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私はとても悩んでいた

何かというと。

日本である。

春休みにどこにも行かないことになったとき、なんとなく「じゃあ夏休みは日本だな」と思っていた。その矢先に地震&原発が・・・。

地震は避けようがないこととして、原発がね。

放射能がね。

やっぱりおそろしい。

自分だけならまだ決断しやすいんだけど、子供を連れて実家に行くとなると、子供の将来に関わることだから責任が重大になる。しかも子供の方が放射能への感受性が高いので大人の3倍被爆するという記事をネットで読んだ。甲状腺ガンの原因になることはチェルノブイリ後に子供の甲状腺ガンが多発したことからもよく知られている。被爆してから大体4年で甲状腺に異常が出るのだそうだ。

私は医療のことを勉強したこともないし、原発のこともまったくの素人で何も知らない。今まで知ろうともしてこなかったから、それは自分にも責任がある。何も知らないままで電力の恩恵は受けていたんだもんね。だからえらそうなことを言う資格はない。

それにしても、である。日本のニュースはバラバラだと思う。発表元によって放射能値とかぜんぜん違うしどれを信じたらいいかまったくわからないし読んでもとてもわかりにくい。

うちは神奈川だけど、神奈川もかなり汚染されたとか神奈川は平気だとかちっとも様子がつかめなかった。それでも、だんだん神奈川の南足柄のお茶葉から基準値以上の放射能が測定されたとか、不安なニュースが増えてきた。きっともう影響を受けてないきれいな場所なんてないんだろうね。

外国人はそろって「わざわざ危険な場所に行かなくても」って言うんだけど、外国人にとっては「危険な場所」かもしれないが、日本人にとっては「自分の国」だから、「危険な場所」という観念になりにくい。「だってまだ揺れてるんでしょ?」と言われればまあもちろんそうだろうけど、日本では大地震がいつどこで起きてもおかしくないというのはみんなが持ってる危機感だろうと思う。だからこそすごくたくさんのドラマやテレビや小説やゲームで崩壊する都市の話があるんだと思う。たぶん他の国の人たちよりは日本人はそれに対していつも意識のどこかに持っているはずだよね。

でも、原発は・・・ねえ。私はなかった、情けないことに。本当に自分の無知が恥ずかしいけど、こういうことが起こりうるとか考えてもみなかった。「どこかがトチ狂ってうっかり爆弾落としたら」みたいなことは考えたことあるけど、地震&津波で原発がやられて放射能を撒き散らす事故になることは想像したことがなかった。もちろんチェルノブイリも知っていたし、ルーマニア人の友人もいた。「若い頃にチェルノブイリがあったから、自分はちゃんと子供産めるかなあって心配だよ」と彼女は言っていた。ただ、それが日本で起こるなんて思ったことなかったんだよね。

今回のことでいろんなネットニュースやブログを読んだ。とにかく違った内容の情報があふれている中では自分で判断しないとどうにもならないよね。大学の教授のブログですごくくわしく書いてあるなあと思えば「その人の内容は信用できないことでわりと有名です。扇動的なことも書くので気をつけてください」と言われたり、日本の「放射能測定値・神奈川」といのを見てみても、なんか数字だけではっきり言ってさっぱりわからんし。もう、わざと素人にわからないように書いてるとしか思えない数字の羅列しかなくて、その数値に対しての説明がこれまたわかりにくかったりする。意図的としか思えないんだけど、単に私が頭が悪いからなのかなあ。

そんな中で、色々読んでわかりやすかったのはドイツの気象のやつかな?なんか日本地図で原発後の風向きと放射能の広がった方向をカラーグラフでわかりやすく作ってあるやつがあって、それがよかった。それから医療的に放射能がどう害を及ぼすのかという誰だかわからない人のブログでわかりやすいのがあった。

その人のブログによると、放射能の数値が書いて発表されているけれども、政府が一緒に発表している「自然界における一年間のひばく量」みたいなのに気をつけてくださいということだった。というのも、自然界でももちろん放射能はあるし、飛行機に乗ったらさらに浴びたりするのは有名だけど、自然界で被爆する放射能は自然に淘汰する力を人間の体は持っているのだそうだ。だから自然界では浴びても自分で浄化することができる。ただ、原発で使っている人間が作ったプルトニウムだのウランだのというものから発せられる放射能は人間は浄化することができないらしい。だから、政府が現在の放射能値と自然界の放射能値を比べて「自然界にもいつもこれくらいはありますから大丈夫です」というはトリックなのだそうだ。「赤は白に比べて黒ですから安心してください」というようなものなのだ。数値だけを比較してもなんの参考にもならないんだね。でも素人はそんな知識はないから「そっか。普段もこの数値くらいあるんならそんなに怖がることはないのかな」と思ってしまう。原発からばら撒かれた放射能は種類が違う、ということが私は初めてわかった。

さて、この人工の放射能はなぜ人間の体が浄化できないのかというと、人間の体はこの放射能を自然界にある栄養素と間違えてとりこんでしまうんだそうだ。特に今話題になっているセシウム131(だっけ?ちょっと番号が定かじゃないんだけど)は、その構造がカリウムにそっくりらしい。で、人間の体は「わーいカリウムだー」ととりこんでしまうのだそうだ。人間の体はカリウムを甲状腺に蓄積するそうで、このセシウム131もカリウムと間違えられて甲状腺に蓄えられる。そしてそこにとどまってずっと体内から放射能を出し続ける。これが内部ひばくなのだそうだ。そしてそのために甲状腺にガンができるのだ。

お、お、おそろしい・・・。

ただ、ここで話題のヨウ素の出番が来るらしい。カリウムの摂取量は体で決まっているので、ある一定量を摂取すると、体はそれ以上取り入れようとしない。なので、あらかじめカリウムをたっぷり摂取しておけば甲状腺は「もうカリウムおなかいっぱい」になって、体内に入ってきたセシウムも「今はいらないや」と蓄えないですむというのである。そしてそのカリウムを摂取しておくには、ヨウ素剤を飲めばいいらしい。このヨウ素はわりとポピュラーなものだと思う。自分も子供の頃からヨードチンキ(ヨーチンだよね)とかルゴール液とかでお世話になってるものだ。カリウムが欠乏すると病気になるんだけど、日本人はカリウムが豊富な海草を食べる習慣があるので、他の国の人たちに比べてこのカリウム不足の病気になる人は少ないらしい。アメリカの内部などでは昔この病気が多発したときに塩にヨウ素を入れて自然に摂取できるようにとヨウ素入りの食塩を売ることにした。これはモルディブでもスリランカでも見る「Iodised Salt」である。私は常々このアイオダイズドソルトを不思議に思っていて、「普通の塩ないんかいな」とぶつくさ文句を言っていたんだけど、なるほど、海草を食べるチャンスがなれば、大切なものであったのだ。モル人が「アイオダイスドソルトは体にいいんだよ」と言っていたけど、そういう歴史があったのだ。ただ、モルディブやここスリランカではバナナをたっぷり食べるので、バナナにはカリウムが多く入っているから大丈夫じゃないかな・・・?なんて思ったりもするけど、そんなわけでこのヨウ素(カリウム)と体の関係はわりと身近なものだったのだ。自分が知らないだけなんだね。

実は子供の頃マンガの「ブラック・ジャック」を読んでいて、バセドー氏病の女の子に「ヨードを与えなさい」というシーンがあって「なんでヨード???」とすごく不思議に思っていたんである。だって、バセドー氏病なんで不治の病っぽい名前がついてて大変そうな病気なのに(実際そのマンガでは女の子は大変そうである)、ヨードなんて簡単な薬じゃなくてもっとすごい特別な薬が必要なんじゃないだろうか・・・とか考えていたのだ。でも思い返してみると、バセドー氏病というのは甲状腺の病気で、しかもこの女の子の住んでいる場所は山あいの小さな田舎の村なのだ。今になって「なるほどねえ~・・・だからヨードだったのか」としみじみ思ったりする次第である。ま、ブラック・ジャック先生は置いといて。

なので政府が作業員にヨウ素を配ってるニュースを読んだとき「放射能に効く薬なんてあったの???」と思ったけど、これは放射能に効くというよりも摂取を防ぐ予防策だったんだということが理解できた。もう、わかりやすく書いてくれていた人に感謝である。そしていつも愛用している、薬の名前を調べるHPでヨウ素剤の英語名も調べた。ヨウ素剤をちょっとコロンボで探してみようかな、と思う。このヨウ素剤のすばらしいところは副作用がほとんど出ないことだ。カリウム過剰摂取はもちろんよくないらしいけど、ちゃんと用法を守って飲んでいる分には問題はない。日本でのヨウ素剤処方量とWHOの処方量も調べた。大体日本のって少なめだよね。でもなんかちょっと対処できる方法が見えてきた気がする。

それに、放射能はそんなに簡単に消えてなくなるものじゃないから、放射能を気にしていたら、実は10年単位で日本に帰れないんだよね。うーん・・・それはちょっとつらい。来年帰っても10年後に帰ってもそんなに大して変わらないのかもしれない。外国人にとってはもう無理して住むこともないと判断する場所かもしれないけど、私は家族もいるし友達もいる。自分たちだってたまには息抜きも必要だし。

そう考えて、夏休みには日本に帰ることにしたヽ(´▽`)/

子供たちはずっと帰りたがっていたのでものすごい大よろこび!!!ロビちゃんは「なにも今わざわざ帰らなくても・・・」と心配してるけど、まあ2ヶ月くらいいいじゃん!奥さんもたまには実家に帰りたいわよ!ということで、学校が夏休みになる7月・8月の2ヶ月間、日本に里帰りします!この結論に至るまでにすご~く悩んだのよ。でも決めてしまったらなんだかとてもスッキリした。そして飛行機のチケットをあちこち調べてみたら意外と安いのをみるけることができた。クアラルンプール行きとかシンガポール行きとかはまあまあの値段なのに、「成田行き」にするとぐっと値段が下がるのよね・・・。やっぱり日本行きはいま人気がないのかしら・・・。でも安く帰れるのはうちにしてはうれしいからね。3席予約を取った。1年ぶりの日本だ~と思うと自分もワクワクする。子供2人を連れて飛行機の長旅は大変だけど、まあ楽しく行こう~!

というわけで日本のみんな、帰ります!遊んでね~!!!

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ダルメシアン完成!

できた・・・・・・。

やっとできた・・・。

そう、ダルメシアンがヽ(´▽`)/

燃え尽きたよ~真っ白に~~~。

てなくらい手間ヒマかかった~~~。いやもう、やっとだよ。

しかも今日、衣装を着てのリハーサルで、明日が本番!

ま、間に合っただね~~~。ぷしゅ~~~・・・。

一体どれくらいかかったんだ~・・・。まず着ぐるみ衣装を探して息子のラビットをゲットしてからなんだよね。でもダルメシアンはなくて頭にかぶるキャップだけ見つけて買い、そのあとそれなら自分で黒い点々を描こう・・・と白いズボンを探すこと数日、どうしても見つからなくてそれなら縫ってもらおう、と白い布を買ってテイラーに持って行ったんだよね。ところが、近所の地元テイラーに恐る恐る入ってみたらミシンで縫っていた人たちが一斉に私を見て「?!」というすごい視線を・・・。「あの、オーダーしたいんだけど」と言ったら手前にいたおじさんが「どうして?」と怖い目つきでバッサリ。え?「どうして」?( ̄Д ̄;;そう、おじさんは「何を?」ではなく、「どうして?」と言ったのだ。・・・・・・え~~~ここはテイラーだよね・・・オーダーしちゃいけないのかな・・・?とりあえず持っていた袋から布地を取り出して説明しようとしたら、おじさんが布をさっと手に取って「あ~ダメダメ、こんなの」と言ってポイと放り投げてよこした。・・・\(;゚∇゚)/ぬ、布地差別するの・・・?それとも私が外人だから?それともここはオーダーできないテイラーなのかな・・・?

