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忙しいのもよいこと!

ホテルをどうしても来月の始めにオープンさせるために、最近どたばたと忙しい。でもちょっと待って?日本を出てからあんなに待ち続けていたのに、何でこんな間際にこうも忙しいの???これなんかもっと早くにやってれば良かったじゃん・・・なんて思うものがいっぱい。あ~~~なんででしょう?なんか夏休みの宿題みたい・・・。でもきっとそんなもんだよね。

朝起きて子供たちのトーストを作りながら頭の中で行かなきゃならない場所と持って行くものと話をする内容を考えて、どこから行ってどう回るかを整理して、その中に学校の送り迎えも入れてお店・事務所のオープン時間を気にして・・・って一日をシミュレーションするようになった。

これってさあ、これってなんか仕事してるーって感じじゃない?!あーーー久しぶり!この脳みその部分、しばらく使ってなかったよ!となんだかちょっとうれしい。娘を妊娠してドクターストップのため仕事を辞め出産し、そのまま二人目の出産へ突入、断乳さえできればと思っていたらモルディブに引っ越すことが思いのほか早くなり日本にいる間にと慌てて断乳、こちらへやってきた。主婦生活6年。長かった・・・。すっごい仕事したい・・・。もちろん子供はまだまだ手がかかるからがっつりはいけなくても、自分たちでビジネスをする特点は融通がきくこと。子供と一緒にこんな風にホテルの仕事がしていけたらいいかもしれないよねっ!

子供を学校に入れてから「次はあっち」と急ぎ足で歩く気持ちのよさ!いや、暑いんだけどね、辛いんだけど、なんかいい!だって子供と一緒に歩いていると急いで闊歩とかできないもんね。しかーし!難関がある。そう、今月はラマダン。みんなラマダン用のスケジュールでやっているので開いている時間がまちまちなのだ。

普段でもここはお祈りの時間はお店や事務所は一斉に閉まる。でもお祈りによっては15分くらいで終わってまたすぐに開く時間もあるし、お昼なんかは12時から14時まで閉まっているところが多い。それでもまあまあなんとかなる。ところが、ラマダンはお店や事務所ごとに「うちはこんな感じでオープンします」ってスケジュールが貼ってあって、これが結構色々なのだ。もちろんお祈りの時間はおさえてあって、それをはさんで一時間くらい休みがあったり、スゴイところなんか午後丸々休みで夜から開いたりする!日中はばらつきがあっても、みんな一緒なのは夕方の5時から8時までのお休み。だからスゴイところなんか午後はずっと閉まってて夜8時にオープンして夜中の12時まで開いてるなんてところもある。で、5時に間に合わないと8時までぜーんぶお店が閉まっちゃう。

先日も「アゴラに行こうか」とこちらでは大きめのスーパーに歩いて行ったら、なんとクローズ!時計を見てもまだ5時前。STOというスーパーに行ったときも4時45分からクローズとドアに書いてあって、目の前で閉まってしまった・・・。もうガックリ。さて、それに間に合わなくて買い物ができないとどうなるか・・・。そう、夜ごはんが質素になっちゃうんだね。買い物できないから。も、すっごく困る。でも、日没の時間に一日中断食をしているロビちゃんにはごはんを作らないとあんまりだし・・・。というわけで時間のやりくりがとても重要ポイントなのだ。

午前中は大抵どこも開いているので、仕事のこととか銀行とかは子供を学校に入れてからが勝負!でも今は学校もラマダンで一時間しかやってないからこの一時間でどこまでできるか!今日も最初看板屋さんに行ってそのあと印刷屋さんに寄ったら学校に迎えに行く時間にギリギリ間に合わなくてロビちゃんに電話!プランA、私が迎えに行くの失敗、誰か行ける?!って感じ。ロビちゃんが行けないとロビちゃんの弟のコッコがバイクで飛ばして行ってくれたりする。バイクはもちろん一人しか子供を乗せられないので、コッコは家までは二人だけをタクシーに乗せ、自分はバイクで併走してくれるんである。もう、ほんとにみなさんの協力なしではやってけません・・・。

でも今日は午後も二人を連れて結構歩いてあちこち用事をすませられた!ああーよかった。まだまだやることがいっぱいあるけど、ラマダンが終わればちょっとは楽になるかな・・・。ラマダンが明けるのはもう少し。月が完璧に新月にならないと終わらないので、ラマダンが終了する日はまだ誰にもわからないのだそうだ。でも1日か2日のどちらかのはずなので、1日と2日が祝日になっている。さて、どっちで明けるかな~。

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夜のアイスクリーム集会

今日は夜に近所のシーガル・カフェというアイスクリームカフェに友人と出かけた。友人の子供たちも来るので子供たちは大喜び。

友人の子供たちはみんな小学生でうちの子より大きいのでなんとトリプルアイスクリーム!さすがにうちの子たちはトリプルは食べられないけど、今日はスペシャルでダブルを頼んだ。いつもはシングルしか私が頼まないので娘も息子も「えっふたつも食べていいの?」と喜びをかくせない(貧乏っぽい)!

他にも友人の友人である日本の方がいらっしゃって、にぎやかにアイスを食べる会となった。子供たちはもちろんアイスをぺろりとたいらげ、その後に頼んだラージのフライドポテトもまるでピラニアのようにみんなであっという間に食べてしまった。子供、合計5人・・・。ラージポテトひとつくらいじゃ足りないのね。でも、ダブルやトリプルのアイスを食べた後なんだけどな・・・?

私も久しぶりに4人もの日本の人たちと一緒に大人の会話(!)ができてすごくうれしかったー!やっぱり一日中子供たちといると大人と話がしたくなるのよねえ!それに最近外食もほとんどしてなかったから、外でこんな風にデザート食べて話をするなんて久しぶり!と、すっかり堪能していたら・・・。食べ物があったときにはちゃんと座っていた子供たちは食べ物がなくなった途端にあちこち動き回り始めた。う~ん・・・めちゃくちゃ邪魔だよねえ・・・。下はサンドカーペット(つまり砂)なので息子は座り込んで山とか作っちゃうし(ビーチじゃないって)、娘は友人の子たちとかくれんぼなんてしたりしている。日本だったら怒られるけど、モルディブでは子供が騒いでいることで怒られたことはない。みんないいよ~って言ってくれるけど、だからって走りまわっていいわけじゃないからね。

「ちょっと!お店のお兄さんがアイス運んでるときにぶつかったら大変でしょう!お仕事してるんだから邪魔になっちゃダメ!」

「ここはレストランなんだから走っちゃダメ!」

「池(魚が入っている小さな池がある)に手入れちゃダメ!」

と、言い出したらもうきりがないんである。しばらくそこで楽しく話していたけど、子供の限界がきたな~というところでカフェを出ることにした。

夜だったのでそんなに長くは遊べず、うちの娘は「もっとみんなと遊びたい~」と半泣きだったけど、私は結構エンジョイしたよ!アイスもおいしかったしねえ。たまにはこういうのもいいもんだねえ・・・と思いながらいつもより一時間半も遅くなったけどイライラせずに寝かしつけられた。やっぱり友達って大切だねえ。って、子供が喜ぶアイスの会だったはずが、実は一番自分のリフレッシュになってるんだね?!

