないけど、でも私はその友人の言葉が耳に残っていて、一度もお金をあげたことはない。

先日近所のスーパーに行ったとき、めずらしくそこの出入り口にベガーがいた。住んでいる家の近くなのでいなかだしそのスーパーも大きくはない。その人はおじさんだったけど、他のベガーがただ手を出してくるのと違って、おじさんは勝手に話しかけてきた。一所懸命自分の膝をさすりながら、「足の骨を折ったんだ。もう一ヶ月仕事をしていない」と言う。なに~?どっちの足だぁ?だっておじさんは松葉杖ですらない。無視しているとさらにおじさんはがんばる。「一ヶ月仕事をしていないんだよ!なのに四人の娘がいるんだ」私は頭に来た。「あのねえ、」面と向かうとおじさんはすごく身長が低くて小さい。「私達なんかねえ、もう四ヶ月も仕事してないんだよ!?でもうち二人子供がいるの、」私は両手で二人と手をつないでいた。「自分達だって精一杯なの、人にあげるお金なんてないよ」すると彼はさらに大きい声で「うちは四人娘がいるんだ!足の骨が折れたんだ!一ヶ月仕事をしていないんだ!」と繰り返した。ああなるほど、おじさんが練習した英語はこれで全部なのね。ロビちゃんなんて無言でさっさと歩き始めている。「バイバイ」私も二人の手を引いて歩き始めた。するとおじさんは走って(!)去って行った・・・。走れるんじゃねーか!仕事しろ~い!

私は、日本のなんでも「がんばれ」と言うのがあんまり好きじゃない。なので、自分でも人に「がんばって」とは言わないようにしている。子供達にも「楽しんで」と言うようにしているし、一緒にがんばろうね、とも言わない。それでなくてもついがんばってしまう日本人には「そんなにがんばらなくてもいいよ」と言える人も必要だと思うのだ。かくいう自分も、一番苦しかった頃に友人に「がんばらなくてもいいんだよ」と言われて救われたことがある。その瞬間から、私は人に「がんばれ」と言うのを止めようと決めたのだ。

でも、でもだ。しかし!お金を恵んでもらうために一所懸命同情を引く嘘を考え、それを英語にし(きっと誰かに教えてもらっているにちがいない)、そして暗記して練習して物乞いをするってのはどうなんだ???それでお金をもらってうれしいんだろうか?(うれしいんだよね、彼は)でもほんとに足がない人達とは違って彼はどう見ても嘘っぱちなのだ。いくらなんでも根性入れろ~!と言いたくなってしまう。

確かにこの国は貧富の差が激しくて、しかも外国人がたやすく口を出したりしてはいけない階級制度もあって(今は廃止されたはずだけどこういうのは根強い)、その裏には深い背景があるんだろうと思う。すごい豪邸ばかりがあると思えば、バラックみたいなトタン屋根の掘っ立て小屋が連なっているところもある。

両手が肘からない人にはロビちゃんはお金をあげていた。足がなくても座ってできる仕事はたくさんあるけれど、両手がないとさすがに仕事はほとんどないと思う。そういう人を見ると、「今、この人が困っているのは事実だから」と言ってロビちゃんはお金をあげている。難しい問題だ。だけど、考えるのをやめるのはもっと怖いからまた今日も考えよう・・・。

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パーティー!

昨日は友人の息子の2歳の誕生パーティーにおよばれした。
彼女もモルディブヒルトンで一緒に働いていた子で、レストラン勤務だった。飲食部はスリランカ人やインド人がとても多かったので、スリランカに来て会う友人はほとんどがヒルトン時代に一緒に働いていた仲間である。

彼女、Dはスリランカのコロンボヒルトンの隣のガラダーリホテルで働いていたKという人と結婚した。私達は彼らがまだ付き合っていた頃にもスリランカに遊びに来て会ったことがあるので、だんなさんも知っている。Dとはモルディブヒルトンを辞めて以来だから、6年振りに再会した。

Dは全~然変わっていなくてすっごくうれしかった。彼女は元々若かった頃から肝っ玉母ちゃんみたいな子で、何でもはっきりしゃべっててきぱき仕事をする、とても面白い人なのだ。偶然にも今私達が借りて住んでいる家から車で5分くらいのところに彼女達は住んでいて、実はとてもご近所さんだった。昨日はお昼頃から大雨でタクシーも混んでて電話してもみんな来てくれないので、結局Kに迎えに来てもらった。

家は結構広い一軒家で、Dのご両親、叔母さん二人、Kのお母さん、Kの兄弟、そして今Kが経営しているレストランで働いている従業員、Kの前の奥さん(!)と娘(つまりはKの娘なのでDとKの間の子の腹違いの姉弟になる)もいて、とってもにぎやか。他にもお誕生日の子のいとこがもう二人いて、お父さんお母さんの世代、私達の世代、そして子供達となかなかに盛大なパーティーだった。

うちの子供達は最初私とロビちゃんにくっついてだんまり。娘に「お姉ちゃん達と遊んでくれば?」と言っても「恥ずかしいの」と行こうとしない。息子なんて家ではすごいのに、すっかりおとなしくなっちゃって静かにいただいたケーキを食べている。なんだろね~と思いつつ、まあ慣れてくれば平気かな?と思っていたら・・・平気なんてもんじゃなかった!お姉ちゃんに手を引かれてぐるぐる走り回っているうちにすっかり調子が出てきて楽しくなり、子供達だけで奥の部屋に引っ込んでしまった。もう勝手に楽しく遊んでいる。やれやれ、これで私もゆっくり食べられるかな・・・と安心しつつ、ちょっと様子を見に行ってみると・・・。驚いた。大音量でディスコ音楽をかけていたのは子供達だったのである。そしてみんなで踊りまくっていた・・・。娘も楽しそうにげらげら笑いながらお姉ちゃん達と一緒に思いっきり踊っている。あんな娘を見たのは初めてで、こっちがびっくりした。そしてちっとも「ママー!ママー!」と来なくなった。

