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食べること

おばあちゃんがよく言っていた(また出た)。

食べることは大変だ、と。

そう、おばあちゃんの「食べること」というのはおさんどんのことだ。

毎日食べること、食べ物を作ること・・・本当に大変だ・・・(-_-;)私は料理がそんなに好きではないので毎日毎日料理して食べる&食べさせることが本当に大変なんである。これが料理を好きな人だったらどうなんだろうか。いくら好きでも毎日そんなにやってらんないわよ!とやっぱり思うんだろうか。

うちは朝はいつもパンを焼いて食べているだけなので私が料理らしい料理をしているのは一日二回である。一度学校で「朝は何を食べますか?」というのがあったらしく、娘が「パン!」と言って先生がわからなかったことがあった。迎えに行ったときに「パンって言ったからビックリしたけどブレッドのことなのね」と言っていて、ディベヒ語でもパンはパーンと言うので娘がみんなに合わせてディベヒ語でわざわざ言ったのだと思ったらしい。もちろん英語で答えると思っていたからわからなかったそうなのだ。「ああ、日本語でもパンって言うんですよ。同じなんです」と言ったら先生は驚いて「まあそうなの!日本語とディベヒ語で同じものなんてあるのね・・・。でも、他には?って聞いても答えないのよ。パンと何を食べてるの?」と聞かれて「や、トーストだけなんです・・・」と言ったら「え?玉子とか食べないの?パンだけ?」と言われてしまった・・・。スミマセン・・・(゚ー゚;

そして昼と夜だけど、もうほんとーに毎日どうしようか悩むんである。もともとレパートリーが少ないところに持ってきてこの材料の少ないマーレである。もう、毎日同じようなものばっかりになっちゃうんである。

日本で一人暮らしをしていたときは作りたくなかったらちょっと外で食べるとか、ちょっと何かお惣菜を仕事帰りに買って帰って食べるとか、とても簡単だったのだけど、ここではその「ちょっと何か」がない。材料も日本ならゆでるだけとか和えるだけとか炒めるだけとか簡単においしく作れる材料がたくさんあるんだけど、ここにはそういうものはない。おいしいものを食べたいと思ったら自分で手間隙かけて作らないと出来上がらないのだ。

お惣菜もまあまあ買えるものもある。ヘディカというこっちの簡単につまんで食べられるものとか(大体揚げ物が多い)、カレーとごはんとかテイクアウトで買えるところは結構ある。でもここで買える出来合いのものはみーーーんな辛いのだ。辛くてとーーーっても食べられないのだ(-_-;)フライドライス、つまりチャーハンとかもどこでも買えるんだけど、これがまあ辛い。ピザデリバリーを頼んだときも、マルガリータを頼んだのでついうっかり油断して「辛くしないでね」って言うのを忘れちゃったら、思いっきりケプシカンが乗っていてめっちゃ辛かった・・・。マルガリータってトマトとチーズのシンプルなやつだよね・・・・・・?と思ったけど、自分で「辛くしないでね」とオーダー時に言わなかったので自分の責任なんである。しょうがないんだけど食べられないんである。外でよく売ってる煮込みチキンもおいしそうなんだけど色は真っ赤でその名も「デビルド・チキン」!直訳したら「悪魔化チキン」である!!!もちろん悪魔的にすげーーー辛い!!!

てなわけでうちは外から何か買ってきて食べるのはなかなかむずかしい。そんなわけで自分で作るしかないのだ。先日その話を友達にしたら、彼のお姉さんも「毎日三回食事を作るのってほんとーーーーーに頭に来るわ!!!」といつも怒っているのだそうだ。よかった・・・仲間がいた~・・・・・・。

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ロビちゃん復活でプールへGO

ロビちゃんの熱がやっと下がった!二度目に病院に行って違う薬を飲み始めてからぐっと楽になったようで、やっぱりその前に診てくれた医者は相当適当だったんだなあと判明。それとも単に日数的に体に抵抗力ができてきたからなのか?さっぱりわからんけどとにかくよくなってきてよかったよかった。

昨日の夜から熱が下がり始めてやっと寝られたとロビちゃん談。熱があったときは夜中もつらくて寝られなかったらしい。朝起きてきっと6日振りにすっきり気分だったのだろう、ロビちゃん突然子供達に向かってこう言った。

「パパ元気になった!プールに行こう!」

えええええ~?!時期尚早じゃ~ないですか?(-_-;)

私は子供達には行けると確定してギリギリになってからしか「行こう」と言わない。だってもし行けなくなったときにわーわー泣かれて大変なのは自分なんである。だから色んなことでも念入りに予定を立てながらギリギリまで子供達には言わないのだ。

・・・・・・そんな朝からプール行こうなんて言っちゃって・・・・・・。大丈夫なの?ロビちゃん。

ロビちゃんはへいきへいき、もう熱もないし大丈夫!ヒロコは今日はお休みで好きなことやってていいよ!とか言っている。でもまあ、私も久しぶりにプールに行きたいし、いつもロビちゃんが私にお休みをくれて子供達といるときはプールなので、私が連れて行くか、またはロビちゃんが連れて行くかで両方と一緒にあまり行ったことがないので、お休みも欲しいけどたまには一緒に行くか、と準備を始めた。子供達はもちろん大喜び!今月は誰かしらが病気で一ヶ月間ほとんど遊びに行ってなかったのだ。息子がこの風邪を引く前からプールに行こうとは言っていてそれがずーーーっと先延ばしになっていたのでお待ちかね!だったのだ。

水着とゴーグルとスノーケルマスクとお金を持って(大事!)いざ出発!空港のホテルに向かった。

娘はうれしくておしゃべりが止まらず、息子は久しぶりのドーニ(船)に乗ってじーーーっと外を見ている。運良く、マーレ島と空港の島のほんの少しの間なのに途中でイルカを発見(もちろんロビちゃんが見つけた。すごく目ざといのだ)、ちょこっとだけどジャンプが見られた。イルカは季節によってマーレやフルマーレなどの人の住んでいる島でもすごく近くまでやって来るので、島の間を往復するフェリーで見られることも多々あるのだ。思わぬイルカショーに子供たちが大騒ぎしたのでドーニ中の乗客が何事かと水面を見つめる中、イルカは最後にちょっとだけ背びれを出して見えなくなった。

さて、ホテルに到着してからまず腹ごしらえということでホテル内のレストランでランチを食べ、それからプールへ。待てない子供達は日焼け止めを塗るのも惜しんであっという間に水の中へ。私はちょっと本を読みたかったんだけど(今ちょうどクライマックスでもうすぐ読み終わりそうなので)、ふと見てみるとロビちゃんが自分でざぶざぶ泳いでいるじゃないですか。自分で泳いじゃったら子供達見れないじゃん(-_-;)だって顔は水中なわけだからね。私は子供達と一緒のときはやっぱり目を離すと怖いので顔はずっと出して一緒に水の中にいるんである。でもパパってのは「子供を見てる」と言っても「同じ空間に一緒にいる」って感覚に近く、ママの「視線をそらさずにじっと見てる」というのとはずいぶん違うんである。実際、子供の事故は父親と一緒にいるときの方が多いのだそうだ。まあ、せっかくプールに来たんだしいっか、と思って本はあきらめて一緒にプールに入ることにした。

子供用の浅いプールはお湯みたいになってるんだけど、大人用の深い大きいプールの方は思ったよりも水が冷たい。ずーっと晴れが続いているのでかなり温まっているかなと思っていたんだけど、プールの水だってきれいにするわけでいつもただ入れっぱなしってわけじゃないだろうからそりゃそうだよね。なので、大きいプールに入ったらちょっと寒いので一所懸命動くことにした。昔高校の頃体育の授業で外のプールが寒くてしょうがないときでもジャンジャン泳ぐと結構体があったまっていたのでそれを思い出してとりあえず頭は水面に出して4往復くらいしてみた。もちろん日本の6月のプールとは全然違ってあったかいけどね。それでも年々寒がりになっているので(トシかしら)、その分動かなきゃである。最近運動らしい運動をまったくしていないのでちょうどいい。

子供達もきゃーきゃーバシャバシャやりながら一緒に遊んでいたら、なんか無口になってきたロビちゃんがプールから上がった。「どうしたの?」と聞いたら「寒いからもう上がる」って・・・・・・。ほら~~~ロビちゃん~~~だいじょうぶなの~?!まったくもう、先のことをぜんぜん考えてないんである。わーい熱下がったー!プール行こうー!ってこれじゃまるで子供じゃん(-_-X)

ロビちゃんは上がって着替えてからプールサイドの椅子に座ってぼんやりしている。私は子供達ともう少し遊んでいたんだけど、だんだん寒くなってきたので上がることにしたら娘と息子も順番に「やっぱり一緒にシャワー浴びる」と言うので、結局みんなで上がることにした。ロビちゃんは最初「今日はヒロコのお休みでいいよ」なんて言っていたくせに、椅子に座って動かないので結局私が二人をシャワーで洗い、着替えさせて水着や持ち物を洗ってしぼって片付けた。って、全部私じゃん!

帰りのドーニでロビちゃんは「なんか、すっごい疲れた。体力ないみたい」と言っていて、そりゃあ風邪で熱が5日もあってその間中寝てたわけで体力があるわけないし疲れやすいに決まってんじゃん・・・と思ったけどロビちゃんは熱が下がったからもうOK!と思ってたらしい・・・。家に戻ってきたら「ちょっと寝る」と言って寝てしまった。

・・・・・・大丈夫なのか・・・???

水着を洗濯機に放り込み、急いで近所のお店に行って買い物をし、夜ごはんを作った。ロビちゃんはごはんは「だんだん味が戻ってきた(熱で舌が変だった)」って言って食べられたけど、食べたらすぐまた寝てしまった。ごはんの片付けを全部して、息子がこぼした食べ物が落ちてる床をほうきで掃き、洗濯物を干し、ゴーグルやスノーケルマスクを洗って干した。ってか、いつもより仕事が多いんですけど???プールに行って楽しかったしそれはいいんだけどさ、やっぱりもうちょっときちんと治ってから行った方がいいんじゃないの???

ロビちゃんは「熱はないから大丈夫大丈夫」と言って子供達と一緒にベッドに入り、私が「ほら、もうふざけてないで寝ないと!」と寝かしつけている間一番早く2分くらいでいびきをかき始めた。「ママ、パパもうねたからしずかにしないとね」と娘に言われているロビちゃん。自分が寝かしつけられてるね~。

明日風邪がぶり返さなきゃいいけど?!もー次から「だいじょうぶ!」って言っても信用しないんだからね!

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マーレのケーブルテレビ

今までうちではB-Netというケーブルテレビを入れてテレビを見ている。でも、このB-Netがなくなってしまうそうなので、ロビちゃんが「テレビをなんとかしないと」と教えてくれた。なくなっちゃうってどういう風に?と聞いてみると・・・。

モルディブでは(というかマーレでは?)今はB-Netともうひとつケーブルの会社があるんだけど、そのもうひとつの方がB-Netを買収したそうなのだ。それで、どうなるのかというと、ケーブルの会社が一個だけになるのでケーブルテレビを見たい人はそこと契約するしかなく、その会社はもちろん値段をバーン!!!と上げるそうなのだ。つまり、ケーブルテレビが高くなるということ。「えーっと・・・・・・モルディブには独占禁止法とかはないのかな・・・?」とロビちゃんに聞いてみると、「どくせん・・・何?」と逆に聞かれてしまったので、一所懸命説明した。説明しながら「あるわけないよなあ~・・・」としみじみ思ったんだけどね。

というわけで、今のB-Netはなくなってしまうんだけど、少しずつ少しずつ見られるチャンネルが減っていくらしい・・・!スゴイ!それって自然消滅作戦!?なのか?!そして本当に気がつくと「あれ?このチャンネル見れないね?」というのが出てきて、昨日とうとうAnimaxが見られなくなってしまった・・・。子供達ガッカリ。今やAnimaxはただのカラーバーである。すごい。すごすぎる。モルディブって本当に・・・無法地帯だ。

新しいケーブル会社はとても高いらしく、自分でアンテナを買って見るとなると、ケーブルかモルディブ放送かを選ばなければならないらしい。うちの問題は客室用のテレビである。客室のテレビが何のチャンネルも見られないんじゃ意味がない。でも、全20室を新しいケーブル会社と契約するとものすごい値段になってしまうらしい。自分たちでアンテナをつけるとなると、もちろんアンテナを買って取り付け工事をして色々かかるけどその方が長い目で見てお得なのはもちろんだ。でも外国人のお客様が多いうちはBBCやCNNなどの外国のニュースが映らなかったら困るのでやはりケーブルを選ぶしかない。でもそうなるとモルディブ人のお客様はモルディブ放送を見ることができないんである。モルディブ放送は以前はひとつだけだったんだけど、今は3つくらいある。ロビちゃんだってやっぱり国内放送を見たいと言う。そりゃそうだよね。

ケーブルでNHKが見られていた去年。NHKは見られなくなっちゃったけど色んなチャンネルは見られていた今年。ケーブル受信機も全室に一個ずつ設置したのに、それが全部無駄になってしまう来年。そうなのだ。ここは設備投資をしてもそれが将来いつでも無駄になるかもしれない場所なのだ。いやいやいや・・・・・・。

テレビだけじゃなくて様々なことでどんどん住みにくくなっていくなあと感じるこの国。物価は高くなるばかりで品質はひどくなる一方。車やバイクの数はものすごく、メンテナンスをきちんとしないので排気ガスがものすごい。そして知識がないのでみんな長時間平気でアイドリングをしている。マーレの周りの船着場の海はゴミだらけ。道路もビーチもゴミだらけ。医療も教育もひどくてたまにどうしてここにいるんだろう~・・・と考えてしまったりもする。リゾートとはあまりにもかけ離れた世界だからね。

そんな中、娘のクラスメイトのユーロのママに道路でばったり会ったら、なんと来月に引っ越すと聞いてビックリしてしまった。ユーロのママもいつも排気ガスに悩み、食料事情の悪さに悩み、学校のひどさに悩んでいる一人で、今回の学校の問題をきっかけに引っ越すことを決心したのだそうだ。マーレの学校は1月から1年がスタートするのだけど、マレーシアも同じく1月に学校が始まるのだそうで、その1月からの新学期に間に合うようにもう来月クアラルンプールに引っ越すのだそうだ。なんか聞いてすごーく焦ってしまった・・・。うちもここにいていいのか?と思ってしまう。娘もユーロも来年小学校1年生なので新しく学校を始めるにはちょうどいいよね。ユーロの家はマーレでお店をやっているので、パパがお店をやってマーレとクアラルンプールを行ったり来たりするのだそうだ。パパ大変だね。でもユーロのママは「マーレから出られてすっごくうれしい!」と言っていた。