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Web用写真撮影

昨日は、ホテルのwebサイトを作るにあたって、それに載せる写真を撮影した。

部屋はまだ全室準備できていないけど、撮影用に何室かきれいにセット、もうそのままお客様が入ってもいいくらいにきれいに準備した。

ロビちゃんと二人で部屋を眺めてなんだか感激・・・。やっとここまで来れたねえ。

カメラマンはロビちゃんの実家の島の人で学校でとても仲良しだったいうなれば幼なじみ。そしてそのカメラマンさんのお姉さんがロビちゃんのお父さんの弟(つまり叔父さん)と結婚したそうなので親戚になったわけらしい。こうやって同じ島の中で結婚してるから必ず誰かが誰かの親戚になっちゃうような感じで、そりゃ血も濃くなるよなあ・・・と思ったりした。

そして彼が連れて来たカメラマンアシスタントはロビちゃんのお父さんの弟(やはり叔父さん)の息子なんだそうで、つまりいとこ!じゃん!とビックリ。ロビちゃんも「この人はあんまり知らないよ」と言っていて、疎遠だったらしい。ロビちゃんの家族や親戚では珍しく背が高くて細く、肩まであるウェーブのかかったロン毛をブリーチし、シルバーアクセサリーをジャラジャラ着けてダボダボジーンズをはいていた。

「・・・ロビちゃん、この人いとこってわりにファンキーだねえ」(いとこでも誰でもファンキーになりたければなれるけど)

「・・・うん、珍しいねえ」

でもその彼、とってもキレイな顔をしてるんである。身長もあるし、細いし、すごく美形。歳も若そう~(オバチャン発言)。

「この人日本だったらモデルできるよ~」と私が言うと、ロビちゃん、早速ディベヒ語で訳して彼らに話した。カメラマンの友人は大ウケ。本人はテレてしまった。

さて、肝心の写真はというと、私が色々注文をつけてカメラマンの彼は大変だったと思うのだけど無事に終了、その日の夜にディスクにしてくれた。モル人にしてはなんて早い対応!すばらしい!やっぱり友達だからかな。そしてロビちゃんが「値段はいくら?」と聞いたら「あ~もうこんな時間!子供を迎えに行かないと!お金の話はあとあと!」と行ってしまった・・・。でもディスクはちゃんとくれたのよ・・・。良い人だね。

その写真はとても良くできていて、Webが楽しみ。

近日公開です!

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孝行息子

昨日、NHKで「英語でしゃべらナイト」を見た。

昨日のはパックンの実家があるコロラド州へみんなで旅行する特集だった。

パックンのお母さんに会いに実家へ行く前に、パックンの卒業したハイスクールへ立ち寄った出演者たち。そのハイスクールの壁には首席で卒業した歴代の生徒たちの写真が飾ってあって、パックンもその中で微笑んでいた。首席!スゴイ!そしてパックンはそのハイスクールからハーバード大学へ進学した第一号の生徒だったのだそうだ。スゴイ!ハーバード出というのは知っていたけど、そうだよねえ・・・あんなコロラドの田舎のハイスクールから進学できる生徒はそうそういなさそうだよ・・・。

実は私はアメリカに行ったときに初めて住んだ町がコロラドのデュランゴという町なのである。合計で3ヶ月くらいしか住んでなかったけど、コロラドは州都のデンバーは都市だけど、はっきり言って田舎だ!ロッキー山脈だ!生活の場が普通に標高高くて大学の階段だけでも息が切れたぞ!パックンの実家はコロラドスプリングスだったけど・・・はっきり言って田舎だ!コロラドのみなさん、スミマセン・・・。だけど本当に大自然なんだよ!でも山々の自然は美しくて、山にキャンプに行ってテントから顔だけ出して寝て夜空を見たっけ・・・。あんまり空気がきれいで星が気持ち悪いほど(失礼だね)たくさん見えて、嘘みたいに流れ星がじゃんじゃん走って・・・。湖で泳いだら死ぬほど冷たかったり。そういえばとてもきれいなところだったなあ。

話がそれちゃった。そして一行はパックンの実家へ。パックンのママと会って昔話を聞くと、パックンは10歳から18歳まで新聞配達を毎日やっていたそうなのだ!つまり、ハーバードに入って家を出るまで続けていたわけなのだ。スゴイよ!パックンっ!!だって、新聞配達をしながらもちゃんと勉強していたんだよね。「(親が離婚して母と二人だけだったので)貧しかったからね」と笑って言っていたけど、「貧乏」と言わずに「貧しかった」という日本語の流暢さもスゴイ。

出演者のモデルのMちゃんがパックンのママに花束を渡して「私がみずから選んだのよ」と伝えたくて「from water」と英語で言ってパックンが大ウケしていたけど・・・。彼女は「自ら」を「水から」だと思っていて「from water」と直訳したわけなのね。大人になるまで「水から」だと思い込んでいたMちゃんもスゴイけど、それを「自ら」の間違いだとちゃんとわかって笑っているパックンがスゴイね。

それにしても、なんだか感動した。もし自分の息子が新聞配達しながら勉強してハーバードなんかに入っちゃったら泣いちゃうよ、わたしゃ。なんて孝行息子なんじゃ~。

「ロビちゃん、ちょっとくらいお金がない方が子供はきちんと育つのかもね!」

「え~~~~~・・・・・・・・・・・・お金がないのは困るよ・・・・・・」

はい、確かに。

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ケーブルテレビさまさま

さてさて、ケーブルテレビを接続して、それまでたったひとつの「TVモルディブ」しか映らなかった我が家のテレビが、一気に70チャンネルくらい見られるようになった!この広がり方がすごいね!

私はとにかくNHKが見られるパッケージを、と希望していたので他はまあいいかという感じ。HBOとかスタームービーとか映画のチャンネルは大抵どこのパッケージでも入っているからね。映画とNHKが見られればもうOK!

子供たちはもちろんCartoon Network。もう朝から「ママ、Cartoon Network見ていい?」と聞く。番組の合間に入る「Cartoon Network!」というアナウンスをそのまま真似して言うのでそこだけすんごい発音がいい。娘が大好きなのは「パワーパフガールズ」ともうひとつ、題名のわからないアニメ。そして娘も息子も気に入っているのが・・・「ナルト」。ナルト、すごいねえ・・・。始まりはこちらで遊んでくれる小学生のお友達(お母さんが日本人の子供たち)の影響だったのよね。お兄ちゃんがとにかくナルトが大好きで、ナルトを見てから、うちに遊びに来るという・・・。

ナルトの人気はここだけじゃなくて、世界的なんだよね、きっと。スリランカにいたときも、しょっちゅう遊びに行っていたプレイランドのあるマクドナルドで会う男の子が「ナルト」が大好きだった。その子は四人兄弟でお父さんがフランス人、お母さんがスリランカ人で以前は南アフリカに住んでいてスリランカに引っ越してきたと言っていた。プレイランドのはじっこで絵を描くスペースがあり、一番上のお兄ちゃんがナルトのキャラを描いていたので、私が「それナルトでしょ?」と言ったら彼は飛び上がって叫んだ。

「ナルトを知ってるの?!」

「マンガも読んだことないし、アニメも見たことないけど名前は知ってるよ」ジャンプなんだよね、と言おうとしてやめた。わかんないよね。すると彼は興奮して私に言った。

「ぼくは、ナルトの大・大・大ファンなんだ!!!」

う~んすごい。ほんとに好きなんだね。そして彼の質問攻めが始まった(笑)。

「ねえねえ、シノビっていうのは、女のニンジャのこと?」

「忍びはべつにどっちでも使えると思うよ。女の忍者はくのいちって言うんだよ」きっと忍びの者、というのが大和言葉で、それを漢字に置き換えて読んだのがニンジャなんだろうなあとか頭の中では考える。