色々考えつつちっともわからないのでしょうがなくテイラーもあきらめた(いよっ!あきらめ早いね!)それならいいよ!自分で縫うから\(*`∧´)/

ということで買った布地を家で広げ、娘が以前日本で買ったゆったりしたレギンスみたいなのをお手本に、型紙を取ることにした。クリスマスのプレゼントが包んであった包装紙を使ってレギンスの上に置き、少し大きめにしながら適当に同じ形に切る。縫い目をよーく見てこんなもんかな~と型を取った。その型紙を白い布の上に乗せて一枚形を取り、向こう側にぱたんと一度返してもう一枚、右側と左側の形をペンで書いた。実は私はズボンというものは縫ったことがない。高校生の頃はおもしろくて自分できんちゃく袋から始まってスクールバッグやスカート、アンアンを見ながら載ってるワンピースをそっくり真似して作ったりもした。雑誌に載ってる服は高いからね、シンプルでかわいいのを真似してたのだ。「モードサロンようこ」だね。ははは。なんのことかわからない方は次いきましょう~。

さて、形は取れたのでお手本のレギンスを見ながら手で丁寧にちくちくと縫っていくことにした。そりゃーそうよ、だってミシン持ってないんだもん。カーテン生地はたくさん売ってるんだけど出来合いのカーテンがなかなかないので(ここではみんなオーダーしてるみたい)、ミシンほしいなあと何度も思っているけれど、こんなに切実に感じたことはなかったぞ!ミシンがあればダー!と数分で縫えるような直線を、手でちくちくちくちくとひたすら縫うヾ(*゚A`)ノBGMは「♪かあ~さんがぁ~よなべぇ~をしてぇ~♪」だ!って、そんな児童唱歌、歌わんわ(^-^;)しかしてまず足を入れる長い部分をちくちくと縫い、次に両すそを縫い、最後にウエスト部分が残った。ウエストには一応ゴムを入れよう。伸縮素材の薄い布地で、ちょっと途中ではいてもらってみたらわりとぴったりできちゃったけど、踊ってる間にステージ上でずれ落ちたらうちの娘は泣くぞ(-_-;)ウエストのゴムは、以前私のパジャマズボンのゴムがゆるゆるになっちゃってロビちゃんに「ゴム買ってきて~」と頼んだらなんだか4メートルくらい買ってきたのがあるので(わたしゃーそんなにウエストないが)、それを出してきてゴムをくるりと巻き込んでウエスト部分も縫い合わせた。

・・・・・・(゚ー゚)

できたよ!ズボン!!!ヽ(´▽`)/

すごいじゃん!私、スカートと違ってズボンってむずかしいと今までずっと思ってたけど、作れたじゃん!!!先生、うちの子、やればできるんです!!って気分だね( ̄ー ̄)

早速娘にはかせてみたら、てれてれで結構良い感じ♪うまいじゃ~ん!自分!も、自画自賛( ̄▽ ̄)

て、そんな喜んでる場合じゃなかったのだ。これをダルメシアンにしなきゃいけないのだ。描くぞ!黒いポチポチを(*゚▽゚)ノ

絵の具はいつも使っているアクリル絵の具を使用!アクリル絵の具は塗るときは水と混ぜて使う水性なんだけど、乾くと耐水性になる。なので何度でも重ね塗りができるし、布地についたら絶対落ちない。つまり落ちない、ということは布地に描ける、ということなのである。乾くとどちらかというとビニールっぽくなるのできちんと染みこませるとべったりと描くことができるのだ。

普段絵を描いているときに、私はあまり黒い絵の具というのを使わないんだけど、一応全色は押さえて持ってはいる。さあ、黒の出番だ!!!

と、意気込みはいいけど、やることは実際、地味な単純手作業だよね( ̄▽ ̄)とにかくひたすら筆で布地に黒いマルを描いていくんである。ただ、マジックやペンで書くのとは違って筆を使って円を描くというのは結構神経を使う。それに全体のバランスも考えてマルを増やしていかなきゃならない。まあ、でも手作業結構好きだから~・・・♪

そして私は絵を描いているときはいつも必ず音楽をかけて聴きながら描くので、もちろん音楽が必要だ!というわけで、いつものお気に入りのスピッツCDをスタートヽ(´▽`)/

最初は上着からマルを描いていくことにした。上着は日本で前に買った白いパーカーをダルメシアン用におろした。もうだいぶサイズが小さくなってきていて袖が短いし、白い薄手のパーカーなのでちょっと汚れも目立ってきている。最近は娘もあまり着ていないから最後にダルメシアンになって昇華するのがよかろう。

「私もいっしょにやる~!」と娘もやる気満々なのでふたりでポチポチと描き始めた。パレットに黒をにゅっと出し、細~い筆でぺたぺたくるくるとマルを描く。布は紙みたいに筆がなめらかにすべらないので娘は描きにくそうだ。あんまり何度もこすっていると繊維もけば立ってくる。染みこんで下にうつると困るのでカレンダーの紙を敷いてそれを手でぴん!と押さえながら描くのでわりと時間がかかる。しばらくすると娘が「うーん・・・ちょっときゅうけい」とすぐに休憩に入った(^-^;)まあ、わかるけどね。大変だよ、これ。

私は前見ごろの左側をやり、次に右側をやり、少し乾かして(アクリル絵の具の良い点はすぐ乾くこと!)袖の中にも紙を入れて袖をポチポチと描いていく。娘、すっかり戻ってくる気配なし(;´▽`A``もちろん、この作業をやっていてもごはんは作らなきゃならないし、子供たちとシャワーを浴びて寝かせなきゃならないし、洗濯もしないと学校の制服がなくなっちゃうので洗濯もやるし、とやることが多くて思うように進まない。学生時代みたいに、寝食忘れて打ち込めるという状況じゃないんだよねえ。

そんなわけですぐに一日目は終了、次の日も子供たちが学校に行っている間に作業を進めて帰ってきたら用事に追われ(習いごとに連れて行ったりとか)、子供たちが寝たらまた進める、という感じにやっていった。

そのうち、自分の持っているCDが尽きた(゚ー゚;)もうなにか違うものが聴きたい。

思い起こせば、絵の予備校に通っていた頃は周りのみんなも家で描くときに必ず音楽を聴きながらやっていて、みんなでテープを借し合いっこしていたんだよねえ。え?そうそう、テープだよ!まだCDなんてものはなくて、みんなレコードからテープをダビングして聴いてたんだよねえ。私も予備校の色んな友達から色んなテープを借りて、気に入るとテープからテープにダビングしたりしてたよなあ~・・・。音がひどくなっちゃってねえ・・・。ちょっと遠い目・・・( ̄▽ ̄)みーんなどんどん新しい音楽が必要だったから(毎晩徹夜して家で絵を描いてたから)、とにかくテープだけは快く貸し借りしてたっけ。「これすげぇいいよ!」とか言ってね。

そんな昔の思い出にちとひたって、Youtubeでなつかしいのばかり検索して聴きながらやることにした。まずブルーハーツ。よく聴いたなあ~。もう、最初の出だし聴いただけで「おわ~!なつかしい~!」ってなっちゃうよねえ。でもブルーハーツは曲がジャンジャンしてて勢いがよすぎちゃうので最初の下塗りとか描き始めのときに聴いてたなあ。仕上げとか細かい部分を描き込んでるときに聴くとノリすぎちゃって手が荒っぽくなっちゃうんだよね。だから仕上げのときは昔はよくジェネシスとかスティングとかをしっとり聴いていた。私は音楽と一緒に歌いながらやってるので仕上げとかは歌っちゃうと手が揺れる。なのでそんなに歌えない英語の方がいいんだよね。中盤のジャカジャカ塗ったり描いたりしてるときはかまわず歌いながら描く。そう、実は描きながらずっとホゲホゲ歌うたってるんだよねえ。ははは。しかもさあ、「ながら」の鼻歌だからか~な~りひどい。たぶんさあ、髪の毛ボサボサでひどい歌うたいながら背中丸めて描いてるところ見たらみんな引くだろうねえ・・・っていう姿なのだ。でも娘は「ママたのしそう~やっぱりLもかく~」と言ってたまに参戦してはまた飽きていなくなるを繰り返していたので、どうやら楽しそうに見えていたらしい( ̄▽ ̄)

ブルーハーツも聴いちゃってバービーボーイズも聴いちゃって戸川純も聴いちゃって爆風スランプも聴いちゃって懐メロソングもネタが尽きてきた(^^;)でも題名を見て「これなんだろ?知らないな」と思ってスタートして音が流れ出した瞬間に「おおおお~これかあ~!!!なつかしい~~~!!!」ってのが結構おもしろかった。題名って意外と知らないんだね。

さて、上着が終わった。最初のへんはまだ慣れてなくていびつなところも多々あるけれど、なんとかできあがった。まあまあじゃないだろか。よっしゃ、ズボンいきましょうか!

私がYoutubeを見て(聴いて)いるので息子が「ぼくもウルトラマンみたい~!」としょっちゅうやって来るので、たまにウルトラマンを検索して見たりもした。まあ、お話はあまり見つけられないのでオープニングとかMAD映像ね。私も息子と一緒に仮面ライダーや戦隊物はいくつか最近見てるけど、実はウルトラマンって平成の(?)は見たことがない。私が知ってるのは自分が子供の頃見てたのくらいだ。息子もウルトラマンはまだ見たことがなかったんだけど、毎月日本から送ってもらっている「てれびくん」という雑誌に色々載っているので見たいらしい。どのウルトラマンがいいのかさっぱりわからんので(ていうか、兄弟多すぎじゃ!)もう、適当にいく。「ほら、これルーキーズのにゃーの子だよ~」なんて言いながらあれこれ見ているうちに、なんかすごく良い歌を見つけた。チェックしてみたら、「ウルトラマンネクサス」の「英雄」ていう歌だ。リズムがジャカジャカしててでもメロディアスで歌詞もかっこいい。MAD映像のウルトラマンネクサスもなんだかかっこいい。ていうかさー、最近のはCGがスゴイよね!!も、大人が見てもアクションシーンなんか目が離せないくらいよく動くよ!仮面ライダーと違ってウルトラマンは体が大きい設定だし空も飛べるからアクションの幅が広い。ギュンギュン空を飛んでマクロス並みの爆発の中を猛スピードでかわして避け、荒野に着地するとズシーン!と画面が揺れる。体重も重いもんね。そしてCGじゃなくて人間のアクションでも、ライダーはライダーキックが主だけど、ウルトラマンはジャンプするとひねりが入る。あんなぴっちりした息苦しそうなスーツを着て頭にまでマスクをかぶってあんなにひねり入り空中回転ジャンプができる中の人が素晴らしい(゚ー゚;)さぞかし汗だくであろうに怪獣相手に大技を繰り広げる。なんか息子と一緒になって映像に見入ってしまう(・∀・)私はライダーはイケメンくんたちが好きなので変身前のドラマ部分が好きだけど、ウルトラマンは変身後のアクションシーンの方が好きかもなあ。第一、あんなぬべーっとした全身スーツ着てなおかっこいい体の形を保っているってスゴイよねえ。たまに俳優さんが頭の部分だけ着ないで顔を出してアクションスーツを着てる写真とかがあるけど、やっぱりスーツアクターさんじゃないと体の線が違うもんね。

そんなわけですっかり気に入ったネクサスの「英雄」が今回のダルメシアンのテーマソングとなり、この1曲を繰り返し繰り返し聴きながら残りのズボンはひたすら黒いマルを描き続けたヽ(´▽`)/右上に大きいマルがあるからここに小さい円を入れよう・・・そうするとこっちには中くらいの楕円を入れよう・・・で、こっちには左側がぷくっとふくれたひょうたん型を・・・で、その隣には豆しばみたいな豆型を・・・・・・。とひたすら黒い斑点と白いスペースとのバランスを考えつつ、手ではくるり、くるり、と描き続け、口ではネクサスを歌い続けた!