おとなりのビルに住んでいる娘の友達のママも「マーレにいるのはあと1年くらいかしら」とこの前言っていた。彼女はオーストラリア人とモルディブ人の間に産まれ、オーストラリアで育ちモルディブ人と出会って結婚してからマーレに引越してきたんである。マーレに住んでもう7~8年くらいだろうか、でももう十分だわと言っていた。やっぱりきっかけは学校なのだ。彼女の娘はうちの娘と同じ年で良く一緒に遊ぶんだけど、マーレの教育はよくないし、仕事の契約がちょうどあと1年くらいで切れるからマーレにいる意味がもうないわ、と言っていた。

外国人の友達も何人も去って行ってしまい、なんだかマーレに取り残されたような気分。しかも子供がいる人はみんな教育&医療に見切りをつけて外国に引っ越して行ってしまう。うちもここに永住するつもりではないけど、やっぱり子供の学校のことを考えると遅すぎる前になんとかしないとなんだなあ・・・と悩んでいる今日この頃なのだ。私は勉強しろ勉強しろとは言いたくないし、もともと言うつもりもなかったし、小学校のときくらいは遊んでていいじゃん、と思っていたんだけど、いくらなんでも限度があるというか・・・ここの学校は勉強というよりも悪い習慣を身につけてしまいそうでいやなんである。小学校とか見てても遅刻フツーだからね・・・(-_-;)なんかそういうのに慣れてしまってほしくないんである。

テレビの話からずいぶん飛んでしまったけど、毎日生活しづらさを感じ続ける場所ってのもある意味スゴイなあ・・・なんて感心したりしてる毎日だ。

さて、まず客室のテレビをなんとかしないとだね。

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イードゥ・ムバーリクとゲット・ウェル

今日はボドゥ・イードゥ。モルディブではお祭りの日です。

昨日の夜からみんな準備を始めて、昨日から合計5日間のお休みに突入しました。友人のモルディブ人は大体実家の島に帰ったり、休暇で旅行に行ったり。ロビちゃんのお兄さんも弟一人も実家の島に行きました。

しかして。うちはロビちゃんがまだ病気中。この風邪、ほんとにスゴイ威力(-_-;)いつもは無理がきくロビちゃんですが今回はさすがにグロッキー(死語)。昨日の夜も辛くて全然眠れなかったそうで、朝から「もうダメだ。もう一回病院に行ってくる」と病院に行きました。こういうとき、私が一緒に行けないのが残念です。やっぱり子供を連れて病院に行きたくないしね・・・。というわけで、ロビちゃんは今度はいとこと一緒にADKへ行き、「この前診てもらった先生は適当だったから、先生、本当になんとかしてください」と今日の医者に頼んだんだそうです。今日の先生は「だいじょうぶ、ちゃんと診るから」と言ってきちんとあちこち調べてくれて、血液検査もしてきたそうです。そして前回とはまったく違う薬がこれまたたくさん処方されました。一体何を信じたらいいのやら・・・。

ロビちゃんが戻ってきて薬を飲んだら熱がすーっと引いてちょっと楽になったみたい。今回のはインドの薬なので結構強いのかもしれません。それでもロビちゃん、熱が下がったとたんに「なんか元気になった。海に泳ぎに行こうかな」とか言ってるじゃーないですか。しかもレセプションに行こうとしたり、掃除まで始める始末・・・。もともとじっとしてられない性分なので熱の間ずーーーっと寝てるのがいやなんだよねえ。まあ、気持ちはわかるけどさ。そしてしばらく経って薬が切れて熱が上がってきたら今度は「もうこのまま死ぬのかなあ・・・」とか突然弱気発言が出てきました。まーったくもう、死にません!

処方箋によるとまだ薬があるんだけど、いとこが薬局に行ったら全部揃わなかったそうなので、お祈りの時間が終わってお店が開く午後2時にお散歩がてら子供たちを連れて外に薬を買いに行くことにしました。

でもボドゥ・イードゥのしかも金曜日なので・・・開いてるかなあ~・・・と歩き始めると、開いてるお店と閉まってるお店が半々の確立でした。メイン・ストリートを歩いていつも行く薬局に行くと・・・開いてた!よかった~と処方箋を見せると、足りなかった二つのうちのひとつはあるけどひとつはないそうです。まあいいやとひとつ購入、さらにメインストリートを歩きます。1ブロック行ったところの角にも薬局があるんだけど、そこは閉まってました!たどり着いて「あっ閉まってる!」と開かないドアをがちゃんと引っ張ってみたら、すぐ後ろから歩いて来てたおじさんが「バンドゥ!(ディベヒ語で閉まってるの意味)」と叫び、前から歩いて来てたお兄さんも「バンドゥ?」と叫んでみんなまたちりぢりに歩いて行きました。目的は同じだったのね。

またもやまっすぐ進んでいると途中で雨が。あら~洗濯物干したまま来ちゃったよ~と言いながら少しお店の軒先で雨やどりをしてから、またもや行進。雨のおかげでちょっと涼しくて子供たちはぐずることなく歩きました。

そして5件目にてやっと!目当ての薬を見つけました~。いや~~~。途中の薬局では「もうマーレ中でこの薬は売り切れちゃったんじゃないの?」と言われてちょっとヒヤヒヤしたものの、見つかってよかった~!!!帰りは途中の靴屋さんやらアクセサリーショップやらを覗きながら帰ってきました。

さあ、この薬でロビちゃんが元気になることを祈るばかりです~。今日で6日目、息子はちょうど1週間かかったのでもうすぐでしょうか~。

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ロビちゃんの熱

ロビちゃんが熱を出して今日で三日目。

一向に良くならない。

昨日、お昼過ぎにむっくり起きてきて「病院に行く」と言うのでかなり辛いんだなと思い、熱を計ったらそれまでずっと38度台だったのが39.1度になっていた。あららららら・・・。でも子供を連れて一緒に病院に行くわけにはいかないので、たまたまオフの日でうちに来ていたロビちゃんの一番下の弟に頼んで一緒に行ってもらった。

病院はすごい混んでいたそうで、実際ロビちゃんも2時間くらいかかってやっと帰ってきた。なんか、病院で待ってる方が具合が悪くなりそうである。しかもあまりにたくさんの人がまだ待っているので、医者も一人一人がかなりなおざりだったそうで、ロビちゃんが「のどが痛いし、扁桃腺だと思う。飲み込むのが痛い」と言ったら「あーのどね!」と言っただけでロビちゃんののどを診ることもせず、ただ薬を出してはい、おしまい、だったそうだ。息子の熱が扁桃腺だったので、息子から移ったロビちゃんは同じく扁桃腺が腫れているだろうし実際痛いから言ったんだけど、たーくさん処方された薬の中を見てみても扁桃腺の腫れのための抗生物質はどこにもない。息子はその抗生物質を飲んでいたんだけどね。

ここは人口に対して医者も足りないし医療機関も足りないから今みたいに島中で風邪や病気が蔓延するとすぐにキャパオーバーになってしまうんである。教育機関も良くないため、自国民が医者になるためにはどうしても留学するしかなく、最近やっとモルディブ人の医者が出てきたところで、それまでは医者といえばすべて外国から来てもらっていたんである。もちろん今でも医者のほとんどは外国人で、しかもインターンで来る人が多い。つまりまだ正式な医者のライセンスはなく、ライセンスを取るための練習みたいなもんである。彼らはマーレで数年間インターンをしたらまた違う国へと行ってしまう、ここは通過点なのだ。この日ロビちゃんが当たった医者ももれなくいい加減な診察をするうちの一人だったんだね。

さて、処方された薬を飲んでもちーーーっともよくならない。そしてよくなるどころか熱が上がった(-_-;)なので、私が薬局に自分で薬を買いに行った。息子が飲んでいたのと同じ薬を見つけ、「扁桃腺用の抗生物質がほしいんだけど、これよね?」と薬局のおじさんに聞いてみた。「そう、これだよ。何ミリのが欲しいの?誰が飲むの?」「私のハズバンド」「じゃあこれだね」と一番大きいのをくれた。ここでは自分で薬の知識を得て自分で飲む方がいいかもしれないねえ・・・。でも私は医療関係に従事したことがないのでやっぱりちょっと不安なんだよねえ。

ロビちゃんはさっきその買ってきた抗生物質を飲んで寝ているけど、これでよくなるといいなあ。それにしても、今回は私が全然移らないのが驚き。私はそんなに体力に自信がある方ではないのですぐに具合悪くなるんだけどね。この風邪はなぜか平気だ。子供と四六時中一緒にいるのは私なので、一番最初に娘が熱を出したときから考えれば移るならもうとっくに移っているはずなんである。もしかしたらもうかかっていてでも症状が軽いからわからないうちにすんだ、とも考えられるけど、でも一日もだるかったり鼻水が出たり咳が出たりした日がないので、それもない気がする。そしてここまできて移らないならもう移らないと思うんだよね。たぶん、この風邪が熱の風邪だからだと思う。私は本当ーに熱を出さない低温動物なのだ。最後に熱が出たのは二年前のデング熱になったとき。でも、そのときにその前にいつ熱になったのか思い出せないくらい前だったのだ。たぶん、10代の子供の頃までさかのぼらないと熱を出したときはないんだよね。うまくできてるもので、私はちょっと疲れすぎたり無理したりするとすぐにぜんそくが出て具合が悪くなっていたんだけど、それで熱も出してたらきっと普通に生活できないんじゃないかなと思う。だからうまい具合にバランスが取れていて他の部分は平気なようにできてるんじゃないかと勝手に想像している。何はともあれ、私まで寝込んだらそれこそ大変なことになるので、私には熱風邪菌は効かなくてよかったーと思いつつ、ロビちゃん早くよくならないかなあと願っている。ロビちゃんは息子にさんざん「ぼく、はやく元気になってプールに行こうね」と言っていて、息子は今はすっかり元気になって「パパー!やくそくしたよ!プールいついくの!?」と叫んでいる・・・。子供は現金なもんだ・・・。がんばれロビちゃん~。

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一冊の本

友人の一人がマーレから自分の国へ帰るときにガレージセールをやったので、そのとき彼女から電子レンジを買った。電子レンジのお金を払ってふとテーブルの上を見たら本が積んであって「一冊50セント」と書いてあったので、何か二冊見つけて1ドルにして買おう、と一冊ずつ見ていたら、ある一冊の表紙を見てあっ!と思った。「Burned Alive」という本で表紙は白いマスクをかぶって目だけ見せている女性の顔写真が出ている本である。私はこの本を知っていて、日本で日本語版を見たときに「あ、日本語訳が出たんだな」と思った覚えがあるので、どこか日本じゃない国で見かけていたのだけど、どこだったのか思い出せない。内容も大まかなあらすじだけ知っていて、そのショッキングさに忘れられないでいた本なのだ。一番最初に見たときが一体いつだったかどこの国だったか思い出せないんだけどずーーーっと気になっていた本だったので、迷わずそれを選んで他の本と合わせて買うことにした。そうしたら友人が「電子レンジをキャッシュで買ってくれたからサービス」と言って本はタダで三冊もくれた(o^-^o)何か読んでないと禁断症状が出る私は本をもらえるのはとってもうれしい。そして早速その本を読み始めた。

この「Burned Alive」はSuadという女性が仮名で書いている本で、もちろん顔もかくすために表紙ではマスクをつけているんである。彼女はパレスチナの田舎の小さな村に産まれたのだけど、その周辺の村では女性は家畜よりも価値が劣る奴隷的存在で、産まれたときからこき使われて殴られ、蹴られて育つ。女性にはすべての権利がなく、家では結婚するまで殴られ続けてあらゆる家の仕事をし、もちろん学校には行かせてもらえず(男の子は学校に通う)、結婚したら今度はだんなに殴られ続ける日々になるというものすごい社会なのである。そして、結婚できない女性は村中から笑われる家族のお荷物になるのだけど、結婚する前に妊娠してしまうことが最大のタブーで、妊娠してしまった女の子は家族の男性の誰かから殺されるんである。これはHonor Killing(誇りある殺人)と呼ばれていて村中、というか国中で暗黙の了解になっていて殺した人はヒーローにさえなるのだ。そして、このスアドという女性は結婚する前に妊娠してしまい、姉のだんなさんつまり義理の兄から灯油をかけられて火を点けられてしまうんである。

ものすごくかいつまんだ説明だけど、読むとモノスゴイ。本当にスゴイ。こんな場所がこの世界にあるのかと信じられないくらいにスゴイ。私はもう読むのをやめられず、夜中の3時でも4時でも「Oh-my-go---d!」とつぶやきながら読み続けた。もう、とにかくひとりでも多くの人に読んでもらいたいと思う。こういうことが実際にあるということを知るだけでも、なんだか大事な気がする。この本はただ単にグロいわけではなく、とても丁寧に彼女の経験が書かれていて、最後には本当に感動する、自分を改めて考えさせられるすばらしい本になっている。彼女はある団体の助けを借りて生き残ったのだけど、この団体が最後に紹介されていて「あなたが何かをしたいと思ってくれたなら、できることは寄付です」と書いてあって、私はものすごーーーく寄付したくなった!!!私は実際にはパレスチナやアラブやパキスタンやその他のこのHonor Killingの習慣のある国に行くことはできないけど、たとえ100ドルでも寄付ならできる!と思う本である。事実、驚くほど多くの国にこの習慣があるのだそうだ。実はモルディブでも結婚前の妊娠は非常に汚らわしい、家族全ての恥であり、今でもこれがモルディブでの自殺の主な理由である。滅多に自殺する人のいない平和な南の島国だけど、その中でも自殺する人が出たときは、ほとんどが結婚していない妊娠してしまった女の子だ。日本の「できちゃった結婚」はなんて平和なことか。それくらい平和に「できちゃった。じゃ結婚しようか」でもいいんじゃないかと私は思ってしまう。それで死ぬくらいなら。もしくは殺されるくらいなら。結婚前の妊娠がタブーなのはイスラムの教えだけれど、もちろん殺人はイスラムの教えに反するわけで、このタブーを犯したからといって一家の名誉を守るためにその人を殺すことはもちろん許されないことである。つまりは宗教的というよりも文化的なものなんじゃないかと思う。でも、イスラム圏に多いことは否めない。イスラムのタブーを骨格として文化的な肉付けがされてしまったように思う。