「そうか~。クノイチかあ。クノイチ、クノイチ・・・」彼は一所懸命新しい情報を覚えようとしているのね。

「それじゃあ、ナルトっていうのはどんな意味?」

「ナルトっていうのは、水の渦のことだよね。水が激しく流れて渦を巻いたりするでしょう、あれをナルト模様って言うんだよ」

「そうなんだ!なるほど!ぼく、今わかったことがあるよ!」

ふむふむ、きっとストーリーの中でナルトの意味がわかるとしっくりいく箇所があるのだね。

「あと、ほら~・・・あれは?えっと・・・キュービ?」彼が言うとキュービックな感じの外国語に聞こえるから不思議。

「ああ、九尾の狐ね。フォックスでしょう」

「ええ!ストーリーを知らないのになんでキツネってわかるの!?」

「昔から九つの尻尾を持った狐っていう妖怪が日本にはいるんだよ。有名なの」

「そうそう!ナインテイルなんだよ!そうなんだよ!」彼は大興奮。そして急に悩み始めた。

「あ~~~どうしても思い出せない・・・。なんだっけあれ・・・。ほら・・・」

「なに?説明してみて」

「あの、God of Death」

「ああ、死神ね」

「オ~~~!シニガミ!そうシニガミ!ああ~なんで忘れちゃってたんだろう~!」

どうやら、九尾の狐とか、死神とかはそのままでキャラクターの名前として使われているんだね。でも、この子はそうやってかなりな数の日本語の単語を覚えているんだからすごいよね!たとえそれが日本にやってきて日常会話では使うことのない「シノビ」とかであろうとも!やっぱりスゴイと思う。

このCartoon Netoworkで私も初めてナルトを見たけど、なるほど、結構ほんとに忍者ものなのね。これなら忍者大好きの外国人にはウケルかもね。

そして、意外にもうちでヒットだったのが「Mr.ビーン」。これも私は初めてちゃんと見たんだけど、子供たちが大ウケ!まあ、せりふなしでしぐさで笑わせるコメディだから、子供にはわかりやすいよねえ。息子なんてずーっとゲラゲラゲラゲラ笑っている。あんまり楽しそうに笑ってるんで私もロビちゃんもビックリした。なるほど~三歳児はこういうのがおもしろいのか~。

その他にもある子供向けチャンネルで、なんと「風雲たけし城」もやっている。そう、古い映像を英語で解説付きでやってるのだ。一般の参加者もすごい昔の髪型!もうビックリ!最後に出てくるたけしが若い!でも今見ても楽しくて、これは一家でそろって笑って見ている。たけしってスゴイねえ。題名もそのまんま、「Takeshi’s Castle!」

そんなわけで突然増えたチャンネルを楽しんで見ている毎日。今日はNHKの「きよしとこの夜」を見た(笑)。ここで見るとなんだか楽しい!娘はきよしが歌うのを見てビックリ。「ママ、この人えんか?えんか?」そう、娘は演歌というジャンルはわかっているけど、いつもおじさんやおばさんが着物を着て歌っているものだと思っていたのだ。でもきよしは派手なスーツに派手なネクタイ、まっ茶っ茶な髪の毛をサラサラさせてズンドコと歌っているので、娘は信じられないものを見るような目つきになっている。「そうだよ、このお兄さんは演歌を歌ってるんだよ」娘はため息をついて、「はあ~・・・・・・すごいねえ・・・」。

娘は今日もシャワーで歌を歌っていた。シャンプーをしながら「あなたの~♪」ゴシゴシ、「そんざいがぁ~♪」ゴシゴシ、「・・・・・・かゆいの~♪」ゴシゴシゴシ!!一体どんな存在だ~?それにしても、どこからこういう歌詞を覚えてくるのでしょー?今日のきよしは「あなたの存在」なんて歌ってなかったけどな・・・?

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娘の魔法

最近、子供たちは自分たちで日本から送った箱を勝手に開けておもちゃを探すようになった。すっごいほこりっぽいんだけどね。欲しいものがあるときは気にならないらしい。

で、娘がディズニーランドでおみやげに買った魔法のスティックを見つけてきた。かなりぶっとくててっぺんにばかでかいピンクのハートが付いていて、スイッチを押すとハートが光って回ってキラキラリーン!と音が出るんである。

娘は早速、家中で魔法をかけまくっている。なかなか忙しそうである。しばらくすると私のところにやってきた。

「ママ、ママは何になりたい?」

おお、何になりたい?ですか・・・。もうこの歳になると「~になりたい」と思う機会ってすごい少ないなあと気が付いた。

「う~ん・・・なんだろうねえ~・・・」

「じゃあ、ママがわからなかったら私が魔法かけてあげる!」

「はいはい、お願いします」

キラキラリーン!「死なない人にな~れ~!」

ええ~!?不老不死ですか!?いやあ、それは火の鳥読んだらあんまり良くなさそうだったけど・・・。

そう、娘はこの頃「死にたくない」と言うのである。そういえば、自分も子供の頃に死ぬのってどんなことだろうって考えて怖くなって寝られないときってあったっけ・・・。みんな通る道なのかなあ。

「ママ、私ね、死にたくないの」

「まあ、よっぽどのことがない限り、まだ当分死なないでしょ」

「ママ、ママも死なないでね」

「ママも今のところ死ぬ予定はないけどね。こればっかりは何があるかわかんないからね」

「いやだぁ~!ママ死んじゃいや~!」

「はいはい、死なないって。みてごらん、お母さん(私の母なので娘のおばあちゃん)もおばあちゃん(娘のひいおばあちゃん)もまだ元気に生きてるでしょう。だから大丈夫よ」

「そっか・・・。ねえママ、死んだらどうなるの?」

「え?そこですか?や~・・・難しい質問するねえ」

「ねえどうなるの?」

「それは誰にもわからないんだよ~」

「どうして?!」

「だって、たとえば死んでああ~こうなるのか~ってわかった人がいたとしても、その人はもう死んじゃってるから生きてる人にお話できないじゃない?だから死んだらどうなるのかは誰にもわからないんだよね」

「ママ、私死にたくない~」(ふりだしに戻る)

子供との生活はけっこう禅問答並みで、しかも自分の表現力がとても試される場なんである。で、まだまだ自分は未熟者だなあなんて思ったりするんである。

そして息子はというと、禅思想よりは食い気である。最近はすっかり冷蔵庫を自分で開けて探すようになり、パクパク勝手に食べている。

「ママ、ぼく食べすぎちゃったよ~」そりゃそうだ。いつ見ても何か食べてるんだから。

「ママ、死にたくないよ~」

「そうね~ママもまだ死にたくないかな~」

「ママ~あのね~おいしいものちょうだい~」

「もう~やめときなさいって!」

禅と煩悩を行ったり来たり。

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初めてのグラグラ

以前から、ちょっと娘の下の前歯が気になっていた。なんだかナナメになってきているような・・・。

私は自分が歯並びが悪かったので今でも苦労しており、子供たちの歯にはとても慎重に取り組んでいるつもり・・・。でもなんだか歯並びが変わってきた・・・?

「ちょっとちょっと、見せてくれる?」と何気ない様子を装って娘の歯を見せてもらったら・・・下の真ん中の二本なんだけど、ちょうどよりそうように傾いていてすこ~し重なっている!え~!乱杭歯になっちゃうのかな?驚いてちょこっと触ってみたら・・・むにゅっ!!!と動いた!

「きゃ~!」もっと驚いた。

なんだ、歯が抜けそうになってきているだけだった!それで傾いて少し重なってきていて、指でちょんちょんと触るとふにょふにょ動く。うわあ~なつかしい!

