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久しぶりの友人宅

毎日毎日レストランで食事をしているので最近すっかり飽きてきた。このホテルの近所のレストランも行きつくした感じ。

そこで、昨日は昼間歩いて5~6分のベーカリーまでお昼ごはんのパンを買いに行った。たまにはパンを部屋で食べるのもいいし。

ベーカリーに着いてソーセージロール(もちろんチキンソーセージ!)やらマフィンやら、食べたいものを買って背中のリュックに入れ、両手に一人ずつ子供と手をつないでまたテクテク歩き始めた。隣の本屋さんをのぞいたりしていたら娘がトイレ~と言うので慌ててホテルに帰ることにした。

歩き出してすぐにモルディブ人の男の人がああ!と言って娘のほっぺたをむにゅ~とつまんだ。誰?この人?と思ったら、リゾートで一緒に働いていてロビちゃんの仲の良い友達だった。サングラスをしていたので全然わからなかった。

ジャッラというあだ名の彼はロビちゃんよりは年上で私よりは年下かな?結構落ち着いた感じの仕事のできる人で、私もロビちゃんも一目置く存在の人だった。
「どこいくの?うち、ここからすぐ近くだからおいで」と言うが早いかジャッラは娘の手を取ってすたすた歩きだした。まあ、トイレに急いでいたし、ついて行ってトイレ借りよう、と思い私も息子の手を引いてジャッラのあとをついて行った。

家は本当にすぐ近くで(ということは今私たちがいるホテルからもすぐ近くということで)、とてもきれいな新築のアパートだった。早速トイレを借りて、一安心。干し魚なんかをもらって食べていたら、ジャッラの娘二人と、ジャッラのきょうだいの子供たちが学校から帰ってきた。昨日は学期末の最後の日で、みんな早く終わって成績表をもらってきたのだ。

もちろん昨日の朝、うちの娘も幼稚園から成績表をもらってきた。ほとんどが「Very Good」なのに対して、まだ書けない英語のアルファベットやディベヒ語、アラビア語は「Avarage」と書かれていた。ふん、これからできるようになるもんね。と私は内心ひそかに思っていたのだ。

ジャッラの娘二人の成績表を横から見せてもらったら、なんと全部「A」だった。二人ともオールA。う~ん・・・。うちもがんばろうか~・・・と少し心配になった。。彼女たちはとてもうれしそうにパパに成績表を見せていた。パパもよし、って感じ。そんなの見ちゃうとジャッラもすっかりお父さんだなあ~なんて思ったり。

さて、彼女たちは6歳、8歳、もう一人のいとこの子も同じくらいの年で、みんな娘よりちょっと年上。ちょい年上の女の子と遊ぶのが大好きな娘は彼女たちが学校から帰ってきたら目が輝いた。
「ママ!お姉ちゃんがいっぱい来たよ!」
「うん、みんなここで一緒に住んでいるんだよ」
「わあ~」
みんなが制服から着替えてきたら早速、女の子ばっかりで奥の部屋に引っ込んでバービーのジグソーパズルを始めた。もちろん娘も大喜びで仲間に入っている。

このアパートはリビングキッチンの他に4部屋あって、ジャッラの妹夫婦、もう一組の夫婦、ジャッラのお母さん、ジャッラのお祖父ちゃん(!)、そしてそれぞれの子供たちがみんな一緒に住んでいるのだ。女の子たちの他にも息子と同じ年くらいの男の子、10ヶ月の赤ちゃんがいた。高校生くらいに見える男の子と女の子もいて、どういうつながりなのかまったく不明。とにかく、すごい人数で生活している。でも、きれいなアパートだし、部屋数が多いので、親戚一同大人数で住むのはモルディブでは普通だ。

娘はすっかり楽しんで長居してお昼ごはんまでいただいてしまった。
とても一般的なモルディブのごはん。バンブケヨ(パンの実)を一緒に炊き込んだごはん、ガルディア(カツオを塩だけで煮た潮汁)、じゃがいものカレー、そして好みで生の唐辛子をかじる。私はバンブケヨが大好きなので、このごはんがすごくおいしい!ちょうど日本の栗ごはんみたいに混ぜて炊いてあって、でも栗よりもねっとりとサトイモみたいにやわらかい感じ。そしてガルディアはシンプルな塩味なのでこれも日本人好みだし、カレーも辛くなくてとってもおいしかった。子供たちもガルディアをごはんに混ぜたらすっごい食べた!周りのみんながビックリするくらいたくさん食べた。不思議なのだけど、モルディブの普通の家で炊くごはんはちょっと大粒のふっくらしっとりしたごはんなのに、レストランとか外で食べるとあの細長いパラパラのバスマティライスばかりで、私たちはバスマティライスに飽き飽きしていた。娘も「このごはんがおいしい~」と言っていっぱい食べた。

なぜこのおいしい方のお米をレストランで使わないのか不思議に思っていたら、ロビちゃんが「モルディブではみんなバスマティライスの方が質が上だと思ってるから、外ではそっちを食べたがるんだよ」とのこと。ふ~ん、ところ変わると考え方も変わるのねえ。もちろん、このふっくらライスも日本のごはんと比べたら全然違うのだけど、それでもあのパラパラよりは私たちは食べられる。それに、やっぱり家庭料理に飢えてきているのよね。ホテル暮らしでこうも毎日レストランで食べていると、本当に飽きてくる。しかもモルディブの食生活はバラエティが少ないのでレストランのメニューもどこも似たりよったりであっという間に食べたいものがなくなるのだ。定番のモルディブ料理でも、こうやって家庭で作ったごはんはやっぱりおいしいねえ。私もすっごいお腹がすいていたし(こっちは食べる時間が遅いから)、おいしくてバクバク食べてしまった。全然辛くないのもうれしかった。他の人はすっごい辛いペーストを混ぜたり唐辛子をかじったりしていたけどね。

息子は来月3歳なのでまだまだ難しく、もう一人の同じ年頃の男の子とも遊べない。もちろん女の子たちとも遊べない。私にまとわりついてぐずぐず、ママ~おうち帰ろう~ばかりを連発。でも娘は楽しいので「ぼく、お願いだからもっといさせて」と言って夢中になっている。日本を出てからなかなかお友達とこうやって遊ぶ機会がなかったので、私はとってもうれしかった。こうやって娘もディベヒ語を覚えていくんじゃないだろうか。

するとジャッラが、「自分がいてもいなくても、いつでも好きなときに遊びに来ていいよ」とまるで私の気持ちを見透かしたように言った。「今日学校終わりで明日からお休みだから、学校もないしちょうどいいから毎日一時間でもいいから来れば」と言う。実は、次の学期が始まるまで一週間のお休みがあって、幼稚園に行くのが楽しい娘を毎日どうしようかと考えていたところなのだ。行くところがないのとあるのとではずいぶん違う。「ほんと?そんなこと言うとほんとに来ちゃうよ?」「いいよ、連れておいで。ヒロコもディベヒの勉強になるだろうし」。そう、実はジャッラのお母さん(私の母よりちょっと若いくらい)にめっちゃめちゃディベヒで話しかけられていたのだ!半分くらいしかわからなくて結構固まってしまった。ジャッラの奥さんには英語で話しかけてみたんだけど、わかってはいるみたいだけど返事は返ってこない。やっぱりしゃべる方が難しいよね。

昨日は結局ダラダラと4時間以上も(!)お邪魔していて、また明日行く約束をした。
まあ、一番いいのは、娘が楽しそうなこと。息子がぐずぐずするのもしょうがない。息子も少しソーシャルライフに慣れてもらわないとね。

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