この女性は自分がされたことによってイスラム教全てを悪のように捕らえる人がいるけどそれは違うと書いていて、そこがまたすばらしい。学校に行ったことがなく、教養というものをまったく得られなかった人なのに考え方が偏らず、このHonor Killingを別物として表現していてそれがとてもいいと思う。一気に読み終えた。

さて、うちに今しょっちゅう宿泊してくれている常連さんにイーサン(仮名ね)という男性がいる。彼は一番最初うちに予約を入れたときに「イーサン」とファーストネームだけで取っていて、来てホテルカードにフルネームを書いてもらったら「イーサン・アブドゥル・ハキーム」(これも仮名です)とめっちゃイスラムの名前だったのですごくビックリした。だって彼は見た目は白人男性で、国籍もヨーロッパの国なんである。「めずらしいなあ」と思っていたら、リピーターになってくれて何度もうちに泊まってくれる間にロビちゃんも私も仲良くなり、色々話をするようになったらお父さんはパレスチナ出身なのだということがわかった。パレスチナ人でドクターになり、あまりのひどさに見切りをつけてヨーロッパに脱出したのだそうだ。スアドの本でも、病院にかつぎこまれた彼女を救う手助けをしてくれるのはドクターなのだ。そのドクターももちろんパレスチナ人なのだけど、イギリスで勉強してドクターになったので、外からの視点も持ち合わせているんである。パレスチナ人だからHonor Killingが普通に行われていて家族と村にとっては重要なことも理解できる。でも、その反面外の世界から見たらそれが常軌を逸した習慣であることもわかっているんである。狭い井戸の底の中だけで産まれて育つとその中のすべてが「当然」になってしまうため、「ひどい」とか「おかしい」とか思うことができないのだ。事実、スアドもこの生活が女性にとっては普通だと思っていたのだ。いかに広い世界を見て知識を持つことが大事なことかがよくわかる。もっともっと色んなことを見て認識したら、わかることがたくさんあるはずなのだ。

イーサンのお父さんがパレスチナでドクターとして生活していたとき、どんなことを見てきたかこの本でちょっとだけでも想像がつく気がする。もちろん本一冊読んだだけの私には全然わかるわけないことがいっぱいなんだろうけど、それでも、見切りをつけてヨーロッパに移住した気持ちがわかる。イーサンはとてもオープンマインドで許容範囲が広い、誰からも好かれる人である。イーサンを通して、お父さんの真摯な生き方が見えてくるような気がする。今日、用事があって私たちの住んでいるフロアにイーサンが来て話していたときにふと、うちのテレビ台の中を覗きこんで「ヒロコ、Wii持ってるの?」と聞くので「ああ、日本から持ってきたの」と言ったら「・・・Cool・・・今度やりに来ていい?」と言うので笑ったヽ(´▽`)/「いつでも来てよ」と言ったら「OK!絶対来るよ!」と言い残してバタバタと出て行った。こういうときは少年みたいだ!平和が一番だ!

「Burned Alive」は邦題「生きながら火に焼かれて」、「スアド」の著者名で見つけられます。

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熱出したくなーい!

具合が悪かった息子の、あらゆるリクエストにお答えするわがまま選手権の日々を経て、今日はさすがに何も料理をしたくなくなった(-_-;)本当に、次から次へと出される息子の要望にどこまで答えられるかの耐久レースみたいだった。でも、言ったものが出てくるまで泣き叫んでいたのでそれを聞き続けるのもかなりの忍耐力が必要だったため、それなら作った方が早いと一日中作りまたは買いに走った結果、今日はもうなーーーんにもしたくなくなった・・・。や、マジで。さすがに疲れた。もともと料理がそんなに好きじゃないから余計なんだよね~。

そしてPCもやってなかったし本も読んでないし食料品の買い物すら行ってなかったし眉毛は生え放題だし、とにかく自分のこと&家のことがすべて後回しになっていたので、何か自分のことをしたくなった。ものすごく。でもそれ以前に家の中も荒れた・・・。掃除を全然してなかったのであちこちホコリ&ゴミだらけ。洗濯だけはマメにしてたけど、それ以外はひどいありさま。冷凍庫の中のカチンコチンの肉も魚も食べつくした。最後なんて日本からのふるさと便に入っていた塩ラーメンを作って夜ごはんにしたら娘がすごいたくさん食べて、そのあと真顔で「ママー、今日の夜ごはんなに~?」と聞いたのでビックリした(゚ー゚;)今ラーメン食べたじゃん、って言ったら「えー!あれ夜ごはんだって思わなかった!」と逆に驚かれた。まあ・・・確かに具がなかったけどね・・・スマン。

そんなわけで、今日はちょっと朝から本を読んだりしながら、お昼ごはんを作る気がまーーーったく湧かなかった。もう、どうやっても何を作っていいのかも思い浮かばない。かなりめんどくさい。おりしも息子はずっと家から出てなくて(病院は行ったけど)、つまんないつまんないと騒いでいるので、よし!じゃあお昼ごはんどこかに食べに行こう~!と出かけることにした。どこがいい?と聞くとうちから一番近い、歩いて2分もかからないレストランに行きたいと息子が言うので、まあなんでもいいやとそこに出かけてお昼ごはんを食べた。たまにはいいもんだ。そして夕方は息子のクラスのお友達が誕生日パーティーに呼んでくれていたので、それに行くことにした。息子も行きたいと言うし、まあそんなにはしゃがなければ大丈夫だろう。

パーティーが夕方なので時間がたっぷりあり、まだ本調子じゃない息子は待ちきれずに寝てしまった。最近はもうあんまりお昼寝なんてしないんだけど、まだ体力がないらしい。まあちょうどいいのでぐうぐう寝かせておいて夕方に娘も一緒にパーティーに行った。クラスでも仲良しの子なので息子はとっても喜んで楽しかったーと何度も言っていて、よかったねーと気持ちよく歩いて家に戻ってきた。

そしたら今度はロビちゃんが熱を出した(;゚∇゚)あううう~。や、一緒に住んでるわけだし、子供が風邪引いたら移っちゃうもんだけど、それでもできるだけ自分では気をつけているつもりなのだが、ロビちゃんは昨日息子が食べ残したものをバクバク食べていて、私は「だいじょうぶかなー」と思っていたのだ。いくらなんでも、食べ残しを食べたら風邪菌を直接移植してるようなもんだからそりゃー移るわなー・・・。というわけで、今ロビちゃんは38.6度。日本から持ってきたプレコールを飲んで寝た・・・。めずらしく今回は私が最後まで残った!よっしゃ、ここまで来たらこのまま逃げ切るのだ!(^-^;

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さらに息子の熱

先日ここに書いて息子の熱ももう治るかな~なんて思っていたら甘かった。

一度ちょっと下がったのでそのまま下がっていくかと思いきや、そこからさらに悪化、夜には下がるどころか逆に上がって測ったらなんと40.2度!

えええええー!また40度台ー?!

もう触るとすごい熱い。本人もぐったりしている。これで熱はもう4日目だし、怖いので小児科に連れて行くことにした。いつも連れて行っていたADKという総合病院は行くと対応の悪さでいつも私はケンカになるので今回は違うクリニックに連れて行った。

さて、クリニックは待合室にまあまあ親子がいるものの、行ってわりとすぐに名前を呼ばれた。診察室に入ると、インド人かパキスタン人と見られるドクターがいて、私の話を聞き、息子を診察してから扁桃腺がずいぶん腫れているから熱が続いているのだろうと言った。言われて見てみると、確かにのどの奥がぷっくり腫れている。息子は一度も扁桃腺の問題はなかったのでちょっとビックリした。この扁桃腺のための抗生物質、あとは熱と咳の薬を出してくれるとのこと。それから熱が続いているので、総合病院に行って血液検査と尿検査をして検査結果を明日は金曜日でお休みだからあさって持って来て見せること、と言われた。扁桃腺のせいで熱が出ていると思われるけど、念のため検査をするように、とのことなのだ。ここでは熱が続いたらまずデング熱を疑わなければならない。そして最近は新型インフルエンザも考えなければならないからだ。

とりあえず処方された薬を買って一度家に戻り、薬を飲ませてからもう一度ADKに検査をしに出かけた。いつもはものすごく待たされるけど、検査だけなのですんなにラボに通され、採決して尿を取って終わり。うん、クリニックのドクターに診てもらって検査はADKでするってのはいいのかもしれない。結果は夕方6時以降に出るからまた来てくださいと言われ、家に戻った。

ところが、夕方が近付くにつれて息子の熱がまたどんどん上がってきた。あんまり熱いのでこっちも心配だし、でも検査結果は6時以降だし、と思いながら待っていたんだけど熱を測ってみたらなんと40.8度!!!新記録更新である。・・・・・・もしかしたら新型インフルエンザなのかな・・・と嫌~な予感がよぎる。さらに怖いことにはモルディブで新型インフルの死者が出たという話を聞いたばかりなのだ。・・・どうしよう・・・マーレにタミフルなんてあるのか???でもここにも国連は入っているし・・・や、ダメだ!国連じゃなくてWHOじゃないと!!!ここで新型になったらどうなるの?!といろんな考えがぐるぐる頭を回って想像が恐ろしい方向に向かってしまう。新型インフルじゃなくてもデング熱だったら・・・?私もデング熱はやったけど、本当に辛かった・・・。デング熱も出血性があって死亡者が出る病気だ。

・・・どうしよう・・・。

熱でもうろうとしてる息子を見ているうちに涙が出てきた。

40.8度の体温計を見た瞬間にロビちゃんが病院に行こう!と腰を上げた。その言葉に私もピョンと飛び上がって準備をした。もしかしてそのまま入院することになってもいいように着替えとおむつをバックパックに詰めた。日本ではこんな感じでぜんそくで二度入院したのだ。あのときも泣いちゃったなあ・・・。

急いで午後検査をしたADKという総合病院に向かい、ロビちゃんに検査結果の紙を取ってきてもらって(ちょうど6時くらいだった)、小児科の順番を待った。検査結果の紙を見てみても、数値だけでなんのことやらさっぱりわからない。やっぱりこれを持ってドクターに聞かないと全然わからないけど、クリニックはあさってと言っていた。とてもあさってまでは待ってられない。

順番を待って座っていたら、娘と同じクラスの子のお母さんに会った。彼女は息子のようすを見て、一緒にいる娘に「よかったらLちゃんうちに遊びに来れば」と誘ってくれた。「Lちゃん、うちで預かってるわよ。今私家に帰るところだし。そうしたら診察の間とかも安心でしょ」と言ってくれた。そうなのだ。元気な方の子も一緒に病院に連れて来るのは本当はしたくないんだけど(他の病気をもらっちゃうかもしれないからね)、預かってもらえる人がいなければ連れてくるしかないのだ。なので娘も一緒に来ていたんだけど、そのお母さんはそう思って預かると言ってくれたのだ。娘も何度も遊びに行ったことのある仲良しの子の家だし病院からも近い。娘も行きたいと言うので、預かってもらうことにした。こういうとき、子供が複数いて預かってもらえる人がいない家族はどうしてるんだろうと思っていたけど、本当に助かった。

息子の順番は33番で、私たちは小児科の診察室のドアのすぐ横のベンチで待っていた。モニターがあってそこに今何番の人を診察しているか番号が出る。32番の人が終わって診察室から出て行ったので、さて!とロビちゃんが息子を抱っこして診察室に入ろうとしたらドクターが何か言っているではないか。え?なに?何を言ってるのかよく聞き取れとれない。部屋に入ろうとしたら、ドクターが私たちを押し出すように部屋から出てきて「ちょっと行ってくるから待ってるように」と言うではないか。出た。そう、ここはいつも何かあるとドクターが行ってしまってなかなか戻ってこないのだ。前もちょうど順番になったところでお産が入り、ドクターが分娩室に行ってしまってそのまま1時間以上戻ってこなくてそれ以前からの待ち時間で合計2時間以上待たされたあげく、「今日の小児科はもう終わりにしますので明日来てください」と言われ大ケンカしたことがあるのだ。そのときも息子はひどいぜんそくの発作で次の日までなんて待てない状態だったのだ。そうだった・・・ここの病院はこうだったんだ・・・。小児科医が足りてないのか知らないけど、お産とかエマージェンシーとか何か起きるとドクターがいなくなっちゃうのだ・・・。

しかし。この日はロビちゃんがキレた。しかも、ドクターが「ちょっと待ってて」と言ったので「どれくらいで戻ってくるんですか?」とロビちゃんが聞いて、ドクターが「うーん、30分くらいかな」と言った瞬間、キレたのだ。いつも平穏なロビちゃんなので私もビックリした。このドクターも見た目はインド人っぽかったので、まあ30分と言うなら多分1時間は戻ってこないであろうと思われる。そしてロビちゃんは30分と聞いた瞬間になんと、「F○○k Off」と言ったのだ(゚ー゚;)ロビちゃん、怒ったーーー!!!