しかし娘もビックリ仰天。

「ママ、わたしの歯どうしちゃったの?」

「ああ、それはね、抜けるんだよ」

「ええ~!Mちゃんみたいに?!」

そう、二歳年上のお友達のMちゃんは上の前歯が一本思いっきりないのである。抜けてるのに思いっきりも未練がましくもないもんだけど、一番目立つ前歯がないとこれでもか!って感じに見えるから不思議。

「子供の歯が抜けて、そのあとに大人の歯が生えてくるんだよ」

娘は大人の歯という響きがいたく気に入った様子で、それから毎日まだかな~まだかな~と歯を指や舌でグラグラグラグラ揺らしていた。

「上の歯が抜けたら縁の下に、下の歯が抜けたら屋根の上に投げるんだよ」

「えんのしたってなに?」

「縁の下、日本のおうちにあったでしょう。ほら、トトロでもメイちゃんがトトロを探しておうちの下を覗き込んでるじゃない?」

「ああ~あれかあ」娘はイメージを膨らませて妄想中。「でもママ、これは下の歯だよね?下はどこだっけ」

「下の歯は屋根の上だよ」

「・・・・・・」

そう、ここはビルの五階で、全部で十階建てなんである。

「ママ、わたし屋根の上まで届くかなあ・・・・・・」大マジメに心配している娘。無理だろうなあ・・・ここじゃ。

「まあ、抜けたら上に向かって投げればいいよ!もしくは屋上から投げてみる?」自分で言いながら”それじゃあ同じ場所に落ちてくるだけか・・・”とか思いつつ、娘と結構楽しみにしていた。

それから二日、三日、娘は毎日歯が動いてときには痛くていやだ~と文句を言っていた。そして朝、幼稚園に行く前に顔を洗って拭いたあと私が見たら・・・・・・。

「あれ?歯ぁ、ないよ?」

私に言われて走って鏡を見に行って娘が口を開けるとぽっかり・・・歯がない。

そういえば、この日の朝はたまたまパンがなくなっちゃっていつもはトーストを食べて学校に行くのにシリアルを食べていたのだ。そして「コーンフレークス固くて歯がいたいよ」と娘が言っていたのを思い出した・・・。

「・・・食べちゃったね・・・」

「ええ~?ママ、わたし歯食べちゃったの?!」

「だって、シリアル食べるまではあったでしょう。で、痛いって言ってたじゃない・・・」

「・・・わたし、歯食べちゃったの・・・」

初めての抜けた歯を食べちゃって娘はショック・・・かと思いきや、「あはは~!わたし歯食べちゃったよ~!」と笑い出した。よかった~。泣くかと思った。

「抜けたやつ、じっくり観察したかったのにねえ」と私も一緒に笑ったら息子も参加して「おねえちゃん、はーたべちゃったー」と大笑い。

いま娘は、会う人全員に抜けたあとのぽっかり空いた穴を見せてこれこれ!となぜか自慢気。しかし・・・もう歯が生え変わるのかあ・・・。成長したねえ・・・。

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忘れ物はなんですか~♪

今日は朝から行くところややることがいっぱいあった。

時間差勝負だったので家を出る前に頭の中でシミュレーションをした。まず子供たちを学校に送ってそれからあっちに行ってこっちに行って・・・。必要書類をカバンに入れて子供たちも学校の準備をさせてさあ出発!

タクシーに乗って到着する前に払うお金を出しておこうとカバンを探ったら・・・ない!お財布がない!忘れた!サイフを~忘れて~♪ってサザエさんじゃん!学校の手前のお店で娘のジュースも買って持たせるはずだったのに、それも買えない。てか、どうすんだ、このタクシー代!思っていたよりもテンパっていたらしい自分に驚きつつ、ロビちゃんに電話!

「ロビちゃん、今タクシーでもうすぐ学校に着くんだけどお財布忘れちゃった!」

するとロビちゃん落ち着いた声で「じゃあタクシーには待っててもらって二人を教室に入れたら同じタクシーで戻ってきて家でお金払えばいいよ」なるほど、そっか!ロビちゃんあったまいい!

タクシーのおじさんに「お財布忘れちゃったの、学校行ったあとこの車でさっき乗ったところまで戻ってくれる?そうしたら家からお金取ってくるから」と説明すると「いいよ」とのこと。あーよかった。

家の近くに来たら教えてとロビちゃんが言っていたので電話すると、上からお金を落としてくれると言う。ロビちゃんはうちの最上階の10階のお掃除をしていて、私もお財布を取りに5階まで上がって戻るのはきついなと思っていたのでおお!グッドアイディア!とお金を受け取ることにした。ロビちゃんは500ルフィヤ札をネジと一緒にビニール袋に入れて10階から落下!キャーキャー言いながらも私もなんとかキャッチ!無事におじさんにお金を払った。

そして夕方、また出かける用事があったのでロビちゃんの弟にバイクに乗せて行ってもらえないか頼み、弟が来たので下まで行ってバイクの後ろにまたがり・・・ん?ちょっと待って!・・・・・・今度は携帯がない・・・・・・。でも、出先で友人に電話連絡する約束だったので持って行かないわけにはいかない。「コッコ(弟)、ちょっと待ってて、携帯忘れたから取りに行ってくる!」するとコッコが「ちょっと待って」と私を止めてロビちゃんに電話している。もしかして・・・・・・また上から・・・?!

電話を切ったコッコ、にっこり笑って「上から落としてくれるって」あら、ほんと、ってあーた!今回はお金とかじゃないんだって、携帯だよ!?キャッチ失敗したら壊れちゃうって!!動揺した私がディベヒで「壊れる、壊れる」と繰り返したらコッコは驚いて「え?携帯壊れちゃってるの?」違う、そうじゃなくてえーっと受け止めそこねたら、ってもう~なんて言ったらいいのっ!なんてやってるうちにロビちゃんがベランダから下の私たちに向かってひょいっと顔を出した。

「トゥットゥベ(ちい兄ちゃん)、ここー!」

「いくよー!」

「ぎゃーーー!やめてーーー!メモリーがーーー番号がーーー!」

私の叫びを無視してロビちゃんはまたビニール袋入りの携帯をぽーーーん。

「ぎゃーーーっ!!!」

ゲラゲラ笑いながらコッコがズバシ!とキャッチ!した。

こ、壊れるじゃんかよ~~~・・・とフラフラしつつ文句を言うと、「コッコなら落とさないから落としたんだよ」と自信満々のロビちゃん。まったくさあ~・・・しかし、なんでビニール袋?

「空気入れてふくらませたらちょっとは落ちるのゆっくりかと思って」

や、そんな小さいビニール袋に携帯入れてもゆっくり落ちないってば・・・・・・。

よく八百屋さんにあるおつりが入っているカゴみたいなのをロープでするする~~~っと上げ下げできるように作ろうかな・・・と、ただ今本気で考え中・・・。それよりも忘れ物すんなって?うん、そうなんだけどねっ。

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女心の歌

日本から送った箱を開けてたくさん出てきたものの中に子供たちの本があります。私は自分が本好きなので、どうも子供たちに本を買う頻度が高いようです。服とかおもちゃももちろん買って~とねだられますが、「着る服いっぱいあるでしょ」とか言ってあんまり買いません(笑)。でも本だと「まあしょうがないか~」とつい買ってしまうんです。自分も毎日でも本屋に行きたい人なので、私が本屋に行くと子供たちも何か買ってもらえると思ってるフシがあるんですねえ。で、本がたくさん出てきたので、本棚を買いました。

本棚に並べるとなかなか爽快。自分が好きだから本の整理も苦にならない(笑)。で、娘が「わあ~これ久しぶり~読んで~」と次から次へと持ってきた中に世界名作えほん「にんぎょひめ」がありました。私が読んでいたら一緒に聞いていた息子がいたく気に入ったらしく、その後も何度も「マーメイドよんで」(ディズニーので最初に入門したのでマーメイドと言う)と持ってきました。