そう、娘には今友達が必要なのだ。あちこち移動してなかなか友達が作れないし、言葉もわからない。一緒に遊びたくても何を言っているのかわからないという場面もいくつもあった。でも、昨日の夜は言葉なんて関係なくなっちゃったらしい。もうみんなで踊って風船を飛ばしまくっておもちゃの銃で撃ち合って逃げ回ってそれはもう楽しそうだった。私が座っているイスの前を走り抜けても私の方を見向きもしない。家ではもうママママで、なんでもかんでも私を呼ぶ。でも、本当に楽しければママは必要ない年になってるんだなあとしみじみ思った。

でも、友達が必要なのは実は私達も同じなのだ。日本からモルディブ、そしてスリランカへ来て、私は日本を離れた時点で、ロビちゃんはモルディブを離れた時点で、回りに友達がいない生活になっている。ロビちゃんは日本に行って生活していた間、友達がいなくてつまらなかったと言っていたけど、それは私も同じ経験をしている。モルディブに二年住んでいたし、その前にもアメリカ、カナダと生活して、ゼロから友達を作らなきゃならないのがどれだけ大変かようくわかる。だから今回もスリランカに来てほとんど毎日自分達家族だけでの生活で、私もロビちゃんもかなり退屈していたのだ。たまにロビちゃんの元上司とか、友達に会うことはあっても、長い時間一緒にしゃべったりごはんを食べてくつろぐということはめっきり少ない。だから、娘の気持ちもよ~くわかる。大人だってこんなにつまんないのに、子供はどれほどつまらないだろう。

昨日のパーティーで楽しんだのは子供達だけじゃなく、私とロビちゃんもとっても楽しい時間を過ごした。ロビちゃんは途中で「やっぱり友達って大切だねえ」なんてしきりに言っていたくらいだ。私もDと話し、Kと話し、二人の友人で昨日初めて会った子達とも話し、とっても楽しかった。特に子供達は子供達だけで遊んでいてくれたので、まるで大人だけで飲んでるパーティーみたいにゆっくりできた。実際、結構ワインをいただいた。

息子はさすがに途中で寝てしまってDのベッドに寝かせてもらったが、娘は最後までがんばった。なんと12時半!本人もかなりお疲れで眠くて最後はぐにゃぐにゃになっちゃったけど、たまにはこんなスペシャルな夜更かしの日もあってもいいか、と思った。それくらい、楽しそうに笑っていた。

こんな風に友達のありがたみを実感すると、とっても日本の友達がなつかしくなってしまった。友達と近くにいられないのって(近くにいてもなかなか会えないってこともあるけど)、やっぱりさみしいものだねえ。

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小説再開!

大変長い間ご無沙汰してしまいました。
本日、久しぶりに小説の更新をいたしました。
第四章のスタートです。
私事ですっかり間があいてしまいましたが、どうぞ皆さま、お時間がありましたらぜひのぞきに来てください。
http://myhome.cururu.jp/hiroham 連載小説

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さらにミニマム生活

冷蔵庫が壊れた。
昨日、開けたときにふと、あれ?涼しくないな?と思ったのだ。最初は気のせいかと思ったけど(息子がしょっちゅう開けるので)、しばらくして開けたときにやっぱり中に冷たい空気がないので気がついた。「ロビちゃん、この冷蔵庫冷えてなくない?」「ええ?ほんと?」チェックしてみると、朝作って、凍らせておいていつでも焼けば食べられるようにと冷凍庫に入れたハンバーグもまだやわらかい。もうお昼過ぎなのに。入れてある牛乳もちっとも冷たくない。マーガリンもふにゃふにゃだ。これは!壊れたぞ!

急いでお隣の大家さんに言いに行ったら、すぐに業者に電話してくれた。数時間して壊れた冷蔵庫を持って行くからと、代わりの冷蔵庫を持って来てくれた。ちょっと小ぶりだけど、ないよりいい。「まず五時間くらい待ってね」と言われ、その間にと大家さんの冷蔵庫に食べ物をほとんど入れさせてもらった。そしてスイッチを入れてロビちゃんと「まあ五時間も待たなくても冷えるよね」と話していたら、夕方になってバッチンとブレーカーが落ちた。「ええ~?!」驚いてまた大家さんを呼びに行った。すると大家さんいわく、「あれもうスイッチ入れちゃったの?五時間待ってって言ったのに?」え?スイッチを入れるまでに五時間待つの?スイッチを入れて五時間待つんじゃなくて?そう聞くと、一緒に来てくれていた大家さんの息子さん(私達はコンピューター面でもすっかり彼の世話になっている)が言った。「そうだよ、運んで来たから中のガスが落ち着くまでスイッチは入れちゃダメなんだ」なるほど、そういうことでしたか!それはまんまと勘違いをしていたので、ロビちゃんと笑ってしまった。でも、ブレーカーが落ちたのはその五時間とは全く関係なく、冷蔵庫に問題がある。大家さんはもう一度業者さんを呼んでくれた。

またもや業者さんが来て色々やってくれたのだが、どうもスイッチを入れるとブレーカーが落ちてしまうので、これは使えないということになり、持って行ったのを修理して持って来てくれるのかはたまた違う代車ならぬ代冷蔵庫を持って来てくれるのか、特有のよくわかんない英語で帰って行った。とりあえずなんか持って来るとは言っていたものの、もうその日は遅かったのであきらめた。来るとしても明日だろう。

仕方なく、夜ごはんはあふれた冷凍食品になった。油で揚げるだけのフィッシュチップスと中華春巻きだ。中華春巻きは中国産の冷凍食品で今の日本じゃあ中国製はみんな怖くて買わないかもしれないけど、私はどうしても春巻きが食べたくて買ってみたのだ。フィッシュチップスはスリランカ製の白身のお魚の揚げ物だ。揚げてみると、春巻きは意外にも本物の中華の味で、私は久しぶりに食べてすっごくおいしかった。フィッシュチップスはケチャップを付けて食べていた娘が「ママ、これからい」と一言。確かに食べてみると最初は感じないんだけど段々ピリピリしてくる。うーん、スリランカ製のものは本当に何でも辛い。こんな揚げ白身魚まで辛くしなくてもいいんじゃないだろうか・・・。