「うちの息子だって熱が40.8度もあって診察してもらう順番を待ってるのに、順番になった途端に他に行くってのはどういうことなんですか!」

「そんなこと言っても呼ばれてるんだから」

「じゃあここでまた待たされて息子がどうにかなったらどうするんですか!」

周り大注目。いつもはケンカしてる方の私が今日はシーン・・・。

「わかったから・・・じゃあ、早く入って」

医者はあきらめて診察室に引き返し、ロビちゃんと私も続いて中に入った。

「ほら、もー早く症状話して早く早く」とすっごく嫌そうに言うので今回は私もキレて「あなたも医者なら患者を診るのにその態度はないでしょう」と言ったらやっと黙ってロビちゃんの説明を聞き始めた。私が朝は違う小児科のクリニックに連れて行ったこと、そのときの処方箋を見せて飲ませている薬を見せると、そのドクターは処方箋を見て「これのせいだよ!」と今度はクリニックの医者に怒り始めた。「この処方箋の薬が少なすぎる。こんなんじゃあ扁桃腺の腫れには効かないよ。これ、小児科医なの?!」と言うではないか。「小児科のクリニックだけど」と言うと、彼は自分で新しい処方箋を書き始めた。「扁桃腺が腫れてるときは1週間くらい熱が出るのは普通だから。その扁桃腺への抗生物質の量が足りないからダメなんだよ」と言いながら書き上げた処方箋をくれた。それから検査結果の紙を渡すと、彼はそれを見て「大丈夫」と言った。「じゃあデングとかインフルエンザではないんですね?」と念を押すと、「何も深刻な病気はないよ」と言った。ああよかった。それがわかっただけでもよかった。というか、それが知りたかったのだ。「じゃあもう行くから」と彼は言うとさっさと診察室から出て行った。

・・・・・・結果的には薬の量増やしただけなのね。

インドは薬が強いという話を聞くのだけど、一体どっちが正しいのかなんなのかまるでわからん。薬が強いインド人の医者だから薬が足りないと思ったのか、はたまた本当に今日行ったクリニックの医者がわかってなくて薬の量を間違えたのか・・・。ていうか、薬って体重によって計って決めるでしょう。今日のクリニックだって息子の体重をちゃんと計ったのだ。小児科で体重計らないところなんてないもんねえ。それで間違ってるってこと?さっぱりわけがわからん・・・。

腑に落ちないながらも、他にどうしようもないので家に戻って新しく言われた量の薬を息子に飲ませて様子を見ることにした。でも、確かにその抗生物質を飲ませると息子は楽そうなんである。熱も少し下がるし、本人もしゃべり始めて結構動ける。もうひとつの熱の薬も量が増えたのでそれも増やして飲ませた。でもまあ、検査結果で何も怖いことがないというのがわかったんだから良かった。それだけでもやっぱり診てもらって感謝しないとだよね。

ロビちゃんはいつも私に「あんまり外で派手にケンカしない方がいいよ」と言っていたのだけど、今日は「いやあ、頭に来た。あれ、言わなかったらずっと診てもらえなかったよ、きっと。いやあ驚いた」と言っていて、「あれは黙っていられないよ」」とぶつぶつ言いながら娘を迎えに行った。娘は予期せず友達と遊べて楽しかったらしく、上機嫌で戻ってきた。ひとり病気だともうひとりは元気でも結局私が連れ出せないから外に行けないんだよね。だから久しぶりにお友達と遊べてとてもうれしかったらしい。元気なのにどうしてもガマンさせなきゃならないのはやっぱりちょっとかわいそうなんだけど、この風邪はもともと娘のクラスで大流行していて娘も二週間前に熱を出していたし、もうしょうがない。痛み分けということでガマンしてもらうしかないのだ。でも、娘は3日熱が出ただけですんなり治ったのに息子は倍以上日数もかかっているし、熱も高い。やっぱり息子の方が弱いのかな。それとも年齢が小さいからかな。2週間前の熱で娘もやせたけど、息子もかなりやせてしまった。もう全然食べられないからね・・・。子供の体重で1kg違うと結構大きい。50kgの人の1kgと16kgの人の1kgは違うよね。朝クリニックで体重を計ったときよりADKで計ったときにはもうやせていたので驚いた。半日でも体重があんなに減っているのだ。こんなに早く変わるってことは水分だよね。怖い怖い。脱水症状になるのが怖いのでせっせと息子にジュースを飲ませる。うちは普段はあまりジュースを飲ませないんだけど、具合が悪いときは解禁なので元気な娘も便乗して喜んでジュースを飲んでいる。まあ、一人が飲んでもう一人にはダメなんてのはとても無理だし、そんなところでエネルギーを使ってる場合じゃないので、娘が「私にもジュースちょうだい」と言ったらもうかまわずあげちゃう。こういうときくらいいいさ。その後は息子は39度台の熱ではあるものの、40度以上出ることはなく、本当に少しずつだけど熱も下がってきた。

次の日、娘のクラスのもう一人のお友達のママが陣中見舞いに来てくれた。このお友達、キアラ(仮名ね)はもともと扁桃腺が弱くてなんでもなくても扁桃腺で熱が出たりしていたので、もちろんこの風邪で彼女もバーン!と扁桃腺が腫れ、やっぱり1週間熱を出していたのだそうだ。うちの息子が熱を出し始めたとき、キアラも熱を出していてキアラのママと携帯のメールで状況をやりとりしていたのだ。キアラも検査はなんともなく、これはただ単に風邪の菌で、普通に風邪だった子は熱が出てすぐ終わりだけどそれがひどくなった子は扁桃腺が腫れて1週間寝込むことになったらしい。キアラも1週間、うちの息子も1週間、そして娘のボーイフレンドのユーロも熱を出していたのだそうだ。ユーロのママとも携帯メールでやりとりしていたんだけど、ユーロの後はユーロのお兄ちゃんが熱を出し、次にはママまで熱が出て最悪だったそうだ・・・。ううう~自分も気を付けよう~・・・。私が寝込んだらうちの中は回らないからねえ・・・。ていうか、ほんとにクラス中みんな熱出してたらしい。しかしてこうやってママたちとやりとりできるのはすごく助かる。みんな同じ症状だからまあインフルではないだろうと最初から思っていたのだ。ただ、途中であんまり熱が高いのでもしかしたらとどんどん心配になってしまったけど、ママたちでメールで励まし合っていたので一人じゃないって気持ちも持てた。そして同じ風邪なので移し合う心配ももうないので(ていうか移し合った後なんだよね)、お見舞いに来てくれたのだ。でも来てくれたキアラを見てビックリ!やせたー!!!顔なんて一回りちっちゃくなっちゃって、もともと細い子だったのにさらに細いー!!!しかもまだ本調子じゃなくて、のどが腫れてて声がちゃんと出ない!うちに来て元気だし、娘と一緒にわあ~って遊んでるんだけど、声がガラガラでうまくしゃべれないのだ。いやいやいや・・・。子供がやせるのを見るのは怖いっす。みんな、早く元気になろうね~・・・。でも私もキアラのママが来てくれて話ができてかなりストレス発散になった。発散と言ってもお見舞いだし、いたのは10分くらいなんだけど、それでもずいぶん違うよね。中の二日間くらい、私は一歩も玄関のドアから出ていなくて、まるでホームアレスト!だったのだ。ちなみにホームアレストとは実際にモルディブにある刑のひとつで、家から出ちゃいけないという監禁方法なのだ。刑務所ではなくて家にはいられるけど家から出ちゃいけないという、極悪犯罪じゃない人に適用される・・・のかな?そういうのがあるんである。家から出ないというのは私にはとってもツライもので、二日目には窓から外を眺めて「ああ~夕焼けすてき・・・」なんて思ったりしたのである。

今日は息子の熱もだいぶ下がり、やっと落ち着いてきた。昨日、つまり病院に行った次の日は熱もそんなに高くはなかったんだけど、まだそんなに食べられず、でも頭は食べたいので息子は「パンが食べたい」「おかゆが食べたい」と言って一口食べては「食べられない」の繰り返しでものすごい大変だった。朝から息子が言うものを全部順番に作っては出し、作っては出したのだけど、どれも息子は食べられず、でも体はやせたので食べたくてたまらないらしく、あらゆる思いつく食べたいものを言っては食べられないのでイライラして泣きわめいた。いやあ~~~大変だった・・・。もう途中から観念してきちんとしたごはんの時間に作ることをあきらめ、息子が言うものを片っ端から作ったり(ロビちゃんが)買いに走ったりしたんだけど、その間息子はぐずって泣き続け、私はずーーーっと抱っこしていた。もちろん、赤ちゃんの頃はずっと抱っこだったけど、いくらやせたとはいえ息子は15kg弱。重いのよ~・・・。座って膝に乗せてても15kgをずっと乗せてるというのも重いもんである。それでもどうしようもなくて、立って抱っこしてあちこち歩きまわり、ギャーギャー泣き叫ぶ声を一日聞いていたらものすっごい疲れた・・・・・・。もちろん、一番辛いのは息子本人なんだけど、夜息子が寝て一日が終わったらなんかどっと疲れた・・・。

そして今日、息子は熱も平熱になり、ごはんもちょっと食べられるようになった。確かに、お腹すいてるだけでもイライラするのに、食べたくてものどを通らないんだから泣きたくもなるよね。しかも四歳なのだ。じっとガマンできるわけがない。でも今日は朝から少し食べられたら、ニコニコしてちょっと遊んだりするようになった。

はあ~~~良かった。

まだ本調子じゃないからすぐに遊びまわれるわけじゃないけど、もう悪くなることはなさそうなので、とりあえずホッと一息。そして今回は本当に色んな人に助けてもらった。日本人の友達のSさんも差し入れを持ってわざわざ寄ってくれた。ほんとにたくさんの人から心配のメールをもらったし、息子が一番具合が悪かったときに誕生日パーティーに呼んでくれたママは娘を「何時間でもいいわよ」とその子の家にいさせてくれた。私も娘を公園とかに連れて行けなくてしかもやっぱり息子の具合が悪いと娘をかまってやる時間が減るので娘を預かって遊ばせてくれるのは本当にありがたかった。病院で会ったママも娘を家で預かって遊ばせてくれてとても助かった。やっぱり、みんな二人もしくは三人子供がいるのでそのへんは一番わかってくれるんだよね、きっと。私もこれからは同じような状況のときに役に立とう!としみじみ思ったのでした・・・。

今日でちょうど7日目。明日はもうちょっとよくなるかな。と期待しつつ、いやああああ~長かった・・・・・・。

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アニマックスの鬼太郎

相変わらずアニマックスばっかり見ているうちの子供達。アニマックスでは夜7時から毎日鬼太郎をやっている。昼間もやっているので子供達は「また鬼太郎~」と文句を言いながら結局は見ている。犬夜叉なんて同じ話を来る日も来る日も再放送していてちっとも話が先に進まないんだけど、鬼太郎はちゃんと毎日違う話を放送している。子供達は鬼太郎よりも犬夜叉の方が大好きで同じ話でも見ているんだけど、それはなんでかというと英語吹き替えじゃなくて日本語のままで英語の字幕放送だからってだけなんである。日本語でそのまま放送しているのは人気がある番組で、犬夜叉、鋼の錬金術師とあともうひとつくらいんだけど、なんだったか忘れた。まあ、子供達には日本語で見る方がやっぱりダイレクトに理解できるので日本語放送のものはそれだけで大好きなんである。

さて、鬼太郎ももちろん英語吹き替えなんだけど、これがうちでは大ウケしている。なにがって、妖怪の名前はそのままなんだけど、正確な発音を知らないままローマ字表記で当てられたアルファベットをそのまま読んじゃってるのがおもしろいんである。もちろん、「キタロウ」も日本人が聞いたら「キタロウ」には聞こえない。あえて書くなら「KタRoウ」ってな感じである。え?全然わかりにくい?だよね~。しかして声の質はがんばっている。目玉おやじはそっくりな甲高い声で「KタRoウ!」と言っている。一番すごいのは「猫娘」!鬼太郎の声優さんも他の声優さんもみんな「にーこむーしゅみー!」と言うのだ(≧m≦)大爆笑!!!これはローマ字表記で日本語の「さ・し・す・せ・そ」を「Sha・Shi・Shu」と書いてしまうため「す」ではなく「しゅ」に近い音になってしまうのと、「むすめ」の最後の「me」が英語発音の「ミー」になってしまうからだと思われる。最初の「ねこ」の部分も「ne」が「に」に近い発音の仕方になってしまうので「にーこむーしゅみー」になってしまうらしい。それにしても最初は誰を呼んでるのかさっぱりわからなかったよ!おかげでうちは今「にこむしゅみ」が大ブレイク。そういえば、留学仲間の一人の名前が小峯くんで、学校の授業でいつも先生に「Mr.コマイン!」って呼ばれてがっくりくる、って言ってたっけ。小峯はローマ字にするとKomine、確かに「コ・マイン」なんだね。「先生が”君の名前は覚えるのに簡単だ”って言ってたけど合ってねーし!」と愚痴っててみんなで笑ったものだ。ちなみに私の同じ学校では若林さんがいて、授業中に先生に「スペルを教えてください」と言われて「Wakabayashi」とスペリングしたらクラス中で「なげー!!」と驚かれていた。日本人の苗字はローマ字表記すると長くなるから、「Komine」は簡単だ!と小峯くんの先生は思ったんだねえ。

Cocolog_oekaki_2009_11_19_02_54

Cocolog_oekaki_2009_11_19_03_21 水木しげるの「まんが昭和史」スゴイです。

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息子の熱

息子の熱がなかなか下がらない。昨日で3日目だったんだけど、ずーっと39度台あるのだ。娘は大体38度前後を行ったり来たりして3日で治ったんだけど、息子の方が平均して1度高い。でも見てると、息子の方が熱に強いんだなあと思う。娘はすぐにふにゃ~っとなって寝てしまっていたので、熱のある間ほとんど寝ていた。ところが、息子はちっとも寝ない。「ちょっと寝たら楽になるよ?」と言っても「ねられない」と言う。ふるさと便で頼んでおいた冷えピタがちょうど届いたので「冷えピタしようか」と聞いても「やだ」、「おくすり飲もうか」と言っても「やだ」。なかなか強情である。娘は冷えピタ大好きでべつに熱がなくても貼りたがるし、薬も普通に飲んでくれるけど、息子は手ごわい。

以前はこういうときはマーレの病院に連れて行ってたんだけど、最近は行かなくなった。というのも、病院で医者が処方して出してくれる薬と、薬局に行って「子供の熱の薬ください」と言って買う薬がまったく同じだからなんである。医者も特にこれといった診断もなく、「ああ、熱ね、はいじゃこれ」とか、「風邪だね、はい抗生物質」とかで薬を山ほど処方するだけでなーんの違いもないのだ。それに今回日本に戻って小児科の先生が書いたマンガの本を買って読んだら、参考になることがたくさん書いてあって安心できるようになったのも大きい。たとえば、「高熱が続くと脳がやられる」というのは根拠のないことで、「熱のせいで脳がやられるということはありません」と書いてあった!そう、これはまことしやかに流れて言われていることで、私自身も脳がやられてしまうのだと信じていた!でもそれはデマだったのだ!このことひとつだけでも、ずいぶん安心材料になった。他にも、「熱が上がっている間は寒いと言うのでそのときは暖かくして、熱が上がりきったら暑くなるので暑いと言ったら涼しくする」というような、ほんとに基礎だけど実はわかっていないことがとてもわかりやすく書いてある。こちらは「子育てハッピーアドバイス知っててよかった小児科の巻」一万年堂出版なので「こんなときどうしたら」と思うママたちもよかったら読んでみてください。この「子育てハッピーアドバイス」は何冊も出ていて全部持っているんだけど、とてもわかりやすくて良い本だなと思っていたんだけど、この「小児科の巻」は実際に役に立っているよ!

