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軍隊フェスティバル

今日は夕方から子供向けのフェスティバルがあるというので、それに出かけることにしました。

お昼ごはんを食べてからジャッラの家にまた遊びに行っていたので、ジャッラの家の女の子たちと一緒に行きました。
結構な人数だったので一台のタクシーに乗り切らず、私とロビちゃんは息子を連れて二台目に。娘は早く行きたくて、仲良くなったお姉ちゃんたちとさっさと一台目に乗り込んで行ってしまいました。

今日のフェスティバルはモルディブの軍部敷地内を開放して子供向けにやってくれるおまつりです。モルディブは軍と警察が一緒なので(内部ではもちろん別れていますが大抵ひとくくり)、警察に勤めているロビちゃんのお兄ちゃんがおいでと誘ってくれました。

イベントの少ないこのモルディブでは何かがあればマーレ中の人が来ているんじゃないかと思うくらい人が集まります。他に行くところもないしね。サーフィンの大会でも、外車のお披露目会でも、自転車のウィリーレースでも、ものすごい人です。そして今日は子供向けなので、若い人口が多くて子供大好きのモルディブ人が出かけないわけはありません。うちの子供たちも話を聞いて朝から楽しみにしていました。

さて、軍の敷地のゲートに着いてタクシーを降りるとロビちゃんがちょっと待ってと言って中に入ろうとしません。もしかして入場料がいるのかな?と思ったけど、他の人はどんどん入って行きます。もちろん、先のタクシーで到着しているはずの娘も他の子たちと一緒に中に入っています。なんだろうと思っていると中からお兄ちゃんがやってきました。なんだ、お兄ちゃんを待ってたのかあ、とお兄ちゃんの方に行こうとするとまたもやロビちゃんが「あ、ちょっと待って」。そして、お兄ちゃんがゲートの中の人となんだか話しをしています。ゲートの両側にはミリタリールックのマシンガンを抱えたお兄さんが二人、両足を広げて仁王立ち。って、本物なんだからミリタリールックじゃなくてミリタリー、なのよね。ずいぶん待ってもお兄ちゃんはゲートの中の人たちとしゃべっていて、息子は早く入りたいとぐずりだしました。「ぼく、もうまてないよ~」。「ねえ、ロビちゃん、これ何待ちなの?」するとロビちゃんがちょっと言いにくそうに一言。「え~っと、外国人だから入れないかもしれないんだ」えええ~っ?!私待ち?!

確かに考えてみれば、ここは軍施設なのですよね。いくら開放フェスティバルと言っても、外国人がすたすたと入るのはちょっと、というのはもっともなことですわ。どうりで、お兄ちゃんが話している人はあっちこっちに電話をかけています。昼間、お兄ちゃんが確かめて大丈夫だと言われたからロビちゃんは何も言わずに私を連れて来たんだそうですが、いざ入るときになって「ダレ?その外人?」ってなったのでしょう。「あの~スパイじゃないよぅ~」と言ってみたり、「アハレンゲ ディベヒラーッジェID バラン ベーヌンタ?」(私のモルディブのID見たい?)とか小声で言ってみましたが、こういう場所はジョークが通じないところなので、マシンガンも怖いし、息子は早くと泣いているので「いいよ、私そのへんでお茶飲んでるから」とロビちゃんと息子を中に入れました。ってことは、うちの娘は他の子に混ざってすっかりモルディブ人として入場しているわけね。まあ、国籍持ってるからモルディブ人なんだけど。子供は両方の国籍を持っているのでお互いの国で親のどちらかが外人になっちゃうわけですね。

さて、買い物でも行こうかな~なんて歩き始めたらすぐに携帯が鳴って、「許可が出たからおいで」とのこと。そのままさっきのゲートまで引き返すとお兄ちゃんが「どこ行くんだよ~。ちゃんと入れるようにしたよ~」と待っててくれました。お兄ちゃんのポジションはなんだか知りませんが結構えらい人なんだそうです。

中は広くて、私が想像していたよりもちゃんとしたフェスティバルでした。大きな野外ステージがあり、横に戦車が3台展示、パトカーも消防車もあり、学園祭みたいな出店がずら~。色鉛筆とぬりえがあって塗り終わるとお菓子をもらえたり、ゲームで的に当てるとメダルがもらえたり、フェイスペインティングがあったり。娘は顔にちょうちょを描いてもらい、それから二人ともアイスクリームを食べ、海の水をそのまま汲んできて作った(海の魚も一緒に入っていた)池でリモコンのスピードボートを走らせたりと大忙し。そのうちマーチングバンドがやってきて演奏している後ろから着ぐるみがいっぱい出てきて娘は大興奮。ミッキーにミニー、ドナルドとデイジー、グーフィーにバックスバニー、スパイダーマンやキティちゃんとボーイフレンドのダニエルまで!しかして・・・もちろん、みーんな手作り感満載。着ている衣装はもちろん手作りだけど、かぶっている頭もみんなちょっと顔がゆがんでる???でも手作りにしてはものすごく良い出来だと思いました。みなさんが考えているような許可はまあ取ってはないと思うけど、小さな島国の小さなおまつりだと思ってご容赦いただきたいですね・・・それにしてもおもしろかった。ロビちゃんは「キティちゃんが一番ひどい」と文句を言っていたけど、ロビちゃんはサンリオピューロランドに行ってちゃんと本物を見ているから違いがわかるようになったのね。確かにキティちゃんは究極の少ない線で描かれている、ほとんどデザインの域のキャラクターなのでちょっとでもバランスが違うともう中国のぱちもんみたいになっちゃうんだよね。私が一番ウケたのは背が高くって細いスパイダーマンが汗びっしょりで汗のしみがコスチュームにじわ~~~っと(笑)。まあ、こんなに暑いところで着ぐるみは暑いよねえ。

そして一番人気だったのは、ビルの三階分くらいの高いやぐらみたいなところまで安全ベルトを着けてはしごを登り、垂直の板の壁を足で蹴りながらベルトでしゅ~っと降りてくるという訓練体験でした。すごいなあと思って見ていると、なんと娘がやりたいと言う。でもやっている子はみんな娘よりは大きめの小学生くらいの子達だし、かなり並んでいます。「これ、ちょっと長い間待たないとできないよ?」と聞くと、「待てるからやりたい」と言うではないですか。まあ、本人がそう言うなら、と待つ列に座らせて順番を待ちました。思っていたよりも早く順番が回ってきて娘は腰にすっぽり履くような安全ベルトをしっかりと着けてもらい、ヘルメットをかぶって手袋をはめて出発!みんなより小さいのでアシスタントの軍のお兄さんが後ろから一緒にはしごを登ってくれましたが、軽い足取りでどんどん進んで行きます。そして上から下を見て私たちに手を振っています。でも困ったのはディベヒ語がわからないので軍のお兄さんが「ここで手を離して」とか「ここで捕まって」とか言うのがわからないんですね。でも、怖がらずにちゃんと足で壁を蹴ってロープで降りてきたのにはビックリしました。うちの子は怖がりだとばっかり思っていたんですけどねえ。親が一番子供の力を認めてないのかもしれませんねえ。

結局二時間近くいたでしょうか。ずいぶん楽しんでお菓子もいっぱいもらってホテルに戻ってきました。お菓子は明日のおやつだよ、という約束で。じゃないと夜ごはん直前に食べられちゃったらごはんが入りませんからねえ。

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