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荷物が来た。

おととい、昼間用事があって外出していたら例のカーゴ業者から携帯に電話がかかってきた。今日荷物を届けたいのですが今家にいますか、と言う。そう、こっちはさんざん何週間も人を待たせておいてこうやって届けるときは大抵突然なのだ。もうちょっと前もって連絡入れようよ、と思うのだけど、ここの人たちは前もっての電話連絡というものができない人がとても多い。

「えー?今ですか?今外なんですけど」

「じゃあ何時に帰れますか?マダム」

何時って・・・あーた・・・私もそんなヒマな人じゃないんだよ。でもここでまた受け取れなかったりしたら次いつ運んでくれるかわからない。本当はいろんなものがなくなってきていたので買い物に出てきていたので、このあとは日本食材屋さんに行って日本のお米を買いたかったのだ。マーレでもそうだったけど、買い物は一箇所ではすまないので、車であちこち回らなきゃそろわないのだ。日本食材屋さんに行けば日本のお米や日本の食材が買えるけど、野菜や肉や卵が買えるわけじゃない。スーパーに行けば大抵のものは買えるけどお米はタイ米とかスリランカ米しかない。

というわけで、仕方なく日本食材屋さんに行くのをあきらめて急いで家に帰った。タクシーで家に着いたらもう家の前にトラックが止まって待っていた(゚ー゚;)

トラックには若いお兄ちゃんが二人乗っていて、「せっかく届けに来たのにいないんだもんなあ」みたいなジェスチャーをするので、「そんな突然言われて対応できるかいな。いっつも家にいるわけじゃないんやで」的なジェスチャーをしておいた。伝わったかどうかはさておき、スリランカのシンハラ語では「主婦」と言う言い方ではなくて「私は家にいます」と表現するらしくて、まさにその通りに奥さんとかお母さんはいつも家にいるらしいんである。だから向こうも「誰かいるだろ」くらいでピンポン♪とやってくるのだ。この、「いつも家にいる奥さんもしくはお母さん」の存在が「前もって連絡をすることができない」人たちを育ててるんじゃなかろうかね、と私なんかは思うんだけど、私は「いつも家にいる」というのがもっとも好きじゃないので(気が向いたときに家にいるのは好き( ̄▽ ̄)、南アジア的主婦には向かないんだろうなと思う。

まあ、それでもなんとか持ってきてもらえてよかった、とガレージのシャッターを開けた。うちは借りて住んでいるのが二階で、一階部分は左側がうちのガレージ、右側が大家さんの仕事場になっているんである。うちは車を持っていないので、ガレージはもちろん空っぽ、ガレージの横の階段を登って上の住居に入る。ガレージを開けてどうぞ、と手招きしたら、二人のお兄ちゃんはじゃあここに降ろすか、とガレージを指して話し始めたではないか。

なに言ってんの!?こんな引越し荷物階下に置かれても私じゃ一個も二階になんて上げられないよ?Σ( ̄ロ ̄lll)それはもちろんロビちゃんもわかっていて、ちゃんとドアto ドアで送ってもらえるように頼んだから、とこの前も電話で言っていたのだ。うちのドアは二階なのだ。しかもこのガレージは大雨が降るとシャッターの下から水が忍び込んできてびしょびしょになるんである。こんなところに荷物を置かれて私が運べない間に雨が降ったらどうするんだ・・・(-_-;)

「ちょっと待ってちょっと待って!ちゃんと二階に運んでよね!だんなはドアtoドアできちんと頼んであるんだから。その分のお金も払ってあるんだよ。こんなガレージに置いて行かれたら困るから」と私が英語で言うと、一応英語は理解したようす。二人はえーーーマジかよーーーって顔をして二階を見上げてから携帯で電話をかけ始めた。上司にでも誰にでも電話して聞いてください。きちんと運んでもらえるように最初から頼んであるんだから・・・。

しばらくしてから二人のお兄ちゃんはあきらめたようにダンボール箱を運び始めてくれた。あーーーよかったヽ(´▽`)/玄関のドアのところに靴を脱いで置いてあるのを見て、お兄ちゃんが「靴で入っちゃダメなのか?」みたいなジェスチャーをしたけど、重い箱を持って靴なんて脱げないだろうし、運んでもらってるんだからそれくらいはいいよとそのまま入ってもらって、今使ってない空き部屋にダンボールを運んでもらった。箱は全部で11個。確か。それくらい。軽いやつもあれば、本とかの重いやつもあってお兄ちゃんはすぐに汗びっしょり。すんませんね・・・ほんとに。でもほんとに私じゃこれ運べないからね・・・。

無事に全部のダンボールを運び終え、お兄ちゃんたちはふたりで「いやー参った」ってな顔をして去って行った。でもそのあと会社に文句を言ったんだろう、カーゴ業者の社長から電話がかかってきて、二人にエキストラで料金を払ってほしいと言われた。

「マダム、スリランカでは荷物を運ぶのは地階までなんです。二階には運ばないんです。だからエキストラで上まで運んだ料金を払っていただかないと」

で値段を聞いてみたらまあいいか、という料金だったし、ほんとにスリランカは二階まで運ばないのかどうかはわからないにしても、私は運んでもらわないとどうしても困ったわけだし、実際あのお兄ちゃん二人は全部運んでくれたわけだから、払うことにした。

「うちの者が取りに行きます」とその社長が言うのでそれも簡単だし、そのまま家で待っていたら本当にバイクでおじさんがお金を取りに来たのでその人に料金を支払った。

やっと無事に荷物が到着したヽ(´▽`)/いやあ~長かったね。隣の国でなんでこんなにかかるんだろうかね?コロンボに到着してから問題発生でどれくらいコロンボの倉庫にいたかわかんないね。ってくらい、ムダな日々を費やしてやっと荷物が我が家に到着いたしました。

子供たちももちろん大喜び!早速いつもは使ってない部屋に入って片っ端から箱を開け始めた。おお!!なつかしい~!マーレで使っていた生活用品や衣類やおもちゃや本がぞくぞく出てきた。

・・・でも・・・。

カビ臭い(-_-;)どの箱もすっごくカビ臭い。

暑くて湿気もくもくのマーレでもダンボール箱に詰めてしばらく経ち、暑くて湿気もくもくのコロンボでもダンボール箱のままでしばらく経ち、箱の中ではカビの天国が繰り広げられていたらしいんである。キッチン用品はすごく欲しかったのでどんどん開けたらいっぱい錆びている・・・。本やおもちゃはすっごいホコリ・・・・・・。

カビ・さび・ホコリの三重苦だ( ̄Д ̄;;

さびはいいとして、カビとホコリはぜんそくが出るので息子がすごく心配。でも息子も喜んで箱を開けておもちゃや本を出している・・・。だいじょうぶかなあ・・・。とりあえず、本は読む前にホコリをベランダで払ってから読むようにして、プラスティックのおもちゃは出して一回洗った。びゅんびゅんサーキットとかはぞうきんでホコリを拭いた。まあ、プラスティックなのでおもちゃはそうでもないんだけど、衣類がものすごい!とにかくカビ臭さ満載!なのでとにかくじゃんじゃん洗うことにした。洗濯機に入るだけ入れて洗っては干し、洗っては干し、三回洗濯機を回したところで干す場所がなくなった。まあ、ゆっくりやっていきましょう。

で、その合間にキッチン用品を出した。これまたすごいホコリと、木のものはカビカビ!木のヘラとかさいばしが薄緑色になっている\(;゚∇゚)/キッチン用品も出したらとにかく流しに入れてまずきれいに洗うことにした。「洗うお手伝いする~!」と娘が喜んでじゃぶじゃぶ洗い始めたのはいいんだけど、このお箸とかヘラを持った手をきちんと洗わずに目をこすってしまったらしく、「ママ~目がかゆい~」と言い始めたときには時すでに遅し。目が真っ赤になって目の周りの肌もぜんぶ腫れてお岩さんみたいになってしまった(@Д@;)ぎゃ~~~もうお手伝いやめて~~~!ダンボールのもの触らないで~~~!と大騒ぎになってしまった。

息子は大人しく箱から出した本を読んでいて「静かだな?」と思っていたら「さむい」と言い始めた。ええ~?!ようすがおかしいな??と思ったら熱が出ていた・・・。マーレの呪いか・・・?!(-_-;)っていうのはまあ冗談で、息子の熱は偶然なんだろうけど、それにしてもビックリした。ちょうどこの日、「そういえばコロンボに引越してきてから子供たちは一度も風邪も引いてないし体調崩してないなあ。すごいなあ」と考えていたばっかりなんである。そうしたらその日の夜に熱なんである。まあ、そんなもんなんだろうね。

息子はまあ学校がお休みに入ってからわりと私も退屈しないように博物館を見に行ったり、おにぎりを持って公園に行ったり、プレイエリアのあるマックに遊びに行ったりと出歩いていたのでちょっと飛ばしすぎたかな・・・とも思う。あとここで熱が出ると心配しなきゃいけないのはデング熱なので、これはもう蚊に刺されてなるものだから予測のしようがない。デングじゃなければ風邪でもなんでもまだいいんだけど・・・と思いながら、とりあえずその日はなんとか寝かせた。でも夜中に熱が上がって息子は辛くて寝られず、常備してあった子供用の熱の薬を飲ませた。

朝になってもまだ熱があるので「だいじょうぶかな~」と心配だったんだけど、本人は意外と元気。あーだこーだと娘と遊んでいる。娘の方がまだ目が腫れぼったくてなんだか痛々しい(T_T)でも元気だからちょっと様子を見てみることにして、まあ主婦らしく(?)一日中家にいて少しずつダンボールから荷物を出しては洗濯したり、流しで洗ったりしていた。

でも今日の朝になっても熱がまだあって、しかも本人は吐き気がするらしく「きもちわるい~」と泣き始めた。そしてこういうときに限って体温計の電池がなくなって熱が測れなくなった(-_-;)しかもまだ日本米がない状態のまま買い物に行けてない。仕方ないので、すごい前に買ったタイライスをナベで煮ておかゆを作った。タイライスは炊飯器で炊くと匂いが鼻について食べにくいんだけど、おナベで炊くとおいしいんだよね。なのでおナベでおかゆを作ったらタイライスがきらいな娘もぺろりと食べた。でも息子がぐずって泣いているので今日は病院に行くことにした。

結構大きな総合病院がうちから近いので、そこまでタクシーで行って小児科の先生がいるかどうか聞いたら運よくすぐに見てもらえた。ここは診察時間が予測不可能なので(よく夜の7時からとか言われる)、ほんとうに助かった。まだ朝の9時過ぎだったので空いていたのもあって、待たずに診察室に入れた。先生に熱があってという話をしていて、先生が熱を測ってくれた。すると先生ひとこと。

「あら、熱ないわよ」

えっ?!\(;゚∇゚)/さっきまであんなに泣いてぐずってたんですけど・・・?

それにお腹を触診してもらっても特に痛いところはなし。気持ち悪いと言っているので、普通にお腹にきた風邪よ、と先生は言った。

「あのー、デングじゃないですか?」

「デングならもっと高熱が出るわよ。それに胃が痛いって言うからね。この子は胃のところを押しても平気でしょう。どう?痛い?」と先生もう一回息子の胃のあたりをぐっと押す。息子「いたくない」とにこにこしている。さっきまでの大泣きの「ママーきもちわるいーだっこー」はなんだったのだ(゚ー゚;)わたしゃーずっと抱っこしていたのだ。

というわけで胃の薬と熱の薬と脱水予防のための粉末ドリンクを処方してもらって帰ってきた。まあ、まだたまに熱が上がるのでもうちょっと気をつけて様子を見てよう、と思ってはいるんだけどね。というのも、以前モルディブでデング熱で入院してる「元気な子」を見たことがあるからね。デングは大人もしくは年齢がいってる人の方がたぶんひどい症状になることが多いので、子供によっては熱はあるけどわりと元気、みたいなこともあるのだ。デングは血液検査をしないとわからないので明日になってもまだ熱が上がるようならもう一回病院に行って検査してもらおう、と思いながらさっき子供たちを寝かせた。まあ、お腹にくる熱風邪も流行ってるみたいだからそれかなーって感じだけどね。息子が熱で抱っこしたりしていたので、夜になって娘が「ママ~Lもだっこ~」と言い始め、え~( ̄Д ̄;;と思ったけど(もう20kgあるから)、息子ばっかり抱っこしてるのを見ててさみしいかなと思い、抱っこした。こ、腰が・・・(-_-;)平等も大変です。

それにしても今回思ったのは、ひとり病気だと全員動けないってことなんだよね。たとえば、今回は運よく学校が休みの一週間に熱が出たからいいけど、これが普通のときだったら、熱のある息子を家に置いていくわけにも連れて行くわけにもいかないので、娘を学校に連れて行ける人間がいないんだよね。うちがいくら近くて学校まで歩いて通っていると言っても、日本の通学路と違うのでとても娘ひとりで歩いては行かせられない。なのでどっちかが病気になると元気な方も学校をお休みしなきゃならない羽目になっちゃうんである。うーむ・・・・・・。タクシーを呼んでみんなで車に乗って学校まで送って病気の子とそのまままた家に戻るとか・・・。と今回頭でシュミレーションをしてみたけどそううまくいくかどうか・・・。これからだって絶対こういうことあるだろうからね・・・。問題なのは車はいつもタクシーを呼んでいるんだけど、朝の通勤&通学ラッシュの時間にはタクシーなんてみんな出払っちゃってて急に電話かけてもたぶん来てくれる車なんてないだろうなということ。いつも道路でつまかえるスリーウィラーは、それに乗るために家から道路まで歩いていかなきゃならない。病気の方の子がそんなに歩けないよねえ。かといってもう二人とも大きくて道路まで私が抱っこして歩いて行くのは無理だし・・・。やはり家に大人が一人しかいないというのはなかなか難しいものだね。

たとえば、これが子供たちじゃなくて私だったらどうするか。すごい大問題なのだ。もし私が夜寝ているうちに脳出血とかで死んだとする。戸締りのカギは子供たちでは背が届かない場所のカギもあるので子供たちは密室に閉じ込められることになるわけで、外に助けを呼びに行くこともできない。家の大家さんは一階を仕事場として使っているので5時半で終わり、そのあとは家に帰ってしまう。使用人が後片付けをして帰るのは夕方大体6時半くらい。つまり、夜は誰もいなくなるのだ。昔子供の頃に読んだ弓月ひかるの短編マンガで、おばあちゃんに赤ちゃんを預けてお母さんが出かけたあと、おばあちゃんがばったり死んじゃって赤ちゃんだけが家の中に取り残されるという話があった。子供心に「怖ーーー!」と思って読んでいたんだけど、ぜんぜん人事じゃないのだ!でももちろん世の中には単身赴任パパの家族や出張が多いパパの家族はたくさんあってうちだけじゃないので、この前も友人とこの話になった。彼女は以前だんなさんが出張で出かけている間にひどい頭痛が突然やってきて、「うちの家族で脳出血で倒れたのがいるから」ととても深刻に恐ろしかったのだそうだ。そのときは倒れなかったし大したことはなかったけど、それ以来だんなさんが出張に行っているときはなるべくまめに電話を入れてくれるように言い、子供たちには自分で電話をかけられるように練習させてるのだそうだ。なるほど・・・。うちもパパに電話できるくらいの練習をさせよう・・・としみじみ思った。うちの娘はここの住所は言えるので、迷子になっても帰って来られるかなとか思っているんだけど(もちろん誰かに連れて行かれちゃおしまいだけど)、息子はまだそこまでできないんだよね。やっぱりこういうとき定期的に家に来てくれるメイドさんというのはある意味助かるよなあ~と思ったりするのでした・・・。

までも今回に限って言えば、荷物が届いたのも息子が熱を出したのも学校が休みのときでよかった~ってことだね。

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お休みなのに忙しかった。

先週の金曜日はポーヤ・デイという、満月の祝日だった。満月が祝日になるので、毎月必ずこの祝日がある(当たり前だね)。そして今月はポーヤ・デイが金曜だったので金・土・日と三連休、しかもそのあと、うちの子供たちの学校は学期の中間休みとかで一週間お休み、つまり11月1日まで、丸々10日間のホリデイなのだ。