てなわけで、薬局で熱の薬を買ってきてそれを飲ませながら様子を見た。病院に連れて行くのは「デング熱かな?」と思ったときに検査してもらったりするのでいいかなと。それにどう見てもデング熱ではなさそうだからね。

ところが昨日の夜、息子の熱がどんどん上がり、とうとう40度に!!!頭も体もすごーく熱くてポカポカしているし、本人もぐったり。さすがに本人もツライらしくて冷えピタもすると言う。解熱剤も使って冷たいまくらも使ってエアコンもつけた。大丈夫かな~・・・と心配しつつ朝になると、なんか、昨日より元気!?起きて「ママーおなかすいたー」「ぎゅうにゅうー」「ジュースー」と飲んで食べて、「あのね、ぼくね、ぼくとママとパパとLちゃんみんなでリゾートにあそびにいったゆめみたよ」だそうだ。元気になった息子に喜んでロビちゃんは「ぼくがもっと元気になったらリゾートに行こう!」とまた安請け合いを・・・(^-^;や、でもピークは去ったようでよかったよかった!子供って具合悪いと本当にぐったりするからこっちは心配して慌てちゃうんだよね。でもちょっと元気になるとケロッとしてる。この「ケロッと」具合がすごくて子供って強いなあ~って感心させられる。私なんて具合悪くなったらしばらく引きずるもんねえ。

子供が一人でも病気だとどこにも出られないので私もかなり缶詰状態。で、ロビちゃんが昨日「ちょっとお茶でもしてくれば」と言って出してくれたので、1時間カフェでお茶しながらゆっくり本を読めた。ずいぶん気分転換になったヽ(´▽`)/ありがとうロビちゃん!さあ、来週は通常営業に戻れるかな!

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商売とお客様

今月は日本人のお客様がちらほらといらっしゃる。うちはもともと日本人のお客様は少ない。リゾートのスタッフかモルディブに仕事で来る人が泊まってくださることが多くて、観光客が少ないからだ。なのに今月に入ったら日本からのお客様の予約が数件入った。おおお~。

日本の方はみんなやさしい。べつに他の国の方がそうじゃないというわけではないですが、やはりお互い日本人同士でわかり合える部分がたくさんあるからだと思う。そのひとつが食べ物。みなさん、日本の食べ物を何か持ってきてくださる。これは、たとえ旅行でも日本を離れると日本食が恋しくなるのは同じだからだよね。

そしてなんと、先日宿泊してくださったお客様が日本からお米を!!!おみやげに持ってきてくださった!!!でも、お米だよ!?重いし高いし!しかも新潟産新米!!!スゴイ!!!というのも、そのお客様は私のブログを読んで私が「米がない!」と書いたものだから、わざわざ持ってきてくださったのだ!!す、すみません~!!!ブログを読んでくださっているというのも驚きだったのに、出発前の忙しいときに私のブログをチェックして米の話を読んで持って来てくださったことにも感動してしまった。

・・・ありがとうございます・・・!

最近、他のお客様からも「ブログ読んでます」と言われることが増えて、ずいぶん私の知らない人たちが読んでくださっていることがわかってきた。始めは驚いて「どうして知ってるんですか!?」って聞いたら「モルディブ」で検索すると簡単にヒットするよと言われた・・・わかってないのは自分だけなのね。ははは。でも、あんまり無責任なこと書いちゃダメなんだなあ~って改めて思ったのであった・・・。

ロビちゃんが「シンマイって何?」と聞くので「今年とれた新しいお米ってことだよ」と話し、私があんまり喜んで「もったいなくて食べられない~」って言ってたらロビちゃんが「そうやってしまっておけば古くなっちゃうね。シンマイなのに」と言うので、慌てて炊いたヽ(´▽`)/おにぎりを作った!!!

おいしい~!!!

すばらしい!スゴイよ、日本のお米!!!

お米がなくなってからうちではタイ米を食べていて、ロビちゃんがしみじみと「・・・おいしくないね・・・お米自体に味がないよね」と話していたばっかりなのだ!そう、タイ米とかだとお米の味がおいしくないので白いごはんとして食べてると本当においしくないのだ。やっぱりカレーで混ぜたりチャーハンにしないと食べられない。

実は息子がまだ熱を出していて食欲がないんだけど、日本のお米でおにぎりを作ったらやっぱり食べた!おいしいもんね~全然違うもんね~。

もうひとりのお客様も日本からおいしい梅干をおみやげにくださった。なんと梅干は液体扱いなのだそうで、わざわざ手荷物に入れてきてくださったのだ。知らなかった・・・梅干って液体なんだね・・・。まあぐじゅぐじゅしてるけどさ。甘い高級梅干なので、娘まで「食べたい!」と言うではないか・・・。うちの子供たちはみんな野菜全然食べないんだけど、娘って梅干食べたっけ・・・?と思ったけど、そういえば実家で私の母と梅干をちょびちょびなめてたような気がする・・・。そこであげてみたらごはんにのっけて食べていた!ビックリした。ロビちゃんも「え?何?梅干あるの?ちょうだい」とポイポイ食べていて、ふと見たら種が5個も・・・!いくら減塩梅干でも5個は塩分取りすぎでは・・・?\(;゚∇゚)/

お仕事でいらっしゃっている日本からのお客様も、お仕事なのにいつも子供にお菓子とかシール付きのふりかけとか持ってきてくださって、子供がとても喜んでいた。

なんか、本当に皆様のおかげです。

ありがとうございます。

うちは実家が父方も母方も代々商売人なので私もどこかに勤めるというよりは店をやる方が自分でも想像しやすかった。もちろんまさかホテルをやることになるとは思っていなかったけど、商売というのはいつもお客様があってこそ成り立つのだ。おばあちゃんがよく言っていたことをしょっちゅう思い出すんだけど、おばあちゃんはいつも「お客さんってのは向こうからわざわざ出向いて店に来てくれるんだから本当にありがたいことなんだよ」と言っていた。「雨の日だってね、傘さして雨の中を来てくれるんだよ。ありがたいことだよ。お客さんが来てくれるからごはんが食べられるんだよ」と。まさに!お客様が持ってきてくださってごはんが食べれている!!!って、それはちょっと意味がずれるけど。でも本当にみなさんの、お客様のおかげだってことを忘れちゃダメだね。父はよく、「商いは飽きないからあきないって言うんだ。商売はほんとにおもしろいもんだ」と言っていた。そう、楽しんで仕事ができるってのも大切だよね。お客様には本当に良い人もいれば、本当に嫌な人もいる。でも、それは社会の縮図であって、世界どこに行っても同じなのだ。どんなに小さな店でも、ホテルでも、どこでも色んな人がやってきて去っていく、ドラマ人間模様だから飽きることない商いなんだね。

そんなことを思いながらごはんを食べております。

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今度は息子が熱

先週娘が熱を出していたと思ったら、昨日の夕方から息子が熱を出した。

おんなじ風邪だね( ̄Д ̄;;

まあ、いつもどちらかが風邪を引いたら必ずもうひとりも引いてたので、「今回は息子に移らないなあ~めずらしい」と思っていたのだ。

ちゃんと移っていたんだね。潜伏期間が長いのかな。

娘の幼稚園の同じクラスでもいっぱい熱出してた子がいたので流行ってるんだね、きっと。娘はちょうど3日間くらい熱出てたから息子もまあ3日かな~。

昨日公園で遊んでいたらめずらしく息子が「ねむい、もうかえりたい」と言っていたのでいつもより早めに戻ってきたのだ。そして夜ごはんを作っている間に「ねむい~」とか「さむい~」とか「あつい~」とかすごいぐずっていて、チキンを揚げながら「あれ?静かになったな?」と思ってふり向いたら床の上で寝てたのだ(゚ー゚;あ~~~夜ごはん間に合わなかったか~とベッドに運んだらポカポカしてる。熱計ったら38度。あらららら。遊びすぎてごはんが間に合わなくて寝ちゃうことはたまにあるので驚かないけど、熱だったか。

今朝起きたら「きもちわるい」「はえそう」と、具合悪そう。ちなみに、息子は「吐いた」の活用で「吐きそう」を「はえそう」と言うのだ。「吐」の次の「い」が突然か行の「き」になるのは想定外らしい。でももしかして吐きそうなのは昨日の夜ごはんから何も食べてなくてお腹がすきすぎなんじゃないかな~と、玉子おかゆを作ってちょっと食べさせたら突然急に元気になった!さっきまでソファでゴロゴロして「え~ん、はえそう」ってべそかいてたのに、もうキックボードを始めた!子供ってわかりやすいなあー( ̄▽ ̄)カロリーってほんとにエネルギーなんだなー。

息子は早く風邪が終わるといいなあ。

今息子がまたパワーレンジャーを見ていたのでおかゆを食べさせながら一緒に見ていたら、なんとSPDはSなんとかポリス・デパートメントではなくてSpace Patrol Deltaって言ってた!なんのこっちゃ!そりゃーわからんわ。

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パワーレンジャーSPD

先日DVDを買ったとき、息子はパワーレンジャーのDVDを買った。

このDVDももちろんコピーで、ランダムに選ばれた話が5~6話まとめて入っているだけなので、詳しいことは全然わからない。オープニングの歌すら入っていなくていきなり「エピソード2 なんとかかんとか」とタイトルからお話が始まるんである。

子供達と一緒に見てみると、これがまったくの日本のレンジャーものと同じ!パワーレンジャーはアメリカ製作なのかなあ?アクションといい、悪者がみんな怪しいきぐるみを着て出てくるのといい、パターンがおんなじ!しかも黒いぴっちり全身タイツの雑魚キャラまでちゃんといる!これって石ノ原プロにちゃんと版権払ってるのかな?と思うくらいそっくりである。もちろんお話は全部英語だけど、息子は大喜び!

パワーレンジャーは警察で、パワーレンジャーSPDなのだそうだ。Sは何かわかんないけど、PDはポリス・デパートメントだろう。基地?なのか司令室なのかわかんないんだけど、みんながいつもいるところはミニ・スタトレ艦内みたいなセットである。息子は「ママ、ここでおちゃもできるんだよ」としごく感心している。

最後はお約束で悪者が巨大化するためパワーレンジャーもロボットに乗ってやっつけるんだけど、このロボットの武器が、アメリカの警察が犯行現場を立ち入り禁止にするときに使う「KEEP OUT」と書いた黄色いテープだったり、巨大手錠だったりする。今シンケンジャーの「ダイゴヨウ」というロボットがちょうちんを持ってるような感じにそれぞれお国柄が出ていてなかなかおもしろい。

メンバーもそれぞれとーってもステレオタイプで伝統すら感じる(´▽`)

Cocolog_oekaki_2009_11_14_17_44 隊長はなぜか青い犬。そしてドレッドレッド。隊長難しくてぜんぜん似てなくて自分で描いて大爆笑!!!ひどすぎる!ヽ(´▽`)/

Cocolog_oekaki_2009_11_15_03_04 クールなブルーにおとぼけ(死語)のグリーン。

Cocolog_oekaki_2009_11_15_03_40 まじめそうなブルネットのイエロー&派手めなピンク。ちなみに服の色の帯はまったくのうろ覚えなので参考になりません。って、誰も参考にしないって?ほとんど記憶落書きだしね!

それにしても、この隊長ならこんなことを言われてもダイジョーブ!

Cocolog_oekaki_2009_11_15_04_05 そのとおりだ!!!その名もドギー。

でも英語で「警察の犬」って表現はないんだろうね~。おしい( ̄▽ ̄)

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コメクライシスアゲイン!

マーレでは、STOという政府がやっているスーパーマーケットで日本のお米が買える。噂では、日本政府がモルディブ政府に寄贈している援助米を売っているとのことだが、もちろん真意はさだかではない。もしタダでもらっているのだとしたらそれに値段をつけて売っているのだからボロ儲けなわけでしかも私たちの税金の援助米かと思うとちと腑に落ちないところもあるのだが、でもマーレで日本米が買えて食べられるのだからとても助かっているのである。実はSTOはこの日本米をどんどん値上げしていて私たちが引っ越してきた二年前より13ルフィヤくらい高くなったのだけど、それでもいつもここで日本米を買っているのだ。

しかして。

またこの米が売り切れた・・・。

私はいつもSTOに行くと買いだめしていて、この前も10kg(1袋1kgなので10袋)買ってどうやって帰ろうか途方に暮れたりしていたのだ。でもその残りももうあと2kg・・・。そして昨日もSTOをチェックしてみたけど日本米はなかった・・・。

STOの日本米がないときは、ファンタジーというお店のタイ産カセットライスというのを食べていた。このカセットライスは他のタイ米と違って、お水たっぷりで炊くと日本のお米みたいにもっちりするんである。くっつき方がそっくりで、白いごはんで食べてもおいしいのでこれが素晴らしくありがたいんだけど、ファンタジーに行ったらこのカセットライスもなかった・・・。

ショック・・・・・・!!!

ああ、また明日のお米に困る生活がやってくる・・・!