そして夜になったらまた大雨。雷がガラガラと鳴って土砂降りになり、今度はブレーカーじゃなくてほんとに停電した。雷が鳴り始めた頃から危ないなと思って慌ててシャワーを浴びておいたので間に合った。うちの湯沸かし器は電気で動いているので停電するとシャワーのお湯も出なくなるのである。いくら暑い国でも水のシャワーはいやなので、雷が鳴って雨が降り始めると急いでシャワーを浴びてしまうことにしている。

でも停電にもだいぶ慣れてきて、さっさといつもの場所にあるろうそくに火を点け、蚊取り線香にも火を点ける。いつもは電気式の液体ベープみたいなのを点けているので、電気がなくなると蚊も来ることになるので昔ながらの蚊取り線香も買ってあるのだ。

さて、そんなこんなで冷蔵庫が使えなくなって一日経った今朝、お茶をわかして大家さんの冷蔵庫から牛乳を取って来て紅茶に入れたらヨーグルトみたいな固体がどぼんとお茶の中に落ちた。びっくりした。大家さんの冷蔵庫に入れてもらうまでの半日くらいの間にもう牛乳は逝っちゃってたらしい。ボトルの中をのぞいて見ると、ヨーグルトみたいな、カッテージチーズみたいなものができあがっていた。このままかき混ぜてたら絶対チーズが作れそうだ。うちの子供達は牛乳が大好きで水代わりに飲んでいるので合計三本あったのだが、調べてみたら全滅していた。そういえば昨日冷蔵庫が涼しくないなあと思っていた頃に飲んでいたお茶の底に牛乳が白く固まってたっけ・・・。あの時からもうあったまってたんだなあ・・・。って、それおいしく飲んじゃってたけどなんともないや。

なんて思いつつ、今度は大家さんが作って持って来てくれたミルクライスの残りをチェックしてみた。こちらはごはんだし調理済みなので大丈夫かなと思ってラップして常温で置いておいたのだ。こちらも見事にくさっていた。ラップを開けたらものすごい匂いがキッチンに充満してビックリ。その他にも昨日の夜大家さんにいただいたサンドイッチもあえなくさようならした。

そう、お隣の大家さんのおばさんは昔のご近所よろしく、ちょこちょこ何かを持って来てくれる。自分の子供達はもう大学生、高校生、中学生でうちの子供達みたいな小さい子が懐かしいらしい。「子供用に辛くないのを作ったから。チリは入ってないわよ」と言って持って来てくれる。おばさんは仏教徒でベジタリアンなので(こちらの仏教徒はベジタリアンが多い)サンドイッチも野菜サンドだ。にんじんとたまねぎをみじん切りにして味付けしたペーストみたいなのが塗ってある。食べてみたらとってもおいしくてもぐもぐ食べちゃったら、これが結構辛い。黒こしょうがすっごく利いているのだ。でも、わざわざ「子供用に辛くしてないから」と持って来てくれているので、ちょっと不思議になってしまう。本当に、「辛くない」という感覚が違うのだ。今日もワッフルトースターで焼いたホットケーキみたいなのを持って来てくれた。子供達は大喜びで「パンケーク!パンケーク!」と飛びついた。なのに、息子がすぐに「ママ、これからい」と置いてしまった。少々の辛さは気にせず食べる息子が?パンケーキなのに?と思い食べてみると・・・まずすごいしょっぱかった。そしてやっぱりちょっとピリ辛。おばさんが毎週持って来てくれるミルクライスも実はすごくしょっぱくて私は食べられないのだ。うーむむむ・・・。ほんとに食って文化なのね。違いが大きくて驚くことが多い。せっかくいただいているのに食べられなくて申し訳ないんだけど、食べられないって言うのも申し訳なくて言えず、もっぱらロビちゃんが食べている。

話がそれてしまったけど、冷蔵庫なしで丸一日で色んなものを腐らせてしまった。やっぱり暑い国だもんね。冷蔵庫なしは結構キツイものがある。いくら大家さんの冷蔵庫に置かせてもらえるとはいえ、子供達はちょくちょく牛乳を飲んだりするから毎回お隣に行くわけにもいかず、家にも置けないのでなーんにも常備できなくなってしまった。今日の夜、スイッチを入れられない冷蔵庫にロビちゃんが氷をいっぱい買って来て詰め、一緒に牛乳やマーガリンなんかを入れてみた。さて、明日の朝にはどうなることやら。またヨーグルトができてるかなあ。

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ええ~それって?!

今日、日本の実家に電話をした。母が旅行に行くので、その前に一回電話しようと思っていたのだ。 すると、電話をかわった弟がクレジットカード会社から電話が来て、至急連絡くださいって言ってたよ、と言う。そうなの、と私も 言った。実は、9日の夜ヤフーオークションで入金しようと思ったらこちらのカードは使えませんと拒否されてしまっていたのである。オークションはもう落札していまっているから払わないわけにはいかないので、仕方なく母にご足労願って郵便振込みにしてもらったばかりなのだ。またもや自分のDVDを買ったのだけど、こちらに送る際に郵便事故で紛失しても悔しくないように最安値で買っていたので、送料込みでも2000円もしなかった。安かったので母にもまあ気軽に頼めたけれど、カードが使えないのはとても困る。

実は、日本を出てからロビちゃんのカードが一回、私のカードが一回、使えなかったことがあったのだ。このカードは私はもう15年くらい使っていて、使えなかったことは今回が初めてだったので正直驚いた。ロビちゃんのカードは私のカードの家族カードなので、こちらもいつも問題なく使えていた。まあ今回使えなかったのは、ロビちゃんのカードはインドネシアに買出しに行ったとき大量に電化製品を買ったので、盗難されたと思われたらしい。今インドネシアでは盗難もしくは脅してカードを使わせて電化製品を大量に買うのがとても多いのだそうだ。場所も買った品物もどんぴしゃだったのでカード会社はセキュリティですぐに止めて しまったのだ。でも実際はロビちゃん本人が本当に電化製品を大量に(ホテルの部屋に常備するので)買いたかったので、カードが使えなくてとても困ってしまったのだ。 そしてもう一回は私がマーレで「あ、お財布にお金ないや」としょっちゅうやる失敗でカードを使おうとしたら使えなかったのだ。 でも、カード会社に連絡したらそこはマーレの雑貨屋さんで大きなホテルとかじゃなかったので、もしかしたら店のカード読み取 り機の問題じゃないでしょうか、ということだった。でも、カードが使えないというのはとても不便なので結構私は怒ってカード会社に電話して、こちらに引越した旨を伝え、それならとセキュリティを解除してもらったばかりなのである。 なので、夜中にヤフオクで入金しようとしたらできなかったときには、「えっまたぁ?」と思ったのだ。そして実家には連絡してくれとの電話がかかってきているという。またセキュリティでストップしちゃったのかな?と思いつつ、教えてもらった電話番号にすぐ連絡してみた。