学校の日本人のお友達は「バンコクに行くの」とか「シンガポールとマレーシアに行くの」とか、ホリデイを利用しての旅行に出かけている人が多い。しかしてうちは、特にどこにも行かない(^-^;)ドイツ人の知り合いには「あら、モルディブに帰ったのかと思ったわ」と言われたけど、マーレに行った方ができることが少なくなっちゃうんだよね。今、子供たちは週二回スイミングスクールに通っているので、10日あると8回行くことになる。マーレに行っちゃったらこれもお休みすることになるし、マーレのビーチは最近あまりきれいじゃないので実はあんまり泳がせたくないし・・・。モルディブ=リゾートだと思っている人はたくさんいるので「モルディブに帰ればいいのに~」って思うみたいだけど、うちはマーレだからね・・・。しかもリゾート行ったら結構出費がかさむし、私はもうモルディブのリゾートにそんなに行きたいと思わないし・・・。ということで、やっぱりマーレ行きは考えなかった。

さて、休みが10日も、毎日どうしようかなと思いつつ、今日はなんだかとても忙しかった。今日はこの住んでいるフラットの家賃を払う日なので、ロビちゃんが昨日ウェスタン・ユニオンでマーレからお金を送ってくれた。それをまず取りに行かなきゃならない。ウェスタン・ユニオンとは、ウェスタン・ユニオンであればどこのウェスタン・ユニオンからでも送金ができてどこのウェスタン・ユニオンでも受け取りができるという、出稼ぎ父ちゃんや単身赴任パパにはとても便利なシステムなのだ。うちの場合はマーレのウェスタン・ユニオンからコロンボのウェスタン・ユニオンに届く。うちのホテルで働いてくれている従業員はこれで自分の国のバングラデシュやパキスタンに送金している。しかも銀行ほど手数料を取らないのでもっぱら送金はこれ、がこのへん近隣諸国の常識である。コロンボでもウェスタン・ユニオンの看板はあちこちにあるので、とりあえず家から近いウェスタン・ユニオンに行ってみた。でもすごく小さいところだし、なんだか昔の禁酒法時代の西部劇に出てくるバーみたいなつくりで、しかもお金を扱うところだからカウンターの上には鉄格子がはまっている。その鉄格子の向こうに若いお兄ちゃんが座っていた。

「ハロー!」

「ハロー。お金を受け取りたいんだけど」

「受け取り?いくら?」

「600ドル」

「600ドル。うーん・・・・・・その金額なら、夜の8時に来てくれるかな。そのときまでには準備しておくよ」

夜8時( ̄Д ̄;;)大家さんは私たちが住んでいるフラットの階下にいるんだけど、住んでいるわけじゃなくて仕事場としてそこを使っていて、夕方の5時半までしかいないのでそれじゃあぜんぜん間に合わない。まったく意味がないんである。やっぱり小さいところだと同じウェスタン・ユニオンでもダメか・・・。ともっと大きいところに行くことにした。

「じゃあいいや。他に行くね。バイバイ」

「オーケー!バンクに行きなよ。バンクならお金あるから」

そりゃそうだ(-_-;)重々しい鉄格子のわりにはそんなに持ち合わせがないらしいウェスタン・ユニオンだ。

でもうちはいちいちスリーウィラーと呼ばれる三輪のタクシーを拾って移動しているので、この移動をムダにしないために、ちょっとまわりを見回してみたら、結構大きな薬局があった。よし!次は薬局だ!とそこに飛び込んだ。

実は先週から口内炎ができちゃってすごく痛い。ことの発端はくちびるの内側を噛んじゃって、そこが口内炎になっちゃったんだけど、噛んだときに上の歯と下の歯で噛んだ痕がふたつ口内炎になって、それがどんどん大きくなって水に浮いた油の玉がくっつくように、ひとつの巨大な口内炎になってしまったのだ。形なんてまるでアメーバみたいなのだ。で、ちーっとも治らないんである。大体口内炎なんて一週間くらいで治るんだけど、今回はぜんぜん治らない。日本では実家にいつも口内炎の薬があるのでそれをぺたっと貼っていたんだけど、今は持っていない。毎日毎日痛いし成長するしで、おとといくらいにいつも行くスーパーにくっついている小さな薬局で口内炎の薬がないか聞いてみた。するとおじさんが「あー、いま売り切れちゃってるんだよね」と言ったのだ・・・。がっくり。で、かわりにビタミンBコンプレックス&鉄分というビタミンカプセルを買った。口内炎はたしかビタミンB不足でなるときもあるってどこかで読んだ気がしたんだよね。で、家に帰って早速カプセルを飲んで寝たんだけど、次の日の朝も特に変化はなし。

その次の日の夜はワインを飲んでアルコール消毒もしてみた( ̄▽ ̄)いちごもみかんも買ってきて食べてみた。そしたらなんか食べすぎで胃がもたれた。

そして今日もさらに大きく広がった口内炎がまだ大きな顔をしてるので、薬局のお姉さんに助けを求めた。

「あのー、口内炎の薬ないですか?」

「え?なに?」

「Oral Ulcer!(口内炎)」

「???」

どうやらお姉さんは口内炎の英語、Oral Ulcer はわからないらしい。Oral はみなさんもわかりますね、口の、とか口腔の、という意味で、Ulcer は潰瘍です。カウンターの向こうのお姉さんはもうひとりのお姉さんを呼んで「Ulcerって・・・」と聞き、その呼ばれたお姉さんは「え?Ulcer ってこことかの・・・」と胃のへんを指した。そう、それは胃潰瘍だよ、お姉さん。あなたは正しい!このお姉さんはUlcer が何かはわかってるみたいだけど口内炎にたどり着くまでには相当かかりそうに思える。しかして私もシンハラ語で口内炎をなんて言うのかはもちろんわからない(-_-;)

「あのね、これこれ」しょうがないのでべろん、とくちびるをめくって口内炎を見せてあげた。ちょっと恥ずかしかったけどさ。するとお姉さん、「ああ!」って笑顔になってぴゅーと薬を持って来てくれた。これこそ百聞は一見にしかずだ。その持ってきてくれた小さい薬のパッケージにはすごく痛そうな口内炎の写真がバーンと載っていた。すばらしくわかりやすい( ̄▽ ̄)「どんな薬?」と聞いたら、「ジェルタイプよ」とお姉さんが教えてくれた。ジェルタイプ。いいのがあるじゃあないですか。もっと早く探せばよかったね。というわけで、やっと口内炎の薬をゲット!

さて、次はもうちょっと大きめのウェスタン・ユニオンへ。確かいつも行く大きなスーパー、アールピコの近くにあったと記憶していたのでアールピコへ向かった。すると子供たちが「ママーあついよー。もうおやつたべたいよー」「さきにおやつたべてからいこうよー」とぐずぐず言い始めた。子供と一緒に動いているとこうやってなかなか次に進めないんである。でもまあ、しょうがない。泣いてぐずるほど不機嫌になるまで連れまわすと大変なので、途中で上手い具合に休憩をはさんでいかないと「もうおうちにかえりたい」になっちゃうんである。目的を果たすまでは動いてもらわないと困るのでまずおやつにすることにした。

アールピコにはレストランがくっついていて、先日私が食い逃げしちゃったところである。いろんな食べ物(コンチネンタルとか中華とかメディタラニアン)が食べられるしデザートもちゃんとあるのでうちはほんとによくここで食べている。さて、今日は息子がアイスクリームがいい!と言い、娘もつられてアイスにする、と言うので、私も一緒に三人でワッフルコーンでジェラートを食べた。いやあ~暑いからね。ほんっとに外暑いからね、もうジェラートのおいしいことヽ(´▽`)/冷たさと糖分が体に染みるように感じられるんだよね。

おやつを食べてエネルギー充填したところで、アールピコを一旦出て目の前にある「ウェスタン・ユニオンもやってます」という銀行へ入った。「銀行に行けば」と言ってくれた自分が牢屋の中に入ってるようなウェスタン・ユニオンのお兄ちゃんのアドバイスを素直に聞いたわけだね。銀行ではもちろんしかるべき手順を踏んできちんと全額ルピーに換算して手渡してくれました。よかったね。これで家賃が払える。

ちょうど4時くらいでまだ5時半まで時間があったので、そのままアールピコに引き返してお買い物をしていくことにした。野菜も肉も魚も卵も牛乳もぜんぜんないんである。どうしていっぺんにすっからかんになるんだろうと思うくらい、なんにもないんである。息子はヨーグルトが大好きなのでヨーグルトも買って行きたいし、チーズかハムかソーセージもほしい。実は今日の昼ご飯は何もなくてツナ缶とたまねぎを具にしてスパゲッティをかろうじて作って食べたのだ。しかも昨日食べた分で日本米がすべて終了、今晩食べるお米すらもないんである。なくなるときってほんとに全部なくなるんだよねえ。

そんなわけで食料品をカートに入れてさあレジへ!と思ったら携帯に電話がかかってきた。マーレからの引越し荷物を担当しているカーゴ業者からである。またかよ~と思いつつ、電話に出た。そう、マーレのロビちゃんが、私たちが生活していた荷物を全部マーレからカーゴで送ってくれて、それがもうコロンボにとっくに到着しているのにトラブっていてカスタムを通れないんである。カーゴ業者が言うには、「送り主」と「受け取り主」は同じ名前じゃないと「私物」として扱われないので税金がかかる、と言うのだ。でも、私は今まで色んな国で荷物を受け取ったり送ったり引越したりしてきたけど、「送り主」と「受け取り主」の名前が同じじゃないと「私物」にならない、なんて話は聞いたことがない。第一、みんながみんな引越し荷物とは限らないわけで、家族に当てて送ったり友人に当てて送ったりするものだって「私物」のはずなのだ。双方の名前が違ったらぜんぶ「ビジネス用」とみなしてすべてに税金をかけるというのはおかしい。大体、そんな特殊なルールがあるのなら、あなたたちだってプロでこれを昨日始めたわけじゃないんだろうから、なんで送るときに「私物として送りたいなら双方の名前を同じにしてください」とひとことアドバイスしないんだ、と私も言い返した。そんなルール想像することなんてできないんだから、そっちがきちんと説明するべきで、それは私たちの問題じゃない、とそのカーゴ業者のオフィスに先日呼ばれたときに私は社長に文句を言ったのだ。その社長から電話がかかってきた。「今なんとか税金がかからないように手配しているんですが、それにはマダムのパスポートが必要だから今日中に持ってきてください」と言う。明日の朝一番にそのパスポートを持ってカスタムに行くのだそうだ。でもそうしたら今日の夕方から明日一日、短くても二日見知らぬ人にパスポートを預けるわけである。「私知らない人にパスポートなんか渡せないですよ」と言うと、「でもマダム、そうしないと荷物は受け取れません」と社長も言う。アールピコで買い物しながら電話でさんざん討論したあげく、私も疲れてもういいや、と思い「じゃあいいよ、パスポート持って行くから何時までオフィスにいるの?」と聞いたら「5時半です」と言う。も~なんでみんな5時半かな~(-_-;)

仕方ないので、アールピコを出てまっすぐカーゴ業者のオフィスへ。ラッキーなことにアールピコから近いのですぐに行ってパスポートを預けた。「大事なもの預けるんだから、荷物の件、よろしくお願いしますね」と念を押し、彼も「大丈夫、パスポートは責任持って預かります」と真摯な態度で言っていたのでまああきらめて彼にまかせることにした。どっちみち荷物が来ないとすごく困るしね。

そして本当は日本米を日本食材屋さんに買いに行きたかったんだけど、タイムアウトになりそうだったので今日は仕方なくそのまま家に帰った。ううう~コメが事務処理に取って代わられてしまった・・・。で、なんとか5時半までに家に帰り着き、大家さんに家賃を払った。

なんかすっごい疲れた・・・(-_-;)

時間に追われてるから余計だよね。

それから夜ごはんのしたくをした。お米は仕方ないのですごい前に買ったままになってたタイ米のバスマティライスをナベで炊いてみた。どうもバスマティは炊飯器で炊くとすごい匂いが鼻について食べにくいので、ナベでやってみることにしたのだ。アメリカやカナダにいた頃で炊飯器がなかったときはよくナベで炊いたので、当時を思い出して適当に(w)やってみた。ちょこーーーっと底におこげができたくらいで炊けた。このおこげも私は好きだし、ほんとにちょっとの差でこげたって感じだったのでまあまあだね。で、娘がポークを食べたいと言うので、豚肉のヒレをにんにく&しょうゆタレで焼いた。ロビちゃんがいるときはポークステーキはできないからね。で、ごはんを食べてみたら!あの匂いがぜんぜんない!!!ほほー、バスマティはナベで炊くと臭くならなんだね。ではこれからこうしよう。子供たちも何も言わずもぐもぐ食べた。娘なんかはいつも日本米じゃないお米を炊くとぜんぜん食べないんだよね。でも今日はぺろりと食べた。日本米は明日行けたら買いに行くか・・・。

と思うけど、明日もきっとカーゴ業者から連絡があるんだろうな~。まったくいつになったら荷物はうちに届くのやら・・・。コロンボに到着してからずっと膠着状態で私がオフィスに行く回数が多いやね。明日はまた今日預けたパスポートを取りに行かなきゃならないし・・・。カーゴ業者の社長が「私物だということですが、何か新品は入ってますか?中身はなんですか?」と言うので、「全部モルディブに住んでいたときに使ってた生活用品です。服とかキッチン用品とか子供のおもちゃとか靴とか本とか、新しいものなんて一個も入ってないですよ。どうやって税金かけたらいいかわかんないくらいのものしか入ってないですよ」と言ったらおじさん、返事に困っていた(^-^;)

しかしこれだけあちこち走り回って用事が全部済まなかったってのが結構悔しいね。

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突発音の正体

この家に引っ越して数週間過ぎ、ロビちゃんもモルディブへ戻ったある日のこと。

子供たちを寝かせるために一緒にベッドに横になってしばらくしたら、突然ドガーン!!とものすごい音が響いたヾ(.;.;゚Д゚)ノな、な、なに???一体なんの音???

心臓はバクバクしてるしめっちゃ怖いし、しかも私は妄想力豊かなので、「うちに入ろうとしてた泥棒が塀をよじ登ってて途中で落ちたのかも?!」とか余計なことまで想像してしまう。でも大人は私一人しかいないので私がしっかりするしかない・・・!と、怖いけど様子を見に窓から外をじっと見てみた。

べつに怪しいところもなんにもない。変な人もいないし、ヘンな動物もいない。ここは動物や生き物が多いので、それも考えないとならない。ネズミや猫やカバリヤ(巨大トカゲ)やカラスやこうもりやリスがまあ毎日家のまわりをドタバタしているんである。以前なんかは塀の上に猫とカバリヤが一緒に乗ってひなたぼっこをしていた。お互いぜーんぜん気にならないみたいで猫は気持ちよさそうに塀の上に寝そべり、カバリヤもそのすぐとなりで静か~にべろんとしていた。

そんななので不振人物とは限らないんだけど、とにかくなんだか確かめたい。でもさっぱりわからない。私がこわごわしていると子供たちもすごくおびえて「ママー!なに?こわいー!」とプチパニックになってしまうので「大丈夫大丈夫。さっ寝よ」とその日はそれですませたけど、それからと~て~も気になっていた。

そしてそれから数週間後。またもやものすごい音が!!バガーン!!と・・・Σ(゚д゚;)何?!一体なに~?!?!ここ、怖いんですけど~!!!しかも二度目はまっ昼間。めちゃくちゃ明るい午前中なのだ。なんだろう???と思っていると、その爆音のあとになぜかゴロゴロゴロ・・・・・・。え?!(゚ー゚;)ゴロゴロゴロ???

すると息子が飛んできた!!!

「ママ、ぼくみたよ!!!ぼく、みた!!!」

「えっ見た?!?!なんだった?!?!」

「あのね、ココナッツおちた!!!」

ココナッツゥ~~~!!(゚ロ゚屮)屮

そう、隣のココナッツの木からココナッツが下のトタンの上に落ちたんでした・・・(-_-;)

なんだ、ココナッツくらいで・・・と思ったそこのあなた!トタンにココナッツ落ちるとすんごい音するよ・・・!