その日の夜私と子供たちとでシャワーを浴びていると娘が自分作詞作曲の歌を歌い始めました。

「わたしはあなたがすき~♪でもあなたはわたしをすきじゃない~♪でもとにかくすきなの~♪」

確かにまとめるとそういう話よねえ。なかなか真髄を見抜いてらっしゃる。でも悲しいわねえ。ちなみにどうして息子が「にんぎょひめ」をそんなに気に入ったかというと、魔法で人間になったにんぎょひめが浜辺で裸で王子様にまさにお姫様抱っこをされている絵があり、その裸が気に入ったわけなのですね。同じ絵本を読んでこんなに違うんですから、男に女心を理解してもらうのは難しそうですわ。

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鼻歌料理

今日、お昼ごはんにそうめんをゆでた。ちゃんとあさつきを切って七味唐辛子も準備した。私は日本にいた頃はネギが嫌いだった。なんてくさい野菜だろうと思っていた。でも、先月友人宅でそうめんをごちそうになってあさつきをそばつゆに入れたらすごくおいしかった。こんなに大人になって初めておいしいと思ったので、今日は自分でも買ってみたのだ。

そうめんは子供たちも好きなのでよく作るけど、毎回具がなくてさみしいので、今日はとっても天ぷらが食べたくなって、いきなり天ぷらも作ることにした。にんじんとタマネギでかきあげにして、ちょうどよく昨日フライドポテトを揚げた油がそのままだったので日進天ぷら粉で混ぜて揚げた。

ここに引っ越してくるまでは揚げ物はしてなかった。仮住まいの狭いキッチンだったし、普段はキッチンとして使っていないので油で汚したくなかったからだ。なので、揚げ物は引っ越してから、とずっと我慢していた。そんなに揚げ物を作る方ではないけど、作れないとなると話は違う。できないもの、禁止されてるものほど、人間は欲しくなる!それにいろんな制約のある生活もうんざりしていた。もちろん、それでもキッチンがなかった頃の生活に比べれば全然違うんだけど。

しかも、箱を順番に開けていたらCDが何枚も出てきた。ケースにひびが入ってるのがあるけど、中身は無事。で、今日は料理をしながらプレイヤーをキッチンに持ってきてCDを聞いた。日本から箱に詰めて送ってから一度も聞いてなかった大好きなCD。曲を聴きながら一緒に歌って天ぷらを揚げていたら涙が出そうになった。本当に、涙が出そうだった。CDも聞いてなかった。揚げ物だって作れなかった。写真も飾れなかった。時計もいつも携帯の時計だった。さいばしもざるもまな板もなかった。今は写真を飾り、時計を壁に付け、ゆでたそうめんはざるで水上げし、料理をしながら音楽がある。なんていい生活なんだろう~。

久しぶりに食べた天ぷらはものすっごくおいしかった!そうめんと一緒に食べて感動した!私は天ぷらなんて得意じゃないのでちっともカラッと揚がってないし、油はこの前魚をから揚げしたので魚の匂いがするし、そばつゆだって適当だ。でも、めちゃくちゃおいしかった。子供たちもそうめんをたくさん食べた。私が感動して食べているので、野菜を食べない二人も「ママのちょっとちょうだい」と天ぷらをかじった。小さいかき揚げが三つできたので、「一個ずつ食べよう」と言ったのだけど、ちょっと食べたらやっぱり野菜なのでそれ以上食べなさそうだから、全部私が食べてしまった。ぜいたくを言えばちくわの青のり揚げが食べたいんだけど、ちくわはないわな~。

そして今日も夜ごはんを準備しながら一緒にケーキの材料を混ぜて夜ごはんを食べている間に焼きあがるようにオーブンに入れた。今日も最後に残ってたバナナを入れたバナナケーキ。でも今日はマフィン型なのでマフィンかな。オーブンでケーキも焼ける。信じられない。楽しくて毎日焼いちゃう。でも焼き始めたら息子がケーキばっかり食べてごはんを食べなくなってしまったのでちょっと困ってる。息子の嫌いなレーズンでも入れてみようか~。本当はブルーベリーを入れてマフィンを焼きたいんだけど、ブルーベリーがこれまたないんだよね。冷凍ブルーベリーをどこかで見たことがあるような気がするんだけど・・・マーレだからねえ・・・。缶詰でもOKとレシピには書いてあるんだけど、缶詰も見たことない。でも明日も焼きたい。明日は何を入れようかな・・・。

明日からは子供たちの学校が始まる。いやあ、長かった。毎日学校が休みで朝からずっと家にいられると結構大変。たとえ一時間半でも二人が学校に行ってて自分の時間があるのって全然違うのよねえ。送り迎えは大変だけど、学校大歓迎!でもラマダンだから・・・また休みになっちゃうかもなあ・・・。

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断食と高血圧

ロビちゃんのお父さんは昔、多分脳梗塞みたいな感じで亡くなった。なんで「~みたいな」なのかというと、当時のマーレでは病院でもよくわからなかったのである。今でも医療はよくないけど、ロビちゃんが15~6歳の頃だったのでさらにひどくてよくわからないうちにお父さんは亡くなったらしい。

そして、ロビちゃんのお母さんも去年、高血圧による脳溢血みたいな感じで亡くなった。血圧が高いのは前からわかっていて、ある日突然倒れたのだ。でもやっぱり日本みたいに倒れてから一刻を争って手術するなんてことではなくて(大体脳外科医なんていないと思う)、入院させてベッドに寝かせたままで、ロビちゃんが日本から飛んで行ってスリランカのアポロホスピタルという大きな病院に連れて行く手はずを整えた日の朝、亡くなってしまった。

この国は高血圧の人が多いし、寿命は短い。人口の80%は16歳以下の子供で、若い国ですばらしい!と思う反面、歳を取ったり、何かあったときの緊急医療が充実していないので間に合わないで亡くなるというケースがほとんどなのだ。それに島という環境も医療の難しさを手伝っている。どうしても病人や怪我人を搬送する難しさがあり、それぞれの島に病院を作ることなど無理に等しいことから、あきらめなくてはならない状況がたくさんあるのだ。

ロビちゃんは両親を高血圧系脳疾患で亡くしているので、私とロビちゃんはちょっと気をつけている。今のところロビちゃんの血圧は別に高くはないんだけど、日本を出るときに家庭で血圧を計れるという小さい機械を買ってきた。高血圧の本も買って持ってきた。

マーレにいるロビちゃんの叔母さんがやっぱりいつも高血圧気味で、頭が痛いと言うので今日血圧計を持ってロビちゃんが叔母さんの血圧を測りに行った。私は何度も口をすっぱくして、「高血圧で頭が痛いなんて自覚症状が出てる人がローダなんてしちゃダメだよ!」と言ったのだけど、やっぱりムリだよね・・・。ローダというのは、ディベヒ語で断食のこと。そう、こんなに暑い国なのに、お日様が出ている間は食事はおろか、飲み物さえ飲んではいけないのだ!みんな夕方、日没の瞬間を待って、日が沈むと同時に飲んで食べ始める。それまでは朝起きてから日没まで何も口に入れることはできない。

でもちょっと考えて!暑いんだから、汗は出ている。なのに水は飲まない。水分が出て補給しなかったら血も濃くなってドロドロになっちゃうんだよ!しかもここの人たちの食事はごはんにガルディアという魚の潮汁かカレーをかけて食べる。ごはんにも塩を入れて炊いている。つまり、塩味だけでごはんを食べてしまっているのだ。そして野菜はほとんどナシ。ここのポピュラーな野菜と言えばタマネギ。でもばくばく食べるわけでもなく、ちょっとガルディアやカレーに入れるくらい。ナトリウムを排出するには緑黄色野菜を一日350gは食べなきゃならないんだって!あとはナトリウムを排出するために必要なカリウムを豊富に含んだ海藻類を食べるとか・・・・・・もちろん海草は食べてるわけがない。そして大豆類・・・・・・もちろんナシ。それなら根菜類・・・これはほんのちょっと。つまり、食生活でよしとされるものすべてを食べていないのだ!せめて良いのはバナナくらいかな。バナナはここではみんな食べてるからね。