すると、応対してくれた人が「3月7日にオーストラリアで19000円くらいのお買い物をしておりませんか?」と言う。はあ?3月7日にオーストラリアでお買い物???カード会社が言うには、私の利用履歴にオーストラリアでの買い物があるらしい。私がヤフオクで使えなかったと話すと、「それは3月9日の1990円のお品物でございますね?こちらに利用できなかった記録が残 っております」なんかちょっと恥ずかしくなった。ということは、私がヤフオクで買った妻夫木くんのあれやこれやはみんな記録に残っているのだ。当たり前よね。いやいや、今はそれどころじゃない。「その3月9日以前の7日にオーストラリアでのお買い物があるんです。そちらには覚えはございませんか?」「現在スリランカに住んでいるのでオーストラリアでの買い物は不可能です。あの、もしかしてこれって、スキミングされたってことでしょうか?」「ええ、そうですね、偽造カードと思われます」「えええ~~っ!?」たまげた。頭の中にCMの「これってもしかしてスキミング~?!」って叫ぶ劇団ひとりが出てきたくらいだ。「ほんとにあるんですね、こういうの」「・・・そうでございますね。もうひとつ、3月5日にアメリカの通信販売会社で4***円のお買い物はしておりませんか?」「アメリカの通販ですか・・・?いえ、していませんけど・・・」「では、こちらも悪用ということで処理させていただきます。カードはお手元にございますか?」慌ててお財布を開けてみる。あるある。ちゃんとお財布のいつもの場所に入って いる。「あります」「じゃあそちらは破棄してください。新しいカードを送らせていただきます」あら~。

犯罪とか事故っていうのは、大体みんな自分には起こらないものだと思っているところがある。だからこそ、まさかうちにかかっ てくるなんて思わなかった、という人をだますオレオレ詐欺があとを絶たないのだ。私はどんなことでもなるべく「新聞やニュースだけのことで、自分は平気だろう」とは思わないようにしている。でも、偽造カードにはびっくりした。私のカードなんて偽造しても 口座にそんなにお金ないよ~なんて思いつつ、一体どこでやられたんだろう?と色々考えてみた。カード会社の人は「この2~ 3年で東南アジアか中近東でお買い物はされてませんか?」と言っていた。でも、この2~3年だったらモルディブへの里帰りし かしていない。あとは、今回引越してくる途中で一泊したシンガポールで、ホテル代を払うのに使ったくらいだ。それ以外は全部カードの使用は日本かモルディブ、あとはネットということになる。ネットの買い物も、私はヤフオクとアマゾンしかない。うーん、 どこでもスキミングされそうと言えばされそうだし、全然わからない。そこではっと気がついた。さっき言っていたアメリカの通販ってアマゾンのことじゃない?!そういえば、この前アマゾンでも本とDVDを買ったばっかりだ。それが3月5日なのか4千い くらなのか覚えてないんだけど、もしかしたら自分のアマゾンの買い物かもしれない?

そう思って慌ててもう一度クレジットカード会社に電話してみた。最初に電話してからもう数時間経っていて、日本ではちょうど夕方の5時半くらいだったので、もしオフィスが5時に閉まるのならもう間に合わない。でもとりあえず電話してみたら、さっきお話した担当の方がまだいらっしゃった。「あの~アマゾンでなら最近買い物したんですけれど、もしかして先ほどおっしゃってたアメリカ系の通販ってアマゾンのことですか?」すると彼は意外にもすぐに返事をした。「いえ、アマゾンではないですね。アマゾンのようにお客様の以前の履歴に残っていない、アメリカの百貨店系列の通信販売です」なるほど~。アマゾンはよく利用して いたので、それなら怪しくないということだ。アマゾンのお買い物も彼らはぜーんぶ把握しているのだ。べつにいいんだけど、なんだか恥ずかしい。「お客様の以前の履歴にはない通信販売社です」「ああ、じゃあ私じゃないんですね。そうですね、そんなアメリカの百貨店系列の通販は買ってないですから」アメリカの百貨店だと、よくJCPennyとかモールにあったっけ。ああいうのだな。すると彼も最初からそうだと思ってましたよ、というように、「そうですね、ですからこちらも第三者の悪用だと思われます。わざわざお電話、ありがとうございます」としめくくった。なんだかプロの対応にホッとした。そうか、私が使ったのではなかったんだ。 やっぱり3月5日の分から誰かが偽造カードを使っているのだ。

それにしても、今回はセキュリティでストップしてもらって逆に助かったことになる。いやあ良かった良かった。カード会社も顧客 カードをひとつひとつこうやって調べては怪しい部分があると電話連絡しているのだから、大変な仕事だとしみじみ思った。この前カード使えなくてちょっと電話で怒っちゃってごめんね、とか思ったりした。それだけ、カード犯罪が多いってことなんだねぇ 。新しいカードが来たら気を付けよう!って、使わないわけにはいかないから気を付けるのもむずかしいんだけど。

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オフ

今日はロビちゃんにお休みをもらった。

昨日、おとといとロビちゃんが他の人と会ったりするために一人で出かけたので、私が一人で子供二人を見ていた。で、なんかどっと疲れたのもあったし、なんだか鼻風邪を引いたみたいなのだ。最初は昨日トゥクトゥクに乗っちゃって排気ガスいっぱい吸っちゃったかな?と思っていたんだけど、どうも風邪らしい。

というのも、スリランカはエアコンが効きすぎだ!もう、すっごく寒い。ホテルの中もショッピングモールの中もカフェの中もめちゃめちゃ寒い。私はエアコンは特にダメなので、それでちょっと風邪を引いたかな、と思う。とにかく鼻水が流れるように出てくしゃみが何連発も出て頭がボーっとする。でも体がだるいわけでもないし、熱があるわけでもないからなんとなく休めない。だけどそんな中二日続けてロビちゃんが出かけたのでちょっといやになってしまった。朝、「今日マッサージに行ってもいい?」と聞いたら、ロビちゃんはそれなら子供二人を連れてプールに行ってくれると言う。やったー!