それから今日までの統計でみると、大体二週間くらいで一個落ちる頻度なんだけど、今日の午前中はなんと十分おきくらいに三個も落ちた∑(゚∇゚|||)まさか木が腐ってんじゃないだろうかね・・・・・・。いつも窓から外を見るとココナッツの木が目の前にあって「木があるっていいね~」なんて眺めているんだけど、ほんっとに心臓に悪いです(^-^;)しかしなんでわざわざココナッツの木の下にトタン・・・。地面にボトッ!!!っでいいじゃんねぇ・・・・・・(-_-;)

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スパイダーマン3

ショッピングモールに行くと、必ずと言っていいほどDVD屋さんがあるので大体見てしまう。今ケーブルテレビがあまり映らないので実はテレビはDVD再生モニターと化しているのだ。もちろん、大人も子供も毎日同じDVDばかり見ていると飽きちゃうのは同じ。「ママ~あたらしいDVDほしい~」と子供たちが言うので、まあ、最近買ってないしいいか、と一人一枚ずつ選ぶことにした。

娘は「ハイスクール・ミュージカル3」息子は「スパイダーマン3」。ていうのも、あんまりいい子供用のがなかったのだ。

「スパイダーマン怖いかもよ。平気?」と聞くと「へいき。このまえケーブルテレビで2みたときこわくなかった」と息子は言う。確かにスパイダーマン2を夢中になって見てたな、この前。

ま、そんなわけで二枚をご購入。家に帰って早速見始めた。

実は私は「スパイダーマン1」が日本に来たときわざわざ映画館で見た。というのも、娘を産んでしばらくずっと家から出られず、初めての子育てでうがー!となっていたときにロビちゃんが「今日はちょっと出かけてきなよ」とくれたママ祝日の第一回のときに見たんである(それからロビちゃんはちょくちょくママ祝日を作ってくれます)。子供を産んでから初めて一人で電車に乗ってとりあえず映画館に行き、なにをやってるか確認したらあんまりよさそうなのがなかったのだ。そのとき他に何やってたか思い出せないんだけど。で、「じゃあまあスパイダーマンでいいや」と見たんである。

なぜスパイダーマンだったかというと、主役がトビー・マグワイアだったからなんだよね。私は「ガープの世界」の映画を見てから原作のジョン・アーヴィングを読むようになって、「サイダー・ハウス・ルール」も読んでいて、それが映画化になったときに映画館に見に行ったんだけど、その主役がトビーだったのだ。「サイダー・・・」ではトビーは孤児の役でとってもよかった。映画が終わって「じーん・・・」と余韻にひたっていたら前に座っていた女の子が彼氏に「すっごいつまんなかった!なにこれ?!」と怒っていてたまげたのをよく覚えている。そんなわけで私の中でトビー=「サイダー・ハウス・ルール」の孤児、だったんだけど、ある日映画の宣伝を見たらそのトビーがスパイダーマンになってたんである!ええ?!だいじょうぶかな?!スパイダーマン?!( ̄Д ̄;;(大きなお世話だよね)

そんなわけでトビーの様子を見に(笑)スパイダーマンを見たのだ。私は原作アメコミも読んだことないからぜんぜん予備知識もなく、見てみたらなんのことはないスパイダーマンになるピーター・パーカーは普通の大学生なのでトビーでもちゃんとだいじょうぶなんでした(またまた大きなお世話)。メリー・ジェーンはキルステン・ダンストだし、ウィレム・デフォーも出てるし、結構エンジョイして見たんだよね。でも一番驚いたのはウィレム・デフォーの息子役の人(ゴメン名前わかんない)がウィレム・デフォーにそっくりなこと!!!顔の輪郭とかそっくり!!!絶対オーディションでドア開けて部屋に入った瞬間にみんな「おお!」と思ったにちがいないヽ(´▽`)/

そして「スパイダーマン2」は悪役のドック・オクに「ショコラ」のアルフレッド・モリーナが出ているのでこれまた「おお!」と見た。「ショコラ」、いいよね~好きな映画です。ジョニー・デップがいつものことながらステキ・・・。でもアルフレッド・モリーナがやっていた教会の牧師さん?あれ?神父さんだっけ?奥さんいたから牧師さんだよね?もよかったんだよね。とても人間らしくて。で「スパイダーマン2」を見ながら「教会はいいのかい?おじさん」なんて思ってたわけだけど、これまたなかなかいい味を出しててよかったよね。

ただ「スパイダーマン3」は私も見たことがなくて、どんな話なのかもまったくわからなかったから、子供たちと一緒に洗濯物をたたみながら見てみることにした。トビーはだんだん大学生って設定に無理が出て来てるような・・・気もしないではなかったけど、まあ生来童顔なのでかわいくがんばってたね。ダークになったときの目つきがよかったな。ダークが出てくるのってちょっと「またですか」って感じもあるんだけどね。「自分との戦い」「おのれの打ち勝つ」みたいな・・・。それってプリキュアでもダークプリキュアでやってたよ・・・「自分を超えるー!」って・・・。と思ったけど、まあいいや。見始めたら息子は口開けたままじーーーっと見てたけど、娘の方が「こわいー!」とベッドルームにかくれてしまった。まあ、CGがすごいからね。戦闘シーンはわりとリアルだよね。

そうしたらタイムリーに新「スパイダーマン3D」の主役・悪役決定!みたいなネットニュースがあったのでのぞいてみた。新しいピーター・パーカー役の男の子(っていっても26歳)の第一印象は・・・眉毛太っ\(;゚∇゚)/最近ハリウッド映画をもっぱら見てないので一体どこの誰やらさっぱりわかりません。私はトビーの方がいいなあ・・・というわけで・・・新スパイダーマンもきっと見ないことでしょう。ほんとにハリウッド映画って見なくなったなあ・・・。面白いの減ったよね。

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久しぶりの活字中毒

スリランカに来てから本を読む時間が増えた。

たとえば今うちの子供たちは週に二回スイミングスクールに通っていて、二人が泳いでいる間、プールサイドで本を読める。もちろん、ふたりが学校に行っている間も読める。それからマックとかショッピングモールにプレイエリアがあるのでその中に入って子供たちが遊んでいる間も読める。マーレにはそんなプレイエリアなんてなかったしねえ。こっちはプレイエリアにはたいてい監視役のおばさんがひとりついてくれているので、それも助かる。なので、結構あちこちで本を読む時間ができるようになった。

もうひとつは、マーレでは本って言っても限界があったこと。うちのホテルでも「ハウスクローバー文庫」なるものを設置して(って、本棚一個置いただけだけど)、お客様が持ってきて置いていった本をそこにしまってまた次のお客様が読めるようにレセプションフロアに置いていた。それでも、すごい少ない。まあ、日本人が来る割合自体が少ないからね。うちはリゾートじゃないし。

というわけで、自分で読みたい本はアマゾンで買って実家に送ってもらい、それを実家の母からマーレに送ってもらうという方法で読んでいた。それにいつも子供と一緒でほとんど自分の時間もなかった。

しかして!このスリランカには日本人会なるものがあり、この日本人会のライブラリーがあるのだ。笹川ホール(そう、あの人類みなきょうだいの笹川会長です)という建物の中に日本語の本がびっしり置いてあるライブラリーがあって、ここを見せてもらってすぐに日本人会に入ってしまったヽ(´▽`)/本読みたいから!スリランカに在住している日本人は仕事で数年契約で住んでいる人たちが多い。長年住んでいる人はスリランカでビジネスをしているかスリランカ人と結婚した人だ。で、他の人たちは二年契約とかちょっと延長されて三年半とかで日本に帰ってしまうので、その人たちが置いていってくれたたくさんの本がある。これが、私が想像していた以上にある。すばらしい~o(*^▽^*)o

もともと図書館とか学校の図書室とかが好きなのでここもとってもうれしい。早速いろいろ借りては読み始めた。で、読み始めるとこれって中毒で止まらなくなっちゃうんだよね。なので夜ごはんつくってるときもナベかきまぜながら片手に本読んでたりってことになっちゃう。

もうひとついいのは本屋さんがあること。そんなの当たり前じゃん、と思うあなた。いーえ。マーレでは本屋さんってのはどっちかってえと文房具屋さんですか?って感じなんですよ。Book Storeだけど本の数より文房具の方が多い。しかも英語の本は簡単な子供の本ばかり。あとは子供のぬりえ。これがまたとんでもない絵の「これって商品に耐えうるモノですか???」というようなモノスゴイのが売っている。そんな中で、たとえ英語であっても小説というものがすごーく少ない。まあ、買う人少ないからね。モルディブの言葉、ディベヒ語はモルディブでしか使われていない言語なので、もちろん絶対数が少なく、出版物も日本人から見たら同人誌みたいなのしかない。しかも宗教モノが多い。もしくは子供向けの怖い話とかだ(どういうわけかホラー話が好き)。申しわけ程度に置いてある小説もシドニィ・シェルダンとかクライブ・カッスラーとかしかない。あとは「ハイスクール・ミュージカル小説版」みたいなティーンエイジャーものしかない。

しかして、コロンボの本屋さんを数件回ってみたら、わりとあちこちで村上春樹の英語訳ペーパーバックを見つけた。一箇所では少なくても3箇所くらい回ると大体主なものが買えるヽ(´▽`)/スティーブン・キングも売っている。まあ、でもまだジョン・アーヴィングは見つけてないけど・・・。ペンギンブックスの「名作集」みたいなのも売っている。すばらしい!!というわけで、あちこちで見かけた村上春樹のペーパーバックをほぼ全部買った。全部って言っても・・・4~5冊くらいかな?英訳ペーパーバックは今回日本に帰ったときにも買って持ってきたんだけど、まったく同じ村上春樹の本がコロンボで見たら半額だった。日本は英訳本高いんだよね。つまりコロンボで買うと実はお得でもあるんだね。

そんなわけで適当に日本語を読んだりペーパーバックを読んだり、毎日読むものがたっぷりあってうれしい日々なのだ。そんな今日、さっき英訳の「ダンス・ダンス・ダンス」を読んでいて、「I'm not snared that easily」と書いてある文章があった。ここは確か「そんなに簡単にはひっかからない」っていう文章だったな?と思い、snareという単語を辞書で引いてみた。そう、今週子供たちの学校でブックセールをやっていて、本屋さんが出前で学校内で本を並べて売っているんである。そこでオックスフォードのポケットディクショナリーを買ったのだ。私はいつも辞書を持って歩いているんだけど(引っ越すときね)、今回はまだマーレからの引越し荷物が届いていなくて辞書も手元にないんである。でもこのポケットディクショナリーは一応オックスフォードだしポケットと言ってもわりにでかいし、値段がなんと875ルピーだったんである。今円高でルピーも安くなっているので650~700円くらいじゃなかろうか。ん?もっと安いかな?そんなんで辞書が買えるなら!しかも今まで愛用していた辞書は「英・和」で、「英・英」は今持っていないので、ちょうどいい機会だし。と衝動買いしたのだ。さて、snareは何かというと、「ワイヤーを丸く張ってしかける小動物用のわな。もしくは誰かをトラブルにおとし入れること。(訳ヒロコ( ̄ー ̄)」と書いてあった。なるほどなるほど。するとその下にSnare Drumの文字が。「スネア・ドラム。太鼓の周りにワイヤーがぐるりと張ってあってパタパタと軽快な音の出せる太鼓。」と書いてある!だからスネア・ドラムって言うのかー!知らなかった( ̄Д ̄;;)ワタクシ実は若い頃にちょびっとだけドラムをやってたんだよね~。スネアドラムは略してみんなスネアって呼ぶんだけど、それがどうして「スネア」なのか考えたことなかったよ。スネアドラムってのは鼓笛隊とかでお腹のへんにベルトで固定して叩く太鼓で小学校でも使うからみなさんよくご存知ですよね。あの、「さあ一等賞は誰の手に?!」ダラララララララ・・・・・・と細かい振動音を響かせるのもスネア・ドラムです。

いやあしかし、勉強になるね!人生いつでも勉強だ。今日はひとつ利口になった( ̄▽ ̄)やっぱり本っていいね。

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ホームビデオ

DVDケースをごそごそやっていた娘。「あっママ!いいもの見つけた。これ見たい~」と持ってきたのは娘が産まれたときにロビちゃんがビデオ撮影したものをDVDに焼いたやつ。

おお~久しぶりだな~と再生してみた。出産直後にベッドで娘と私が一緒に寝ているところから撮影が始まって子供たちはビックリ。

「これダレ??」

「誰ってあなたでしょう~」

「えええ~!こんなにちっちゃかったの?!」

「こんなもんだよ」

もちろん以前にもこのDVDは見せたことがあるんだけど、あんまり覚えてないらしい。しかし産まれたばっかりの娘はロビちゃんそっくり(今でもそっくりだけど)!!!わあ~かわいいね~なんて騒ぎながら見ていたら息子がむっとしながらやってきた。「ぼくのもみる!」はいはい、と「息子たんじょう」と書いてあるDVDを再生。なんかモモタロスの「俺、誕生!」みたいだよね。

さて、息子のDVDを再生していて思ったんだけど・・・・・・短い(゚ー゚;)娘のなんかはま~出産直後をず~~~っと撮影しているし、新生児室にいる間もとにかく撮影してある。ただ寝てるだけなのにとにかくひたすら撮影してある。なのに、息子のは出産直後のはなく(同じように立会いだったけど)、新生児室を撮影していても一緒に病院に来ている娘の方が多く映っている・・・(^-^;)しかも当時二歳の娘が「ママ~だっこ~」「ママ、赤ちゃん産んだばっかりだから抱っこできないんだよ~ごめんね」「あ~ママあれ~」「ちょっと、そっち行っちゃダメ」と産んだ次の日の私も娘を追いかけている。はっきり言って新生児室で寝てるだけの息子より二歳の娘の方が断然大変である(-_-;)さんざん騒いだあと、一緒にお見舞いに来てくれた私の弟に病院の一階のカフェでケーキまで食べさせてもらっていた(゚ー゚;)ほんとに上の子がいると誰かの手助けがないと産めないね!なのに娘はその場面をDVDで見てこう言った。「ママ、あきらくん若っ!!!」はい、あきらくんは私の弟です(;´▽`A``あのね、ケーキ食べさせてもらっててそれはないだろうよ~。まあ、7年前ですからね・・・。

でも、ロビちゃんを見るとほんとにビックリ!!!わ、若い!!!そう、考えてみれば娘を産んだのは私が34歳のときで、ロビちゃんはなんと28歳だったのだ・・・。あ、ちがうか、ロビちゃんのお誕生日前だから27歳か\(;゚∇゚)/若い夫だな~~~。

このあとも「息子たんじょう」のDVDのはずなのに娘のスイミングのようすやリトミックのようすなど、出てくるのは娘ばかり・・・。その合間に赤ちゃんの息子が出てくる感じ。まあ、息子は長さとかは今のところ気にならないみたいで「ぼく、かわいいねー」なんて言って見ていた。まあ、二番目ってそんなもんかもしれないよね~・・・(^-^;)がんばれ息子よ!実は写真も娘に比べるとめっちゃ少ない!いつか気が付いたら文句言うんだろうな~・・・。

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初面談

今日は子供たちの学校の面談の日だった。

息子は3時10分から。娘は3時25分から。まあ、途中間があいちゃって子供が飽きちゃうよりもつながってる方が楽なのでホッとした。これなら息子の面談が終わってすぐに娘のに行けばいいよね。