食生活だけでも全然足りないのに、ここの女性は運動というものはほとんどしない。運動不足も高血圧の大敵なのだそうだ。ロビちゃんは一日5回のお祈りが良い運動だと言うけど、ありゃストレッチだ!しかも短い人は1分くらいだぞ。ストレッチにも足りん。そんななのに断食しちゃって、日没になったら飢えた体でどか食いをする・・・・・・。もう、いいことないじゃん・・・・・・。だから寿命短いのかなあ~なんて思っても、いくら私が言ったって外国人が神聖なラマダンを冒涜してるとしか聞いてもらえないんだよね。でもおばちゃん、信じて、ほんとに体に悪いんだよ~・・・。

ラマダンに入ってから、おばちゃんは毎日日没の食事用に何かを必ず持って来てくれる。子供用にホットドッグとか、プディングとか、ツナボールとか、毎日持って来てくれるのだ。やさしいおばちゃんはニコニコしてお皿を持って来てくれてロビちゃんに「でも頭が痛いのよ~」ともらしていた。お水だけでも飲んで~・・・って言いたいんだけど、多分おばちゃんは絶対いやだって言うよね。

ロビちゃんのお兄ちゃんが夜に来たのでその話をしたら、健康第一で戒律はその次だと言っていた。実際、断食は病気の人、生理中、妊娠中の女性はしなくてもよいことになっている。てことは、ほんとは体に悪いってみんな気がついてるんじゃ~ん?って思うんだけどなあ。お兄ちゃんはのめりこみすぎるのは良くないと言い、最近モルディブでも増えてきている全身を黒い布で覆って戒律を厳しく受け止めているグループのことを「彼らはいきすぎだ」と言っていた。でも、子供は7歳くらいから断食をするのがいいよとかも言う。私が「子供は成長してるんだから、断食なんてしたら体によくないよ」と言っても「そんなことない」と笑っている。どうしてのめりこみすぎるのは良くないってことを理解できてるのに医学的な境地から見れないのかなあ・・・とちょっと残念。

やっぱりラマダンは難しい時期だなあとしみじみ思う。私はもちろん朝ごはんからしっかり食べてるし、今日はおやつにバナナケーキまで焼いて食べた。血圧はいつもビックリするくらい低いので、塩分も「汗でいっぱい出てるからしょっぱいのがおいし~い」と日本より多めに食べちゃう。お兄ちゃんに「ローダ(断食)ちゃんとやってるか?」って聞かれて「えへへ~」と笑ったら「やってないな~。まあ、ゆっくり練習すればいいから」と言われちゃったけどやる気ナシ蔵~~~。どうせイビリーズ嫁ってことで~!ちなみにイビリーズとは悪いことをそそのかす存在のことで、ロビちゃんにいつも「あなたってほんとにイビリーズだねえ」って言われております。大体煩悩のかたまりのような私にやれってのが土台ムリな話さっ。

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鼻ダメDay

日本からの箱を開けて自分たちの荷物がどんどん出てきてすごくうれしい!服も、一週間くらいで一回りしていつも同じ服ばっかり着てたけど、自分でも忘れていた服が箱からどんどん出てきた。やった~!と思いつつも・・・・・・そう、箱を開けると実は副作用があるのである!

それは、長い時間箱にしまったままになっていて衣類はかび臭かったりすること、そして物はほこりっぽかったりすること。この、日本直輸入のかびとほこりはスゴイ!私の鼻は瞬く間にぐしゅぐしゅのダラダラになってしまうのである!

昨日たくさん箱を開けて衣類を出し、今日はケーキを作るキッチン用品を出した。しかして昨日の衣類が良くなかった!匂いをかぐともうかびくさいというかほこりくさいというか、独特の匂いがする。そしてそれを「どうかな?」とくんくんかいでしまった私は今日、朝から鼻水が止まらず、くしゃみが連発連発連発!もう息つく暇もないくらい!目はかゆいし眉間はぼぅ~っとするし。あまりにてきめんなので朝から昨日出した服を片っ端からジャンジャン洗濯した。もともとそんなに衣装持ちではないので、白っぽいグループと色の濃いグループ一回ずつで全部終了。風が強い日だったので、干すとバタバタとひるがえり気持ちいいくらいすぐにパリッと乾いた。もう~大丈夫。でも、私の鼻はそう簡単には良くならない・・・。今もぐじゅぐじゅ、くしゃみが出るととにかく大変でひどいったらない。日本から持って来たものを開けると開けた日はこうなるので、やっぱり日本の何かに私はアレルギー反応を起こすんだなあ~・・・としみじみ実感する毎日。だって、マーレにいるだけなら鼻はすっごく調子がいいんだよね。マーレは車もバイクも増えて空気が悪いって言う人もたくさんいるんだけど、私はここではすこぶる調子がいい。まず鼻がつまらないし、匂いもわかるし、鼻水も出ないからティッシュもあまり減らない!日本ではティッシュなんていくらあっても足りないくらいなのに!日本には帰りたいけど、里帰りしたらきっと鼻は日本にいる間ずっとぐしゅぐしゅなんだろうなあ~・・・。

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手作りおやつ!

今日は朝から娘が風邪気味。ゴホンゴホンと乾いた咳をする。そういえば幼稚園で咳の風邪が流行ってたっけ・・・。3日くらい前から夜寝るときに咳をしていたけど、いっそうひどくなったので今日は病院に連れて行くことにした。

息子は引越して落ち着き、しかもいろんな箱を開けておもちゃが出てきたせいか「おうちがたのしいから行かない」と言うので、ロビちゃんと息子を置いて娘と二人で病院へ行った。病院で見てくれたのは半年くらい前に娘がマーレで眉毛のあたりを怪我したときに縫ってくれた女性の先生。もちろん私たちのことは覚えているので「あら、どうしたの?」とやさしく診察してくれて薬をもらった。娘は薬が大好きなので(甘いシロップ系が多いからかな?)、これで案外満足。でも、私の母が帰ってしまってしょんぼりしているので、ケーキを作ろうか、と買い物をして帰ることにした。

病院で一人、買い物先のスーパーで一人、友人に会った。二人とも娘に「断食してる?」と聞いたので、顔には出さなかったけど、私は正直ビックリしてしまった。だってまだ5歳だよ?こっちでは子供の頃からできる子はやり始めるけど、5歳でもうやるの?まあ、子供はやっててもやってなくてもOKだろうから半分あいさつみたいなもんなんだろうけど、毎回人にそうやって聞かれてやってないと罪悪感を覚えないかしら?とちょっと心配になった。そりゃ、ここでは断食しないのは罪なので罪悪感を与えるような育て方が正しいのかもしれないけど、私は自分の子供に断食をさせるつもりは毛頭ない。大人になって自分でやりたければかまわないけど、これから育つ子供に断食させるのってどうよ?しかも今日診てくれた病院の先生は「お水をたっぷり飲んでね」と言っていたぞ。ほら~~~~~。飲まず食わずの断食は体に良くないって。っていくら私が言ってもダメなんだけどね。

それはさておき、ベーキングパウダーやケーキの型を買いにスーパーに行くと、貝殻の形の型がいいと娘が言う。最初はちょうちょの型を欲しがったのだけど、どう見ても大きすぎてうちのオーブンには入りそうにないので小さいのにして、と言ったら貝殻のがいいと言うのだ。私はマフィンが食べたかったんだけど、貝殻だとどちらかというとマドレーヌ?って気もしたけど、まあいいや、型は貝殻のを買うことにした。それからベーキングパウダーやら牛乳やらを買い、家に戻った。そうそう、余談だけどあの消えていた牛さんの絵の牛乳はラマダンとともにマーレに戻ってきた!やっぱりラマダン中はみんなごちそうを作るので、それに向けて仕入れたのらしい。どこの店にも今はたくさんある!よかった!