マッサージは口実で、実はカフェでのんびりお茶をしながら本を読みたかったのだ。マーレの日本人の知り合いから本を借りてきていて、それが面白いのだけど、子供達が起きているとちっとも読めないのだ。一行読んだら「ママ~!うんち~!」一行読んだら「ママ~牛乳こぼれた~」。本を読んでいるのでいつもならこぼす寸前に止められるようなコップも思いっきり落ちて大惨事になっていて、結局いつもより手間がかかることがわかって読むのをあきらめた。ああ~じっくり本が読めたなら~。

ロビちゃん達はプールの準備をして、私はお買い物の準備をして、一緒のタクシーに乗り込んだ。途中から別行動へ。私はコロンボでもきれいで有名なショッピングモールに行ってまずはずっと欲しかった膝丈のパンツを探すことにした。こちらではスカートが一番涼しいんだけど、子供二人を追いかけるとなるとパンツの方が何かと動きやすい。マーレでは自転車も乗るので短いパンツが一番便利なんだけど、今は一本しかないので洗濯すると代わりがないのだ。

お店でパンツをどんどん手に取って見て驚いた。みんなものすごくデッカイのである。特にウエスト、腰回り。確かに、こちらの女性も肥満度が高いと思う。特に、顔は細くて小さくてもお腹と腰、おしりがすごい。ただ、そんなどっしりしていても、みんな足はすらっとしているのだ。以前何かの記事で読んだのだけど、世界で一番足首が細い人種を探したら統計的にインド人が世界で一番足首が細いのがわかったそうだ。ここもおとなりなのでインド人とほぼ同じで、みんな足が細い!特に膝から下がすっごく細くてまっすぐで長い。子供の足なんてポッキーみたいだ。日本だったらみんな足のモデルできるなあなんて思う人がいっぱいいる。でも、腰回りはでっぷり。

まあ、食事を見るとうなずける面も多々ある。こちらで大人気のバッファローのヨーグルトがあるのだけど、これの脂肪分がものすごい。そのままで食べると濃くてチーズみたいなんだけど、それにココナッツシュガーを煮詰めて作ったシロップをとろ~りとかけて混ぜて食べる。うまいバランスで混ぜるととてもおいしいのだけど、こりゃ太るよ!だって脂肪&糖分のセットなんだもん。カレーだって油やバターを使うし、食事は全体的にとても辛くてしょっぱい。汗もかくから喉が渇くけど、こちらの人はスパイシーな辛いものを食べたら甘いものを飲んだり食べたりして中和するので、甘&辛の度合いがきつい。

もちろん他にも理由がたくさんあるだろうけど(車社会なので運動不足とか)、とにかく売っているパンツはみんなガバガバだ。そこで私はキッズコーナーに行ってみた。日本でも最近はキッズで身長160cmまで作ってあるので身長162cmの私は余裕で着られる。しかも、キッズやジュニアのは色があざやかでかわいい。

そこのキッズコーナーではジュニアは5歳から14歳に分類されていた。迷彩柄が欲しいなと思っていたら、あったあった、どんぴしゃの迷彩柄の膝丈のパンツが並んでいる。LサイズとXLサイズを持って試着してみた。XLを着てみるまでもなくLサイズがぴったり。すばらしい。私はこっちで14歳くらいの体系か。なるほど。私は上半身に比べて足がぽっちゃりしているので太ももが入るか心配だったけど、ぴっちりするスリムと違ってすとんと同じ幅のデザインなので大丈夫。しかも値段も安かった。

お買い物を楽しんだ後はカフェでゆっくりお茶を飲みながら本を読んだ。二軒はしごしてお茶したのでかなり本も読めた。ついでにモール内の本屋さんで村上春樹の英語訳ペーパーバックも買った。村上春樹の英語版はもう何冊も買って読んでるんだけど、偶然一冊だけあったのがまだ読んでないやつだったのだ。よかった~。次読むものも見つかった。

一人でのんびりするのがあんまり久しぶりだったので、すっかり暗くなるまでカフェで過ごしてしまった。ロビちゃんから電話がかかってきたので家に帰ろうと外に出たらまたしても土砂降りの雨。家に帰ると子供達は一層日に焼けていて、プールの話をたくさんしてくれた。ロビちゃんも楽しかったよと言う。良かった良かった。しかも子供達もロビちゃんも(!)三人揃ってさっさと寝てしまった。プールって疲れるんだよね。なので、パソコンやる時間も今日はたっぷり。いやあ、たまにはこういう日もなくっちゃね。

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バケツをひっくり返したような?

最近、夜になると毎日雨が降る。それも、土砂降り。
スコールとも、ちょっと違うような。夜からだんだん雲が厚くなってきて、あっという間に降り出して1~2時間で止む。昨日もおとといもその前の日も降った。

わかっているつもりなのに、洗濯物を今日はひとつ忘れて出かけてしまった。娘のスカートでひとつなかなか乾かないものがある。それだけまだ乾いてなかったので干したまま出かけてしまったら今日は振り出したのが早かった。

夕方4時頃、子供達を連れて公園に行ったのだが、公園に着いて10分もしたら雨がポツポツ、と降り出した。見上げると空の半分向こうから真っ黒な雲がやってきている。「これはやばいよ。帰ろうか」子供達はせっかく来たばっかりなのにー!と怒っていたけど、いくらなんでも雲が真っ黒すぎる。急ぎ足で公園の出口に向かっている途中で段々雨が本格的になり、出口でのんびり停まっていたトゥクトゥクに乗り込んだ途端、土砂降りになった。トゥクトゥクはドアがなくて吹きさらしなんだけど、運転手さんは慣れた手つきで巻いてあったビニールのカーテンみたいなものをくるくると下げ始めた。するとそれがぴったり両側を覆って黒い箱の中にすっぽり入ったようになって雨が吹き込まなくなった。すごい!トゥクトゥクにこんな雨用のカーテンがあったなんて!