というわけで、まず息子の教室へ。息子の担任の先生はちゃきちゃきして活発な女性。副担任(?)と3人でまず学校で息子がやっているノートやスケッチブックみたいなものを見せてもらった。息子はまだそんなに英語に慣れていないので、そのへんが心配だし、まだ日本では年中さんの年でここでは一年生なのでそれもどんな感じかなーと先生に聞いてみた。しかして先生は「息子さんはちゃんと授業で言われていることは理解してるし、とても進歩してますよ。これといって特に言うこともないくらい、問題なくやってます」とのこと。おお~よかったよかった。始まって最初の2週間くらいは「せんせいがなにいってるかわかんないんだよ~」とか「せっかくぼくいっしょけんめいかいたのに、まちがってたからせんせいにイレイサー(消しゴム)でけされたんだよ~」とか泣いたりしてたんだけど、どうやら息子も慣れてリズムができてきたみたいだ。まあ、問題がないのならよかったよかった。先生に「お母さんが家でもっと英語で話せばもっと伸びますよ」と言われたけど、私は日本語で通す、と決めているのでそれはしません、とはっきり言った。先生は日本人だから日本語は当然できるものと思っているみたいだけど、日本人だって外国に住んで日本語を使わなかったらあっという間に日本語は消えてしまうのだ。日本語教育は全部私の肩にかかっているのであって、私は日本語担当ですから英語は外でお願いしているんですと話したら先生はちょっとビックリしていた。そして「だってモルディブの言葉もあるんでしょう。大変よねえ」と言ってくれた。でもモルディブのディベヒ語はもうロビちゃんぜんぜん教えてないんだけどね(^-^;)

そんなわけで息子の面談はほぼ雑談に終わり、次は急いで娘の教室へ。娘の担任の先生は物腰のやわらかい若い先生だ。うちの娘は1月から新学期が始まるマーレで1年生になり、そのあと4月から日本に里帰りして日本の1年生を3ヶ月やり、そしてここの9月で始まる新学期からなんと2年生になってしまったので実は1年生を半分すっ飛ばしてしまっている。しかもいそのうちの1年生の半分は日本なので英語で勉強していたわけでもなく、そのへんが大丈夫かなあ・・・とちょっと心配だった。息子はいくら早いとはいえ、他の子もみんな同じ年で一緒に1年生なのであって、幼稚園を1~2年すっ飛ばしたところでべつに何も関係ないだろう~というのんきさがあった。でも1年生を半分すっ飛ばすっていうのは基礎的な部分を教わる時期だしどうかな~と思っていたのだ。ただ逆に考えれば5年生や6年生を半分すっ飛ばすことを考えたらまだ低学年のうちの方がついていけるかな、とも思ったのだ。

そして先生の言うことには・・・「娘さんはすごいですよ。一度教えたらできます。彼女はいつも一回でできるようになります」・・・なるほど。「字もていねいにきれいに書くし、たとえば新しい単語をやって”さあ文章を作りましょう”と出題するとちゃんとその日の新しい単語全部を使って文章を作ります」・・・は、はあ。「そして算数がとても得意ですね」

・・・・・・いったい誰に似たのだ?!(゚ー゚;)

なにをかくそう、自慢じゃないが私はほんとうに勉強がダメな人なのだ。ていうか、勉強キライなんだよね~。そしてとにかく数学がダメなのだ!算数の段階でもうつまずいているのだ!

その昔、アメリカの大学にいた頃、勉強のできない私は美術専攻だったんだけど取らなきゃいけない必修科目があった。その中にもちろんマス(数学)もあった。これが泣いた~(T_T)ほんとうにできなかった。でもアメリカの州立大学の必修科目のマスなんてのは全部日本の高校でやった程度のものなので、日本人留学生はのきなみ100点満点という、日本人には点取りオトク科目だったのだ。でも私はさっぱりダメで数学の得意な日本人の友達にいつもつきっきりで教えてもらった。それでも中間・期末と合わせてグレード(評価)はやっとこさCだった。グレードはA、B、C、D、Fとなっていて、Fは落第。つまり、かろうじてDはまぬがれた、というギリギリ路線を走っていたのである。そのときの先生は私に「ヒロコ・・・日本人はみんな満点でA+なんだけどね・・・」そしてあげくのはてに「What's Happened to you?」と言われた。直訳すれば「あなたには何が起こったの?」である。なーんにも起こってないんです。ワタクシはこうなんです。という、数学の先生にとって「初めてのAじゃない日本人」の栄光に輝いたことがあるのだ。

そんな私の娘が算数が得意・・・。そう、でも実は先週宿題をやっていてビックリしたことがあった。宿題は「全部で足して20になるように式を書きましょう」というもので、私は単に「14+6」とか「15+5」とかしか考えなかったんである。ところが娘はそれを一通り書いた後、「1+3+2+4+・・・」とえんえんと長い式をたくさん書き始めたんである。ちょっと驚いて見てたら「ん?合ってるでしょ?」と言うので「合ってる合ってる」と言いながら「私1年生のときにこんなのできたかなあ?」と思ってたんである。その宿題の話をしたら「えっ?あれはお母さんが教えてやらせてたんじゃないの?」と先生が言うので「ちがいますよ~私は12+8とかでじゅうぶんだと思ってたから」と言うと先生もビックリしてた。「さすが日本人のお母さんは勉強熱心」とか思ってたらしい。いや~私の方がめんどうくさいんで・・・宿題一緒にやるの・・・。ほんとに勉強好きじゃないからさ~、何年生まで私ができるかマジで心配だよ~・・・。

そんなわけで面談は二人とも問題なしヽ(´▽`)/だった。新しい学校で前よりも進んだ学年で結構がんばってるものだ。と、努力へのご褒美もかねてちょっとお高いカフェにおやつを食べに行った(o^-^o)

勉強ができるのはたぶんロビちゃんの血ではなかろうかと私はひそかに考えている。実はロビちゃんのきょうだいの子供たちはみんな成績がいいのだ。お義兄ちゃんの娘は島の学校を一番で卒業した。もちろん、レベル的に高くないモルディブのさらに島の学校だから教育機関としては疑問もある。でも、どこでも一番になるってのは大変なことだよね。レベルの低い教育に甘んじながらその中で一番になれるのだからやっぱりえらいと思う。ロビちゃんのいとこも島で成績がよく、なんと島のチーフが彼のためにお金を出してスリランカに留学させたんである。モルディブのすごいところは、こういう「島の子供はみんなの子供」ってところだよね。自分の子供じゃなくても、頭のいい子は島の責任者、もしくはお金持ちがお金を出してやって留学させるのだ。彼は1年か2年スリランカの学校に(ぜんぶ島のチーフの出資で)通って、モルディブに戻ってあろうことかうちのハウスクローバーで今働いている。なんか島のお役に立つ前にうちで働き始めちゃってスミマセンって感じだけど、うちで真面目に働いてくれている。私は「お金を出してもらったくらいなんだから島に帰った方がいいんじゃないの?」と聞いたんだけど、ロビちゃんは「本人がうちで働きたいって言ってるんだし、うちも助かるんだからいいんだよ」と言っていた。おおらかだ・・・(^-^;)ロビちゃんもソムリエの勉強をしていたときにめちゃめちゃ記憶力がよくて驚いた。一度頭に入れたら忘れないんだよね。だから他のソムリエさんがまちがえても「え~・・・そのワインはその種類のブドウじゃなかったよな~・・・」とまちがいがわかるんである。でも日本でソムリエをしてた頃はちゃんと「波風を立てない」という和風の心使いも覚えて他のソムリエさんのまちがいをその場で指摘したりはせず、家に帰ってきてひとり本を見て再確認したりしていた。娘はこのロビちゃんサイドの血が出てるんじゃなかろうか・・・。

そして息子はたぶん私サイドだ・・・(^-^;)お絵かき、工作大好き・・・ハサミを持たせたらずーーーっと遊んでいられる・・・。いやあ~~~な~んか心配だなあ~~~。

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リレー湯

私はしょっちゅうお茶を飲みます。

ミシンで有名なSingerの湯沸しポットでお湯をわかします。

日本だとティファールみたいって言うとわかりやすいのかな?プラスティックのポットを電気ソケットの付いた受け皿みたいなのに乗せて、スイッチを入れると水が沸騰するやつです。

これには一応「ここまでは絶対水を入れて沸騰させてね」という最低水位ラインがあります。たぶんあんまり少なくて空焚きみたいに本体が熱くなっちゃうのをふせぐためなんだと思います。

ところがこの水位ラインぴったりに水を入れてお湯を沸かしても、私のマグカップに入れると微妙にお湯が残ります。マグカップは結構大きい方なんだけど(お茶飲みなもので)、それでもちょこっと残ります。ティーバッグの紅茶のときは直接マグカップにお湯を入れるけど、緑茶とかほうじ茶のときはガラスのティーポットに入れます。こちらも一人分しか作らないのでそんなに大きなティーポットじゃなくて日本のきゅうすくらいです。やっぱりどうしても微妙にお湯が残ります。

で、次にお茶を飲むときにこのお湯が冷めたのが湯沸しポットに残ってるので、そこにまた水を足して沸かすわけです。で、また少し残る。また次に水を足す・・・。なんかヤキトリ屋さんとかの「江戸時代から継ぎ足している秘伝のタレ」みたいになってます。

どうなんでしょう・・・。

一応煮沸してるからいいやと思って秘伝のタレ状態になってますが。ミネラル・ウォーターを使ってるからもったいなくて捨てられないんだよね。

ミネラル・ウォーターは何度も煮沸しながらどこまで継ぎ足し飲みできるものなんでしょうかね・・・?

そのうちなんとも言えない味わいとか出てきたらやっぱりヤバイんでしょうね。

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フレンチ・デイだって。

子供たちの学校ではちょこちょことイベントのようなものがある。明日もそのひとつ。

その名もフレンチ・デイ。

なんですか?(・_・)って思ったけど、なんのことはない。フランスのことをみんなで考えてどんな知らないことがあるか勉強してみましょう、みたいな日のことらしい。

そのうちチャイナ・デイとかウルグアイ・デイとかエルサルバドル・デイとかもあるんだろうか・・・なんてバカなことはもちろん先生に聞きません(^-^;)

そして学校から「フランス国旗の三色、赤・青・白のどれかの服を着てきてください」というお達しがあった。トリ・コロールですな。

すると娘が言った。「あのね、先生が、いつも持って行っているスナックに、できたらフランスのものを持ってきてくださいって言ってたよ」

ふ、ふらんすのもの・・・?!(゚ー゚;)

フランスのものって・・・マジでフレンチ・トーストしか思い浮かばないでございますよ!おフランス行ったことないしー!

「ふ、フレンチ・トーストでいいかな・・・?」

「あー、フレンチ・トーストね、いいよ!ほかにはないの?」

「ほ、他にねえ~・・・・・・。エスカルゴ?」

「えすかるごってなに?」

「かたつむり」

「かたつむりーーー!」娘ビックリ!「ママ、たべものだよ~!」

「うん、食べ物だよ~」

もちろん、作れませんけどね(^-^;)食べたこともないし。

「うん、まあいいや。フレンチ・トーストにしよう。それでねー、それを25こ」

は?!?!25個?!?!(;゚∇゚)

どうやらクラス全員分ということらしいのだ。

「あっでもねー、無理だったらべつにいいって」

なんだ。注文が多いわりにはあっさり引き下がるんだね(^-^;)

「ああ、あとはクロワッサンとかかなあ。クロワッサンもフランスのパンなんだよ」

「そうなんだ!じゃあ25個買って!」

やです( ̄▽ ̄;)そんなのみんな自分の分のスナックも持ってくるのに他の人が持ってきた分もなんて絶対食べきれないんだから。マーレの学校でもみんなで色々持ち寄るって日があったけど、いつもすーごいあまってた。しかも好みに合わないと子供は正直で食べないからね。ジャパニーズ・デイって日もマーレの学校であって「日本の食べ物(クラス全員分)作ってきてくれる?」って聞かれたことあったけど、絶対みんな食べないだろうし、自分でも食べたいくらいなのに残すとわかってる人たちに高くて貴重な日本食を用意したくなかったしね。第一、マーレじゃあ手に入らないのにどうやってクラス全員分準備するのだ!先生に「材料がないから作れませんよ」って言ったら「ちょっとも?ちょっともないの?作れないの?」とすごく驚かれた。あなたたちのカレーとは違うんですよ・・・(-_-;)マーレでは日本のお米すらその頃なかったからね。どないせえと・・・。

そして今日娘と同じクラスの日本人の女の子のママに聞いたら「こういうイベントのときって去年も何回もあったけど、結局食べ物はすごくあまってみんな捨てちゃうのよ。もったいないから(25個も)持っていかない方がいいよ」と教えてくれた。やっぱり・・・。

というわけで、明日はうちの子供たちはいつものようにおにぎりかごはん弁当を持って行きます。ずっとサンドイッチだったけどさすがに飽きたらしく、最近はごはんのリクエストなので、明日の朝もお弁当箱にごはんをコペコペと詰めましょう。

朝整列したときに「ボンジュール!」とか言うのかな・・・( ̄▽ ̄)

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すっかりうっかり

先週はなんだか忙しかった。

どう忙しかったのかと考えるとこれと言って急に思い出せないんだけど、月曜日までロビちゃんがいたので、子供たちが学校へ行っている間に二人でマーケットへ買い物に行ったりして結構午前中に出歩いていた。自分だけだと子供が学校へ行っている間は家で何かしてるのでそんなに出かけないんだよね。

そして子供のお友達のお誕生日会が二回あった。他にもお誕生日の子の話も聞いたので、なんだろう、10月ってお誕生日ラッシュだなあと不思議に思った。それから、うちにコロンボ在住の日本人のお友達を呼んで遊びに来てもらった。これは先々週から計画していてもう人に声をかけていたらそのあとお誕生日会の招待を受けたので、忙しい週に重なってしまった、って感じだった。しかも金曜日は娘のクラスでちょっとしたダンス発表があって、これまた午前中に学校にその発表会を見に行った。しかも金曜日は夕方も日本人学校で幼稚園の子を対象に工作などをやる寺子屋というのがあって、息子は日本ではまだ幼稚園の年齢なのでこれに通っているんである。歌を歌ったり工作をしたりするんだけど、息子はこの工作が楽しいらしくて毎週「行く」と言うので参加させてもらっている。ということで、金曜日は朝からあっち行ったりこっち行ったりと忙しかった。そして土曜日。午前中はお誕生日会で午後は子供たちのスイミングスクールに行き、なんだかどっと疲れた・・・。

これから家に帰って下準備からごはんを作って食べてから片付けて・・・と考えていたらなんかすご~く面倒くさくなってしまった。ごはんの準備はなにもしてこなかったのでごはんをといで炊飯器のスイッチを入れるところからやらなきゃならないんである。そこからこちこちに凍ってる魚か肉を出して解凍して何か野菜を切って・・・と思うとかなり時間がかかりそうだ。そしてそれを食べてから子供たちをお風呂に入れて寝かせてお皿を洗って片付けて・・・。なんだか押せ押せで遅くなりそうだ・・・。色んな種類の野菜がたくさん切って混ぜてあるのって実は時間のかかるぜいたくなことなんだよね・・・。簡単に野菜炒め、ジャッ!って思っても下準備に結構かかるし、なのにうちの子供たちは野菜が嫌いだから食べないし・・・。つまりは自分が食べたいから野菜ものの一品と、子供たちが食べるような肉か魚ものを一品作らなきゃならないんだよね。肉とか魚を野菜と混ぜちゃって一品!!だと簡単でいいんだけど結局子供たちはなにも食べなかったりするんだよね・・・。

と考えていたらすっごくいやになった。どうせ何も準備してないんだからいいや。プールが終わって着替えた子供たちに言った。「今日はどっかでごはん食べて帰ろうか」

「やったー!」

たまにはレストランで食べたいのーと言う娘はゴージャス思考なので「ママー!おすしー!」ときた。息子ももちろんそれに乗っかる。「ぼくもおすしー!」

いやしかし、ジャパニーズレストランでお寿司は面倒くさいだけで外食するにはちょっと予算オーバーだ(-_-;)しかもなかなか食べられないお寿司となると子供たちはこれでもかと食べるのでいつもお会計でビックリすることになる。