家に帰ったらロビちゃんがまだ開けてなかった箱たちの中からケーキ用品をたくさん出してくれていた。実は電話でケーキを作るから、と話しておいたのだ。するとなんと、クッキー型がたくさん出てきた!買って来た貝殻の型を見てロビちゃんが「あーあ、買ってきちゃった・・・。いっぱいあるのに~・・・」とひとこと。確かに、いっぱい日本から持って来てた・・・。スンマセン。なんとハンドミキサーまで出てきた!私たち何でも持って来てたねえ!なんて言いながら、ミキサー、計量器、型、小麦粉、砂糖、バター、牛乳、ベーキングパウダー、必要なものを全部並べた。娘はこれまた荷物から出てきた自分のエプロンを出してきてやる気まんまん!ところがそのエプロンを見て息子が泣き出した。「ぼくもエプロンしたい~~~!」あらあ~エプロンを買った頃は息子は一緒にキッチンを手伝うなんてできない頃だったっけ・・・。早くやりたい娘は「じゃあこのエプロンしていいよ」とさっさとエプロンを息子に譲渡。得意気にエプロンをした息子は「・・・・・・これ暑い・・・」とすぐに脱いでポイ。まったく準備段階から大騒ぎ。

さて、レシピが何もないのでパソコンを出してきて適当に手作りケーキのレシピを探した。私はバナナのパウンドケーキを作りたかったんだけど、娘がバナナのケーキはいやだと言い張ってクッキングチョコを買ってきたので、チョコマフィンのレシピを探して決めた。

材料を混ぜるときにまたまたケンカ。バターをクリームみたいになるまでかき混ぜてね、と娘に頼んだら「ぼくのがない~!」と泣くので「じゃあ僕は卵を混ぜて」と頼むと「ぼくのはちいさい~」と泣く(娘は大きな鍋で混ぜていた)。粉をふるってもらっていたら下の受け皿だけ息子がすっと引いてしまったので粉がそのままテーブルに降り注いだり、その粉をまた集めて娘が鍋に入れたり、なんかどんどんゴミが混ざっていくような気がしたんだけどもうどうでもいいや。

なんとか無事に材料を混ぜて型に入れるのをまた二人でやりたがり、外枠にもはみ出すし、そのうちおとなしいなと思ったら一所懸命スプーンから生の生地をなめていて型に入れるのなんてすっかり忘れちゃってるし。そんなこんなんで普通より長い時間放置され、しかも暑い中、生地はデロンデロンになっていたけどかまわずオーブンに突っ込んだ。ちゃんと膨らむかなあと思いつつ眺めているとその心配は的中してちょっとだけ持ち上がった妙なものができあがった。

オーブンがチン!と音を立てて焼きあがったので型から出してお皿に並べてみると、もともと薄い型だったしちょっと固くて膨らみもイマイチでクッキーみたいになった。息子は「クッキー!クッキー!」と万歳して喜んでいる。娘は貝殻の模様が思ったよりはっきり出ていないのに不満なようす。でも自分でお皿に丸く並べなおして「お花みたい」と喜んでいるので、まあよかったよかった。

早速みんなで食べてみると、結構甘いチョコクッキーだった。お砂糖、もう少し少なくてよかったな・・・なんて思いながら食べたけど、まあでも手作りはおいしいよね。でもほんとはバナナのパウンドケーキが食べたかったのにずいぶんと程遠いものができあがってしまった。でもこれも、自分たちの荷物を開けて色んなものが使えるようになったからこそ。しかもロビちゃんが良いオーブンを買ってくれたからできるのだ。うーんうれしい。生活が便利になっていままでできなかったことがいちいちできるようになるのってうれしいねえ。明日は反対されようとも、バナナケーキを作るぞ~。甘いの大好き息子は、一人でモグモグとクッキーをほとんど平らげてしまった。毎日焼いたらこの人虫歯になっちゃうかな・・・。

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母帰る

母のいた10日間、ここに母がいるのがちょっと不思議なような、でもなんだか当たり前のような感覚だった。

ごはんはもちろん和食もしくは和食っぽいものばっかり。日本米を炊いて日本のカレールーでカレーを作ったり、おそばをゆでたり、おにぎりやお茶漬けや海苔の佃煮とカツオの刺身をおかずにしたり。

そしてテレビはNHK。「総理突然の辞任」なんてニュースを「あらまあ~次にやる人いないんじゃないの~?」「麻生さんくらいじゃな~い?」なんてお茶を飲みおやつを食べながらおしゃべりしていたらロビちゃんが「あなたたち日本にいるのと全然変わらないねえ。マーレにいても日本みたい」とあきれ顔。言われてみれば、ほんとだねえ。私は母とお茶を飲みながら話しているとなんだかマーレにいる実感がどんどん薄れていってたよ。日本では実家で一緒に住んでいたから、これとまったく同じ光景だったもんねえ。

その母も今日の夜の便で帰って行った。やっぱり10日間は短いね。あっと言う間だったなあ。息子は「なんでお母さん帰るの?」と不思議そうで、娘は大泣き。まあ、予測できてはいたんだけど、これが結構泣いた。そして「日本に帰りたい~」と言い出し、「明日帰る?いつ帰れる?」とメソメソ。空港の横っちょには公園があるので、空港まで母を送って行ってちょっと公園で遊んだら楽しそうに走ってブランコとか乗ってるのに、しばらくすると思い出してまたメソメソ。息子はいまいち理解している割合が少ないのでおもしろかった。最初空港にお母さんをお見送りに行こうと言ったら、自分でクローゼットからTシャツを取り出し、「飛行機の中はエアコンが寒いから上着を持って行くの」と言って、いつもの私のバックパックに自分でTシャツを詰め込んだのだ。「今日は僕は飛行機には乗らないよ?」と言うと思いっきり不思議そうな顔をした。「なんで?」「今日はお母さんだけ飛行機に乗って帰るんだよ」すると息子「そうなの?どうして?」「Aくん(私の弟)が日本で待ってるからね」と言うと「そっかぁ」と納得。それで納得なの?って感じだけど、そのあとは「お姉ちゃんは?ママは?パパは?」とすごく心配そう。「みんな今日は乗らないんだよ。乗るのはお母さんだけ」と説明すると「わかった」と言ってそのあとは特になんとも聞かなかった。娘は母が日本に帰るんだということがわかっているので、すごく泣いていた。これが二歳の差なのねえ。

娘は「だって日本でずっと一緒にいてこっちに来たら急にお母さんいなくていやなの」と泣いていて、私も確かに納得。だって、産まれたときから同じ家で住んでいたんだもんねえ。日本からマーレに引っ越すまで、毎日4年間、母と一緒にいたのだ。で、突然引っ越したら次の日から会えないんだから、そりゃあさみしかったよねえ。9月7日から新しい学期が始まるので(3学期ね)、その学期が終わって休みになったら日本に帰ろうか、と話をしたらすごくうれしそうに「それあと何回寝たらいいの?」と聞いてきた。確か11月には休みになるはずだから、二ヶ月としても・・・「60回くらい?寝たらかな?」すると娘「ろ、ろくじゅっかい?それって・・・・・・どれくらい・・・?」顔がすごくガッカリしてた。こんな感じだと、将来日本の中学に行きたいとか言いそうだなあ~・・・。日本大好きの娘は本当に指折り数えて日本に里帰りする日を待っている。