すごい雨の中、トゥクトゥクがビーーーーっと走りぬけ、もうあと5分もすれば家、というところで急に止まってしまった。運転手のお兄さんがレバーを思いっきり引いてエンジンをかけようとするんだけど、エンジンはプスプスいうだけで動かない。「え~・・・エンスト?もしかして・・・燃料切れ?」ロビちゃんが聞いてみると、彼は目をまん丸にして「とんでもない!燃料はたっぷり入ってるよ!」と言った。「でも、ちょっと電気系統に水が入ったんだ」・・・・・・それってもっとやばくない?運転手のお兄さんは大丈夫乗ってて、とジェスチャーで私達に示して、自分は土砂降りの中、外に下りてなんと自分で押してトゥクトゥクを動かし始めた。えっ?もしかして押しがけ?いえいえ、そんなことはなくてただ端っこに寄せただけだった。そう、ちょうど夕方のラッシュ時で、道路はものすごく混んでいて走るのが大変なくらいだったのだ。そんなど真ん中で止まっちゃったんだから、いくらなんでもそのままそこにいるわけにもいかない。一緒に降りて手伝おうとしたロビちゃんをいいよ、中に座ってて、と言って自分だけで押し、端っこに寄せてからも何度も何度もレバーを引いてエンジンをかけようと必死の努力。どれくらいそこにいたのか、もう他の車をつかまえて帰ろうか・・・とロビちゃんと話始めた頃、ブルン、ブルン!とエンジンがかかった。「やった~!」思わずみんなで喜んでしまった。息子も「ママ、このお兄さん、ばんがったね」と感心しきり。ほんとにお疲れさまでした。

昨日も降ったけど、昨日は降り出したのが遅くて、夜8時半くらいだった。子供達をお風呂に入れて出たところで停電したのだ。ものすごいかみなりで光ってはバリバリ雷鳴がして、家の中は真っ暗。うちのシャワーは電気を使う湯沸かし器を取り付けたので、停電する前に子供達を洗っちゃってよかった~とまず思った。じゃないと水のシャワーだからだ。

でも停電して初めて自分達は懐中電灯もろうそくもないことに気が付いた。いや、もうほんとに真っ暗。日本ではあんまり停電もしないもんね。仕方ないのでバッテリーがチャージされているポータブルDVDプレイヤーを付け(シャワーを浴びる寸前までハウルを観ていたので目の前にあった)、それで携帯を探して携帯のライトでロビちゃんがお隣の大家さんの家まで行ってろうそくを借りてきた。お隣の大家さんは仏教徒なので、お灯明みたいな白いろうそくを5本もくれた。一本はこれもまた貸してくれたろうそく台に、もう一本は牛乳のボトルのキャップにろうそくを立てた。二本灯すとなんだか良い雰囲気。キャンドルライトになんかすると私はお酒を飲みたくなっちゃう。独身時代はキャンドルが大好きで、一人暮らしのアパートでキャンドルを何本も灯して友達と夜通し飲んだっけ。でも子供が産まれてからは、危ないから一度もキャンドルを使っていない。う~ん久しぶり。

子供達は初めてろうそくの火を経験して、不思議そうにしていた。でも、熱いものだということを全然わかっていないのですっごく危ないと思った。「ママきれいだね~」って普通に火に触ろうとするのだ。やっぱり子供には危ない危ない。でも、ろうそく台を持ってゆっくり歩きながら二階に行くと「ママ、ハウルみたいだね~」と子供達は喜び、さて寝ようかとベッドに入ったら電気が点いた。

この雨、明日もまた降るのかなあ~。

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外国暮らしなら気をつけないと!

モルディブヒルトンにいた頃、ロビちゃんが直接ワインのことを教わったソムリエのMr.Sがコロンボに遊びに来た。彼は今でもモルディブでソムリエをやっている。Mr.Sと、元ロビちゃんの上司でこの家のお世話をしてくれたMr.Nはもちろん当時一緒に働いていて今でもとても仲良しなので、みんなでMr.Nの家で夕食をごちそうになることになった。

Mr.Nの奥さんはバレンタインデーに赤ちゃんを産んだばかり。私は久しぶりの新生児を見てあんまり小さくてかわいくてうっとりしてしまった。こんな産まれたばかりの赤ちゃんを見てしまうとうちの子供達のなんと巨大なこと!抱っこもさせてもらったのだが、あんまり軽くて何にも抱っこしてないみたい。そりゃそうだ。うちの子供達は15kgとか13kgとかなのに、二人とも今でも抱っこ抱っこなのだ。それに比べたら新生児なんて小さくて軽くてかわいくてしょうがない。娘も赤ちゃんが大好きなのでとっても喜んで赤ちゃんを眺めてちょっと頭をなでたりしていた。

さて、食事をいただきながら懐かしい話に花を咲かせていると、ソムリエのMr.Sが私達に聞いた。「そういえば、二ヶ月くらいいるって言うけど、ビザは大丈夫?」えっ?と私達は思った。日本のパスポートって大体90日はノービザでいられるんじゃないっけ?ロビちゃんと子供達はモルディブのパスポートで入国しているのだけど、入管でロビちゃんが聞いたけど三ヶ月って言ってたそうだ。するとソムリエが「え~ちゃんとパスポート確認した?普通30日だよ」と言う。不安になり、すぐにその場でパスポートのスタンプを確認してみた。そう、今スリランカでは内戦が激しくて爆弾テロ騒ぎが頻繁に起こるので、いつでも誰でも身分を証明できるものを持っていないとまずいのだ。そして、外国人旅行者は絶対パスポートを持ち歩かないと身分を証明できないのでちょっとまずいことになる。こちらでは道端でもどこでも軍隊がマシンガンを抱えて警備していて、走っている車も定期的に端に寄せて停めさせ、乗っている全員の身分確認を行う。なので、私達も家から出るときはいつも必ず肌身離さずパスポートと全財産を持っているのである。もしくは先日みたいに家の中のどこかに隠して洗っちゃったりすることになる。