ノリノリだぁ~~~( ̄▽ ̄)見た目は地味だけど。

そしてズボンを縫ってから4日目の昨日、午後、やっと上着もズボンも斑点を描き終えた!!!

できた~~~!!!(≧∇≦)

すると娘がぽつりと言った。

「ママ、シッポは?」

シッ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)・・・ポ・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

しばらくおまちください(・∀・)

や、頭が真っ白に!

でも確かに犬だよ、シッポだよ・・・ね・・・?

あの、あれかな、ちっちゃいこう丸いシッポでいいかな、ワンサくんみたいなの(^^;)

「え~ちょっとね、長いんだよ、こうね」と娘は説明する・・・。

あ~~~ま~~~ね・・・。

仕方ないので残ってる布地をまた出してきた。幸い、たっぷり買っておいたので布はかなりあまっている。しょうがないので適当に細長く切り、こんなもんかな、と丸めて筒に塗った。もちろんまた手縫いだよ。ちくちくちくちく・・・。

ぴょろ~んと細長いのができたので、中に入れるものを考えた・・・。確かどこかに脱脂綿があったはず・・・。はて、最後に脱脂綿を見たのはどこだっただろう・・・?

(゚ー゚;)クリスマスツリーだ!

そう、クリスマスツリーの雪の飾りつけに脱脂綿をちぎって乗せたんだった。

ということで、物置にそのまま置いてあったクリスマスツリーのところに行き、すっぽりかぶせてあった黒いビニール袋をちょっとむいて脱脂綿をツリーから収穫する(-_-)もともとがちょっとしかなくてちぎってツリーに乗せたので、収穫が少ない。不作だ。仕方ないのでクローゼットを開けてその前に座り込み、何かないかじっと考える・・・。クローゼットの中を見つめること数分・・・娘の古いくつしたが目に入った。もうよれよれで糸が出ちゃってはけない白いスクールソックスだ。しかもいい具合にふにゃふにゃである。

これを脱脂綿と一緒に詰めよう。

さっき縫ったシッポの筒に脱脂綿と丸めたくつしたをぐいぐいと押し込む。できあがったのは・・・なんか白いソーセージみたいな・・・(^-^;)でもまあふにゃふにゃにやわらかいので、娘は「やったー!」と喜んでいる。いいだろうー。

この白いソーセージシッポをズボンのおしりのところに縫い付けた。踏んづけてぷちっと取れなきゃいいが・・・って感じのぶら下がり方だけどまあいいんじゃないでしょうか!

さて、ここで写真を撮りましただよ!

Costume_2_2

まずズボン。水玉のテーブルクロスの上なのでポチポチしすぎて目が・・・!でもいい具合に細かくていいでしょ~。

L_costume

頭キャップ、上着、ズボンと全部着てみたところ!おおお~長い道のりだった~!

L_costume_2

これが噂の白いソーセージシッポ。下に寝てるのは息子の足(^^;)

Two_costume

息子もウサギを出してきて一緒に撮る!とゴキゲン。いやいやいやいや。

なんとか準備もできたのでシャワーを浴びて二人を寝かせてから、シッポにポチポチを描こう、とまた絵の具を出したらロビちゃんがビックリ!「もうシッポはいいじゃん、白いままで。毎日ずっとやってるよ」うん・・・わかるけどさ、どうもこのシッポだけ白いのが自分としては許せないんだよね・・・。なんかすご~い変に見えるんだもん。ま、あとシッポだけだからすぐだよ、と音楽をまたスタートさせて黒の絵の具を出したらロビちゃんがポツリとつぶやいた・・・。

「もうその歌やめて・・・」

確かにたった1曲を繰り返しリピートして聴き続けたので、たぶん100回以上聴いただろうと思う・・・(^-^;)ロビちゃんいわく、「もうそれほんとうにいやだ」とのこと。スンマセン。や、私はノリノリで楽しくできてるんですけど・・・。途中何回かイヤフォンもしてたよ!ま、でもロビちゃんも50回以上は聴いたよね、きっとね。ははは。でもこの歌のおかげで楽しくできたよ!ネクサスありがと~!

シッポは無事にすぐにポチポチが描き終わった。もう、ダルメシアンの黒い斑点を描くのは相当うまくなった!昔仮面ライダー電王のスタッフの人がインタビューで「出演者のそでぐちやすそから砂を出すのがかなりうまくできるようになりました!最初は出すぎたり少なかったりとムラがありましたが、今なら自由自在ですよ!」と言っていたのを思い出した。私もダルメシアンの斑点ならおまかせあれ( ̄▽ ̄)て、この技術を次使う機会があればの話だけど~。斑点がついたシッポの完成写真はまた載せます!!!さあ、明日本番だヽ(´▽`)/

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荷物を送り出す

昨日まで、スリランカでは連休&お祭りだった。

土曜・日曜と週末で、月曜だけ平日、火曜はポーヤデイという満月の毎月のお休みの日、そして水曜はヴェサックという仏教のお祭りの日だったのだ。うちの子供たちの学校はなんと間の月曜日までお休みにしてしまって5連休!他の学校ではお休みだったり、月曜は学校に行っていたりとそれぞれだったけど、連休だったところが多かったみたい。

さて、まだロビちゃんもマーレから来ないし5連休もどうしようかと思っていたけど、しょっぱなからマウント・ラヴィニヤという場所のホテルのプールに遊びに行こう、と友人が誘ってくれてまずお友達とプールに行き、月曜には息子のクラスメイトのお誕生日パーティーがあり、火曜にはこれまた友人の家に泊めてもらって夜きれいに電飾されたお祭りを見に行き、水曜にはコロンボからちょっと離れたところに住んでいる友達が家に遊びに来てくれた。

なんだかんだ言ってあっという間に楽しく連休が過ぎ去った。よかったよかった(^^)子供が学校に行かないと私もこういう自分の時間もないし子供たちも「つまんなーい」と始まるし、大変なんだよね。でも今回の連休はとても楽しくうまい具合に遊ぶ予定が入って助かった~ヽ(´▽`)/

そしてこの連休に入ってしまう前に、と実は郵便局に行って荷物を送りだしてきた。というのも、いつも日本の実家から色々送ってもらっているし、姉の誕生日にも「何か送るね~」と言っておいてもうこんなになってしまったし(姉の誕生日は10月なのだΣ( ̄ロ ̄lll)いかんせん送りださねば!と思って、実家用と姉用の2つの箱を持って郵便局に行ってきたのだ。

中身はこの何ヶ月かの間にちょこちょこと買いためてきたもので、いいものがなかなか見つからなくて困った。だって、日本から送ってもらいたいものはいっぱいあるけど、なんでもそろってる日本に送って喜ばれるようなものが思い当たらないんだよね!どうしてもおみやげ品とかになっちゃうんだけど、それでも安くて(100円ショップとか)質の良いものがたくさん売ってる日本に、となるとどうも見劣りする気がして選ぶのがむずかしい。

それでもまあ、スリランカで有名なアロマ製品とかぞうさんペーパー(ぞうさんのウンチから再生する究極のリサイクルペーパー。汚くないよ)とか、なるべくかわいいものを揃えてみた。日本からだったらお菓子だけでもうれしいけど、こちらのお菓子は・・・ねえ、大体が辛いか劇甘とかだしどうしてもめずらしさとかウケ狙いになっちゃうんだよね。

ま、でもなんとか箱に詰めることができたのできちんとガムテープで梱包して住所を書いて貼ってポストオフィスの窓口に行った。最初普通の窓口で「日本に送りたいんだけど」と聞いたら「じゃあ奥に行って」と言われたのでさらに奥の部屋へと進んでみた。中にはサリーを着たおばちゃんとやせたいかにも郵便局員という感じの男の人がいた。

「すみません~これ日本に送りたいんですけど」

「日本ね。えっと、中身はなに?あらやだこんなに閉めちゃって中見せてもらわないと」

えっ∑(゚∇゚|||)開けなきゃダメっすか?!

前にマーレから日本に荷物を送ったときはやっぱり中を開けて見せろと言われて、せっかくきれいに梱包したのをベリベリはがしたことがある。スリランカは前にも一度荷物を送ったような記憶があって、そのときは平気だったような気がしたんだけど・・・なあ・・・。でも私は最近だいぶ慣れてきた。ここで戦ってはいけない。マーレとスリランカでずいぶん訓練されてきたと思う。こういうときは平静を装うのが一番いいのだ。

「えっ中身ですか?ほんとにかんたんなおみやげなんですけど・・・。紅茶とか子供のおもちゃとかなんですよ~」

子供のおもちゃは本当だ( ^ω^ )弟夫婦の娘、つまりうちの子供たちのいとこの子にちょこっと入れてある。おもちゃというか、子供用のアクセサリー。姉の箱にはアロマオイルとかも入れたけど、これはふせておこう。先日、ホメモパシーのハーブを手荷物に入れていて空港のカスタムで引っかかり(見た目は白い粉)、ホメモパシーとわかってもらった後でも「ハーブの国外持ち出しは禁止だ」とどこにも書いていない規則を出されて飛行機を3本逃してもなお、その日は出国できなかった人の話を聞いたばかりなのだ。ハーブ系は言わない方が無難だね。でも紅茶はおみやげ品としても大々的に売り出しているので、紅茶の持ち出しはよいらしい。なので紅茶をアピール。

「あとは・・・ぞうさんペーパーとかおみやげやさんで売ってるものばっかりです。日本の家族に送るんですよ。こっちが母で、こっちが姉」家族を大事にする国民性の国では家族の話を出しておいた方が心情がいい( ̄▽ ̄)

「ふーん紅茶ね・・・。どれくらい?」

「小さい袋2つずつです」

「ふーん2キロ?」

2キロ?どうやって英語を聞いてたら2キロになるんだ?!大体2キロもうちはお茶よう飲みきらんだろうΣ( ̄ロ ̄lll)2キロだったら個人用じゃなくて商業用で税金取れるかもしれないからねえ。気持ちはわかるけど。