でも母に来てもらって本当によかった。今はちょうど飛行機の中。すいてて横になれるといいんだけどなあと思っている(来るときは横になれたらしい)。長旅お疲れ様。また来てね。

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ローダマス(断食の月)

さて、今日から始まったラマダン!初日は祝日です。

祝日なのでお店のほとんどは午後二時からのオープン、それまではどこも閉まってるし、みんな断食してるから午前中は寝てたり起きてても家からあんまり出てきません。外に出たら暑くて辛いもんね。

断食は食べないだけじゃなくて飲み物も飲めないので暑い国のここは大変だよね~(ってひとごと?)。私はすっごく体に良くないと思うんだけど(汗はじゃんじゃん出てるから脱水症状になりやすいし水分取らなかったら血もドロドロになりそうな気が・・・)、みんなには神聖なる断食の月なのでどちらかというとお祭りっぽい感じです。

ラマダンに向けてお店はみんな先月あたりからセールセール!一年に一回の大放出で、うちもこの新居用のダイニングテーブルと椅子六脚セットをラマダンのミラクルセール(笑)で買いました。本棚は違う家具屋さんのレインボーセール(これまた笑)でお買い上げ!そして今日、午後二時になってお店が開いてから買い物に行ったらまあ、大混雑&レジ前の大行列!ラマダン中は日が沈んでからみんなごちそうを食べるので、昼間は買い物してお母さんはずっと料理をしてるんですね。だからみんな食料品の買出しはものすごい量!うちが今日牛乳とパンと玉子を買うだけで大変だった!でも今日はうちもちょっとスペシャルで1リットルのアイスクリームまで買いましたよ!

そしてテレビもラマダン特別番組ばっかり。日本のいわゆるバラエティみたいなのをずっとやってます。夜になったら奇声を発して外をバイクで走る若者もいるし、下の階に住んでいるオーナーのおばちゃんはモルディブ料理を色々持って来てくれました。なんか、お正月みたいだね。ラマダン中のモルディブ料理というかいつも食べる料理があるんだろうけど、ワタクシはちっともこっちの料理を勉強してないヨメなのでロビちゃんはもしかしたらさびしいかも・・・と思い、ロビちゃんの好きなトリのから揚げを作りました。っていうか勉強しろって?まあしょうがないよ、外国人妻だしさ~。

でもこの騒ぎ、ラマダン中の一ヶ月近く毎日続くのかなあ?それとも今日は初日だからかな?モルディブに二年住んでたと言ってもリゾートにいたのでマーレでみんながどういう風にしてるのかって知らないんだよねえ。ロビちゃんもマーレに住んだことがないし、リゾートで15年くらい働いていたからやっぱりあんまりわからない。ちょっと新鮮です。

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マンガもテレビも♪

皆様お久しぶりです。

ちょっとしばらくになってしまいました。「まあ、お母さんが来たみたいだから、ブログ書く暇もないのね」とか、「ひょっとしてやっとオープンのめどが立った?」とかお思いの方々、実は全然違うんでございます。

やっとこさ自分たちのフロアに引っ越してからゆっくりと日本から送った箱なんかを開けていまして・・・・・・なんと10ヶ月前に日本を発ったときに送った箱からマンガが出てきたんでございます。

もちろん、何もないマーレ、持って行かなきゃ手に入ることはないので、マンガは必ず何か持って行こうと心に決めていました。難しいのはどれを持っていくか、なんですねえ。だって、そんなには持って行けないから・・・。なので、ひとつ、どれか作品をひとつだけ全巻送ることにして、そのたったひとつというのがもう究極の洗濯・・・じゃない選択・・・。あれも好き、これも捨てがたい、でもやっぱり・・・という決意のもと、箱に詰めたのは「ハチクロ」全10巻。それと高野文子さんの「るきさん」1冊。ひとつだけじゃないじゃん・・・って、だけど「るきさん」は一冊だけだから~。

思えばアメリカに留学していた頃もひとつだけ、と後から「To-y」を全10巻送ってもらったっけ・・・。そして20代後半のバイブルは「彼方から」やはり全10巻でした。まあこれがすんごい長いのなんかバイブルになっちゃったらとても持って動けないよねえ。10冊でもロビちゃんに「マンガをそんなに持って行くの?」という白い目で見られ、「それでなくてもエンターテイメントの少ないマーレだからこれだけは」と自分でコソコソと箱に詰めたのでした。もうどの箱に何が入っているのかわかんないのでそのうち出てくればいいやくらいに思っていたのですが・・・。箱を開けて整理をしていたロビちゃんがマンガを抱えて「ほら」と持って来てくれたときにはうれしかった~。

そう、日本を出て10ヶ月ぶりのマンガです!他に色々読んでいて10ヶ月ぶりにその作品を読むんじゃなくてマンガ自体がない生活・・・。唯一読んだのは友人宅にあった1998年の「全話オール読みきり”ミセス”~嫁姑スペシャル~」という雑誌だけ。ああ~辛い!マンガ以外にも読み物が何もない!新聞もない!雑誌もない!本はもらったり借りたりしたのが数冊あるけど自分で選んだものじゃない・・・。もちろんそれでもむざぼるように読みますけどね♪

そんなわけで毎晩子供たちが寝た後にいつもメールチェックをするんだけど、マンガを読んでいたわけなんですね。そしてブログはすっかりお留守になっておりました。

でも感動した~!「ハチクロ」読んだらなんか涙出そうだった~!てか、出ました。久しぶりという味付けと、もともと泣かせる内容、んでもって共感できる部分がたくさんある作品なので、思い入れもひとしお!んでもって絵が好き!「るきさん」は高野文子さんの作品が昔から好きで、しかも絵が上手!!!も、大好き!なのでこれだけはいつでも見たいときに見たい!と思う本なのですね。今確か朝日新聞の連載小説の挿絵を書いてらっしゃると思うけど・・・。10代の頃に高野文子さんの作品を初めて読んだときは衝撃的だったですよ~・・・。

しかも、今日ケーブルテレビの人が来てくれて、めでたくケーブルテレビが見られるようになりました!何が見られるのかって、NHKワールド!そう、NHKが見られるんだよ~!早速今日は母と一緒に「篤姫」を見た!日本にいたときなんて親が大河ドラマを見ているとつまんないな~とか思っていたのにすごい見ちゃった!ニュース見るだけでも感動!マーレで日本のテレビが見られるなんてスゴイよねえ。今日は特にニュースがおもしろかった(ただ単に久しぶりなだけ?)。子供たちは「のど自慢大会」を大喜びで見ていました。いいねえ~NHK。夜ごはんにはカツオの刺身を生姜で食べてNHKばっかり見ている私にロビちゃんが「あなたってここでも日本の生活と変わらないねえ」とぼそり。そう?ヨメとしてはもうちょっと染まった方がいい?や、無理だけど。

そして明日からはラマダン、断食が始まります。そう、みんな日が出ている間は飲みものも食べ物も口にすることはできません。太陽が沈んだら飲食できるので明日からはみんな午前中はゆっくり寝て、夜はごちそうを食べる夜型生活に変わります。わたしゃあ飲み食いを我慢するなんてとってもできませんので断食はムリですが・・・。ここでは政治と宗教が一緒なので戒律違反イコール法律違反になるので・・・犯罪者になっちゃいます。ああ~スミマセン~。明日からは日中はコソコソ生きる生活です~。

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