さてさて、パスポートのスリランカスタンプを探して見てみると~・・・しっかりと「30days」と書いてあるではないか!危な~い!!!もう、ほんとに危ない。ソムリエは笑って「良かったね~今日僕が言って。じゃなかったら切れても気がつかなかったよ」と言ったがほんとにそうだ。15日に入国したのでまだ日にちがある。ほんとに教えてもらってよかった!「あのね、誰が何て言っても、いつでもきちんとパスポートを確認しなきゃだめだよ。パスポートに必ず書いてあるんだから」とありがたい教訓までいただいた。すんません。

てなわけで、次の日慌ててパスポートセンターに出向くことになった。でもビザの延長はそんなに難しくないそうで、確かにビザコーナーであっちのデスクではんこをもらってまたこっちのカウンターに戻って来て、なんて手続きの面倒くささはあったけど、そこそこの待ち時間で延長することができた。しかもあと三ヶ月も。延長期間は9ヶ月まではかなり適当にOKらしい。もちろん料金を払っているのでそれもあると思う。ただ、日本のパスポートの方が安かったのでびっくりした。モルディブのパスポートに延長ビザをもらう方が倍くらいの値段を取られた。それなら子供達は日本のパスポートで入れば節約できたんだな~なんてちょっと思ったけど、まさかそんなことは知らなかったからしょうがない。次回のための知識ということで。

それにしても気がつかずにそのままスリランカにいたら本物の難民になるところだった~!やっぱり強制送還されたりするのかな?怖い怖い。特に今この国はピリピリしているので問題を起こしたら大変なことになりそうで恐ろしい。ソムリエに感謝!である。ありがとうね!

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ふんわり良い香りも♪

朝起きて階段を下りていくと、もうすでに起きていたロビちゃんが階段の上の私を見て言った。
「ヒロコ、大変なことになったよ・・・」

昨日の夜、ロビちゃんのいとこのトーハが夕食に招待してくれた。トーハの奥さんが病院に行くためにコロンボまで来ているのである。なんでも甲状腺が悪いらしくてマーレの病院では十分じゃなく、こちらまで来たのだそうだ。見た目は全く普通に元気に見えるけれど、昔は結構ぽっちゃりしていたのに子供を産んでからすごいやせたと彼女は言う。確かに、彼女は背も低いので今は細くてとっても小さく見える。子供はうちの息子よりちょっと小さいくらいだから、2年足らずで10kg以上やせたのだ。トーハと奥さんと娘は奥さんのお姉さん一家の家に泊まっている。お姉さん一家はスリランカに移住してもう7年になるのだそうだ。そして、昨日夕食に呼んでくれたのだ。

夕食はロビちゃんがあらかじめ電話で「辛いのは食べられないから辛くしないでね。いい?チリ(唐辛子)を入れちゃダメなんだよ?!」と念を押してくれていた。でも、いざいただいてみたらもっのすごく辛かった。メインのペンネもチキンもコールスローでさえも(!)辛かった。カリーはもちろん遠慮させていただいた。

おもしろいことに、どれだけ彼らに「辛くしないで」と説明しても彼らは「辛くないもの」を作ることができない。これはもう毎回なので私はどうせ今日は食べられないだろうと思っていたからべつに驚きはしなかった。以前ロビちゃんの実家の島に行ったときもお昼ごはんを作ってくれていて、ロビちゃんが「辛くしないで」と言っておいたんだけど、カリーはもちろん辛かったので私が食べられなかったことがある。ロビちゃんが「あれだけ言ったのに!」と怒ると、お義母さんとお義姉さんは「だってチリ4本しか入れてないのよ~」と言っていた。もうあまりにも当たり前すぎて、ないことが考えられないのだと思う。私もせっかく作ってくれて食べないのも申し訳ないからなんとかがんばろうと思うのだけど、普通の日本人以上に私は辛いものが食べられない。私を見てみんなは「ああ、日本人ってのは辛いのが食べられないのか」と思ってしまうかもしれないんだけど、私は特にダメなだけで、辛いのが大好きな人ももちろんたくさんいることをいつも必死に説明してくるのだけど、でもやっぱり申し訳ないな~と思う。

こっちにいて一番大変なのは自炊しない限り、この「辛くしないで」問題がつきまとうことである。何が困るって、みんな通じないことなのだ。「これ辛い?」と聞くと大抵「辛くない」と答えるんだけど、食べるとすっごく辛い。なのでもうオーダーのときに「辛くしないで」と伝えるのだけど、これがちっとも伝わらない。はじめは相手が英語が苦手だから通じないのかと思っていたが、ディベヒ語でロビちゃんがさんざん言っても辛いものができあがる。単に人の言ってることを聞いていないのか、それとも理解力がないのか、こちらが理解に苦しむ。だって例えば私達が「和風の味は食べられないから和風にしないで」と言われたら、できると思う。「あんまり甘くしないで」とか、「塩分控えめ」とか、言われれば「じゃあそうしよう」と考えてそうするんじゃないかなと思う。でも彼らは本当にできない。どんなに説明しても、できない。

一度ものすごく驚いたのは、モルディブヒルトンでお客様と同じビュッフェランチを食べていたときスパゲッティカルボナーラが辛かったことだ。シェフはスリランカ人。スリランカの食事はインドよりもモルディブよりも辛い。それはわかるけど、でもこれってスパゲッティカルボナーラよ?カルボナーラは辛さはないんだよ?「これ、イタリア人のお客さんから文句来るよ」と私はシェフに言った。現に当時一緒に働いていたイタリア人スタッフの友人はとってもご立腹だった。彼女も辛いのは苦手なのだ。するとそのシェフは笑って「え~全然辛くないよ」と言い放った。「ヒロコたちが辛いの食べられないから言ってるだけでしょ。俺には全然辛くないもん」いや、苦手だから言ってるんじゃなくて、元々カルボナーラは辛い料理じゃないから、カルボナーラという名札を付けてビュッフェに出すのなら辛くしちゃいけないんじゃないかと言ってるんだけど、と説明したが、彼はヘラヘラ笑って取り合わなかった。でも、仮にもシェフという職業ならあの態度はダメだと私は思う。シェフは自分の好みの味で作るんじゃなくてそのとき食べるお客様のことを考えなきゃシェフ失格じゃないかと思う。私達だって「カルボナーラ」と呼ぶならば醤油は入れないのだから。