「今日はお寿司じゃなくてアールピコで食べよ。ね?」

「えええ~~~アールピコ~~~」とたんにブーイングである。

解説しよう!アールピコとはコロンボのあちこちに支店を持つ大きなスーパーマーケットで、食料品から日用品、大工道具、電化製品、家具まで売っている便利量販店なんである。そしてこのアールピコのハイドパークコーナー支店にはレストランがついていてうちはしょっちゅうここでごはんを食べたりお茶をしたりしてるんである。というのも、ここのメニューは中華っぽいもの、イタリアン系のスパゲッティやドリアなど、ステーキ、マレーシアのチキンソテー、もちろんスリランカ料理、と色々な料理がそろっていてしかも値段が安いのだ。「辛くしないで」というのが通じるマネージャーさんがいてその人にきちんとオーダーすると辛くしない料理を出してくれる(他の人に言っても通じなくて、わかったと言いながらめっちゃ辛いものが出てきたりするけど)。お茶もデザートもジェラートもあるのでおやつを食べるのにも便利なのだ。しかも最近増えた中近東系のお客様のためか、ここは豚肉一切ナシで、ハラールフードなのでロビちゃんも安心して食べられるというわけなんである。私はここのサラダの上に乗っかっている魚のグリルのバルサミコソースがけが好きなのだ。

「いいじゃん、アールピコ。ママ好きだよ」表記はArPicoなのでアール、ではないかもしれないけどうちはついアールピコ、と発音している。

「わかった~じゃあアールピコでいいよ~・・・」子供たちもしぶしぶ納得、みんなでアールピコに向かった。

レストランについて席に座り、メニューをもらったらあれ?と思った。そう、ちょっと来なかった間にメニューが新しくなっていたのだ。いやな予感がして中を見ると・・・やはり、品数が少なくなっている・・・。メニューのデザインはポップでオシャレな感じになっているけど(カラフルだし)、でも全体的に写真も減ってなんだかわかりにくい。以前のは写真を見てどんな料理が来るのか検討がついたんだけど、今回のは写真が載っている料理の方が少ない。しかも私の好きな魚のグリルバルサミコソースがけがなくなっていた・・・。もうひとつ好きだったチキンのグリルのマッシュポテト添えもない(グリルばっかりだね)。息子が好きだったマレーシア風チキンソテーもないし娘の好きなめんめん(なんかヌードルなんだけど名前が思い出せない)もない・・・。がっくし(T_T)でももちろん食べないわけにはいかないので、スパゲッティカルボナーラを二つ頼んで三人で分けることにした。私はミルクティーも一緒に頼み、子供たちにはミネラルウォーターを頼んだ。

やってきたカルボナーラは本格的にスパゲッティのてっぺんにたまごの黄身が乗せてあった。ハラールフードなのでベーコンのかわりにビーフサラミが入ってるけどこれも味にパンチが効いておいしい。子供たちはベーコンがおいしいと言って(サラミだけどちがいがわからないから)そればっかり拾って食べていた。おいしいからまあいいか( ̄▽ ̄)

スパゲッティを食べたら子供たちはデザートも食べたいと言い出し、まあそれもいいかと娘はカップケーキ、息子はカラメルプディングを頼んでぺろりと食べた。スイミングスクールから直接来たので食べ終わった時間がまだ7時過ぎくらい。さて、急いで買い物して帰ろう、と家に置いておくミネラルウォーターが買いたかったので食料品売り場で必要最小限のものだけ買ってさっさと家に戻った。

もう私は疲れて眠くてだるかったので、そのまま子供たちとシャワーを浴びて寝かせる準備をし(息子にアトピー用のクリームを塗りたくる、二人の歯を磨く、ドライヤーで三人分の髪を乾かす)、ベッドに入った。三人でまさしく川の字に横になり、はああ~~~とため息をつき、なんか今週は疲れたなあ~子供たち寝たら起きてパソコンやりたいけど寝ちゃいそうだなあ~なんて考えていてふと、何かが引っかかった。

・・・・・・あれ・・・?

あの、新しいメニューになったカルボナーラ、いくらだったんだろう・・・???

はっΣ( ̄ロ ̄lll)気が付いた。

レストランでお金を払ってない・・・!!!

食い逃げしちゃった(lll゚Д゚)!!!

そう、お会計をしないまま、早く買い物して早く帰らなきゃ、と出てきちゃったんである!!!

ぎゃ~~~~~!!!

初めてしちゃったよ食い逃げ!!!

そのレストランはまだこの家を見つけて引っ越す前にホテル暮らしでキッチンがなかったので毎日のように通っていたのであまりにも慣れちゃっててわたしもくつろぎすぎたのかもしれない。家で食べてたような感じで???いや、それにしてもひどい。しかもレストランのウェイターたちももう私たちを覚えているのでまさか払ってなかったとは思ってなかったかもしれない。

「大変・・・。ママ、レストランでお金払ってこなかったよ・・・。明日また行って払わなきゃ・・・」と子供たちに白状すると、意味のわかった娘は「え・・・・・・そうだっけ・・・そうかも・・・」と青い顔になった。息子はけらけら笑って「ママはおばかさんだね~」と言った・・・。すんません(-_-;)

そんなわけで今日午前中にまたアールピコへぴゅーと走った。なにはともあれレストランに行ってレジの会計係りの人のところへ行ってことのあらましを説明した。

「本当~にごめんなさい。昨日ここで夜ごはん食べてお金払うの忘れちゃって帰っちゃったの。ベッドに入ったら突然思い出してそれまで気がつかなかったの。今、お金払いたいんだけど」

「え?昨日の夜?え?え?」

ウェイターとウェイトレスが数人集まってきた。

「なになに?どうしたの?」

「昨日お金払ってないんだって」

「え?そうなの?」

みんな知らないらしい。昨日の不明会計は引き継がれてないんだろうか(-_-;)夜レジを閉めるときに計算が合わなくて困ったんじゃないかと私は心配してたんだけど。確かに夜のシフトで次の朝からまた出るシフト、というのはそんなになさそうだし、実際昨日の夜見かけた人は今日の午前中にはひとりもいない。

「すみません、シフトがちがうからわからないよね」

「マダム、テーブルナンバー覚えてますか?」

おお!テーブルナンバー!いつもは気にしてないんだけど、昨日は覚えてるよ!「うん、50番だった。あそこ」

「じゃあ昨日の夜の50番担当のやつに電話しないとわかんないかな」

「あのね、何食べたかは全部覚えてるから今言うよ」

「うーん・・・でも・・・」背の高いウェイターのお兄ちゃんがにこやかに言った。「今聞いても結局その人と確認して合わせなきゃならないし、第一その会計の紙がないから、もういいですよ払わなくて」

えええっ!!!そりゃ困る∑(゚∇゚|||)私はこれからもここで気持ちよくごはんを食べたりしたいので食い逃げの負い目を背負いながらここに来たくないよ!

「それはよくないよ!ちゃんと払うから」

するとお兄ちゃん、満面の笑みになった。「わかりました、じゃあ、ちょっと待っててください」

しかし、ずいぶんどんぶり勘定なレストランだ。何が何品出て会計はいくら、って一日の売り上げを算出してないんだろうか(゚ー゚;)

するとレジの横で私の話を聞いていた中華系の女性がにっこりして「私も同じことしたことあるのよ、ここで」と言ってくれた。「すっかり忘れて家に着いたら思い出してまたとって返して来たの」

「私なんて寝るときまで思い出さなくて~~~」とすっかり意気投合してしまった。なんか救われるね(^-^;)ありがと~見ず知らずの人~。

そしてちゃんと今日払えました。よかった~(^-^;)

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楽園から来た一家

「あなたにとっての天国のイメージは?」と聞かれたら、たぶん日本では「南の島」と答える人がたくさんいるよね。。

でも”南の島=天国”ビジョン。これって雑誌とかテレビがせっせとそういう風にしてるって感じもするよね。「さあ天国へ、南の島紀行」とか「地球上に残された最後の楽園、常夏の島」とかね。あとはハワイに行くのがお金持ちのステイタスで一般庶民には夢だった頃の産物のような。

でも今は誰でもハワイに行けるし、もちろんハワイ以外のどんな常夏の島だって日本人はどんどん飛んで行ってる。もうそんなにめずらしくもない。と思う。

それでも南の島はいまだに天国っぽいイメージで語られるよね。

コロンボに引越してきて私が「モルディブに住んでて引っ越してきました」って言うとほとんどの人は(日本人に限らず)「え~!すごい~!」「ステキなところよね~!!」「一度行ってみたいわ~!」と叫ぶ。日本に行くとこれはもっと大げさになって「キャー!なんてすばらしいところに住んでるの!!きっと子供たちものびのびと成長できて最高の場所でしょ!!!」と言われる。本当にみんなに言われる。

なので、私がコロンボで知り合った人たちにどうしてマーレからコロンボに引っ越してきたかをとつとつと説明すると、みんな結構とまどってしまう。そして「ちょ、ちょっと待って!ああ!イメージが!!」とか「夢が壊れる~~~!」と口々に言われる。どうやら私はモルディブの夢を壊してまわってるみたいだ(^-^;)

でもたとえばそんなみんなも他の人たちから「まあ、スリランカに住んでるの?ステキ~!宝石と紅茶とアーユルヴェーダの国でしょう!しかも植民地時代のイギリス様式をうかがわせる叙情ある街よね、コロンボは!」なんて言われたら「えー・・・、まあ、そういう部分もあるけど、でも実際生活してみたらそれだけじゃないからねえ・・・」と思うだろうと思うんだよね(ヘンな日本語)。モルディブもだからそういう事実の部分を話しているつもりなんだけど、このブログも含めてどうもたくさんの人のモルディブの夢を壊しているらしい(^-^;)

私は「知らないところに住む」というのが大好きで、どこでも一度住んでみたいと思うんだけど、これはまさにその「事実を知りたい」からなんだよね。観光で遊びに行ったところはすばらしくて良いところしか見えないのは当たり前で、住んで初めて見えてくる部分っていっぱいある。何年か住むと何年か住んだ分のなにかがちゃんとこれまたあとからにじみ出てくるっていうかね。だからもちろん行ったことない場所に旅行するのも好きだけど、知らない場所に住んでみるのが好きなんだよね。物好きっちゃあ物好きだけど。こういう性格だときっとずっと落ち着けないんだろうねえ。

それでも、私もハワイはステキなところだなあと思った。私はハワイは一回しか行ったことなくて、しかも出張でだった。何泊あったか忘れちゃったけどずっと仕事仕事で最後の日の午後からだけ、自由時間になった。で、午後はビーチにいて夜は仕事の人たちと飲んだ。それだけ。それでも、すばらしくよかった。ハードな仕事で例にもれずタイトなスケジュールだったので、最終日のお昼過ぎに仕事が終わったときにやったぁーとビーチに行ったらなんとビーチで寝てしまった。すごい疲れてたんだよねえ。泳ごうかなあとぼんやり考えつつ、ちょっと休憩しよう、とビーチの木陰で気持ちいい風を受けながらごろんとしてたらいつの間にか寝ちゃってたのだ。そこで1時間くらい寝ちゃって「いけない、いけない」と思ってホテルに戻り(まだモルディブヒルトンに勤める前だったけど偶然ヒルトンだった)、ロビーの風通りのいいソファに座ったらまたそこで寝てしまった(^-^;)こういうやつが寝てる間に身ぐるみはがされるんだろうなあと思ったけど、ハワイのプライベートビーチやヒルトンホテルのロビーではまったく大丈夫だった。まあ、大した物持ってなかったと思うけど。そんなわけで私のハワイ滞在は仕事と昼寝、だったんだけど、それでもすばらしかった。島ってわりには車で結構走れてしかも山があるから起伏もあり、緑も濃かったし出会った人たちもほがらかで楽しい人たちが多かった。そのときのヒルトンの総支配人は日本人男性で、仕事で行った全員と総支配人とで一緒にディナーを食べたんだけど、お話しててすごくおもしろい人だった。まさかその数ヶ月後に自分がヒルトンで働くことになるとはそのとき夢にも思ってなかったけど、すごくいいなと思ったのを覚えている。出張で行ったからいろんなハワイの人たちと一緒に仕事をしたけど、こちらが予想していたよりもきっちりと仕事をやっていただいてとてもうれしかった。そんなわけで私のハワイの印象はとても良いものなんだけど、住んでみたらまた違うんだろうね。でも、ただ単に遊びに行った観光旅行じゃなくて仕事で行って印象が良いっていうのは結構いいところなんじゃないかなあと自分的には思う。

モルディブだってリゾートはもちろんすばらしいよね。いたれりつくせりのサービス。ゴージャスなホテル。でもそれだったらニューヨークのリッツ・カールトンホテルだって味わえるよね。サービスは相当の料金を払えば受けられるものだからね。でもニューヨークのリッツ・カールトンを「天国ね」と言う人はそんなにいないんじゃないかなあという気がする。やっぱり天国のイメージは「青い海」「白い砂」なんだね。確かにモルディブの海はすばらしい!小さな島だからほとんどインド洋の中にぽつんといるようなもので、とにかく海はきれいだし透明度はいいし生き物がうじゃうじゃいる。珊瑚は温暖化で死んでしまったのがとても多いけど、それでも珊瑚だらけなのは確かだよね。もちろん今でも生きてて鮮やかな色を放っている珊瑚もたくさんある。海を楽しめる人は本当にモルディブの海は必見だと思う。でもそれは「海がきれいな場所」であって「天国」かなあ・・・とふと疑問に思うんだよね。

日本でも海がきれいなところはいっぱいあるけど、「え?高知?わあ海のきれいなところよね!」とか「だんなさん鳥取出身なの?砂漠の日本海、オシャレ~♪」とかあまり聞かないよね。高知の海なんてすごいきれいだったし(サーファー天国とは呼ばれてるよね)、鳥取砂漠から突然日本海になるところなんか、ゴミひとつ落ちてなくて海もすばらしかった。同じモルディブでも首都マーレ島の周りの海なんてみんながゴミ捨てるから色んな物がプカプカ浮いている。船からの油も浮いて虹のように光っている。そんな海でも、到着した観光客は「わあ!海きれい!さすが!」って言う人が多いんである。あれってきっとエメラルドグリーンの色で「きれい!」って思っちゃうのかな?マーレはほんとにきれいじゃないです。夢を壊すようで申し訳ないけど。リゾートに行けばもちろんきれいだよ。

これは日本とモルディブだけに限ったことじゃなくて、イメージの先行した地域ってものすごーくあるんだよね。たとえば、「南インドに住んでるの」と言っても日本人だったらみんな「へえ~インド・・・。なんか住むとなると大変そう・・・」って考えると思うけど、たとえば南インドにあるバンガロールという場所は、ちょっと標高の高いところにあるので南インドでもとても涼しい。季節に関係なく山のぱりっとした冷ややかな風が吹いていて日本の秋がずっと続いてる感じ。しかも開けた街なので大きなストリートにはオシャレなお店が並び、サリーを着てる人ばかりのインドの中でジーンズをはいた女の子が髪をなびかせて颯爽と歩いているところなのだ。そのためお金持ちが避暑にやってくるリッチでゴージャスなリゾートホテルもあるシティなのだ。そしてもし、ものすごーーーくど田舎であたり一面草っ原と砂利道でスローライフと言えば聞こえがいいけどなんにもすることも行く場所もないっていうような地域でも「南フランスに住んでるの」となれば「わあ~~~オシャレ~~~♪」ってなるのは想像できるよね。つまりみんな結構真実よりもイメージの中で生きてるんだよね。そういう私だって「以前エルサルバドルに住んでました」って言われたら「え、えっとー・・・、よくわかんないけどなんか大変そうだな」くらいしか思い浮かばない。世の中は本当に自分の知らないことであふれているんだよね。なるべくそういう「よくわかんないけど」っていう部分を自分の目で見て埋めていきたいなって思うのが「知らないところに住みたい」動機になってるのかなあ。

私はもし「天国のイメージは?」って聞かれても実はなーんにも思い浮かびません。いつも新しいところに住みたい人間だから、よしんば天国に行けたとしてもたぶんすぐ飽きちゃうよね( ̄▽ ̄)で、すぐ「さ、次!」とか言ってそうだな~(^-^;)

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四十の手習い!げっほんとに四十だよ、自分!