「2キロじゃないですよ~袋が2つです。1袋50グラムですよ~小さなもんです」絶対丁寧な英語を崩さず笑顔でニコニコ手でちっちゃく50グラムっぽい丸を作ってみせる。

「ふうん。じゃ、100グラムね。あとは?で、あとはなんなの?あ、あなたパスポートは?」

しまった!ここで気がついた。この日はパスポートを持っていなかったのだ!コロンボでは以前紛争があったときにはしょっちゅう道路で警察や軍に車を止められてパスポート提示を求められていた。なので、コロンボに旅行に来ている間は必ずパスポートは肌身離さず持ち歩いていないと、いざ提示を求められたときにないと非常にめんどうくさいことになっていたのだ。でも今は紛争も終わってすごく平和になったし、車を停めて身分証明を求められることもずいぶん少なくなった。それに住んでいるのにいつもパスポートを持ち歩いているのは逆に危ないよ、とこの前友人に言われたのだ。それならパスポートのコピーを持ち歩いている方がいいよ、と言われてパスポートはバッグから出したものの、コピーを取っていなかった(lll゚Д゚)これは私の不手際だ・・・。いかんいかん、でもいつでも平常心だ。ぜーんぜん平気!って顔をしてね・・・。

「あ、パスポート今持ってないんです~」と言うとおばさんはくるり!と私に向き直って「この国ではパスポートを持たないで出歩いちゃダメでしょう!」と言った。こ、こわ。

「でも、それで私のバッグが盗まれたら一番大事なものも一緒になくすことになるんですよ。外国人がパスポートなくしたら大変じゃないですか~」努めて笑顔でゆっくりしゃべる(^-^;)自分、かなり女優だ。気持ちは「今日出せるかな~ヤバイな~」と思っているんだが。本当はコピーを持ってなきゃだよね、というとこはもちろん言わない。

「なので今は私パスポート持ってないんですけど、番号ならわかりますよ!」そう、私は番号は自分の手帳に書いてあるんである。こういうこともあるからね。そしてクレーム処理では「これはないけど(できないけど)これならありますよ!」と選択肢を提示することは基本だね!って、おばちゃんはクレームつけてるわけじゃないけど。

おばちゃんはしばらく考えてから、しぶしぶ「じゃあ箱にパスポートナンバー書いて」と箱の上面をポンポンと叩いた。私は手帳を出して番号を書きながらこんな荷物の表面にパスポートナンバーを書いてみんなに見せちゃうってのもどないやねん、って思いつつ、まあ日本人以外はパスポートナンバーだと気がつかない人が多いだろうと勝手に憶測することにした。

パスポートナンバーも書き、中身も紅茶だのおもちゃだのと言ったし、持ってみると大きさに似合わず軽いのでおばちゃんももう開けろとは言わなくなった。よかった~このまま通れるか?!もう一回出直すのはいやだぞ。

「で、これってなんなの?ヴェサックのギフト?」

日本にはヴェサックというお祭りはないが、おばちゃんのためにわかりやすく、そしてなんとかスムーズに受け付けてもらえるようにもちろんにっこり返事をする。

「そうそう、ヴェサックのギフト。日本にいるお母さんにね。これ、私のお母さんの名前。これ、私の姉の名前。姉のはバースデイ・プレゼントも入ってるの」誕生日10月だけど嘘じゃないからね~(^-^;)

「あら、バースデイプレゼントなの」おばちゃんふんふんとうなずき、私を見て言った。「で、あなたはコロンボで何してるの?」

「は?」

「仕事よ。なんの仕事してるの」

「あ、えーと、私は仕事はしてないんです。子供たちがコロンボの学校に通っているので」

「だから、あなたの仕事は何?って聞いてるのよ」

「だから、仕事はしてないんですって。子供がまだ小さくて学校に通っているので、保護者としてこの国に住んでいるんです」うちの子供たちは郵便局の外で遊んで待っていたので、おばちゃんは子供たちを見ていない。

「じゃあだんなさんがコロンボで仕事してるの?」

「いえ、だんなはモルディブで仕事してるんです」

シーン・・・・・・(゚ー゚;)

う~ん、モルディブ人だと奥さんと子供だけでコロンボに住んで学校に通わせている人たちはたくさんいるからスリランカ人もすぐ「ああ」ってわかってくれるんだけど、日本人妻でモルディブ式に妻子でこっちに留学してるというのはピンとこないらしい。早くこの話題変わらないかな・・・(^^;)

おばちゃんは送り主の部分の私の名前を見て「じゃあ、これはあなたのだんなさんの苗字なの?」と聞いてきた。

「いえ、これは私の日本の名前の苗字です。だんなはイスラム教だから苗字がなくて、私は結婚しても苗字は変わってないんです。だから、これはこのパスポートナンバーのパスポートと同じ、私の苗字です。か・た・お・か」と発音してみせた。片岡はアメリカとかの英語圏ではなかなか覚えてもらえなかったが(4音以上の長さになると大体覚えてもらえない)、スリランカは「セナナヤケ」とか「サマラシンハ」とか長い苗字がたくさんあるのであまり苦労はなく、すっと受け入れてもらえる。カナダで私が下宿していたおばちゃんなんていつまでたっても「タピオカ」とごっちゃになっていた。私がスリランカの名前で個人的に好きなのは街で見かける看板の「ナンダナショップ」( ̄▽ ̄)ナンダナさんのお店なんだろうか。なんかかわいい。

話がそれてしまった(^^;)おばちゃんはしばらく黙ったあと、「ま、いいわ」という感じで「次はあっちのカウンターでやってもらって出しなさい」と言ってくれた。

おおお~よかった~ミッションクリアヽ(´▽`)/

いそいそとカウンターに行って重さを計り、切手を出してもらってそれを箱に貼って局員さんに荷物を託した。あ~~~なんで郵便を出すだけでこんなにドキドキするんだ~!!でも税金も取られなかったしよかったよかった。これで無事に届いてくれるのを待つだけだ。

家に帰ってから「パスポートコピー取らなきゃなあ」とパスポートを出して見ていたら、あれ?と娘の日本のパスポートを見て思った。

「期限:2011年」

2011年って今だよね。今年だよね。

「MAY」

メイって5月だよね。今だよね。今月。

「11日」

あれ・・・???今日って何日だっけ・・・???

き、切れてるーーー!━━Σ(゚д゚;)━━!!

コピーどころじゃないよ、パスポート申請せねば!!!切れちゃったよ!!!

以前も娘のモルディブのパスポートを切らしてしまったことがあったのだ。そのときはマーレに住んでいたときで、学校の休みにさあコロンボに遊びに行こう!ってときの空港で気がついたのでちょっとした騒ぎになった!結局は空港の人のはからいで日本人のパスポートで飛べたので助かったけどさー。そのあとマーレに戻ってから慌ててパスポート作ったんだよねー。また娘のをやっちまった・・・( ̄Д ̄;;

子供たちはモルと日本のパスポートを2つずつ、そして自分のとロビちゃんの日本への「再出入国ビザ」の期限、それから子供たちの学生ビザと自分の保護者ビザ・・・と全部気をつけてなきゃいけなくてふと気を抜くとこうなっちゃうんである・・・。

早速、娘の顔写真を撮って日本大使館に走らねば・・・。でもこういうときに大使館があるって便利だよねえ~。モルディブには日本の大使館はないし、日本には前はモルディブ領事館がなかったので(現在はできた)、すごく不便だったよねえ。とりあえずこの機会に全員のいろんな期限をチェックしておこう~(゚ー゚;)

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ピアノの発表会

子供たちのピアノ発表会が無事に終わった。

私はピアノの発表会なんてやったことないし(子供の頃ピアノを習ったことない)、子供たちも初めてだし、スリランカではどういう風にやるのかもさっぱりわからないのでとにかく参加した、って感じ。

まず息子に白シャツと黒いズボンを着せ、娘には昔マーレでもらったワンピースを着せて楽譜を持って会場へ出発。遅刻恐怖症の私はすごく早目に家を出た。会場は初めて行くところで、着いて見るとわりと古い感じの建物。でもビルじゃなくて大きな家っぽい会館、って言った方が合ってるかな。会場に着いて番号札を安全ピンで留めようとして楽譜バッグを見渡して・・・いやな予感(-_-;)息子の楽譜コピーと番号札がないではないか・・・!!!娘のはあるのだ。娘のは。楽譜もある。でも楽譜コピーがない・・・。

うちの子供たちは課題曲からではなくて自分たちの持っている教科書(って言うのかな?)の中から曲を選んだため、「個人選択曲」みたいなエントリーになっていて、そういう人は楽譜のコピーを審査員に渡さなければならないらしい。事前にピアノの先生がコピーを作ってくれていて、「これを当日会場の審査員に渡してください」と言われていたその大事なコピーがないのだ。しかも出番が早い息子の方のコピーがない・・・。

いや、これは悩んでる場合じゃない。コピーがなければ審査してもらえないのだからとにかく取りに戻ろう(゚ー゚;)

と、せっかく会場まで入ったにも関わらず走って外に出て親子三人でまたスリーウィラーに乗って家まで取りに帰った。息子の5歳の部は始まるのが9時。本当は20分前には会場に入っていてくださいと言われていたのに、今はもう8時半。もう、気が気じゃないよ!!!飛ばしてもらって家に着き、リビングのテーブルに置いてあった他のピアノの本や楽譜の間をガサガサ探すと、ちょうど息子の楽譜コピーだけが他の本の間にはさまっていた!!だから気がつかなかったのかー!てか、もっとちゃんとチェックしなきゃダメじゃん、自分!!!とかなり自分ツッコミを入れながら、また会場へとスリーウィラーを飛ばしてもらった。

子供たちふたりも神妙~~~な面持ち。時間はギリギリで赤信号で止まるたびにドキドキする。まあ、スリランカだから、いつものお得意のなんでも遅れるしきたりでのんびりしててくれたら助かるなあ~・・・と思いつつ、子供たちには「大丈夫だよ、ここはほら、なんでもいつも遅れるからきっと間に合うよ」なんて言いながら会場へと急いだ。

会場に着いて走って2階のホールに行きドアを開けると・・・まだみんながわさわさしていて始まってるようすはない。息子のシャツの胸に5番の番号札をつけると、「ああ、ナンバー5ね。ここ座って」と会場の女性が息子を椅子に座らせてくれた。

あああああ~~~よかった。間に合った。どうやらまだ始まってはいないらしい(^-^;)

もう次からはすべての書類をちゃんとチェックしよう!と当たり前のことを大反省しながら娘と来場者の方の椅子に座った。娘は7歳の部でまだ2時間後なので一緒に観客として見られるのだ。ホールと言っても日本の大学の音楽室ぐらいな広さで部屋の前にそんなに高くないステージがあり、その正面に審査員席、そして審査員席の後ろにぐるりと観客が座れるように椅子が並べてある。演奏する子供たちはステージに向かって左側に3列に並べられている椅子に演奏順に並んで座っていて、4~6歳なのでちんまり、という感じである。女の子はフリルやヒラヒラのドレスに髪の毛もきれいに結わいてかわいい靴をはいてみんなお姫様状態。男の子は数少なくてみんなシャツにネクタイを締めている。ネクタイをしてないのはうちの息子だけだ(^^;)だって先生ネクタイなんて言ってなかったんだもん。まあいいや。とにかく子供たちは順番に座って親も観客席に落ち着いた頃に審査員の先生もやってきた。ひとりはスリランカ人女性で、もうひとりは初老の白人男性だ。イギリス人かな?は~~~やれやれ・・・と座っていて・・・だんだん不安になってきた。なんでかって???