日本にいるとお米がなくて困ることってほとんどないよねえ・・・。でもここではわりとよくめぐってくるシチュエーションなんである。

あとはタイ産のバスマティライス・・・。これは日本人の皆さんが「タイ米」とか「外米」という言葉を聞いて思い浮かぶとおりのあの細長いお米で、これはもうバサバサというかボソボソというかいくら水をたっぷり入れて炊いてもどうにもパラパラなんだよねえ・・・。だからカレーとかで食べるんだろうけど、私はこのバスマティは食べる日が続くともうのどを通らなくなるんである。後はモルディブ人が「ノーマルライス」と呼ぶ茶色いお米。これはそんなに長細くなく、形も日本米に近い感じで、色が茶色く、炊いてもそんなにバサバサはしないので私はバスマティよりは好きなんだけど、やっぱりこれもカレーやガルディアといった汁物をかけて一緒に食べないとごはんだけではいくらおかずと一緒でもあまりおいしくいただけないんである。あとはスリランカから輸入のサンバライス。これは粒はもっと小さくて丸く、やっぱり茶色いのが多いんだけどどーにもこーにも臭いのが多い。スリランカにいたときも色々な種類のお米があってたくさん試したんだけど、もう臭いのはなんかウ○コの匂い!や、マジで!炊飯器で炊いてるとすっごい臭気でせっかく日本から持ってきた炊飯器も汚染されるんじゃないかとヒヤヒヤしたものだけど、あまりの匂いに食べられたもんじゃなかった・・・。でもちゃんと商品として売ってるってことはあれを食べている人がいるってことだよね。なにか匂い抜きのコツとかあるんだろうか・・・。

と色々がんばってみてはいても、日本米がないのはどうにもツライ・・・。カセットライスだけでもあったらなあと思うけど両方ないのでダブルクライシスだ・・・。せっかく先月送ってもらった寿司太郎も日本米がなければ出番がないのだよ・・・。まだあと2kgあるけどさ。うち2kgなんてすぐ食べちゃうからね。シーガルというお店にはカリフォルニア米が売ってるんだけど、これがまあーもっのすごく高い!!!1kg83ルフィヤ(850円くらい)!だから買ったことない。私の頭の中では存在しないも同じなのだ。

毎回援助米の援助が打ち切られてもう日本米はおしまいだーという噂がまことしやかに流れるのだけど、そのたびに数ヶ月してまた姿を現すSTOの日本米。早く出てきてくれないかなあ~。それとも今回こそは本当におしまいだったらどうしよう~・・・と不安な日々なのでした。

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釣りバカロビちゃん

今日の朝のちょこっとの晴れ間を利用してロビちゃんが釣りをしてきた。

釣りと言っても、実はマーレの桟橋から釣るんである。私はてっきり誰かのドーニ(ポンポン船)に乗せてもらったのかと思ってたら、「そんなわけないじゃん。いつも子供達も遊んでるあの桟橋から釣ったんだよ~」とのこと。ビックリした。だって、そんな桟橋から釣ったとは思えない立派なカツオみたいな魚を二匹釣ってきたんである。ほんとに晩のおかずだ。釣ってきたのは朝だけど。

で、一匹をきれいにおろしてお刺身とガルディア(モルディブの郷土料理。日本の潮汁と同じで魚を塩だけで煮たスープ料理)を作った。もう一匹は、いつもお世話になっているロビちゃんの叔母さんの家にあげよう、とロビちゃんが言って「ちょっと持って行ってくる」と出かけて行った。

ところが、すぐに魚を持ったまま戻ってきた。

「どうしたの?誰もいなかった?」

「ううん、○○の奥さん(叔母さんの息子の奥さん、つまりはお嫁さん)がいたんだけどね」とロビちゃん。「いらないって言われた」

「いらないって?」

「うん。それもらったら、自分が汚い仕事(魚をさばくこと)をしなきゃならないからやだから欲しくないって言うんだよ」

・・・・・・ええええ~・・・ビックリ・・・。

「この国の人で魚いやな人っているんだ・・・」

「まあ、食べるのはいいんじゃん、でも切るのはいやなんだよ。しかもね、”なーに、魚そんなにあまってるの?”って言うんだよね。あまってるから持って行ったんじゃなくて、あげたいと思ったから持って行ったんじゃん・・・」とロビちゃんは憤然。「もういいよ、二度となんにも持って行かないから」

・・・まあ、そうなるよね。

ていうか、なんかこう、礼儀とか人の気持ちを考えるとか、なんかできないのかね。

うちではおかげさまで昼からお刺身とガルディアという豪華メニューをいただきました。新鮮でおいしかったよ~。子供連れて市場にそんなに行けないから、私だったらお魚もらったらすごいうれしいけどなあ・・・。まあ、確かに私もそんなにさばけないけどさ。でも、普通にうれしいけどなあ・・・。きっと、ガルディアを作ってそのナベを持って行ったら一番喜んだのかもね~。

ロビちゃんはとても楽しかったらしくて明日の朝も行くと張り切っているヽ(´▽`)/朝5時起きだよ、5時起き。いつも忙しいときは寝不足でつらそうなのに、こういう楽しいことは起きるのも苦にならないんだね~。明日もがんばっておかず釣ってきてね~!

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嵐のマーレ

今日も雨。雨雨雨。

そう、毎日雨が続いてもう2週間くらいになる!!!スゴイ!

こんなに続いたことってあったっけ???しかも朝から夜まで雨なんだよねえ。途中でちょと止むことはあっても、曇りで薄暗~い。そしてと~っても涼しい。私は涼しいのでここの雨は好きなんだけど、こうも続くとちょっと心配になってくるよね。やっぱり地球はおかしいのかしら・・・。

今日の朝はほんのちょっとだけど晴れ間があったので「おお、晴れるかな?」と思いきや、その後すぐにどよどよと黒い雲がやってきて、あっという間に豪雨になった( ̄Д ̄;;すっごい雨量とすっごい風で窓の外は横なぐりの暴風雨。今日は息子と一緒に学校に行って一年間使ったテキストブックをもらいに行く日だったのだ。・・・・・・どうやって行こう・・・と思っていたら、ちょうど出る時間くらいになったら少し小降りになったのでその間に急いで出発した。

午後も3時に娘の英語の塾なんだけどこれまた結構降ってきて、なんとか娘を塾に連れて行ったはいいけど、帰りにどんどん雨が強くなってびしょびしょになった・・・(^-^;いやーものすごい。

そしてこうも雨だと洗濯物が乾かない。子供がいるとどうしても洗濯物は多くて、それがもうちーっとも乾かないのだ。乾かないからどんどんたまる。そこにとどめの息子のおねしょがおむつからもれてシーツが濡れたりする。もーどーしたらいーのー?である。

ま、でもほんとに涼しいのでそれは気持ちいいんだけどね。マーレから出てないからわからないんだけど、モルディブ全般的にこんな感じなのかしら・・・。先週うちに泊まってくださったスリランカのお客様はスリランカも雨だったって言ってたっけ・・・。とにかくスゴイです。

というわけで、ちょっとは南の島っぽい写真を添付しますヽ(´▽`)/先月クダバンドスに行ったときの写真です~。

On_dhoni

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ダンス発表会

今日は前回のブログでここに書いたダンス発表会の最終日だった。昨日、おとといもやっていたのだけど、チケットがなかったので今日初めて見ることができた!

でも、実際行ってみれば幼稚園部のチケットは売り切れと学校側が言っていて大問題になったのに、体育館の中は全然満席じゃない。あるじゃん、席。しかも今日は2時からと4時からの2回公演だったのだけど、4時のは空席があると言う。今さらなんですか???って感じである。他のママたちも「どういうこと?」と怒っていたが、まあとにかく私も今日は両方の回のチケットを買ったので2回とも見れるわけである。まったくやれやれだ。

娘は昨日1回踊ったけど、実はまだ熱があってしかも踊った後に余計熱が上がった(゚ー゚;そりゃそうだよ、衣装がキャミソールだから寒いんだよね。今マーレは毎日毎日雨&嵐でなんだか涼しいんである。そんな涼しい日がもう二週間くらい続いているんである。たぶんこの気候のせいで風邪を引いたのもあるんだろうけど、連日の練習で疲れが出たのもあると思う。しかし、娘はとにかく踊りたい!の一心で昨日も熱がありながら「行く!行って踊る!」とがんばってステージに上がってきた。もう、そんながんばりのステージを親が見られないんだからほんとに悲しかったけど、今日は見られるぞ!と思いきや・・・昨日無理して踊ったのがたたったのか、今日は昨日よりもちょっと具合が悪そう。熱は相変わらず下がっていない。でも娘は「今日はママとパパが見に来るから絶対踊る!」と言い張るので2時に準備をして学校に行った。

娘はディズニーのジャスミンみたいな、アラビア風のひらひら衣装。ふわんとふくらんだズボンにへそ出しの短いキャミ、小さいそでなしボレロから手首までははごろもみたいな布がひらりと腕に巻きつくようになっている。息子は緑のヒラヒラがついた赤いブラウスに黒のズボン、そして黒の蝶ネクタイ。二人を連れて道路を歩くと不思議な組み合わせである。

もちろん雨が降っていたのでタクシーに乗って学校へ行き、ロビちゃんとビデオカメラの準備をして体育館の中の席に座って出番を待った。

これが、幼稚園の発表会ってのはまあ~かわいいね!!!全然知ってる子のいない他のクラスでも、もう~すっごくかわいい!まず衣装がみんな凝ってるし、そのわりにはまだ幼稚園児はダンスもバラバラのグダグダで、それがめちゃくちゃかわいいのだ。また、一番個人差の激しい時期でもあるから、すごい背が高くて小学生みたいな子もいれば、ほんとにちいちゃくて赤ちゃんみたいな子もいて、同じクラスだから全員同じ年のはずなのにそれが信じられないくらいばらつきがあってこれまたかわいらしい。ダンスも、一所懸命ノリノリで飛び跳ねてる子もいれば、直立不動で全然動かない子もいる。かと思うと、動かなかった子がすこーしだけ手を振ってみたり、ちょっとリズムに乗ってみたり、元気な子はステージから落ちるんじゃないかってくらい前に出てきてワンマンで踊ってはじから先生が走ってきて後ろに引っ込めたり、ものすごくおもしろかった!特に今日の2時の回は今までチケットが買えなかった親のための回だったので、見ている保護者は大歓声!そんな中、やっと息子のクラスのダンスの番がやってきた。

息子のクラスはスパニッシュダンスで男の子はマカレナみたいなカッコ、女の子はカルメンダンサーみたいな赤と緑と黄色の情熱的なドレスを着ていて、交互に並んでのダンス。日本での年少組にあたる年齢なのでそんなに複雑なダンスではないんだけど、息子の顔はめっちゃ真顔。ものすごく一所懸命踊っているのが伝わってくる。モルディブでは2歳半から3歳半という、日本の年少よりもうひとつ小さいクラスがあるので息子のクラスは下から二番目でまあまあまとまってはいるものの、みんなシリアスな顔して覚えた振り付けを必死にやっているのがかわいかった!どうも、にっこり笑いながら何かをするというのは難しいことらしい。きっと笑いながらできるようになるのはもっともっと先なんだろうね。

さて、無事に息子のダンスが終わり、他のクラスのダンスもどんどんすんでいって、最後が娘のクラスのダンスだった。娘のクラスは年長というのもあって、なかなか振り付けも構成もがんばっていた。娘はダンスの先生をじっくり見て真似しようとかなり努力していて、すごく上手にできていた(親バカ)ヽ(´▽`)/しかもクラスで背が高い方なのでとてもよく目立っていたし、熱を押してでもどうしても発表会に出たいという意気込みが見える。そう、うちの娘は誰に似たのか、すっごいがんばりやさんなんである。

実は去年、公園のうんていを初めてトライしたら顔から落っこちて大泣きしたことがあり、その後怖くてできなくなったことがあった。すごい怖くてどうしてもスタートできなくなっちゃったのだ。泣いて怖い怖いと言うのでそんなに怖いなら無理してやらなくてもいいよと私は何度も言ったのだが、本人がどうしてもできるようになりたいと言って、自分で泣きながら恐怖におののきつつ、何度も何時間もチャレンジして自分ひとりで向こう側まで渡れるようになったのだ。そのときは本当~にたまげた。だって、毎日公園に通ってうんていしかやらない日がずーっと続いたのだ。とにかくできるようになりたいんだけど怖いの、って言って泣きながらやっていたのだ。小さい頃の卓球の愛ちゃんが泣きながらお母さんと練習していたのを思い出した。子供ってのは親がやらせてもあんなにやらないよね、きっと。で、やりたいから親が「べつにやんなくてもいいよ」と言ってもあんなにやるのだ。とにかく去年そういうことがあったので、今日も「いくら熱があってもやるの」と娘が言ったときに何言っても無駄なことはわかっていたので、はいはい、と連れて行ったのだ。そしてほんとに娘はすまーした顔でちゃんと踊りきった。うーん・・・すごいねえ・・・。私、あんなガッツなかったけどなぁ・・・。ロビちゃんもそんな娘を見て「がんばる人だねえ・・・」とビックリ。娘のダンスはすばらしいできのうちに終了した。

しかして、公演が終わって教室に子供達を迎えに行き、次の4時の回までには1時間弱あったので一度家に戻ろうか、と家に帰ったら娘はバタンキュー。布団にくるまって寝てしまった。そりゃそうだ、おでこを触るとポカポカ。熱が結構上がってる。ステージのすっごいメイクのまま寝てしまった娘だが、つらそうなので寝かせておくことにした。4時にちょっと起こして「ダンスに行く?」と聞いたら「ねる」と言うので、そのまま寝かせて後はロビちゃんに頼み、息子だけ連れて4時の回のために再び学校へ行った。息子がもう一回踊ったのをビデオに撮ってから家に戻ると、娘が「なんでわたしここで寝てるの~」と泣いていた( ̄Д ̄;;)ロビちゃんも寝不足だったので娘と一緒に寝ていたらしいんだけど、娘はふと起きて発表会に行きたかった~と泣き始めたのだそうだ。まあ、昨日も今日もがんばったんだし、ちゃんとビデオも撮ったから、となんとか機嫌を直してもらった。さっき「ねる」と言ったのは寝ぼけてたのかな・・・?

それにしても、あんなふうにちゃんとダンスをしている子供達を見ると、大きくなったもんだなあ~としみじみ感心してしまう。子供ができてからすっかり涙もろくなってしまって、こういう発表会のたびにいつもじんわりしてしまうのだ。だって、赤ちゃんでなんにもできないときから育てたんだもんねえ。で、蝶ネクタイしめてダンスできるようになったり、熱があってもがんばるって言ったりするようになったんだもんねえ。なんだか感慨深いものがありました。いや~見られてよかった。

これで今年の学校は終わり!と思いきや、今日先生から「明日は写真撮影なので制服を着て○○時に来てください」とお知らせをもらった。学校、なかなか終わらないね。まあ、学校ないとヒマだから助かるけどね。

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学校の不満大爆発

昨日は子供達のダンス発表会のはず・・・だった。

ところが、朝になって私の携帯に先生からメールが届いた。

「ダンスの衣装を着て、リハーサルに○○時に集合」という内容だった。

・・・・・・リハーサル・・・?この前やったじゃん、リハーサル・・・?

わけがわからないのですぐに先生に電話をした。

「今日リハーサルって書いてあるけど、今日が本番でしょ?」

すると先生、ビックリして「違うわよ、今日はリハーサルで明日から3日間、本番のダンスコンサートよ」

「はー?!」そんなの一言も聞いてない。「いつ変わったの?!なんで教えてくれないの?!」 

「昨日・・・おとといかしら、変更になったばかりなのよ。私あなたに言ったと思ったけど」

「思ったけどじゃないでしょう。実際私は誰からも何も聞いてないから今日が本番だと思ってたし、明日から3日間もやるなんてのも全然知らないわよ」

本当に頭にくるのは、ここの学校は連絡がいつも前日なのだ。前日になるまで次の日何時集合なのかもわからなかったりする。もっと早く言っておいてくれないとこっちだってそんなにヒマじゃないんだから予定というものがあるのだ。先週だってハロウィーンパーティーを決めていた日にリハーサルをやるからと前の日に言われてみんなでパーティーの日をずらしたばっかりなのだ。なんで連絡ということができんのだ(-゛-メ)

「じゃあチケット買ってないの?」と先生は言う。はいーーー?チケットーーー?