スリランカに引っ越してきてひそかに計画していたことがある。

それは、子供たちが学校に行くようになってできた自分の時間でまた絵を描いてみようかなということ。

でもね~実は子供を産んでからが人生で一番絵を描いていない。も、なーんにも描いていない。描くのはたまに娘に「ママ~プリキュア描いて~」と言われてプリキュアを描いたりしてるくらいだ(プリキュアはほぼ全員描いた)。息子は「仮面ライダー描いて~」とか「ウルトラマン描いて~」とかなので「えええ~実写ですか~~~」と文句言いながら適当に逃げている。しかも「ゴセイグレート描いて~」って、ロボットかいな~と、これまた面倒くさいので息子のリクエストは答えるのが難しい。大昔ガンダムとか描いたことあるけど、すごい面倒くさいんだよ~ロボットは~。直線ばっかりでさ。

ま、そんなわけでまったく作品活動からは遠のいている日々。

でもやっと自分の時間ができた・・・。

ちょっと描いてみるか・・・。

とこの一ヶ月もやもやと考えていた。

でももう相当長い間(モルディブに行った頃からあまり描いてないので約10年)描いてないので、きっと相当ヘタクソだろう・・・・・・。自分のできなさ加減に愕然としてがっくりくるかもしれない・・・。

でも、考えてみればもう昔のように受験のために描くわけでもないし、仕事で描くわけでもないんだから、誰に見せるでもなし、好き勝手にただ描けばいいんだよね。

ということで、なんか描いてみようヽ(´▽`)/と画材を買いに街へ出かけた!

最初はヘタクソなりにリハビリしよう。自由になんか描いてみよう。

そしてやってきた文房具屋さん。先月学校が始まるときに子供たちの文房具をそろえるために色んなお店を見たのだけど、このお店でアクリル絵の具を売っていたのを見たからだ。私はいつもアクリル絵の具で描くんだけど、このアクリル絵の具がマーレにはなかなかなくてとても大変だった。そう、画材をそろえるだけでも苦労したからね。やはりマーレは不便だった。

さて、棚の上の方に置かれているアクリル絵の具のチューブをしげしげと眺める。聞いたこともないメーカーのものが置いてある。二種類あるけど、両方とも知らない。色は・・・なんか全体的ににごってるみたいに見えるのは気のせいだろうか・・・。カーマインレッドって書いてあるんだけど、カーマインの抜けるような赤ピンクの色が発揮できてない気がする・・・。青も私はコバルトブルーをよく使うんだけど、ウルトラマリンヒューしかない・・・。ヒューというのは、顔料が高くて高価な色になるべく似せて作った色をヒューと言うので、つまりは「ほんとのコバルトブルーの顔料じゃなくてヒューなんだけどその分安いから堪忍ね」ってな感じのことなんである。まあ、ヒューの色はヒューの色で使えばいいから私はなんでも買うけど、ヒューだけじゃなくてやっぱり本物も欲しいとこだよね・・・。でもアクリル絵の具は昔の顔料の絵の具とちがって薬品とかで作ってそうだからヒューって言っても名前だけなのかもしんないけど。とにかく私はコバルトブルーは必ず欲しい・・・。そしてレモンイエローばかりで普通のイエローがない。うーむむむ・・・。まあ、オレンジ混ぜればいいけどさ。そしてあれ?と気が付いた。どこを探しても白がない。白が特大チューブのことが多いのでちがう場所に置いてあるのかな?と思ってお店のお姉さんに聞いてみた。

「エクスキューズミー。白はどこですか?」

「あ、ホワイトは今ないの」

えっ白がないんですか∑(゚∇゚|||)

「ホワイトはね、たぶん来週来ると思うわ」

白のない画材屋さん初めて見た・・・・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

そりゃあね、色に白ばっかり混ぜてたら全体的に白っちゃけちゃってぼんやりしちゃうけどさ、白なかったら描けないよ・・・・・・。

でもここはコロンボ。東急ハンズじゃないのだ。仕方ない。

いいや、じゃあ白は来週買おう。とりあえず他の色と筆とキャンバスを買おう。

「筆ありますか?」

「あるわよ。はい、これ」

しばらく待ってみたけどそれ以上出てくる気配がない。

「えっと~・・・・・・。これだけ?」

「これよ?」

「これ・・・油絵の筆だけど・・・」

「あらそう?でもみんなこれ買っていくわよ」

うーむむむ・・・( ̄Д ̄;;

解説しよう!油絵の筆は大体豚の毛の筆が多く、結構固めなんである。でもアクリル絵の具はやわらかいので固めの豚毛の筆を使うと筆の毛の線がピーピーついちゃうんである。ひどいときはせっかく描いた絵の具を引っかいて取っちゃうときもある。アクリル絵の具のときはナイロンとかのちょっとやわらかめの筆で描いた方が色の乗りがいいんだよね。お店のお姉さんは絵を描く人じゃなくてただの店員さんなのでまったくどうでもいいらしい。そういえば美大の友達は大体画材屋さんでバイトしてたっけ・・・。こういうとき話が通じないからやっぱりある程度店員さんも知識を持っていてほしいよね・・・。ま、しょうがない。世界堂じゃないからね。

なんかなんとなく意識がそがれちゃったので絵の具はブルーだけ買うことにした。それと思いっきり妥協して豚毛の平筆を一本、これで下地塗りだけすることにした。あとは文房具屋さんじゃなくて画材屋さんをちゃんと調べてもう一回買い物に行こう。

ということでキャンバスを選ぶことにした。キャンバスはわりと色んなサイズがある。私は油絵科じゃなかったのでキャンバスはあまり使ってなかった。中学生の頃に油絵を習ってたときに使ってたくらいだなあ。そのときは自分で枠の板を釘で打って、キャンバスを張っていたのでおもしろかった。布を引っ張る専用のペンチみたいなのがあってそれでぐいぐい引っ張って「もうこれ以上引っ張れない~」ってところで渾身の力をこめて釘を打つんだよね~。まあ、非力な中学生だったから全力で引っ張ってたけどきっと大して引っ張れてなかったんだろうなあ。

学生の頃はパネルに紙を張って描いていたけど、自分で作品活動をするようになってからはもっぱらベニヤ板に直接描いていた。紙は大きいと張るのが大変だし、どうしても弱いんだよね。私は何度も何度も塗り重ねてガリガリひっかいたりもしてたので紙が負けちゃって破けたりしてたもんだから、板に描くようになったのだ。それと、大きな絵を描くのが好きだったので板の方が簡単に大きいのを買いやすいんだよね。バンを持ってる友達に乗せてもらってホームセンターまで行ってドアに張る一間ベニヤを買ってきてそれに描いたりしてた。あと切ったあとのあまり板みたいなのを安売りで買って書いたりしたなあ。

絵を描くのはそうやってとにかくお金がかかるから、みんな本当に苦労していた。油絵科の子たちなんて、一回描いたキャンバスをはがして裏かえしてもう一回張って裏に描いたりしててビックリした。そういう私たちもアクリル絵の具用に使うペーパーパレットを再利用したりしてた。アクリル絵の具は乾くと耐水性になるので、普通のプラスティックのパレットで色を混ぜると、あとでいくら水で洗っても色が落ちないのでペーパーパレットという紙の使い捨てパレットを使うんである。これはパレットのかたちに防水加工してある紙が束になっていて、その上で色を混ぜて場所がなくなったら一枚破って捨ててまた新しい紙の上で色を混ぜる、というものである。アクリル絵の具は乾くと薄いプラスティックの膜みたいになるので、防水加工してあるペーパーパレットの上だとうまく引っ張るときれいにはがれてくるんである。この使い捨てのペーパーパレットがもったいなくて、よくすでに乾いた色をぴりぴりぴーーー・・・とはがしてまた使ったのだ。木炭デッサンのときに消しゴムのかわりに使う食パンなんかは(食パンで木炭の上をこするとよく消えるので)、食べ飽きた。お腹すいてもおやつを買うお金がないのでこのパンの耳を食べる。木炭がついててじゃりじゃりしたりする。それでももっと色が欲しいから、新しい筆が欲しいから、ペーパーパレットがそろそろなくなるから、パネルが壊れて買わなきゃならないから、ワイエスの画集が欲しいから・・・貧乏してたね。

うーん話がそれちゃった。モルディブに引っ越す前は大きな絵を描きたいのがさらに膨張して壁画をいくつか描いていたので、キャンバスもついついどれを見ても小さく思えてしまう。でも最初だし、リハビリだし、まずは手始めに小さいのから・・・とほんとに小さめのを一枚選んだ。でも、結局お金を払うときに「あ、ちょっと待って」ともう一回り大きいのを買っちゃった・・・。リハビリだっつーのに(^-^;)

でも筆がないくらいだから、ペーパーパレットはお姉さん名前すらわからなかった・・・。ま、普通のパレットにラップでも巻いて描くかね・・・。

そんなわけで結局買えたのはウルトラマリンヒュー一本、キャンバス一枚、筆三本。どないせえと・・・・・・(^-^;)

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早寝早起きの副作用?

今週はなんだか出かけることが重なって毎日忙しい。どうも10月はお誕生日が多いみたいで子供たちのお友達のお誕生日パーティーに呼ばれたりするんだよね。で、プレゼントを買いに行ったり、おうちにお邪魔する前に食料品の買い物をすませたりなんだりで、子供たちが学校に行ってる間にも外をスリーウィラーで走り回ってたんだよね。

そしたら今日はな~んか疲れたな~と思って、すごい眠いしもう子供たちと一緒に寝ちゃおう。と、いつもなら子供たちが寝てから起きるのでTシャツとよれよれズボンとかなのに、今日はしっかりパジャマを着て(たいして変わらないみたいだけど)全部準備して寝たんだよね。学校がある日は朝早いから子供たちも眠くて早く寝られるんだよね。

で、寝たの。8時に。

疲れてたから朝までぐっすりかと思いきや、ふわ!と目が覚めた。時計を見たら12時半。

まだ12時半Σ( ̄ロ ̄lll)

なんかすごい寝た感じだったから朝かと思った!!マジで!!

しかもそっから寝られないんだよ~~~。

で、のこのこ起き出してきてみたら、子供たちのお弁当箱をまだ洗ってなかったことに気が付いた!んで考えたら明日のお弁当をたまごサンドにしようと思ってたのに、たまごもゆでてなかった。いつもたまごサンドは前の夜にゆでたまごだけ作っておくんだよね。そうすると朝冷めてるからすぐサンドイッチにできるから。

なのでお弁当箱を洗ってついでに残ってた洗い物も全部洗ってたまごを火にかけた。

全部片付けて準備万端で寝たと思ってたのにぜんぜんできてないじゃん(゚ー゚;)と自分で自分ツッコミしながらお皿洗いましたよ、えーえ。

しかも携帯見たらロビちゃんから5回も電話が(-_-;)時間は8時半から9時頃。そんな早い時間にぜんぜん電話に出なかったからさぞや心配してるだろうと思って電話もした。ロビちゃんいわく、「まあ、お風呂かなとは思ったけどもう寝てたんだ」と。ははは。いやあ、私も学校の間は朝6時に起きるので、普段そんな早起きに慣れてない私は辛いんだよね。夜なんてとても起きてられない。でも育児書読んでたときに、「子供の寝つきは何時に起きたかで決まります」ってどこかに書いてあったんだよね。「どれだけ疲れたとか何をしたとかももちろん関係してくるけど、人間が寝る時間は朝何時に起きたかによって違ってきます」って。だから早く起きれば寝るのも必然的に早くなるっつうちょっと言われてみればそりゃそうだよねって感じのことなんだけどやけに納得したのを覚えてる。で、確かに自分も朝早く起きると夜目が開かないんだよね~。だから寝ちゃったんだけどさ。

でもやっぱり8時に寝るのっていくらなんでも早すぎたね(^-^;)

今2時半だけどまだ眠くならないよ。お腹すいたし。

どーするよ。。。

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ペター探検

今日は子供たちが学校に行っている間、ロビちゃんとふたりでペターへ行った。ペターというのは、コロンボのお買い物地区なんだけど、実際行ってみるとお買い物なんて生易しいものじゃなくてなんかもう、小さきお店の巣窟みたいなところなんである。色んなガイドブックにも「ペターはくわしい人と行く方がよい」「治安がいいとは言えない」みたいなことが書かれている。でも、だからと言ってそんなに怖い場所でもなくて、単に知らない人が行ったら何がなんだかわからない、って感じなのだ。私たちは午前中から出かけたけど、女性一人で買い物してる人だってたーくさんいる。女性二~三人で一緒にお買い物してる人もいれば、もちろんおじさんもおばさんも若い男の子もとにかくみーんないる。べつに普通の場所と変わらない。ちがうのは、とにかくもうお店がひしめきあってぐちゃぐちゃでものすごいってこと。でも歩いてじっくり見ながら行くと、実はちゃんと分類わけされてかたまっているのがわかる。どこに何系があるのかを把握するのがむずかしいってことなんだと思う。

今日の私たちはもちろん買いたいものはあるけど、絶対今日それが必要だ、というわけではないから特別なターゲットを持たずにぶらぶら歩いたのですごく楽しかった。それに今日は毎日降っている雨の中、午前中はとてもよい天気で(とても暑かったけど)、歩いて見るにはちょうどよかった。

最初にまず、ペターの中にあるフィッシュマーケットに行った。要するに魚市場だね。ロビちゃんが先日初めて見て「なんかすごかったから」と言うので早速見に行ったのだ。

マーレにもフィッシュマーケットはあって、よく魚を買いに行ったけど、ペターのは規模がちがう。もう、ぜんぜんちがう。でかい。広い。そして汚い(^-^;)マーレのフィッシュマーケットはもうちょっときれいだぞ、と思ってしまった。とにかく、マーケットの近くにスリーウィラーを停めた時点から魚臭さがぷーーーんと漂っていて、この鼻の悪い私でさえ「こりゃ臭っ!」と思うほどの生臭さなんである。して、マーケットに近づくにつれその匂いはとんでもなく強くなっていって、マーケットの外側の壁のまわりには大きなカラスたちがわあわあと飛び交い、電線に止まり、なんかデスノートの死神でも出てきそうな光景が広がっている。入り口にはもうすでに水がびしゃびしゃになっていて、この水に触ったら最後、自分のサンダルも一気に魚臭くなるんだろうなあと思ったら怖くて踏み出せなかった。だって日本で買ってきたサンダルなんだもん(^-^;)

てなわけで軟弱にも二階から文字通り高見の見物と洒落込んだわけなんだけど、とにかく広い。マーケットの中にはコンクリートの台がいくつもあって、そこでたくさんの人たちが発泡スチロールの箱に入った色んな魚を運んで台の上に乗せ、包丁と言うよりはアラジンの腰に下がってるナイフよろしくちょっと反り返ったナタのような刃物でガバン!と魚をぶった切っていく。そして指をえらから中に入れてぐいぐいはらわたを出し、ぽいっとそれを投げるとマーケットの建物の中にまで入ってきて獲物を狙っているカラスがケェー!と鳴きながらひらりと滑降してそれを食べに行ったりしていた。カラスが飛んでくるのでよく上を見る魚さばき師(なんて言う呼び名かわかんないから)が私を見て「お、外人だ」って感じでジロジロジロジロ見る。なんかスゴイ絵である。でもスチロール箱に入れられている魚が新鮮でどれもおいしそうだったヽ(´▽`)/中でもとびきりでかかった赤いタイの箱は上から見ててよだれが落ちそうだった( ̄ー+ ̄)あれを刺身で食べたいよね。日本人はね。

そんなフィッシュマーケットを見て階段を下りて外に出ようとしたら、階段の窓枠のすごく狭い幅の部分に小さい猫が丸くなって寝ていたo(*^▽^*)oか~わ~いい~~~!コロンボでは、とにかく犬や猫がマーケットのまわりにたくさんうろちょろしている。スリランカは仏教国なので殺生は原則的にダメなので、みんな小動物にもやさしい。道路や家のまわりや敷地内をうろうろしてても特になにもしない。歩道で普通に犬がお腹を丸出しにしてぐうぐう寝ているけど、誰もなにもしない。犬もひどいことされないのがわかってるからか、まったく人に対して警戒心を持っていない。猫も同じで、道路ででれ~んと寝ている猫をたくさん見かける。で、マーケットにはそれがもっとたくさんいるわけなんだね。で、マーケットの人がみんななんとなくエサをあげてみんなで面倒を見ている。今日窓枠で寝ていた子猫も、一人なのにまったく警戒心なく、まるで家のホットカーペットの上で昼寝している猫みたいにぐうぐう寝てた。半目まで開いてた(≧∇≦)私は今日どういうわけかカメラを忘れちゃったんだけど、あんまりかわいいからロビちゃんの携帯で写真を撮ってもらったら、すごい接写でフラッシュをたいたせいで起きちゃった。それでもまったくビックリせず、「なーにーもうせっかく寝てたのにー」って感じで仕方な~く起きてにゅ~~~んと伸びをした。かわいい~( ̄▽ ̄)