自分たちが見つめている目の前のステージに・・・・・・実はピアノがないんである。

部屋の中をいくら見回してもピアノがどこにもない(゚ー゚;)

受付のお姉さんにもらったパンフレットには「スリランカ・アートフェスティバル」と書いてあって、「ミュージック、ダンス、アート」と色々書いてある。

・・・・・・もしかしてこの会場はピアノの発表会じゃなくて違う何かの発表会なのか???

でもそれにしては息子の番号札は他の子供たちとまったく同じだし(たとえば娘の番号札は出る部が違うので色が違う)、楽譜のコピーを渡したときも何も言われなかった。ピアノじゃなければそこでちがいますよとかなんとか言ってくれるはずだ。

あまりに不安なので隣に座っていた女性に聞いてみた。

「あの~・・・これってピアノの発表会ですよね・・・?」

すると彼女はにっこり笑って言った。

「そうよ、ピアノよ」

「えっと~・・・これから違う部屋に行ったりするんですか?ピアノが見当たらないんだけど」

「ああ、違うの、ピアノが遅れてるのよ」

え?!ナニ?!遅刻してるのはピアノか?!?!( ̄Д ̄;;

「いつもはちゃんと届くんだけどねえ」とその女性は笑って言った。

おおおおお~い。まさかピアノの発表会にピアノが届いてないなんて~!!!

ていうか、ピアノって動かしたら調律しなきゃいけないんじゃなかったっけ???私もピアノについては素人なのでよくわからないんだけどさ。じゃあ今ピアノはここの人たちが得意な「オン・ザ・ウェイ」ってわけね・・・。スリランカでは誰でも何でも遅れて来るので確認の電話を入れると必ず「オン・ザ・ウェイ(今行ってる途中)」って言うんだよね~・・・\(;゚∇゚)/

なるほど、それから10分くらいしたら、4人の男性がよっせ、こらせ、とアップライトピアノを運んで持ってきた・・・(^-^;)あはは。

そしてステージの上で「ここ?」「え?もうちょっとこっち?」「で、こう、ナナメ?」と審査員の女性とひとしきり位置を決めたあと、汗をかきかき出て行った・・・。いやあ~・・・なんとも・・・。うち、あんなに焦って慌てて急ぐ必要ナカッタアルネ(^^;)

さて、簡単な審査員のスピーチのあと、発表会が始まった。

最初に4歳の子が演奏してから5歳の部になり、二人目、三人目、と順調に進んで息子のひとり前の四人目になったら、四番目の男の子がいやだ、と椅子から離れなくなってしまった。まあ、演奏者が子供ばっかりだからこういうこともあるよね。審査員の女性がシンハラ語で色々なだめ、でもその子は楽譜を胸に抱えていやだと言いはり、そのうちお父さんが出てきて一所懸命さとしてなんとかステージには上がったものの、ピアノの上に手を置こうとせず、お父さんはステージ上のピアノのわきでやきもきし、ひとしきりすったもんだした。しばらくそんな感じでもめてから、あるところで突然、その男の子がピアノを弾きだした。何が彼の気を変えたのかわからないけど、彼はパーっと弾いて終わったらさっさと椅子に戻ってしまった。まあでも5歳だもんね~。じゅうぶんがんばってるよ。弾いただけでもたいしたもんだと思った。

息子は自分の前の子がそんな感じで長時間かかったのですっかり飽きてしまっていた(^-^;)顔を見ればわかる。でれ~んって感じ。なので緊張もすることなく、とことことステージに上がっておじぎをし、まちがえつつポンポンと弾き、けろりとおじぎをして椅子に戻った。上がらないのはいいことだけど、緊張感もないのでいつものようにあちこちまちがえていたけど、まあでもちゃんと自分で弾いたんだから良いでしょう!ずいぶん練習したしね。

5歳、6歳と全員弾き終わってそのあとは総入れ替えで7歳~9歳の部へ。今度は息子が観客席に座り、娘が演奏者席へ。娘は完璧主義者なので練習でもまちがえるのがいやでまちがえたらず~~~っと弾き直す、というのをいつも繰り返す。娘はできるまでやりたがるので家でもとにかくできるまで練習している。でも他のことをやり始めると(マンガを読むとか)、パタッと練習しなくなるので、やり方が極端なのだ。練習し始めたら完璧にやりたいけど、練習しないときはちっともしない、みたいな。なのでどうしても出来上がりにムラがある。弾けるときはすごく上手なんだけどつっかかるとボロボロになっちゃう。

しかも娘はとても上がり症で気にしいなのですごい前から「発表会どうしよう」とさんざん言っていた。「大丈夫だよ~気にしない方がいいよ」といくら言っても「どうしよう~」と繰り返していたので、かなり緊張してるだろう。なので「まちがえてもいいんだよ。緊張しててまちがえたらあとがガタガタになっちゃうから、一個くらいつまづいてもいいやって思ってた方がいいよ」と前日娘に話したんだけど、ステージに上がるときの顔を見たらカチンカチンの表情をしていた(^-^;

案の定、出だしは快調で「おお、いい感じじゃん」と思っていたんだけど、一箇所まちがえたら全身で「あっ」と緊張してそのあとポロポロと間違えた。でもなんとか立て直して最後まで弾いた。

いや~~~こっちが緊張するね、まったくね(^^;)

私は発表会なのかコンテストなのかよくわかってなかったのでどういう採点方法なのかすら知らなかったんだけど、審査員の先生が演奏に点数をつけてその点数でメダルを渡す、というシステムだったらしい。最後に、演奏した子供たちをステージ上に並べて順番に点数を読み上げ、80点までは銅メダル、81点から何点かまでは銀メダル、その上が金メダルで金メダルを取った子はファイナルへ出場、ということだそうだ。うちの子供たちはふたりそろって銅メダル、でも最後まで弾ききれなかった子はメダルももらえなかったので、銅メダルをもらえただけでもよかったよかった。息子は「銅」の意味がよくわからないのでメダルをもらってすごく喜んでいたし。まあ、これでまた次への意欲につながれば良いでしょう。娘は「銅かあ~まちがえちゃたしな。まっいいや」って感じだった。ゲスト審査員のイギリス人と思われる先生がひとりひとりにコメントを書いて手渡してくれて、娘のコメントには「今日の場に飲まれてしまいましたね」と書かれていた。やっぱり先生はちゃんとわかってるんだねえ( ̄▽ ̄)まあでもいい経験だったね。私はなんだか何もしてないのに疲れたけど~。

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フォーマルと着ぐるみ

子供たちは今、毎週火曜日にピアノのレッスンに通っている。そのピアノの先生から「発表会があるから出てみない?」と言われた。確かに日本でもみんなピアノの発表会ってやってるよねえ。私はピアノをきちんと習ったことがないのでよくわからないけど、学校の友達とかは定期的にやっていたような気がする。なんでも経験だし、せっかく習ってるんだから発表の場がある方がもちろんいいだろうな、と思ってエントリーすることにした。年齢で分かれているそうなので、娘は7歳の部、息子は5歳の部だ。

この発表会の話を聞いてエントリーしたのが2ヶ月くらい前。そしてその発表会はいよいよ明日に迫った。ところが。先週のピアノのレッスンになって初めて先生が「小さい子からスタートするから5歳の部は9時から、7歳の部は11時からよ」と言うではないか。

えっ?学校は?Σ( ̄ロ ̄lll)

「みんな学校休んで参加するのよ」と先生はにっこり。

・・・。いやまあ、一日くらいべつにいいけどさ。そういうのって最初に言っておいてくれればいいのになあ~・・・。と思ったが、まあモルディブでも慣れたけど「前もって」とか「あらかじめ」とかがあまりないお国柄なのでこんなもんだろうと思うことにした。先生はスリランカ人女性なんだけど、スリランカ人にはめずらしくとてもマメでいつも熱心にやってくれている先生なので(スリランカ人に失礼だよねすんません)、まあいいやと思うことにしてとりあえず学校を一日休んで参加することにした。

さらに先生の説明は続き、「女の子は膝丈くらいのドレスでね。あまり濃い色じゃなくて淡い色がいいと思うわ。男の子は黒いズボンに白か淡い色の長そでシャツね」と言うではないか。だ~か~ら~なんで今言うかな~(-_-;)もちっと早く言ってほしいよね~。だって2ヶ月も前にエントリーしてたのにさあ~・・・。娘は結構モルディブ人からドレスをもらったのでそれがある。モルディブ人は公園に行くときにもすごいドレスを着て行く人たちなので(たぶん他に出かける場所がないから公園がすごいおしゃれして行く場所になってる)、女の子のプレゼントにドレスをあげることも多いのだ。実際娘もロビちゃんの弟とかお兄さんとかお姉さんとか(きょうだいばっかりだね)知り合いとかからドレスを何着かもらってあまり着てないんである。その中に薄いオレンジ色のドレスがあるから、それでいいだろう。しかして困ったのは息子だ。黒いズボンとシャツなんてもちろん持ってない。それでなくてもうちの息子はふにゃふにゃの綿のズボンが好きでそればっかりなんである。フォーマルな装いなんてのは彼にはないのだ。

そこで急いで外国人向けのいつも行ってるショッピングモールに行ってみた。子供服を探しても黒いちょっとフォーマルに見えるズボンなんてぜんぜんない。大体この国はカーゴパンツやジーンズばかりで、いつもの息子の綿ふにゃふにゃズボンすら見つけるのが大変なんである。日本ではあるのになあと思いつつ、赤ちゃんサイズならあるんだけど5歳のサイズともなるとみんなジーンズかカーゴパンツでふにゃふにゃのはないのだ。息子はゴワゴワ固いとかゆくなってしまうので好きじゃないらしい。

仕方ないのでまた違う店へと走る。わりと安くてかわいい子供服を売ってる店があるのでそこに行くと、娘が「これかわいい~これも~」と言うので気がついたら娘のワンピースの買い物になってしまった。いかん(゚ー゚;)

探し始めて3日目にまた違う子供服店に行くも、見当たらない。うーん・・・どうしよう。日にちはどんどん迫る。そして今日。発表会を明日に控えた前日、子供たちが学校に行ってる間にまたひたすら服屋を見に走った。今日はハウス・オブ・ファッションという安くて大人から子供まで服やらおもちゃやらキッチン用品やらが売ってるショッピングセンターへ行った。ここでなかったらもう思いつかない・・・と考えつつ子供服売り場へ。ざっと見渡してジーンズばかりでないなあ・・・と焦っていると・・・ワゴンの中に黒いものが。すぐさま引っ張り出してみると、おお!!!黒いズボンではないかヽ(´▽`)/あったー!!!チノパンの黒バージョンみたいな感じで、ゴワゴワしてないしフォーマルに見える!すばらしい!!!サイズが気になるけど(本人がいないから試着させられないし)、でもまあまあ大丈夫そうだ。そしてワゴンの中なので異様に安い値段がついている。なんと250ルピー。200円弱だよ?!(゚ー゚;)これで十分、オッケーだ!!!