今回モルディブに引っ越してきてスリランカに来て、相変わらずどれだけ言っても辛いものが出てくる状況で、「結局は理解力の問題なのかな」と思うようになった。彼らは「辛くない」ということを理解できないでいるのだ。きっと。でも、辛いものだけでもない。実は、私は毎回お茶を飲むのだが、ホットミルクティーを飲むけど砂糖は入れないのだ。これを言うとみんなビックリする。甘くないお茶なんて飲む人は誰もいないからだ。先月マーレで「ホットミルクティーね。でもお砂糖は入れないでね。甘いお茶は好きじゃないから」と言ったらティーカップの横のソーサーの上にお砂糖の小さいパックが乗ってやってきた。「お、すごいじゃん。ちゃんと通じた。お砂糖入れないでべつに乗っけて来たよ」と感心してひとくち飲むと・・・今まで飲んだことのない味がした!甘い!甘いけどなんだか違う。なんじゃこりゃ?!「あの~お砂糖入れないでって言ったよね・・・?」不思議に思って聞くと、オーダーを取って紅茶を持て来てくれたウェイターがブンブン手を振った。「僕、入れてないよ!言われたから、ソーサーの上にお砂糖乗っけたんだ。ほんとに、入れてないよ?」「うん、それはわかってる。ありがとう。でもなんかこれ・・・」そこで私はハッと気が付いた。気が付いてしまった。「もしかしてこれ・・・・・・コンデンスミルクで作った?」「もちろん」ふわーーーーー・・・・・・。自分の常識は世界の常識じゃない、ってわかってるつもりでも・・・こういうカウンターパンチを食らうことは多い。悪いけど・・・そのお茶は飲めなかった。

長々と食の違いについて書いてしまったが、そんなわけで昨日の夕食は私はお腹がすいたまま家に帰ることになった。いつも子供達は9時にベッドに入るのだけど、昨日はすっかり遅くなってしまい、子供達を急いで寝かせてから私は夜のおやつを食べた。そんなだったので今朝はいつもより起きるのが遅くなってしまった。そしてすでに起きていたロビちゃんが目をまん丸にしている。

実は昨日の夜出かける前に現金を持って行くのもいやだけど家の中のどこに隠そうかとロビちゃんと相談していたのだ。昨日はドルをルピーに大量に換金したのだ。「冷蔵庫の中はどうかな?」とロビちゃん。「え~冷蔵庫ってみんな隠してるよ。見つかっちゃうよ」「じゃあどこ?」「ティッシュの箱の中は?」「泥棒がお金を探してる途中で鼻をかむかもしれないよ」「かむかなぁ~」なんてアホなことを言いながら考えていたらロビちゃんが言った。「そうだ!洗濯機の中にしようよ」「そう?まあ今からっぽだけど」「まさか洗濯機の中は見ないよ、きっと」ということで、私は洗濯機の中にビニール袋に入ったお金の束を入れ、上から洗濯物を乗せて隠しておいたのだ。
そう!そしてロビちゃんはそのまま朝洗濯してしまったのだ!!!
なんと、テーブルの上にはふにゃふにゃになったお札の山がふんわり20万ルピー分!!!
「ぎゃ~~~~!!!ロビちゃんっ!!!なんで洗っちゃったの!?」
「すっかり忘れてたよ」
「だって自分で言ったんじゃん!私はちゃんと覚えてたよ!」
「じゃあなんで帰って来て取らなかったのっ」
「まさか洗うとは思わないもん!」
と朝から言い合いつつ、二人で一枚一枚広げて使ってないベッドに並べた。幸いなことに破けたのは一枚だけで、しかも端っこがちょっとだけ。まあこれなら使えるだろう。
「洗濯機開けて一枚服を取ったらお金が落ちたんだよね。で、あれ?ポケットに入れたままだったかな?ってそこでもまだ覚えてなくて、もう一枚服を取ったらお札がもわ~~~っと山になってて・・・頭が真っ白になったよ・・・」
お隣りの大家さんから借りて来たアイロンでお札を伸ばしながらロビちゃんがつぶやいた。

ロビちゃんは最近ついていない。先日もコードに足を引っ掛けてこのパソコンを落っことしたばっかりだ。こちらは床がタイルでとても硬いので、ああ~パソコン死んだ・・・と二人で涙が出そうだったが、開けてみると無事に作動して今こうやってまだネットができている。でもパソコンを落とすなんてロビちゃんは今までしたこともない。その他にも事件があったりで、ロビちゃんは本当についていない。それとも何か憑いてるのかしら???とも思いお祓いでも・・・と考えたけど、ムスリムでお祓いって変かしら・・・?

今日はお店に行ってホテルのルームサービスで使うフォークやスプーンなんかを何十本も買った。カトラリーは高いものなので、高額なお買い物になった(だから昨日いっぱい換金したんだけど)。束でお支払いをして、キャッシャーのお兄さんが何十枚も数えているうちにふと手を止めて一言。「なんか、このお札冷たいね・・・」アイロンがけをしても乾ききらなかったお札はみんなし~っとりしている。「安心して。汚れて濡れてるわけじゃないから。間違えて洗っちゃったの。だから逆にきれいになったと思うよ。洗剤の匂いもするし」そう言うと、レジにいたお兄さん達が全員私を見た。数えていたお兄さんは私をジーっと見て「・・・・・・お金を洗ったの・・・?」う~ん・・・日本人はお札も洗うと思われちゃったかなあ~。でも私じゃなくてロビちゃんだからねっ。

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