話がちょっとずれるけど、実はモルディブ人は結構猫をいじめるんである。マーレにも猫ってわりといるんだけど、みんな足で蹴って追い払おうとしたり、物を投げたりする。公園にいた猫を見つけた中学生くらいの男の子たちはよってたかって追い掛け回して石を投げ、ちがう公園ではつかまえた猫の首をナイフで切ろうとしてたという話も聞いた。私の知ってる男の子(小学生)が猫が好きでそれを止めに入ってその男の子たちに「ジャマすんな!」と殴られて泣きながら帰ってきたりした。どうしてそんなに猫をいじめるのかよくわかんないんだけど、なんか化け猫みたいな「猫に乗り移られる」系の怪談やホラー映画が多くて、どうもそういうイメージがあるらしい。それだけかどうかわからないけど、とにかくマーレの猫は大体おびえていて逃げ回っていた。猫を飼ってかわいがっているのは外国暮らしをしたことある人とか外国人が多かったような気がする。

なので、ここの動物と人との共存っぷりはなかなか感心させられる。だって、朝学校に行くために歩いて行く道路にはいつも牛がいるんだよ!牛!もちろんロープなんかでつないでない、自由牛。でも首輪はしてるし、近所の家で飼ってる牛なんだけど、みんな自由に歩道を歩いてる。たまに車道も歩いてる。でもちゃんと車がよけて走ってるんだよね。お店の前にまるで他の人と一緒に並んで何を買おうか悩んでるみたいに牛がいる。その牛のちょっと向こうには猫がぼんやり座ってる。犬も寝てる。通学&出勤する人がせかせか歩いている歩道の真ん中で牛がうんちをどぼどぼどぼっと・・・お食事中の方すみません。まあ、食事しながら私のブログ読む人いないよね。

ずいぶん話がそれちゃったけど、そんななのでマーケットの楽しみはたくさんの猫たちでもあるんだよね。マーケットはエサは豊富だし車は入って来なくて安全だしでみんな安心して子供を産んでるのでちび猫たちがわらわらいる。お母さん猫は「あたしだって疲れるときもあんのよ」みたいなきつい目をして子猫たちを見張ってる。なんかもういいなあ~って感じがするんである。

フィッシュマーケットを堪能したあとは、外に出てペターの街の中をぐるぐる練り歩くことにした。最初歩き始めたところはとにかく金!金!金!ゴールドの貴金属ショップが道の両脇にずらーーーっと並んでいる。頭のてっぺんからきんきらきんのゴールドをつけまくったインド美人の看板がとても多くて、お店の人もとてもインド人、お店の中に入ってイスに座ってゆっくり金を選んでいるお客さんもインド人の女の子が圧倒的に多かった。なるほど、この通りはゴールド・ストリートなのだな。金はやっぱり単価も高いからか景気がよさそうで、一軒一軒はすごく小さいお店ばかりなんだけど、大体エアコンが入っていてしかもドアなんか開けっ放しだから外まで冷気が流れてきていてひんやり涼しい( ̄▽ ̄)生き返る気がしながらゴールド・ストリートを歩く。

そこを抜けると今度はナベ!とにかく大小さまざまのナベが店頭にグアーン!とピラミッドのように積み重ねられているお店がこれまた両側にびっしりと並ぶ。どうやらキッチン用品(特にアルミ系)らしい。とにかくナベ、アルミ容器の店がひしめき、私はザルをひとつ購入!やった!これでスパゲッティをゆでても箸でいちいちすくってナベから出さなくてもザルでざーーーっ!ってできるぞ!実はマーレの家にザルとかキッチン用品はほとんどあってまだこっちに送ってないからザルがなかったんだよね。もちろん他のものもたくさんないんだけど、ザルがないのって思ってる以上に不便なんだよね。何をゆでてもいちいち箸でつまみ出さなきゃならなくて、ザルで一気にザバーッとやるのに比べると5倍は時間がかかるのだ!で、今日はやっとザルを買った!

それからまた歩いて行くと、今度はプラスティックキッチン用品ストリートになった。すごい。タッパーだの砂糖つぼだのお弁当箱だの水筒だの、とにかくプラスティック用品ばかりを扱う店がこれまたズラ~~~と並んでいる。プラスティックだからさっきのアルミ系に比べるとカラフルなのがいい。ここでは生クリームを入れて搾り出す注射器みたいな形の容器をお買い上げ!搾り出し口が色んな形のを6種類くらいセットにしてあるのになんと90ルピー!80円くらいですよ!信じられん!もしかして一回使ったら全部崩壊するんじゃないだろうか・・・と思われるけど90ルピーならまあいいや。子供たちが楽しく使えるでしょう。

このお店、ぐしゃぐしゃ並んでいる感じはなんて言ったらいいか・・・昔の新宿のラーメン横丁みたいな・・・?え?知らない?歌舞伎町に抜ける方のガード下でもいいけど・・・あのへんをもっとワイルドにしてオレンジ色を足して(スリランカは土がオレンジ色だから全体的にオレンジっぽい)タイムカプセルに突っ込んで昭和初期に移行させたような感じ?って、昭和初期に生きてないから私もわかんないんだけどさ、よくうちの父が言ってたような蚤の市ってこんなんかな?って思わせる混沌具合です。でも、並び的にはこうやって機能的に種類別でかたまっているんだから結構いいと思うけどね。

おもしろかったのは、こうやってお店がびっしり連なっている中に、ぽっと突然ゴージャスな教会が出てくるの。もうね、建蔽率ってなんですか?って勢いの建て方だから隣の店の壁は自分の店の壁で、またさらに向こう隣の店の壁になっていて・・・ってな具合にストリート一本分が全部くっついて建ってるから隙間というものがないのね。で、汚いめちゃくちゃ俗世間的な店と店の間にぴったりはさまってキレイな教会が建ってるの。しかもお店はぼろぼろなのに教会はコンクリの壁の上にちゃんとパテが伸ばしてあってペンキもきれいに塗り替えられていてマリア像が立ってる窓枠の細工なんかは細密に美しく仕上げてあるわけ。そのギャップが大きくておもしろい。しかも教会の数軒先にインドヒンドゥ-の寺院がバーン!と建ってる。こちらは本当にインドっぽくてヒンドゥーの神様の彫刻がびっしり上まで連なっている。・・・・・・うーん自由だ( ̄▽ ̄)そう、自分の好きなところに行って好きに祈ればいいんだよねえ。

さて、そんな混沌とした教会&プラスティックキッチン用品&ヒンドゥー寺院サンドイッチストリートを抜けると、次の通りはなんと自転車ストリートだった。子供用から大人用からとにかく自転車屋さん。もう、脈絡がまったくわからん。たぶん、ないんだろうね、そんなもの。なんとなくかたまっていったんだろうね。うちの子供たちはもちろん自転車が欲しいと言っているのでここもちょっと物色。でも見るだけで通り抜けた。ま、いきなり自転車買って帰れないし。

で、ちょっとちがう方向に今度は足を伸ばしたら、これまたものすごい迷路みたいな野菜市場になった。野菜とくだものがまさに盛りだくさん。なんだかわからない丸いソフトボールくらいのくだもの(だと思う)が山にして積んである。大体その丸いのが五個でひとつの山になっていて、それがいくつもいくつも並んでる。まるで賽の河原みたいだ(^-^;)でも考えてみたら日本の八百屋さんだって丸いものを五個ずつとかで山にして並べてるよね。なんかアジアの伝統なのかなあ~とか思ったりする。だってカナダやイタリアの市場ではそんな山は見なかったような・・・あんまり覚えてないけど。その野菜市場の迷路の中を歩きながら、ここの野菜市場には猫がいないねえ~とロビちゃんに言った次の瞬間、野菜と野菜の間の一角に猫専用休憩所みたいなスペースがあって、そこで子猫がお母さん猫のおっぱいを飲んでいた!か~わ~いい~(≧∇≦)こんな人が行き来する中で母猫が安心しておっぱいをあげられるなんて、よっぽどかわいがられてるんだなあ~とほんとに感心した。おっぱい飲んでるって言ってもどう見ても産まれて三ヶ月くらいの子で、一匹はもう飲んじゃったのかわきでとろん~としてる。猫は野菜は食べないだろうけどここは乾物屋さんも一緒に並んでいたので、煮干をもらってるんだろうなあと推測。ここの乾物屋さんは煮干や干しえび、大きな魚の干したのとかも売っていて日本の乾物屋さんでも売ってそうな品揃え。干しえびなんかなかなかおいしそうだったヽ(´▽`)/

この野菜市場を通り抜けてちょっと行くと今度は携帯グッズとバッグ屋さんストリート。一気に即物的な感じ!でもロビちゃんは携帯が好きなので結構楽しそうに見ていた。この携帯&バッグのあたりで子供を学校に迎えに行く時間が迫ってきたので、スリーウィラーに乗ってペターを後にした。

特にピンポイントで「これが欲しい!」というのがなければ、ぶらぶら歩いて見るとすごく楽しい。ただ欲しいものがある場合はそれがどこのどの辺にあるのか大体のことくらいはわかってる人と一緒に行かないとたぶん探しあてられないと思う。ただ歩きまわっててもかなり広いし一体自分がどこにいるのかわけわかんなくなっちゃうしね。昔もペターは来たことがあって、そのとき歩いた通りはクリスマスの飾りにするような電飾ばかりを売ってる店が並んでたし、もちろん服とか裁縫・手芸品が勢ぞろいする場所もあったから、まだまだ奥が深いってことだよね。今日は1時間くらいしか歩いてないし。私はレジャーシートを大きくしたようなカラフルなストライプのビニールシートが欲しかったんだけど(床に敷いて子供たちが絵の具で絵を描いたりできるから)、今日は見つけられなかった。でも、絶対絶対どこかに売ってるのはわかってるんだよね。だってたくさんのお店がそのビニールシート使ってるから。次は絶対ビニールシートゲットしに行くぞ~。で、写真も撮らないとね。とにかくペター、おもしろかったヽ(´▽`)/

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移動アイスクリーム屋さん

今日はなんか調子がいいのでもう一個ブログ書いちゃう。

今度は移動アイスクリーム屋さんの話。

さっきも書いたけど、三年前に三ヶ月住んでいた家の前の道路には、たまに移動パン屋さんが来ていた。小さい車の荷台にパンのショーケースが乗っかっていて、中にはパンが並んでいて、♪ピッポピポ~ピッピッピポ~♪とちょっと安っぽいけど軽快な音を鳴らしながらやってくるんである。この音を聞いたら外に行ってショーケースからパンを買う、という日本のとうふ屋さんみたいなシステムで、ものすごーく地元な商売だからめちゃくちゃ安かった。大体中にチキンとかフィッシュとかベジタブルとかが入っているおかずパンはとんでもなく辛いので、うちはもっぱらフツーのパンにザラメ砂糖がまぶしてあるピヤナロールとかを買って食べていた。もちろん英語は通じなくて「How much?」って聞いてもお兄さんが首をゆらゆらさせているだけでいくらかわからないのでとりあえず500ルピー札くらいを渡してみる、みたいな買い方をしていた(^-^;)

さて、今住んでいるこの家は大きな道路から路地を一本中に入り、その路地がなくなるまでずっと奥に進んでいった最後のどんづまりにある家なんである。どこにも抜けられないので、この路地の奥の方の家に住んでいる人かそこに用事のある人じゃなきゃ入ってくる意味がない道なんである。でも、そんな路地の奥にまで、なんと移動アイスクリーム屋さんが来てくれるんであるヽ(´▽`)/

これがまた、すんばらしいタイミングでやってきてくれるんである。子供たちが「ママ~おやつ~」と言い始めて「あっ今日なにも買ってないよ。おやつねえ~すごい前に買ったクッキーが残ってるけど」「え~あれやだ~」な~んて言ってるときに、♪ピッポポポポ~ピッピッピポ~♪と、これまた移動パン屋さんと音楽の違いがわからない軽快な電子音を鳴らしてやってきてくれるんである。ここにはこの移動アイスクリーム屋さんしか来たことがなくて、パン屋さんは見かけないので、この音楽が鳴ったら子供たちはアイスクリームが来た!と即座に飛び上がる(^-^;)して、私もサイフをつかんで外に走りだすのだ(わーい!)。すると、もう階下の大家さんの娘さんがすでにいてアイスを買っている。大家さんの娘さんは階下でテイラーをやっていて、ウェディングドレスとかゴージャスな服をオーダーメイドするビジネスをしていて、実際に縫う人からお手伝いから従業員が何人もいてにぎやかに一階で仕事をしているんである。なので、アイスも従業員全員分買っている。うちも私も一緒に家族全員買う。うちのとなりの家からも子供が二人出て来て買っていた( ̄▽ ̄)これだけ需要があれば路地の最後までだって来てくれるわな。

アイスは普通の棒アイスでチョコがけのバニラとか、中身もチョコのダブルチョコとか、カップアイスとか、結構おいしいヽ(´▽`)/この移動アイスクリーム屋さんが来るようになってから毎回うちは買っているのでなんだかちょこちょこ来てくれるようになった気がする。ちょっと歩いてすぐのところに便利なお店がある、っていう場所じゃないので、向こうから来てくれるのって正直助かるんだよね~。音がしたら財布持って外にかけ出すってのもなんか楽しいしね。

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雨。雨。雨。

今日も雨・・・。ていうか、いつまで続くのかなー?雨?

ちょっと心配になってくる降りっぷりなんですけど・・・。

今も外ですごい土砂降りになってきて電気までふわっふわっと一瞬暗くなったりする。て、停電か?!(゚ー゚;)ここはよく停電する国なのでうちも懐中電灯とろうそくとチャッカマンを買ってある。三年前にスリランカに三ヶ月住んだときにはもう毎晩のように激しい雷雨でそのたびに停電していた。特に四月は雨と雷の多い月なんだそうで、ちょうど四月から三ヶ月住んでたんである。

でもこの家に住み始めてから停電はまだ一回しかなっていない。以前住んでいた家は実はこの家から車で10分もかからないくらいの近いところなんだけど、そこは住所はタッチの差でコロンボではなくなって郊外になってしまう場所なのだ。ここは一応コロンボなのでそのへんも少し違うのかもしれないな~なんて思うけど実際のところはよくわかんない。でも初めてこの家で停電したときには、電気が切れた瞬間にお向かいのでっかいジェネレーターが作動して(ほんとに停電した次の瞬間に動き始めた)、その大きな音が響いてきたのでおお!とビックリした。なんでジェネレーターがあるかというと、お向かいというかうちの横にあるのはミリタリー・ホスピタルなんだよね。そう、病院は電気が切れちゃったら生死にかかわる人がいるからさすがにジェネレーターがないとヤバイでしょう。ということで、そのジェネレーターの音を「いいなあ~」と思いながら聞いていたのだけど、思っていたよりは停電が少ないので今のところ助かっている。まあ、来年の四月になってどうなるかだけどね。

それにしてもこの雨、一体どこにこんなに水があるんだろうと思わずにはいられない量なんだけど、やっぱり猛暑で溶けた南極の氷とかの水なのかなあ・・・。モルディブでもすごい雨が降っているそうで、ロビちゃんも今日「レインコート買って帰ろうかな」と言っていたくらいすごいのだそうだ。沈んじゃわないかね、モルディブ・・・。ほんとにあそこ低いからね・・・。ホテルの従業員と毎日電話連絡してるんだけど、「また降ってるよ~まだ降ってるよ~」といつも言ってる・・・。ホテルの入り口の前の道路が水びたしになるんだよね・・・お客さん大丈夫かな・・・と結構心配の種である(-_-;)