ズボンを買ったはいいものの、シャツはどこにも見当たらず、ハウス・オブ・ファッションのビルを出てちょっと歩いた。そのビルの2ブロックくらい先に小さな子供服店があって、ここの品揃えがなかなか変わっているのだ。娘がバレエを習い始めたときにバレエの先生に「バレエ用品はここで買えます」と教わった店なのだ。バレエ練習用の黒いレオタード、その上にはくふわふわのレースのスカート、バレエの練習シューズまであるんである。教わって初めて行ったときに店内を見たけど、プリンセスのコスチュームドレスがあったり、結婚式に出られるような子供のタキシードとかも売っていたりしたのだ。他の店ではどこでも見たことがない。タキシードがあったのを覚えていたので、そこならフォーマルなシャツがあるかもと思い、ハウス・オブ・ファッションからすぐ近くだったので歩いて行ってみた。

中に入ると、あるある、男の子用のシャツが数枚あった(◎´∀`)ノいやあ~よかった。数は少なかったので、息子のサイズで考えるとあまり選べなかったけどシンプルな白いシャツを購入!これで発表会は大丈夫だ。助かった~~~。とホッとして学校へ子供たちを迎えに行った。そう、子供たちが学校へ行ってる間中探しまわってたわけなんだよね~。

まず息子を迎えに行くと、息子の担任の先生が連絡帳を広げながら「26日の出し物の衣装のお知らせが書いてあるからよく見てね」と言うではないか。

衣装?また?

おそるおそる連絡帳を見ると・・・。

「あなたの息子さんはラビットです」

と書いてあった・・・。

今度はウサギかいな!∑(゚∇゚|||)

そしてその下にはご丁寧にウサギのかぶりものを着た子供の写真がのりで貼っつけてあった・・・。あの、日本でもよくある動物パジャマみたいな全身のやつね・・・。

ラビットかあ・・・と考えながら次は娘を迎えに行くと、クラスは違うけど娘と同じ学年の女の子のママがいて、「Lちゃんは何?」と聞くではないか・・・。

「え?!もしかして2年生もあるの・・・?」

「そうだよ~えっじゃあ1年生もなの?2年生も連絡帳に貼られてるよ」

えええ~!と驚き、ママ~とやってきた娘に早速言った。

「連絡帳見せて!!」

「はい、これだよ」

「Lは何になるの?!」連絡帳の中をパラパラ探しながら聞くと、娘がけろりとひとこと。

「ダルメシアン(^^)」

ダルメシアン・・・( ̄Д ̄;;

101匹ですね・・・。ワンちゃんですね・・・。なるほど・・・。

しかし、私は今日行って息子のシャツを買った風変わりな店を思い出していた。店の中をジロジロ見ていたとき、確か奥の方に子供の動物着ぐるみみたいなのが売っていた・・・!まずあの店をまた見てみよう!!!

ということで、午前中お買い物をしたにも関わらず、また午後にもその店へと走った。お店の人はもちろん私を覚えていて、「あら!」という感じだったけど、私はさっさと「また来ちゃった!確か動物あったよね?」と奥にズカズカ入って行った。「今日来たときに動物のがあったの見たから。学校で息子にラビットを用意してくれって言われて」

「ラビットね?確かあるわよ」

女性店員さんが一緒に来てくれた。よく見てみれば、動物着ぐるみは結構ずらりと並んでぶら下がっている。おお~あるかもしれない(^^)店員さんと探してみると、ウサギは2枚あって、1枚白いウサギはSサイズ、もう1枚のピンクのウサギはMサイズだった。Sサイズはどう見ても息子には小さそうだ。店員さんも「3歳くらい用かしら」と言う。もう1枚の大きい方は微妙に大きすぎかな?とも思ったけど、大体着ぐるみなんてブカブカで着るものだし、大きい方がもちろんいいので、そっちを買うことにした。本当はピンクだから息子はいやがるかなあ~・・・とちょっと思ったんだけど、学校で1年生と2年生の親が一斉に衣装を買うとなると、今1枚しかないウサギは今買っておかないとあとでめちゃくちゃ困るかもしれない。なのでピンクのMウサギをまず買うことにし、次に「ダルメシアンはありませんか?」と聞いてみた。

「え?ダルメシアン?」店員さんはイマイチわからないようす。

「そう、ほら、犬のダルメシアン。ディズニー映画の101匹の」

「犬、犬ならあるわよ、えーっと・・・ほら」

「うーんダメダメ、これ犬だけど茶色だから。ダルメシアンはあの、白地に黒の斑点の」

「あ、白地に黒?ならこれ?」

「え?これ、牛ですよ~」

「あ、じゃあこれよ、これ」

「これはシマウマや・・・(-_-;)」てか、斑点から遠ざかってるねん・・・。もう、コントかと思った。おばちゃん、本気で言ってるんかな~。

すると他の店員さんがやってきて言った。「わかるわよ、ダルメシアン。でもうちにはないわ~」

「そうですか~・・・」ちょっとがっくし。やっぱりテイラーを探して作ってもらうしかないのか。と思っていると、彼女が「オーダーできますよ」と言うではないか!

「ダルメシアンでまさにこのウサギみたいに作れます?」

「ええ、うちはコスチュームを売ってるけど、オーダー作成もしてるんですよ。学校からもオーダーが来たりしてますからダルメシアンの斑点の生地で犬を作りますよ」

おお~!なんとかなりそうだヽ(´▽`)/

このお店はいつもすごくきちんと領収書を書いてくれるお店なので、それに私の連絡先を書いて後日ダルメシアンができるかどうかきちんと確認を取った上で連絡をもらうことになった。できるとなったら娘を連れて行ってサイズを計ってもらおう。ひとまずはちょっとめどが立ってホッとした( ̄▽ ̄)

今日もらった領収書は「お買い上げ商品:ラビット」「お客様メモ:ダルメシアン」と不思議な内容になっていた・・・(^-^;)

息子はいやがるかと思いきや、ずいぶんウサギを気に入ったみたいで、寝る前にしばらく着ていた。これがその今日の収穫ラビット。

Rabit

ダルメシアン乞うご期待( ̄▽ ̄)

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犯人はだれだ!!

ご近所のママ友さんにDVDを借りてドラマ「アンフェア」を見た。

え~今頃?って感じだけど、まあ、そんなもんでしょう。篠原涼子が主演、ということしか知らなくて内容とかもまったく知識なかったので純粋におもしろく見れたヽ(´▽`)/

最近こういうの多いよね、最終回まで犯人がわからないやつ。それまで出てる出演者みーーーんなあやしく出しておいて、最後に「そこ?!」って視聴者を驚かせようってやつ。

まあ、もちろん昔からサスペンスや推理物はそうだったんだろうけど、ドラマだとどうしても見せ方とかキャストでわかっちゃってたよね、前はね。この俳優さんはいつも悪役だぁーとか。でも最近意図してそういうのがわからないように、全員が犯人の可能性があるようにわざと豪華フルキャストみたいにもなってるよね。

でも「アンフェア」は途中で犯人わかったよー(*゚▽゚)ノなんか途中でわくわくしたー!絶対これしかいないでしょー!って。で、ビンゴだったからなんかうれしかったー。ははは。

以前お客さんにもらった「トライアングル」はわかんなかったんだなー。最後にテレビ見てて「えっ!」って言っちゃった。そこまでは良い人キャラでバレた瞬間にどう変われるか、が俳優さんの分かれどころだよね。うまい人はほんとにいい!「トライアングル」はそれがよかった。「アンフェア」もよかったけどね。でもわかっちゃったからな。一番の黒幕と共犯者。

何が一番楽しいかって、全部の話をDVDで自分がすでに持ってるってとこがいいんだよね!で、一気に見る!友達が言ってた大人見( ̄ー+ ̄)続きが気になるし、自分が寝ないでがんばって見れば先がわかるからとにかく見ちゃう!もう~全部見終わるまで途中で止められない!!!いやあ~~~すっきりした。

「あたしたちが学校行ってる間、ママアンフェア見たの?」と娘が聞くので、「うん、今日全部見終わったよ」と言ったら「あたしも見たーーーい!」と言う。

「無理だよ。だってコナンでも怖いって言ってるくらいなのに」

「だいじょうぶだよ!」

「この間のコナンのDVD、殺人のとき見てなかったじゃない」(娘はクッションで顔をかくして画面が見えないようにしてた)

「だいじょうぶなの!あのね、人が刺されるところはやだなの!でも刺されたあとなら平気なんだから!」

うーん・・・瞬間は怖くて見られないけど死体は平気、ということらしい(-_-;)大体「アンフェア」なんて7歳の娘に見せていいもんだろうか。まあ、お世辞にもおだやかとは言えないドラマだよねえ。

「あのね、これは人がいっぱい死ぬからコワイよ~。どんどん殺されるんだよ~」

「でも見たいの~!さいごまで悪い人が誰だったか犯人を探すのが好きなの!それがお話の中で一番おもしろいの!」娘は推理物がどうも好きなようである。「日本でも見てたじゃん!平気だったもん。かそうけんのおんな」

「科捜研の女」はうちの母が好きで昼間の再放送を毎日見ていたのだ。娘はこれも殺人シーンとかは怖いと言いながら結局毎日一緒に見ていたのだ。娘はいつまでたっても「科捜研の女」を忘れないので、ずいぶん印象に残ってるみたいである。

「じゃあまあ、そこまで言うんならべつに見てもかまわないけど。あとで怖くなっても知らないよ」

「だいじょぶだいじょぶ」

ということで「アンフェア」の1話を見始めた娘。

「ねえママー、一番悪い犯人ってだれなの?」

「それ1話から言っちゃダメじゃん」

「いーからおしえてー!」

娘はしょっちゅう結末を聞きたがるんである。私も推理物好きだしドラマもマンガも好きで、ドラマもマンガも私と一緒に見ている娘のことをロビちゃんは「ちびママだよ。そっくりだよ」と言っているけど、これだけは最大の相違点である。

私は自分が読んだり見たりする前から内容をちょっとでも聞いちゃうのがすごくキライなんだよね!もう、ささいなことでも知りたくない!なーんにも予備知識ないところで見たり読んだりするのが好き。だから映画の予告編とかは最近見せすぎなのですっごく見たくなかったりする。映画館に映画を見に行ってこれから見るつもりの予告編とかが入ると目をふせて見ないようにするくらいいやなんである。だから結末とか犯人なんてとーんでもない∑(゚∇゚|||)絶対知りたくない!!!