「もしかして、そのダンスコンサートがチケット制で買わなきゃ見れないってことじゃないでしょうね」

「そうよ、チケット買わないと見れないのよ」

ぬわにーーーーー!!!!

なんで学校の授業中に練習やってたダンスの発表会を見るのに親がチケットを買わなきゃ見れないのだ!大体学校にだって学費を毎月払っているのだ!それでも足りないってこと???

でもロビちゃんに聞いてみるとモルディブの学校で発表会のチケット制は普通なのだそうだ。うーん・・・・・・仕方がない。では百歩譲ろう・・・。でもなーんか腑に落ちない。

とりあえず子供達二人に衣装を着せて学校へ行った。この衣装だって別にお金を学校に払って作った衣装なのだ。そのうえチケットって・・・と思いつつ、学校のオフィスにできてた即席チケットカウンターに行って明日のチケットを買おうとしたら・・・いやな張り紙が目についた。

「プリスクール(幼稚園)チケット ソールドアウト」

はあああああーーー?!

そう、幼稚園部のコンサートチケットはもうすべて売り切れていたのだ!!!そして買えなかったのはそのことを知らなかった私だけではなく、いーっぱいの両親がチケットがなくてそのカウンターで困っているのだ。カウンターのお姉さんは「ないんです」と言うばかり。

ドカーーーン!!!!!

・・・・・・さすがに頭にきた。

子供にダンスをさせといてチケットを売って利益を得て親が見れないとはどういうことだ。

大体、この二ヶ月間毎日、ほんとに毎日夕方の放課後までダンスの練習に学校に通っていたのだ!そこまでして、親にチケット代も払わせて、親の分のチケットまで誰だかわかんない人に売っちゃうってのはどーいうことだ!!!

私はその足でオフィスに乗り込んでいつものデスクのお姉さんに言った。

「マネージャーと話したいんですけど」

「あ、あそこで話をしている人が終わったら次に話ができますよ」

「彼は何の部署の人?」

「人事部です」

「人事部と話してもしょうがないでしょう。私ここに面接に来たんじゃないんだから。運営をしている一番上の人」

「・・・・・・彼は今ランチ休憩でいません」

「彼は携帯持ってるんでしょ?」

「・・・はあ・・・」

「じゃあ、電話して。こんな狭い島なんだからすぐ来られるでしょう。なんなら番号教えてくれれば私が電話しますけど」

「えーーー、あー・・・ちょっと待って・・・」彼女は他の女性に助けを求めに行った。

そう、実は先日ここに書いた理解のあるよさそうな校長先生はもういなくなってしまったのだ・・・!!!やっぱり・・・逃げちゃったか・・・と一番最初に思ったけど、「父が病気なので」と言ってイギリスに帰ってしまったのだ。お話してとてもよい人だったので「辞めないで~」と思っていたけど、こんなにも早く去ってしまうとは思わなかった。あの時彼が「大丈夫ですよ」と私に言ってくれたこともぜーんぶ振り出しに戻ってしまったのだ。もちろん、校長先生がいなくなってしまったことも学校側に聞いたけど、彼らは「戻ってきますから」と言うばかり。でも学校内で仕事していた英語圏の教師に聞くと、「いやあ~彼はもう戻って来ないよ」との話なのだ・・・。

なので、校長先生がいない今、また違う誰かさんと話をしなければならない。まったくもう~~いつもこうやって前に進めないのだ。

さっきの女性が戻ってきてあと10分ほどでマネージャーは戻ってくるから、座ってお待ちくださいと言う。わかりました、じゃあ待ちましょう。私は座って携帯でロビちゃんに電話して日本語でロビちゃんにことの次第を説明した。オフィスの中にいた女性4人、そして他の父母はみんなしーん・・・と私の顔を見ている。私が今マネージャーが戻って来るのを待ってるから、この後話をするとロビちゃんに言うと、「もう怒っちゃっていいよ」とのこと。おおー!出た!ロビちゃんの許可が!ロビちゃんはいつも私が怒っていると「まあまあ」と怒りを静める役なのだけど、たぶんロビちゃんも怒っているのだ。いつもは、自分たちがここでビジネスをやっているのもあって、あんまりあからさまに怒ったりしないようになるべく気をつけているんである。よっしゃー今日は遠慮せず言うぞ!私の堪忍袋の緒はトイレットペーパー並みに切れやすいのだ!

少しすると、すぐにメガネのおじさんがやってきた。デスクの彼女が彼に私のことを話すと、彼はすぐに会議室に私を通した。以前校長先生と話をした同じ部屋だ。オフィスのすぐ横だしドアは閉めないのでもちろん話は筒抜けである。私は座るなり、「今とても怒っているので落ち着いて話せるかどうかわかりませんけど」と前置きした。彼が「どうしたんですか?」と聞いたので、「何が起こってるのか知らないんですか?」とにらむと、彼は慌てて「ああ、チケットのことですよね」と言い直した。

「チケットのことは本当に問題です。これはなんとかしますから」

「そりゃそうですよ。毎日授業時間を使って練習して、放課後も二ヶ月以上も毎日夕方学校で練習して親の分のチケットがないってどう考えてもおかしいでしょう。どうして一人の子供につき最低二枚、両親の分だけでもリザーブしておかないんですか?」

「ええ、それはもうわかっています。ご両親は必ず見られるようになんとかします」

「大体、学校の授業でやってることの発表会にチケットでお金を取ること自体おかしくないですか?」

「いや、チケットは普通ですよ」

「それなら、そのチケットで得た利益はどこに行くんですか?」

「学校です」

「学校の何ですか?何か教材を買ったり設備投資に使うのなら明細やレシートが残るでしょう。それともそういう記録もないんですか?」

「いや、それはチケットを売ったばかりなので今、何とは言えませんが・・・」

「では、先日のアートエキジビジョンはどうですか?」

そう、先月に学校でアートエキジビジョンと称して体育館の中に子供達の絵を飾ったのである。これだけならすばらしい。幼稚園年長組から小学校3年生くらいまで、生徒の絵をずらーっと張り出してあって、私もとても楽しんでみんなの絵を見せてもらった。ところが、である。それだけじゃなかったんである。先生が言うには、この絵はオークション形式で買うことができるので、欲しい絵には最低10ルフィヤから、値段をつけて欲しいと言うのだ。そして一番高い値段をつけた人がその絵を買える、というのである。つまり、自分の子供の絵を持って帰りたかったら値段をつけて、その絵をせり落とさなければならないんである。もちろん、みんな親は自分の子供の絵を持って帰りたいから値段をつける。そしてもし他の人が自分より高い値段をつけて持って行っちゃったら困るので10ルフィヤだけじゃなくてもう少し色をつけて値段をつける、ということなのだ。私はこれにも仰天した。そしてじょーだんじゃないよ、と思ったので値段はつけなかった。うちの子供たちは家でもたくさん絵を描いているし、描いた絵はほとんど私が冷蔵庫に貼ったり壁に貼ったりしているので、学校で描いた絵が一枚くらいなくてもべつにかまわない。ところが、娘の担任の先生は私が値段をつけなかったことに驚いたらしく、次の日にもう一度「値段をつけてね。他の人が値段をつけたらその人が買えちゃうから」と私にさらにプッシュした。きっと他の親はみんな値段をつけたんだろうね。もちろん、そのまま私は買わなかった。

なのでこのマネージャーにもそのアートエキジビジョンならぬ生徒の絵オークションの話をした。

「生徒が授業中に描いた絵を学校でオークションにかけて売ってその利益を得るってのはどういうことなんですか?あれの集計はもう出てるんでしょう?あのお金はどこに行ったんですか?それもなんだかわからない学校の何かに吸収されたんですか?それとも誰かのポケットに入ったのかしら?」

ポケットを聞いて彼は3センチくらいはね上がった。

「とんでもない、誰のポケットにも入りません、学校に入ったんです」

「だって、毎月全員が安くはない月謝を払っていてまだお金が足りないんですか?普通そういう別口収入があった場合はその合計がいくらでどんな風に使われたかを保護者に通達するべきではないんですか?まあ、日本と比べてもしょうがないですけど、たとえば私が通っていた日本の学校ではバザーなどで生徒が何かをして得た収入は寄付されたりするんですよ。もちろん合計金額も寄付先もきちんと保護者と生徒に通達されます」

「はあ・・・寄付・・・」彼にはそのへんはまったく未知の世界のことらしい。ぽかーんとしていた。

「とにかく、」私は話を元に戻すことにした。「親が発表会を見られないような運営はどうなんでしょうかね」

彼はチケットのことはなんとかして親が見られるようにするから、と私に約束した。そこで私はもうひとつ、気になっていたことを聞くことにした。

娘は来年ここのビラボンハイスクールの一年生になるわけだが、前出の娘のクラスメイト、ユーロのお兄ちゃんが今三年生に通っている。そのユーロのお兄ちゃんの話をママから聞いたのだけど、この学校ではスクールランチを申し込むことができて、近所のレストランから毎日生徒のランチ用にケータリングを取っているんである。で、このケータリングを頼んでもいいし、自分でお弁当を持って来てもいいんだけど、なんと、お弁当を持って来ている子は他のスクールランチを頼んでいる子たちと一緒に教室で食べることが許されず、お弁当を持って図書室に行ってそこで食べていると言うのだ。一体全体なんで???と思う、まったくわけのわからないルールである。このことはぜひとも聞きたいと思っていたことなのだ。というのも、そのケータリングを運んでいるときに私はいつも覗き込んで今日のランチは何かなーと見ているのだけど、大体バーガーだったりフィッシュ&チップスだったり、フライドライスだったり、みんな脂べとべとのメニューなんである。とてもうちの娘に毎日食べさせたくないし、うちの娘も食べないだろうと確信の持てる中身なんである。もちろん、そのレストランに栄養学のことを学んだ人なんているわけないんである。他の家族がスクールランチを子供用に頼むのはそれでいいとして、お弁当組が図書室においやられるというのが不思議でしょうがない。お昼休みは40分しかないので、その間に手を洗って図書室まで行ってお弁当を食べてトイレに行って教室に戻るのに足りるわけがない。

その話を彼に説明し、「どうしてお弁当の子たちは教室で一緒に食べられないんですか?」と聞いてみた。「それはスクールランチを頼まないで学校に利益をもたらさないから教室で食べるなってことですか?」

彼は大げさに驚いてみせて「そんなことは決してありません!第一そんなルールは初耳です」と言った。でもこれはウソだと思う。だって、もうユーロのママが一度話をしに来ているからだ。

「第一、世界的な常識として図書室というのは食べ物、飲み物は持ち込み禁止の場所ですよ。本が汚れるから。一体なんでそんなおかしなことになってるんでしょうね」

「それは来年にはそんなことのないように対処します。大丈夫です」と彼は請け負った。

その他にも、ビラボンハイは学校で使う教材は学校側から支給されることになっているのだけど(だからこそ学費が高い)、これまた3年生のアートの授業ではタバコの箱くらいのちーさいクレヨンが6本しか配られなかったそうなんである。ユーロのママは手で小さい四角を作ってみせて、「こーんな小さいしかも6色しかないクレヨンが3年生のアートクラスで十分だと思う?!あんなの一個で”教材を支給してます”なんて言ってほしくないわよ」と言っていた。その教材のことも聞いてみた。彼はとにかく「来年にはよくなるように約束します」ばっかりだ。

「ビラボンハイ」「カンガルーキッズ」というブランドネームを使うのであれば、ちゃんとそのフランチャイズのスタンダードを提供できなければ名前を使うべきではないと思う。「インターナショナルスクール」だからこそそこを選んで通わせているわけで、ローカルのマネージメントでローカルのやり方でやるのだったらどこにインターナショナルスクールと謳う意味があるのか、フランチャイズの名前を使っているならその責任をきちんと負ってほしい、と話すと彼は「もちろん、もちろん」と返事をした。しかし、果たしてどこまで伝わっているんだろうか・・・。

言いたいことは大体言ったので、そのへんでまずは引き上げることにした。オフィスから出てくると、娘のクラスメイトのママたちがみんなで集まっていた。一緒にハロウィーンパーティーをやったママたち全員チケットが買えてないのだ。みんなものすごい怒っていて、ユーロのママが「もし私たちが見られないならダンスに子供達を連れて来ないって先生に言いましょう!」とストライキ案を出し、もちろん私もそれに賛成した。電話であまりに私が怒っていたので心配したロビちゃんも学校に来ていた。怒っている親に囲まれて学校側はなんとかして連絡するからと約束し、それ以上いてもしょうがないのでリハーサルの終わった子供達を連れて家に戻った。

夜、学校から電話がかかってきて、日曜日に一回多く公演するから、そのときにチケットのない両親が見られるようにチケットを配ると言う。つまり、金・土・日と3日間で5公演踊る予定だった子供達にもう一回多く躍らせてその分を親に見せようというわけだ。つまりは学校側がもっとチケットを売ることになる。・・・・・・なんか納得いかないのは私だけ?どうもこのチケット制がしっくりこないんだよねえ(-゛-メ)

そして今日、公演初日、娘はなんと熱を出した。すごいタイミングというか・・・私が娘は熱を出して来れませんって言っても誰も信じないんじゃないか~と思ったがまあこればっかりはしょうがない。クラスで風邪も流行っているし、最近マーレは毎日雨ばっかりでなんだか涼しいのだ。さて、息子に「今日からダンス本番だよ」と言うと、もちろん息子は「ママ見に来てくれるんでしょ?」と聞く。学校側が親に用意するからと電話してきたチケットは最終日の一公演のみなので、今日は私は見ることができない。「今日はね、ママチケットがないから見られないんだよ」と言うと、息子はビックリ。そりゃそうだよねえ。他の親やきょうだいがいっぱい見に来て満席の中、自分のママとパパは見に来られないなんて、年少の息子がどうやって理解できるのよ?