そろそろ止まないかな~。あんまり暑いのやなんだけどさ~。心配になっちゃうくらい降るってのもなんだかだよね~。やっぱり世界は異常気象なんでしょうかね。

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ごはんのこと。

モルディブのマーレに住んでいたときは、日本食はもちろんだけど、なんかこうきちんとしたおいしいものが食べたいといつも思っていた。マーレの在住日本人の友人たちもいろいろ創意工夫をしておいしいものや和食を自作してはみんなでお茶会をして持ち寄って一緒に食べたりしていた。外国に住んでいると思うようになるけど、食べたいと思う欲求が人を動かすんだよね。みんな海外に住むようになってからせっせと料理をしたり、ケーキを焼いたりするようになった、という人がたくさんいる。私は海外に住むようになったから、というよりは初めて実家を出たのが外国に住むようになったからで、しかも19歳だったからそこから初めて自炊をするようになった、という感じだった。

そして思うのだけど、みんな本当にがんばる。とにかく手作りする。それは、食べたいから。でも、本当にすごいなあと思う。私はたぶん自分が料理に控えめに言ってぜんぜん興味を持てない性格みたいなのでどうにもそこまでできない。アメリカとカナダに住んでいた頃にマフィンを焼くのがおもしろくなって毎日マフィンを焼いていた時期があったけど、あれは料理というよりも工作みたいな感じに近かったと思う。中身に何を入れて(今日はブルーベリーかチーズかにんじんか)、生地はどれにしようか(白い小麦粉、それとも全粒粉、もしくはコーンミール)、という組み合わせが楽しかった。料理っぽくなかった証拠に、毎日焼いてたらもちろん自分では食べきれず、いつも学生寮に住んでる友達とかルームメイトとかみーんなに配っていて自分では味見くらいだったのだ。そして「うーん、次はかぼちゃを試してみよう」とかやってたりしたくらいなのだ。だから料理という料理はあまり研究したことがない。

でも外国に住んでいる日本人は本当にすごい手作りをしている。豆腐とかはもちろん、納豆もうどんも手作りしちゃう。マーレでは豆腐も納豆も作りたかったけど大豆が売ってないので(なんたる!)どうにもできなかったんだよね。他の豆で試してみようか、という話もちょっと聞いたけど大豆に似た豆って実はないよね、あんまりね。

そしてこのコロンボでもみなさん本当によく色んなものを作っている!あちこちのお宅に呼ばれてお邪魔させてもらって毎回たまげる!みたらし団子やきなこ団子は私もマーレで白玉粉を送ってもらって作ったことがあるけど、あくまでイベント的スペシャルに作ってたんだよね。でも、ここでは日常的にみなさん作っている。ケーキもすごい!もう、お店で売ってるようなきれいなフルーツタルトが出てきてビックリした!もちろんホームベーカリーでパンも焼いている。そして!先日驚いたのはぬか漬け!!ぬか漬けのきゅうりが出てきたのだ!お野菜があるからお塩で浅漬けができるのはわかる。簡単だしね(って、私は作ったことないけど(^-^;)。でもぬか漬けだよ、ぬか漬け!ってことは、ぬか床を日本から持ってきたってことだよね?!?!って聞いたら、今は簡単にできるぬかってのが売ってるらしい。それを日本から持ってきたり送ってもらったりしたらできるのだそうだ。いやあ~それにしてもすごい。うちは親も漬け物を家で漬けないので私は日本でもぬか床を見たことも混ぜたこともない。それをコロンボで作ってるんだもんね・・・。すごいの一言・・・というより、なんかカルチャーショック?そしてそのぬか漬けと一緒に出してくれたものは・・・なんと、粟ぜんざい!!粟ですよ、粟!!!実は私、粟ぜんざいって今まで一度も食べたことなかったんでございますよ。日本で産まれて日本で育った者ですが、粟ぜんざいというものを日本に住んでたときだって食べたことなかったのにスリランカのコロンボに来て初めていただきました。というのも、実はあんこがあまり得意じゃないんだよね・・・。スミマセン・・・ごちそうになっておきながら・・・。どうもあのツブツブが好きじゃないので、こしあんなら好きなんだけどね。でもあんこだけお椀一杯食べるとなると・・・やっぱりそこまで好きじゃないかな~・・・なんて。でも食べました。粟ぜんざい。どうだったかというと、粟がおいしかったヽ(´▽`)/とろん、もちもちとしてて、すっごく穀物(*゚▽゚)ノって感じにあふれていたよ。私は穀物というか主食ものが好きなのでおいしかったです。

でもこうやって外国に住む日本人の方々と知り合いになって見てみると、実は自分はそんなに和の人ではなかったのかな~・・・なんて思うようになったんだよね。だって、粟ぜんざいだけじゃなくて、実は私はぬか漬けも食べたことないんだよね・・・。もともと漬け物というものがそんなに好きじゃないから、浅漬けくらいならちょっとは食べられるけど、それでも浅漬けぽりぽりかじったらごはんをいっぱい食べる、という感じなので、ぬか漬けをつまみながらお茶を飲む、というのができないのだ。これがお酒だったらできると思う。しょっぱいものをつまんでお酒を飲む。できる。でも、しょっぱいぬか漬けを食べてお茶を飲む・・・となるとできない・・・。やっぱり白いごはんがないと。それに浅漬けなら食べられるけどぬか漬けは食べられないし・・・。思い切って暴露してしまえば、私は梅干も食べられない。だって、しょっぱすぎてすっぱすぎるんだもん。味的には強すぎてあまりおいしいと思えないんだよね。だから「梅干がないと~」とかも思わない。日本にいても食べないからね。わさびも食べられないしゆかりも食べられない。こうなってくるとただの好き嫌い女王じゃないかって声も聞こえてきそうだけど、わりと「伝統的和風」なものが苦手なような気がする(え?気がするだけじゃない?まあまあ)。もちろん白い日本のごはんが大好きだし、お味噌汁も大好きだし、刺身も寿司も大好物なので自分的には「私は和食党の人間だ」と思っていたのだけど、この私が好きな和食って外国の日本食レストランのメニューっぽいんだよね。しかも外国の日本食品店で買えるようなものばかり??実は私は「外国人的和食好み」だったんじゃないか??と最近日本人ばかりの中にいて思うようになった。以前とてもおいしい梅干を日本からのお客様にいただいたことがあるんだけど、その梅干はみーんなロビちゃんが「おいしいおいしい」と言って食べていた(^-^;)そしてまた先日違うお客様からゆかりのふりかけをいただいたので「誰か好きな人にあげよう」と思っていたらロビちゃんがこれまた「おいしいおいしい」とごはんにかけて食べていた。うちではよっぽどロビちゃんの方が和になじんでるかもしれない。

私が自分は和食派だ、と思っていた理由はごはん好きだからだ。私はとにかくごはんが好きなんである。米!コメ!コメを食べないと力が出ない!コメじゃないと食べた気がしない!一日三食のうちで一食もコメを食べないなんてありえない!!というコメ好きなので、私はまぎれもなく和食派なのだ、と思っていたのだ。特におかずはちょっとでごはんはいっぱい食べたい、という真のごはん党で、いつもカレーはルーが残っちゃう人なんである。私は三大和食のひとつ(ほんとかよ)とも言える納豆も、実は食べるようになったのは最近なのだ。子供の頃は、うちは納豆にたまごとしょうゆをかけて混ぜて食べていて、私は生たまごがあまり好きじゃないし、しょうゆだけで混ぜて食べるとしょっぱいし豆は苦いしであまり好きじゃなかった。生たまごかけごはんも実はそんなに好きじゃない。すき焼きもとくに生たまごにつけて食べたいと思わない。というか、大人になってから生たまごにつけて食べるのを仕事の打ち上げで行った食事ですき焼きを食べて初めて知ったくらいで、家でたまごをつけて食べたことがなかった。なんでか知らないけど。それに生なんだよ~ごはんにかけてもなんかどろんどろんしてるじゃない~?たまごかけごはんもあまり好きじゃないんだよね。あら話がそれちゃった。納豆に戻ると、最近は付いてるタレがすごくおいしいよね!しかも「超極小」なるひきわりがあって、豆がすごーーーく小さくカットしてあって苦みもあんまり感じなくて「これはおいしい!」と思って食べるようになったんである。納豆は体にいいという話しか聞かないから栄養面でもぜひ食べたいと思っていたので、今年日本に帰っていたときも結構納豆を食べていた。でもそれもこれも近代化されたタレと白いごはんがたっぷり食べられるおかげなんだと思う。最近食べ始めたから特に納豆に対する郷愁もなくて、外国で「ああああ~納豆食べた~い。なつかしい味~」みたいなことにはそんなにならない。もちろん、おいしかったからまた食べたいけど。

そんな風に納豆もたまごかけごはんも梅干も漬け物もぜんざいも特に食べたいと思わない私は、自分でも気が付いてなかっただけで実は海外にいてもそんなに苦労しない部類の人なのかも、と最近思うようになった。もちろん日本のものを食べるとすっごくおいしいけど、他の人ほど切実じゃないんじゃないかな・・・とね。

私が切実なのは、とにかくごはん、コメなのだ。コメは食べられないと困る。アメリカにいた頃は学生寮に住んでて自炊できなかった時期とかもあって、とーても辛かった。アメリカの田舎に住んでいたので、おコメを食べる習慣の人はいなかった。ニューヨーカーとかならいざ知らず、オレゴニアン(ニューヨークの人たちのことをニューヨーカーと呼ぶみたいに、オレゴンの人たちのことはオレゴニアンと呼ぶ)の田舎の人たちは日本食なんてぜんぜん知らなかったのだ。今では日本食は健康的ということですっかり有名になってファッショナブルとまで考えられるようになったけど、当時私が日本の母から送ってもらったインスタントごはんとレトルトカレーを湯沸しポットであっためて食べていると、寮のみんなは怪訝な顔をして通り過ぎていったものだ。「ひとくち食べる?」と聞くとみんな逃げるように去って行った。「一体それなに?!」と聞かれて「カリーだよ」と説明しても誰もカリーを知ってる人はいなかった。もちろん大都市に行けばアメリカ人だってインド料理レストランとかに行ってカリーくらい食べたことも聞いたこともあっただろうけど、20年前のアメリカのオレゴンから出たことのないような大学生は知らなかったんだよね。とにかくお米とごはん食というものがなかったので私には本当に辛かった。食べられるのは唯一キャンパスから出て少しのところにあったチャイニーズレストランのフライドライス(チャーハン)で、パサパサのお米だったけど私は我慢できなくなるとそこにごはんを食べに行っていた。たまにオレゴンから出てちょっといいレストランで食事をしたときに「ステーキの付け合せはポテトかライスが選べます」ってときは10回に1回くらいはあって、飛び上がって喜んで「ライス!」とオーダーしても出てきたライスはワイルドライスという濃い紫っぽい色をした細くてとんがった硬いライスで、まるでどこかのおばちゃんが買い物に行くのに毎日使ってた古いカゴをバラバラにして炒めました、みたいなものすごいワイルドな味がしてどうしても飲み込めずにペッと吐き出したことがある。なんでかわからないけど大体付け合せで出てくるライスはこのワイルドライスで、どこのレストランでもどうしようもなくマズイので結局は食べられる方の「ポテトにしてください」ということになるのだ。そんなわけで私のアメリカ4年間とカナダ1年間はとにかく「ごはんが食べた~い」という食生活の日々だった。でもカナダでは自炊していたしバンクーバーの中華街の中に住んでいたので中華食材にあふれていて豊かな食生活だった。だって冷凍のだいこん餅とか売ってるんだよ!飲茶の点心が冷凍でたくさん種類があったし、肉まんやチャーシューまんといった包(パオ)もあちこちで食べ歩きできた。考えてみればあそこはまるで中国みたいだったなあ・・・。おいしかった・・・。

あの頃の経験からして私がいま楽だと思うのは、どこでもライスがあること。スリランカもモルディブもごはんとカリーの国なので、レストランに白いライスがあるんだよね。もちろんバスマティライスとかばかりでそんなにおいしくないごはんもあるけど、私にしてみればライスがあるってことがもうすばらしい。ここ、スリランカのコロンボでもマクドナルドにさえライスがあるんだよ!その名もマックライスヽ(´▽`)/そのまんまや!ケンタッキーフライドチキンにもライスがある!日本にはないメニューだよねえ。マックライスはプラスティックのお弁当容器にライスが入ってて、その上にマックチキン(フライドチキン)が乗っかっている。ライスの上には生たまねぎととうがらしみたいな野菜がちょこっときざんではじっこに乗せてある。このライス、そのときそのときの作る人によって微妙に味が違って、すごい辛いときとそんなでもないときがある(^-^;)基本的に塩味と唐辛子がちょっと入った味付けで混ぜてあって、これが結構おいしくて私は好きなんである。でも私は辛いのがこれまた食べられないので、いつもドキドキしながらマックライスを買って食べながら「うわー今日はからいやー」とか、「うん、今日はそうでもない」とか言いながら結局はいつもマックライスを食べてるんである。辛いか辛くないかロシアンルーレット的なんだけど、バーガーよりはコメ( ̄▽ ̄)でも本当はこれにカレーっぽいソースがついていて、スリランカ人はこれをたっぷり混ぜて食べる。これがか~な~り辛い!だろうと思われる。試したことないから。つまり、辛くする前段階でもう私には辛いわけだけど、いつもこのソースを使わないでごはんだけで十分「からいからい」と言いながら食べているのだ。そしておかずのマックチキン、これがまぁ~あーた、辛いのなんのって!いつも半分以上食べられません(゚ー゚;)でもマックに行ったら頼んじゃうマックライス。わりとお気に入りだったりします。

ケンタッキーのライスも、メニューの「なんとかライス(ごめん忘れた)」にする前の、「白いライスください」と言うと、辛いソースを混ぜる前のごはんを買うことができる。これはぜんぜん辛くないんだよ!で、白いごはんと言ってもいんげんとかにんじんとか小さく切った野菜が混ぜてあるのでなんだかお得感がある。でも、ケンタッキーのチキンが辛い!普通にできて置いてあるチキンはすべて辛いのだ。なので、チキンは「オリジナルレシピのチキン」とオーダーしないと辛くないチキンは出てこないのだ。つまり、この「オリジナルレシピチキン」は日本でも売ってる普通のケンタのチキンのことなんだけど、これは普通に作ってないのでオーダーが入った時点から揚げ始めるわけで、必ず「15分くらいかかるんだけど」と言われることになる。「いいです、待つからオリジナルレシピのにしてください」って言うと店員さんがめっちゃめんどくさそうな顔をするんだけど、負けちゃいけない!ところが、飲み物とごはんは先にもらっちゃうのでチキンが出てくるまでにごはんを全部食べ終わっちゃうんだよね。ほんとはチキンをおかずにこのごはんを食べるとおいしいんだけどさ。

まあそんなわけで何が言いたいかというと、あのマックですらライスがある、アジアって楽だな~~~としみじみ思うということなのだ。わざわざマックに来て思いっきりローカルっぽいライス食べる必要ないじゃん、と思われるかもしれないが、スリランカでたぶん一番売れているマックメニューはマックライスじゃなかろうか、と思われるくらい店内みんなマックライスを食べているヽ(´▽`)/日本でも昔ケンタッキーで焼きおにぎりやってたよね。モスではライスバーガーだし。結局食べたいものが一番売れるんであって、マックでもライスがあって売れればそれでいいじゃん、と商いの神様が言ってるのが聞こえるような気がする光景がコロンボで見られるのだ。こうやってどこに行ってもライスがある・・・アジアっていいね~。でも先日ここの日本人在住のママに「マックで食べるものないじゃない?」と言われて「いつもマックライス食べてるよ」と言ったら「え~?!あれ、辛いじゃない~!?絶対食べない!」と言われてしまった・・・。私、結構辛いものに慣れてきたんじゃん(^-^;)他の人でも「せっかくスリランカにいるんだからここのカレーを食べようと思って挑戦したんだけど、食べた瞬間に体中にじんましんが出た」と言っていてビックリした。だってその彼女が食べたと言う店はどちらかというと外国人も多く利用する少々お高めのこぎれいなカフェだったのだ・・・!私は辛い辛い言いながらもっと庶民のカフェでカレー食べたんだよね・・・この前もね・・・。やっぱり図太いってことなんでしょうかね・・・?それとも丈夫ってことかな・・・?これでも私、ほんとう~に辛いの食べられない人なんだけどね(^-^;)

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