でも娘は逆なのだ。いつもいつも私に結末を聞く。「それ聞いちゃったら話がおもしろくなくなっちゃうじゃん」と私が言ったら、「だいじょうぶ、あたしはおもしろいからおしえて!」としつこくせがむ。いやいやいや。私はネタバレされるのが自分で一番いやだから人にも本当にしたくないんだけどね。とにかくしつこくせがむのさ。

「もーーー、一番悪い人おしえて!おねがいママ!」

「え~~~・・・まあ、ママはもう見ちゃったからべつにいいけどさ~、邪道だねえ」

「じゃどーってなに?いいからダレ?!」

「しょうがないなあ~・・・○○だよ」と教えてあげた。すると娘、ドビックリ∑(゚∇゚|||)娘も知ってる俳優さんだったからね。本当に目がまん丸ってこういうことなんだなあ~って感じの顔でおもしろかった( ̄▽ ̄)

「えーーー?!?!どうしてーーー?!?!」

「だ~から、それは全部見ないとわかんないじゃん。ママだって簡単に説明できないよ」

「えええええーーー!それ、いつわかるの?!」

「そうやってちゃんと出てくるのは最終回だよ」

「お話なん個あるの?」

「11話」

「ぎゃ~~~!!!」

娘、気が遠くなったらしい(^-^;)

「あ、あたし見る!そこまで見る!」

と見始めたはいいけど、焦燥感をあおるジャンジャンした音楽、怖い効果音、視聴者を脅かす演出、そして何を言ってるかわからないむずかしい言葉だらけの警察の会議にすぐに息子がギブアップ。

「ぼくこれやだー!こわいー!みたくないー!」

「じゃあ僕は見なきゃいいでしょ!」と娘。

「ついてたらみちゃう~!音もやだ~!きこえる~!」そりゃまあ、全員リビングにいるからね、テレビついてたら見ちゃうしドキドキするBGMもパトカーのサイレンも聞こえる。気にするなって方が無理だよねえ。

そして息子にさっさとテレビを消されていた( ̄▽ ̄;)

ま、そりゃそうだね~・・・5歳児には怖いわな~。息子の阻害を受けながら娘はいつ全部見ることができるんでしょうかね~。借り物だから返さないとだしね~。予断だけど、1話の冒頭に出てくる雑魚っぽい犯人を見て、「あっこの人”電王”に出てたよ~だれだっけ」とすごく考えていたんだけどどの人だか思い出せずにいて、娘に「ほら、このお兄ちゃん電王に出てたよね。なんだっけ」と聞いたら「あっほんとだ、道路でギター弾いてた人だよ!」と即答\(;゚∇゚)/やっぱり子供の脳ってスゴイね~!「電王」で道路でギター弾いてた人、久しぶりに見れてよかったよ!こういう端役探しするのも好きヽ(´▽`)/

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サニーとランチ

ロビちゃんがマーレに戻る日曜日、子供たちがプールに行きたいと言うのでコロンボヒルトンのプールに泳ぎに行った。ロビちゃんのフライトは夕方なので3時頃に家に帰れば余裕だから、午前中からヒルトンへ。

最近の雨続きで、この日は晴れていたけど水は結構冷たい。でも私も近頃めちゃくちゃ運動不足なのですっごい泳いだ。水の中でじっとしてると寒くなってくるので、とにかく泳ぐ。宿泊客がのんびり水に浮かんでいる中を、ガシガシ泳ぐ。子供が「ママ~」なんて言って一緒に遊んでいるとすぐ寒くなるのでまた泳ぐ。まあ、ロビちゃんが子供と遊んでくれていたので、私もそんなに長い時間じゃないにしても結構泳げた。でも結局寒くなってきて1時間くらいで上がっちゃったけどね。娘もさすがに冷たかったとみえて一緒に上がると言うので、スポーツセンター内にあるジャグジーに一緒に入って温まってから、シャワーを浴びて着替えた。息子はシャワーを浴びなくてもプールサイドでタオルで拭いただけで着替えちゃうから、男の子は楽だ。娘は「そんなのいや。ジャグジーに入ってシャワー浴びてちゃんとしなきゃ」と言う。一体どこにこういう分岐点があるんだろうねえ。

そうしたら、友達からロビちゃんに電話がかかってきた。彼はサニーと言って(もう名前出しちゃえ)、モルディブヒルトンで二人で仕事をしていたときに一緒に働いていたソムリエさんだ。彼は中華系オーストラリア人で、ロビちゃんが彼についてワインのことを勉強してソムリエになった、とてもお世話になった上司だ。サニーはすっごくおもしろくて、今でもモルディブを楽しんで新しくできたヒルトンイルフシとヒルトンマヌファルを行ったり来たりしてソムリエをやっている。私たちがいた頃のヒルトンは現在コンラッドになったので(ヒルトンのアップグレード形)、他のふたつの島に新しくヒルトンが二箇所できたんである。そのふたつの両方のソムリエとして今でもモルディブで働いているんだから、長いよね~。私たちが一緒に働いていたのはもう10年前なのだ。

サニーはしょっちゅうワインフェアに行ったり、ソムリエのテストを受けにいろんな国に行っている。スリランカにもちょくちょく来る。で、ロビちゃんがコロンボにいるので電話をかけてきたのだ。

コロンボヒルトンのプールにいると言うと、「なんでJAICヒルトンに来ないの~!」と言う。サニーはいつもコロンボにもうひとつあるJAICヒルトンに泊まっているからだ。でもJAICのプールはちょうどJAICタワーが影になるようにできていて、プールの水に日が当たる時間が短くてすごーーーく寒いのだ(-_-;)だから私はとても泳げなくて、プールはいつももうひとつのコロンボヒルトンに行くんである。

サニーがおいでと言うので、私たちはコロンボヒルトンを出てJAICヒルトンに行くことにした。

子供たちが「おなかすいたー!」と騒ぐので、JAICヒルトンの中に入っている「日本ばし」という日本食レストランに行った。さて、レストランに入ってみたら、一番大きなテーブル席は「予約」の札が置いてあって、他のテーブルは空いていない・・・。うーん・・・と思っていたら、なんとその予約はサニーが私たちのために取ってあったことが発覚した(゚ー゚;)お昼過ぎにJAICに来たら日本ばしに行くだろう、とサニーが予約しておいてくれたらしい。さすが「ヒルトン飲食部」勤務だ。でも日本ばしに行かなかったらどうするつもりだったんだろう(^^;)

電話をするとすぐにサニーが部屋から日本ばしまで降りて来た。会うのは久しぶり。今までサニーとはたくさん行動を共にした。ロビちゃんがソムリエの勉強をしていた頃、仕事としてサニーと一緒にワインフェアに行く機会が二回あった。仕事として行くので、サニーとロビちゃんの分は飛行機代も宿泊代ももちろん会社が出してくれる。初めて行くことになったのはイタリアで、私もすごーく行ってみたかったので私は自分の休みを寄せ集めて休暇を取り、自分で飛行機のチケットを買ってそれについて行った(◎´∀`)ノその頃はもう結婚していたので誰も文句言わなかったしね。ワインフェアは仕事なのでサニーとロビちゃんはイベント会場のあちこちのブースでワインをテイスティングしてはワイナリーの人たちと話し、もちろんヒルトンのレストランに置くワインの買い付けもする。でも私はティスティングみたいにブクブクと口に含んでペッと吐き出すのがもったいなくて、もらうワインもらうワイン全部飲んでいた(^-^;)そして会場にいるほとんどの人の歯が赤ワインの渋で染まってみんながむらさきのくちびるの人になってる頃、私はすっかり気持ちよ~く酔っ払って「ちょっとベネチアに買い物に行ってきま~す!」とショッピングに出かけたりした。だってその頃すでに3時間は経過してるからね。みんなは吐き出していて飲んでいないので酔っ払わないんだけど、私はかなりな酔っ払いにできあがっているんである(^^)

サニーとロビちゃんがたくさんの会社のリーフレットや飲んだワインのラベルやワイナリーの名刺を整理してる頃、私はベネチアで買ったお面だのベネチアングラスだのイタリアの新鋭アーティストの画集だのを抱えて非常に楽しかった。イタリアはどんなに小さなレストランでスパゲッティを食べてもめちゃくちゃおいしくて、それ以降はどこの国でスパゲッティを食べてもおいしいと思わなくなったくらい美食の日々だった。

その次の年にはオーストラリアのシドニーのワインフェアに行った。もちろん、私は自分の休暇と自己出費アゲイン( ̄ー ̄)オーストラリアも、私とロビちゃんはそのとき行ったのが初めてで、すごくおもしろかった。レンタカーを借りてシドニーからちょっと離れたところにある爬虫類動物園まで行って、爬虫類動物園なのにカンガルーをなでたりした。その帰りにはクアラルンプールとシンガポールにも寄ってさんざん中華を食べてマーライオンも見に行った。

モルディブヒルトンを辞めて日本に帰ってからも、サニーが日本に仕事で来たことが何回かあったので、そのたびに会って、一緒に箱根や鎌倉に行って日本観光もした。娘が産まれたときは「(自分の仕事仲間の)ファースト・ベイビーだ」と言って、羊の模様が入った金のネックレスをくれた(娘は未年)。北京ヒルトンにソムリエ講師として3ヶ月呼ばれたときにも電話をかけてきて、「日本の近くに来たから遊びにおいで」と誘ってくれて、1歳になる直前の娘を連れて北京にも行った。北京ヒルトンの総支配人が娘にヒルトンパンダをくれておもしろいなあと思った。モルディブヒルトンではモチーフにマンタとか亀とか使ってたからねえ。

そんなわけで、とても付き合いの深いサニーと一緒にお昼ごはんを食べた。サニーは飛びぬけて明るくて早口のおしゃべりでハイテンションでいつ見てもおもしろい。「この前フランスに行ったから」と、私にチョコの箱をおみやげにくれた。私がチョコ好きなのをよーくわかってて、いつもおみやげはチョコを買ってきてくれる。サニーがこのチョコの箱を手に持ってヒルトンのロビーを歩いていたら、通りがかったフランス人が「あ、PIERRE HERMEのチョコだ!」と叫んだらしい。ゴメン、発音がわかんなくて読めないんだけど、今パリで一番のショコラティエなんだって。持っているとフランス人に声をかけられるくらい有名なんだね。まあ確かにパリでスリランカ人がとらやのヨウカン持ってたらビックリするような感じかなあ?あ、老舗じゃなくて今一番旬のお店か~・・・じゃあなんだろうね。うふ♪なんだか高級感あふれるチョコでめっちゃ高そうだけど、もらっちゃった(o^-^o)

ランチを食べながら話をしていると、最近フランス以外にもテストを受けに出かけたと言うので、またソムリエのテストかと思いきや、なんとサニーはイスラム教の勉強のテストを受けに行ってたそうで、ビックリした\(;゚∇゚)/彼はイスラム教徒でもなんでもない。でもモルディブに10年住んで、モルディブ人の言うイスラムに関してたくさん疑問を持ち、それを解明すべく自分で勉強を始めたのだ。サニーのすごいところはこういうところだと思う。モルディブ人はアラビア語で書かれたコーランをそのまま発音を習って読んでいる(またはとなえている)だけなので意味を理解している人がほとんどいない。だから経典を読んでいるにもかかわらず、何が書いてあるのか知らないのだ。だからモスクに行ってイマーム(司祭のような人)の話を聞いてふんふん、と理解するしかない。で、間違って解釈してたりまったくわかってない人がたくさんいることに気づき、ずいぶん前からコーランを英語で読んで過激な思想を持ってるモルディブ人に「コーランはそんなことは言ってない」と説明したりしていた。それが高じてテストまで受けに行ったそうなのだ。レバノンまで。

すげ~~~( ̄Д ̄;;

私は申しわけありませんがコーランは日本語訳の2ページ目くらいでザセッツ~した。キリスト教の旧約聖書まではほぼ同じなので、キリスト教系の学校に通ってたのでそのへんの知識はオッケーなんだけど、モハメッドあたりからわかりましぇん。それにしてもそこまで勉強するのってスゴイよねえ~。ワインもそうだけど、勉強が好きなんだなあ~と感心した。