「パパは?」

「パパも見られないの」

「なんで?おしごといそがしいの?」

「ううん、今日の分のチケットがないからなの。明日のもないんだ。でもあさってのはママもパパも見に行けるよ」

「え~、ママもパパもいないならぼく、やらない」

あらららら・・・ま、でもいっか。私も息子と同じ気持ちだ。チケットのある日に連れて行って踊ればいいんじゃん。

娘はダンス練習もとても楽しんでいたので踊りたい~と言うのでもちろん娘がやりたいなら連れて行くけど、熱があるんじゃあ今日はやっぱり無理。なので、私一人で学校にチケットを買いに行った。

学校側が用意した最終日のチケットを無事に買ってから娘のクラスに行って娘が熱を出したことを伝え、息子のクラスに行って息子が今日は休むと言ったら先生はビックリ仰天。

「だってダンスでは彼のパートがあるのよ!」と言う。

「でも、今日も明日も親のためのチケットもないのに、子供にダンスさせるのも正直言って私は納得がいかないし、そのことは昨日マネージャーにも話しましたし、本人も誰も見に来られないなら踊りたくないって言ってるので」と言うと、先生は憤慨したようす。

「これは教頭先生に言わないと!」

「ええ、もうぜひ先生からも言ってください。運営がグダグダだからこうなるんですよ」

「教頭先生に言うわ!」

「はい、だから言って」

きっと、他のモルディブ人の親御さんだったらそう言われたらピューッと子供を連れてくるのかもしれない。モルディブはなるべく波風立たないように文句を言わない人が多い。でも誰かが言ってるのを見ると賛成する人は出てくる。私は事なかれ主義ではすませられないし、自分が納得いかないことには従いたくないのでしょうがない。第一、学費をきちんと払って授業も毎日来ていたんだから文句言われる筋合いないしね。もともと聞いていた予定では昨日が年度末で学校最後の日だったのだ。勝手に発表会を3日間に延ばして突然スケジュールを変えたのは学校側なのだ。もうそこまでこっちは責任持てないです。せっかく最後のダンスで楽しく今年が終われると思ってたのにとんでもないどんでんがえしになってしまった。さて、明日は息子は果たして行くかな~・・・。明日も私は見に行けないが・・・。

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ハロウィーンパーティー

数日前だけど、子供達の友達を呼んでうちでハロウィーンパーティーをやった。どうしてもそういうイベントが少ないマーレ、自分達でやらないとつまんないよね!ということで、娘のクラスのママ友と、まあ仮装はやってもやらなくてもいいからとにかく遊ぼう、ということで計画した。

今回のテーマはグルテンフリー。そう、娘のクラスメイトのグルテンアレルギーのユーロも一緒に招待したのだ。だって、アレルギーのせいで彼はいつも誰の誕生日パーティーにも行かないので、それはないよなあと思ったのだ。幼稚園年長組の男の子なんだからもちろん彼だって他の子と同じようにパーティーに行きたいだろうし、アレルギーは彼のせいじゃないんだし。

ということで、ユーロのママに「グルテンフリーパーティーだから来て」とメールすると、「それなら連れて行く」と快い返事(o^-^o)早速食べられるものを詳しく聞いて準備をすることにした。

「アイスクリームは食べられるんだけど玉子が入ってないやつじゃないとダメだから、アイスクリームは持って行くわ」とユーロのママはアイス担当を申し出てくれたので、その他をそろえることにした。とうもろこしとポテトは大丈夫だそうなのでポップコーンとフライドポテト、それからフルーツをオレンジ、りんご、メロンと三種類買ってきて全部食べやすく切ってお皿に並べた。そして100%のフルーツジュース。ミルクも平気なので牛乳。これでアイスクリームも2スクープずつ食べたら子供達はお腹いっぱい。とてもヘルシーなパーティーになった!なんかすごい大変、考えたらあれもこれも食べられない、って思ったら難しいけど、なんだやればできるじゃん!というのが私の感想。確かにいつものパーティーに比べればドーナツやチョコ、キャンディーといったスイーツがないけど、子供達にとってもそういうスイーツでお腹いっぱいにするよりフルーツ食べてポテトとポップコーンの方がいいじゃん!と思ったしね!それに子供達は友達がいっぱい集まって楽しく遊んだらそれで十分で誰も「ねーチョコちょうだい」とか全然言わなかった。そういうのがなきゃパーティーっぽくないって思ってるのはもしかして大人の方なのかもな、と見方が変わってとってもよかったヽ(´▽`)/大体ね、当の子供達は遊べればいいんだからなんでもいいんだよね!

困ったのはママたちが座ってしゃべりながらポップコーンが止まらないこと(^-^;大人は動いてるわけじゃないからずーっと食べ続けちゃうんだよね。ポテトとポップコーンでいいんなら簡単だからこれからもまた集まろうね、と次を約束した楽しいパーティーでした。

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次のふるさと便

Cocolog_oekaki_2009_11_05_03_04

Cocolog_oekaki_2009_11_05_03_50

Cocolog_oekaki_2009_11_05_04_13

Cocolog_oekaki_2009_11_05_04_28 我ながらよく正解にたどりつきました。

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ナゾのライダー

Cocolog_oekaki_2009_11_05_02_21

Cocolog_oekaki_2009_11_05_02_40 確かにここの濃い顔と比べたら・・・。

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DVD屋さん

先日、久しぶりにDVDショップをのぞいてみた。

というのも、以前はうちの近所のDVDショップでたまに買い物をしていたんだけど、この店で買ったDVDが見れないときが何度もあって店員ともめたのだ。だって、家で見れないからお店に持って行って「これ見れないよ」と言うと、店にあるプレイヤーで再生してみて「ほら、見れるよ。あなたのプレイヤーの問題だよ」といつも非を認めないんである。私はうちのDVDプレイヤー、ポータブルプレイヤー、そしてこのPCと三種類で試してみてどれでも見られないからもう一度持って行ってるのに、うちのせいだと言われたらやはり腹が立つ。しかもどんなDVDもその店のプレイヤーで見るときちんと見られるのだ。頭にくる。普通、買ったDVDが見れなかったらお金の払い戻しはできなくても他のDVDと取り替えてくれればいいのに、一度なんかはそれもできないと言われて私は爆発、もう二度とその店に行かなくなったんである。

オリジナルを見かけること自体がほとんどミッション・インポッシブルなこの国では、ちゃんとしたお店で売っているものでもすべてコピーである。お店の人が「これはオリジナルだ」と言い張るものはクアラルンプールかバンコクで買ってきたDVDで、それがもうコピーなんだけど、店の人はそれをオリジナルと呼ぶんである。そしてそれをジャンジャンコピーして売っているのでもうコピーのコピーのコピーのマモー状態なのだ。もちろんそういうコピー商品を買うことがよくないこととはわかっていつつも、エンターテイメントの少ないこの国では、たまには家で映画だって見たい。特に私は昔から映画が大好きなのでやっぱり見たい。てなわけで、先日うちからこれまた近所の、ケンカしたのとは違うDVDショップに入ってみた。

何があるかな~と棚をはじからじっくり見てみる。子供達はもうアニメの棚に走って行ってる。見ていくと、お、「Notting Hill」があった。これは有名どころなのでどこのショップにもある。邦題は「ノッティングヒルの恋人」だったね。私はジュリア・ロバーツが大好きなので、まずひとつ、これを手に取る。何度も見たことあるけど、家で見るには平和である。そしてジュリア・ロバーツがキレイ。もう少し行くと、お、「Sleeping with the Enemy」があった。これは邦題は「愛がこわれるとき」(だったと思うんだけど、あまりに愛がなんとか~の題が多くてさだかじゃない)で、興行的にはあまりヒットしなかった映画だ。これと、同時代に封切られた「Dying Young」(これは邦題覚えてないっす)と一緒に、「ジュリアが笑わない映画は売れない」と言われたのだ。私はこの「Sleeping~」が封切られたときちょうどカナダのバンクーバーに住んでいて、映画館の値段の安さに感激して毎日映画館に通っていた時期なんである。内容はこのちょっと前に大ヒットした「危険な情事」のちょい似パターンなサイコサスペンスという感じで、そんなに斬新なストーリーでもない。でも私はこの映画を見たときすっごい気に入ってなんだかとりこになったのだ。そして何度も映画館に見に行った。当時映画は確か8ドルくらいで、昼のマチネーだと4ドル50セントくらい。ロードショーが終わるとダウンタウンから少し離れた二番館に移り、そこではなんと2ドルナイトというのがあって、毎週月曜日の夜は2ドルで映画が見られたのだ。その二番館にすべてのロードショーが来るわけじゃないので人気があったのしか来ないんだけど、「Sleeping~」は運良く二番館に来たのでそこにももちろん見に行った。だって2ドルだよ?しかも二番館はいくらロードショー遅れの映画ばかりやると言っても、椅子はふかふかで劇場内もダウンタウンのより広く、昔ながらの赤いベルベットの幕の古いスタイルの映画館で素敵だった。しかもいつも二本立てだった。月曜日の夜はそこに行くとみんな来ているので色んな友達にばったり会う、という場所だった。

そんな風にバンクーバーで見た映画は他にもたくさんあるけど、この映画は私は映画全体の雰囲気がなんだか好きなのだ。景色、ジュリア・ロバーツが着ている服、ピアス、普通の町並みの道路、グレイハウンドバス、りんご、大学、どれを取っても私が住んでいた頃のアメリカを思い出させる空気ですっごく懐かしいんである。

そんなわけでこのふたつの映画のDVDを持ってレジに行き、今ちょっと見せて、と頼んだ。お店でチェックしておかないと、一度なんかは家に帰って見てみたらまるでメガネをはずして見ているようなひどいボケボケの映像だったことがあったのだ。他にもここでは色々とちゃんとした映像で見られるものが少ないので(まあ、コピーだしね・・・)、お店チェックは必ずしなければなんである。

さて、最初にレジのお兄ちゃんは「ノッティングヒル」をプレイヤーに入れた。しばらくして画面が出てくる。メニュー画面なのでPlay Movieにすると・・・・・・ええええ~!!!ジュリアの顔が長い!ってか、誰の顔も、顔だけじゃなくてぜーんぶたて長に伸びちゃってるんである。

「ね、これちょっと両方からぎゅっ!っとはさまれてるみたいなんだけど?!」

「え~・・・そうかなあ~・・・」

「そうかなあってちょっと、よく見てよ、顔あんなに長くなっちゃって!これワイドスクリーンのやつを、ワイドスクリーン対応じゃないのでコピーしたんでしょ」

「え・・・うん・・・そうかもね・・・」

「そうかもねって・・・・・・ま、いいや、こんな長細いの二時間見られないから買わない」

「確かにこれは見れないね・・・」店員同意。

次の「Sleeping~」は画像は少々粗いものの、裸眼ほどではないしなんとか見れる範疇なので買うことにした。すると、店員さんのわきにいたおじさんが意外な発言をした。

「明日また来てよ。これの(ノッティングヒルの)きれいなやつ持って来ておくから」

「え、ほんと?」

なんで意外かと言うと、ここでは「いやなら買わなくていいよ」というのが普通の場所なので、「ちゃんとしたのを」しかも「明日持って来る」というコメントは非常に珍しいのだ。物が欲しくてお店で「いつ入荷するの?」と聞いても、「知らない」という答えがほとんどなのである。それを、しかも「明日」なんてすぐに準備するからとおじさんが言うのである。ちょっとビックリした。しかもおじさんは「American Beauty」というDVDのケースを持って来て「これもいい映画だよ」と私に勧めるではないか。私がふたつジュリア・ロバーツのを持って行ったのですぐに他の彼女の作品を紹介したのである。すばらしい!そう、相手の好みを見て同じ筋を勧める、それが商売の基本だよね!でもこの「American~」は見たことあるんだけどまったく内容を覚えてないのでたぶん大しておもしろくなかったんじゃないかなあと思う。「うん、ありがとう、でも今日はまずこれ買うね」と「Sleeping~」の分のお金を払った。するとおじさんは「うん、これはいい映画だ。ストーリーがいい」とうなずいて言うではないか。うーん、ストーリーはそんなでもないと思うんだけど、と思っていると、「知ってる?これはいいストーリーだからヒンディーでもリメイクしたんだよ」と教えてくれた。「え?!そうなの?」「そうだよ。インドでインドの俳優でこのストーリーでヒンディ・フィルミー(映画のことをフィルミーと言う)を作ったんだ」

な~るほど~。これでひとつナゾが溶けた。というのも、興行的には全然ヒットしなかった映画なのに、まるでここではジュリア・ロバーツの代表作品みたいにどこのDVDショップでも売っているのだ。ほんとうに、すごく質の悪いDVDショップでも必ず置いてある。なんでだろう???と思っていたけど、ヒンディでリメイクしたからなのだ。モルディブではインドの映画は大人気で、こういうDVDショップでもハリウッド映画よりヒンディ映画のDVDの方が断然数が多い。そのヒンディがリメイクした映画のオリジナルとして見たがる人がいるのだろう。そう言われてから見てみれば、このジュリアのだんなさん役の人は口ひげを生やしてちょっとインド人っぽく見えなくもない。ていうか、オーバーアクションなところなんかも、もうインド人に見えてしまって仕方がない(全然インド人じゃないけど)。アメリカでは受けなかった映画だけど、アジアにはぐっとくるなにかがあるのかもねえ。そしてなによりもジュリア・ロバーツがキレイ♪こればっかヽ(´▽`)/

さて、次の日に私は半信半疑でそのDVDショップに行ってみた。モルディブでは「明日」と言われて本当に次の日になって準備ができてることはまず少ない。みんな「あ、やっぱりまだできてないよ」と言うのがオチなんである。ところが!このショップに入った途端に、あのおじさんはいなかったけど前日と同じ店員さんがいて「これでしょ?」と私に「ノッティングヒル」のケースをかかげて見せた。おお!ほんとに約束どおりに持って来てくれたんだ!早速その場で見てみることに。店員さんと一緒にじーーーっとモニターを見つめる。画面が出てきて再生してみると・・・おお!!!ちゃんとワイドスクリーンになっている!もうたて長に伸びてないし、しかも画像がすっごいクリアできれい!!!もちろん、買うことにした。子供達も私がDVDを買って黙っているわけがないので、ひとり一枚ずつ、好きなのを選んで合計3枚のお買い上げ。娘は「BOLT」、息子は「Power Rengers」を買った。またこのお店は行ってみることにしよう~!!!

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心配なケーキ

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Cocolog_oekaki_2009_11_02_17_52

Cocolog_oekaki_2009_11_02_18_23

そんなケーキだったらママもイヤです(o^-^o)

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