ランチが終わって帰り際に、サニーが娘と息子に2千ルピー札を一枚ずつ渡した。「はい、これでなんでも好きなもの買いな」と。おお~いサニーおじさんからの落とし玉だよ~でも2千ルピーってずいぶん大金な(^-^;)子供たち?そりゃもう大よろこびデスよ!今年の1月に「ママ~おとしだまちょうだい~」「はいはい」って言っててまだあげてなかったから(おいおい)、まあ、たまにはいっか。

ということで、昨日早速息子はいつものスーパーでホットウィールズを買った。ホットウィールズってのはマテル社が出してるミニカーで、トミカのびゅんびゅんサーキットみたいに走るレールも売ってるんである。このホットウィールズのミニカーに温度で色が変わる、っていうやつがあって息子はこれがほしいとず~~~っと言ってたのだ。でも輸入品だし高いから買ってなかったんだよね。

いつもこのミニカーが売っている棚に一直線に向かって走って行き、値段を見ると、色が変わる車の2個セットは2056ルピー。息子が心配そうに「ママ、これ2000ルピーで買える?」と聞く。ほほ~ミニカーなのに高い。でも息子は先週トゥースフェアリーからもらった100ルピー札があるのでギリギリ買えるよと言ったら、喜んでレジに持って行った(^^;)いやいやいや。

家に戻って早速水につけてみるも・・・色が変わらない。お湯を足してあげよう、とヤカンでお湯をわかして水に入れても・・・一向に色が変わる気配がない。あれれれ・・・なんでかな・・・(-_-;)息子は「ぼくのおかねぜんぶだしたのにいろがかわらない」とちょっと泣きそうに・・・。うーん・・・と箱の注意書きをよーく読む。英語とスペイン語とイタリア語とドイツ語?みたいに何カ国もごちゃごちゃ書いてあるのですごく読みづらい。温度グラフみたいなのが書いてあるところを見てはた!と気がついた。これってFだからファーレンハイトじゃん。その横にC、セルシアスも書いてあるけど、30℃って書いてある。30℃ってここいつも30℃以上じゃん・・・。

冷やすのかΣ( ̄ロ ̄lll)

と、冷凍庫から保冷ジェルを出してくっつけてみた。

変わった変わった、色が(;´▽`A``

説明書の絵では赤茶から鮮やかな黄緑に!って描いてあるんだけど、ここでは通常が黄緑なんだよ!!たしかマテルってアメリカの会社だから、シカゴとかニューヨークとかアイダホとか、冬は寒かろう~。いやいやいや。「通常」が逆とは思わなんだ。子供たちは冷やすと変わるのが気に入ったらしく、まるで車が熱を出してるみたいにずっと保冷ジェルが乗っけられている。昨日息子はマクドナルドにまでこのミニカーを持って行ったんだけど、エアコンがガンガンに効いているマックの中ではほんのり色が茶色っぽくなっていた。今朝は学校に子供たちを送って行ってから冷凍庫を開けたら車が入っていた( ̄◆ ̄;)や、せめて冷蔵庫にしてほしい・・・。

娘はサニーおじさんの2千ルピーで、シルバーで模様がプリントしてある白いTシャツとサンダルがほしいんだそうだ。おしゃれさんだねえ~(^^;)

そういえばこの前ケーブルテレビ見てたらサニーが出ててビックリしたよ、とロビちゃんが言っていた。なんかワインの講釈をしてたらしい。「その放送されたやつ、見てないんだよねー」とサニー。しかし10年経っても見た目もバイタリティーもぜんぜん変わらないってすごいよね。変わったのは血圧らしい(^^;)「高血圧になっちゃってーダイエットしないとーヒロコなんでそんなやせてんのー!もっとチョコも食べてー!」とさんざん食べろ食べろ言って去って行った・・・。へへ、またチョコ買ってきてくれるかなー。

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バザーで大漁

昨日、コロンボ在住日本人の方のお宅でバザーがあった。収益金は日本の被災地に寄付されるとのこと。もちろん、私はしっかり準備をしてバザーの始まる10時に行けるようにした。

なんでかって。日本人のバザーですよ。日本の物が出るんですよ( ̄▽ ̄)

そう、日本人のバザーは質のよい日本の製品が出るのでとても人気♪たとえMade in Chinaでも日本用に作られた製品は「日本ブランド」になるからね。それはたぶん日本人が一番よくわかってると思う。海外に出て物を買うとすぐ壊れるし、かわいくないし、目的に即した物が見つからなかったりする。というわけで、どちらかというと家でのんびりしたいロビちゃんを連れて朝から颯爽と出かけた。

バザーを開催しているお宅に到着すると、もう結構な人が中でバスケットや箱を持って色々な商品を選んでいる。しまった!出遅れたか!開催してくださっている方に挨拶をしていざ、中へ!

まず日本の物だ、日本の物!!

ポケモンの新品お弁当箱を発見!すぐゲット。同じ場所でサンリオキャラクターのお箸・スプーン・フォークセットも見つける。すぐ箱に投入。お弁当に入れる紙のおかずカップももちろん箱へ。お弁当は毎日使っている物だし、息子のお弁当箱に適当なのがなかったのですごくうれしい。お箸セットは前から娘がほしいと言っていたんだよね。しかもバザーのすばらしいところは値段がもちろん定価より安いことヽ(´▽`)/日本でも絶対買えないオトクな値段で並べてあるんだもんね。

さて、次に食材コーナーへ。キューピーマヨネーズ。これはコロンボ市内のお店でも買える物なんだけど、値段が安かったのでもちろん買い。お茶漬けのり。たった100ルピー。即買い!他にも手作りクッキーやお寿司、パンも売っている。ちょうど食パンがなくなって買おうと思っていたので、手作り食パンを一斤。それからコロンボであんぱんを手作りして注文販売している方があんぱんとクリームパンを出品していらっしゃったのであんぱん1個とクリームパンを家族全員分4個買った。これで子供たちの今日のおやつはクリームパンにしよう。もちろん日本の、おいしいカスタードクリームのクリームパンだo(*^▽^*)o

だんだん箱に物が増えていきつつ、奥に進んでみると床にダンボール箱が並べられている。なにかな?としゃがんで見てみたら、DVDや本が入っていた。やばい(^^;)

まずDVDの箱。一律50ルピーと書いてある。50ルピーって40円しないくらいだよ?!や、安すぎる。いいのがあったら買うしかないかもと思って見たらすぐに「バートン・フィンク」が目に飛び込んできた。あら~コーエン兄弟監督の名作じゃないの!!カナダに住んでいたときに封切られて友達みんなと映画館に見に行ったんだけど、すごくおもしろかったんだよね!斬新で不思議でなんともいえない雰囲気の映画。それから数年して日本に帰ったときにツタヤでコーエン監督の映画を片っ端から見た。個人的には「ファーゴ」も好きだ( ̄ー ̄)「バートン・フィンク」は買うしかないのですぐ箱へ。他にも「赤ちゃん泥棒」もあったので、誰かコーエン監督を好きな人がいるんだなあ~とちょっと思う。もちろん日本で買ったDVDなので日本語吹き替えも入っている。それが50ルピー。すばらしいお買い物だ。さて、次に「名探偵コナン」の映画版DVDが2個あった。なんと、娘がコナンが大好きでつい先週にも「ママー、コナンの映画のDVDほしい~」とずっと言っていたのだ!おお!こんなドンピシャなものが!!!しかもアマゾンより安いではないか!とそのコナンの2つも即買いへ。ここで、娘の好きなコナンのDVDを2つも買ったらまた息子がずるい~!となってしまうので息子の物も考える。本が入っている箱を見てみると、恐竜の絵本がたくさんあって、その中の1冊が全部のページが恐竜の迷路になっているという楽しそうな絵本があったのでそれを買うことにした。息子は恐竜が大好きだし、迷路とかクイズとかまちがい探しとかが好きなのでこれもばっちりだ。ポケモンのお弁当箱もあるしまあOKだろう~( ̄▽ ̄)

ロビちゃんは私がDVDと本の箱の前にしゃがんでいるのを見て「本もDVDもいっぱいあるじゃん・・・」とあきれていたけど、本はいくらあってもいいし!と私は思っているのでとりあえず聞こえないふりをしておいた(^^;)ロビちゃんは本を読む習慣がないので本を買う気持ちがわからないらしい。まあ、モルディブでディベヒ語の出版物ってすごく少ないからね。わかるけど。でも本を読むのはすべての面で脳の発達にいいからさ~と私は思う。特に、日本のアマゾンで買って実家に送ってもらってそこからこっちに送ってもらうとかなり高くなるんだよね。手間もかかる。それなら、バザーで日本語の本が安く買えるときに買っておくのが一番いいのだ!

大満足してバザーのお買い物を終了、家に帰って子供たちにはいこれ、と買ってきた物を見せた。すると娘がぽつりと「ぼく、ずるい。私もお弁当箱ほしかった~なんでぼくだけ」と文句を・・・(^-^;)いやいや、女の子用のお弁当箱はなかったんだって。ポケモンかウルトラマンコスモスだったんだけどウルトラマンコスモスでもよかった?と聞いたら「ぜったいやだ」と返事が返ってきた。かわいそうに。コスモスに罪はない。娘は今はキティちゃんのお弁当箱があるし、お箸セットを買ってきたでしょ、と言うとうーん・・・と不服そう。まったくあっちを立てればこっちが立たず、だなあ~・・・と思っていたら「あー!!!ママ!コナンだ!」とコナンを見つけてすっかり機嫌が直った!よかった、コナンがいてくれて・・・(^^;)

早速子供たちがコナンを見始めたのでなんとなく見ていたら、なんと最初のテロップのところで「脚本 野沢尚」の文字が(゚ー゚;)えー?!野沢尚ってコナンの脚本なんてのも書いてたの?!とビックリした!この人の書いた脚本のドラマはすごくおもしろいんだよね!まあ、もともと直木賞作家・・・だっけ?そんなんだったような・・・。「野沢尚脚本ならおもしろいんじゃん?」と私が言うと「そうなの?」と言いながらじっと見ている子供たち。私はコナンは実はどうも絵がダメで、見れないんだよね~・・・好きな人すんません。昔から、たまーに「どうも受け付けない」という絵があって、そういうマンガとか読めないんだよね。結構何でも読んだり見たりするのでそんなにない方だと思うんだけど。どうもコナンはあのカクカクした線の絵が好きじゃなくて、見ていられないのだ。

なので子供たちが静かなのをいいことにPCに向かっていたら、息子が「こわーい」と言い出し、殺人シーンでは娘も画面を見ないで「もうへいき?まだこわい?」とか言っていて、一番真剣に見いっていたのはロビちゃんだった(^-^;)ロビちゃん、無言でじーーーと見ている。ロビちゃんは映画にも興味がなくて映画もドラマも本当に見ない人なのでめずらしい。まあ、3人でエンジョイできるならいいでしょう。と思っていたらコナンが終わったときに息子が「あーつまんなかった。ぼくはみんながなにいってるのかわかんないんだよ」と文句を言っていた。あはは。娘は感動して「ママ!コナンって頭いいよねー!スゴイよねー!でもね、ノーマルタイプは大きいんだよ、ほんとはね」と私に教えてくれた。ノーマルタイプってなんか違う作品になってないか?(^^;)?

そして子供たちが寝たので、私はこれから「バートン・フィンク」を見よう~っと。20年振りくらいだ\(;゚∇゚)/そう考えると結構古い映画だね。

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