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モンスターペアレンツ?

Facebookに書いていたんだけど、あまりに長く書いていたらFacebook側から「許容範囲以上なのでこれ以上はやめてください」みたいな警告文が来て、短い文章すら書けなくなってしまったので(怪しいと思われた?)こちらに書き直します。
9月で新学年が始まり、娘は5年生になって新しく学校に来た先生が、担任になった。ところが恒例のクラスミーティングで親と先生が教室で会ったら、先生が英語をあまり話せないことが発覚した。私の英語もひとのこと言えたもんじゃないけど、文法は間違ってるし、時制はめちゃくちゃだし、発音が独自すぎて何を言ってるのかさっぱりわからない。5Dの親たちはみんな騒然として、数人が学校に苦情を言い、次の週にもう一度今回は学年主任も交えてミーティングをすることになった。それまでの一週間の授業で子供たちは先生がスペルも文法も間違いだらけなことをもちろん発見し、「今度の先生は英語へたくそだよ」とみんなで言うまでになっていた。
学年主任のイギリス人先生はこの二度目のミーティングで「たくさんの親がよってたかって若い新しい先生をアタックした」と校長に報告したらしい。すぐ次の日に今度は小学部と全校の校長ふたりと5Dの親とでまたもやミーティングが開かれることになった。これがここまでのあらすじ。

さて昨日、全校校長ドクターSと小学校校長

ミスターGとともに音楽室でミーティングが始まった。校長ふたりが「若い先

生を父母がアタックしたから彼女はナーバスになって英語がうまく

しゃべれないんだ」と、担任の英語を私たち親のせいにしたところで、親たちが完全にヒートアップ。ひとり

のお母さんが「アタックなんて言葉を使うのやめてください。私た

ちは話し合っていたわけで誰も彼女にアタックなんてしていないのに」

と言うと、ミスターGが「でも彼女はミーティングの後で泣いてい

たんですよ」と言うではないか。泣いてすむことなのか?!一体どこの昭和の話?私今までどこで仕事してても泣い

てすませたことなんてないし。第一泣いてるヒマがあったら、英語が苦手なんだったら辞書くらいひけ

!って思うよねえ。ていうか彼女はそれでもサ

ラリーをもらっているけど、私たちは安くない月謝を払っているんだからね!こっちが

泣きたいよ!お花のflowerとか分のminuteとかのスペルもでき

なくて生徒のみんなが教室でで先生のスペルを直してるらしい。校長ふたりは「私たちがこれから彼女をトレーニングしますからしばらく待ってください」と言う。でもさあ、先生養成所じゃなくて子供のための学校でしょう!そして英語なんてそんなちょっとのトレーニングで急にうまくなるもんじゃないから、そんな事してる間に5年生終わっちゃうよ!そんな人を5年生の担任として雇っちゃったのは学校のマネージメントの力不足であって、子供たちがそのために犠牲になることじゃないでしょう!と私が言うと、「そんなこと言ったって私は魔法の杖は持っていないんだ!いま急になんて他の先生が見つけられるわけがないじゃないか!」と逆切れする始末。

そしてドクターSのスリランカ人を見下した発言、私にも子供扱いするような発言、久しぶりに見た、自分が一番正しいと思ってる白人主義の人だと実感する話っぷり。全然こちらのことなんか気にしてなくて聞く耳持ちたくないというのがようく伝わってきたので、どうしたらいいんだろうと思っていたら、ドクターSが「気分が悪い」と言って、ふらふらとピアノの椅子に座ってしまった。手を額に当ててうつむいていて顔色がどんどん青白くなっていったのでこれはヤバい、と思った瞬間、身動きせず嘔吐してしまった。こう、おえっと吐く反射がないので、意識がないらしい。そのまま嘔吐が続いたので慌ててミスターGとお父さんのひとりが彼を抱えて床に寝かせ、お母さんたちは騒然の総立ち。ひとりが走って保健室のナースを呼びに行き、ミーティングは中止になった。。音楽室から出たお母さんたちは大パニック。誰かが「ハートアタック?!」と言い、誰かが「食中毒じゃない?!」と叫ぶ。私が「違うよ、部屋がものすごく暑かったし、彼はずっと立ちっぱなしだったから、きっと貧血起こしたんだよ」と言ったら、みんな暑すぎて貧血を起こして倒れるという症状があるのを知らないらしい。ほんとにここの人たちは暑さに強いんだね。みんな「あんなの初めて見た」と言って大パニックだった。結局ミーティングはそのままうやむやになってしまった。仕事を抜け出してネクタイをしめたまま来たお父さんが(急な招集だったから)、私に「でもあなたは最後までとても礼儀正しかったよ、失礼だったのはドクターSの方だ」と言ってくれて、それがすごく救いになった。他のお母さんたちも「ヒロコがいろいろ言ってくれてすごくうれしかったわ。私たちが言うより効いてたわよ」と言ってくれた。そして「ほら、私たちアジア人だから」と言う。(イギリス人のお母さんもお父さんも発言してて、それも聞いていた)。「えー私もアジアじゃん」と言ったら、「ちがうわよ〜ヒロコは先進国のファーストアジアから来てるでしょう、私たちはセカンドだから。ほんとに見下されてるよね」と言うではないか。え〜それってなんかすごく悲しい!!!そしてすっかりパニクってしまったお母さんたちは「しばらく様子みましょうか」という感じになってしまった。これできっと明日には今度は私たちがドクターSをアタックしたことになってるんじゃん?と私は思いながら、でもなんか腑に落ちなかった。泣いたり、貧血起こして倒れて問題がうやむやになるんだったら、私だって貧血起こしてやる!やんないけど。
今朝、ミスターGから5Dの親にメールが来て、これからあいてる先生が授業中同席して、彼女がどういう風に授業をやっているかを見ます、という報告がきた。学校に子供たちを送って行ったら、親や生徒の間ではドクターSがハートアタックを起こしたと噂になっていた。
私は今日も娘が先生の間違いを直してあげてるのかと思うとなんだか悲しくなって、ロビちゃんに愚痴の電話をかけた。ロビちゃんは二回目のミーティングに行ったところまでは知ってる。
「ほんとにひどいよね」と私が話していたら、
「じゃあ上に言えばいいよ」と言う。
「上?だから上の人だったんだよ、昨日のは。全校の校長もいたんだから」
「ちがうよ、その上。マニーク」
あ、マニーク(゚0゚)
説明しよう!マニークとは、このブリティッシュスクールのシェアホルダーなんである。超大金持ちの、モルディブ人なんである。
「アブドゥッラがマニークと友達だから、アブドゥッラにマニークの連絡先を聞いてみる。それで、マニークに直接話せばいいよ」
イッツアスモールワールドモルディブ!!!ヽ(´▽`)/
そうだよね!ドクターSはマニークが雇っている雇われ校長のはずだ!マニークから揺さぶればいいのだ!!!モルディブはいろんなことがすぐ滞って何かをするのが大変だけど、一人でも誰かエラい知り合いの人がいればなんでもまかり通るのだ!!!
さすがロビちゃん頼もしい!!!と光が見えて喜んでいたら、すぐにロビちゃんから折り返し電話がかかってきた。
「いまアブドゥッラに電話したんだけどね」
「うん、(ワクワク)」
「マニークってどのマニーク?」
じぇじぇじぇ〜!!!(lll゚Д゚)そこから?!?!
「うん、だってほら、マニークっていっぱいいるじゃない」
まあ確かに、石を投げればアリに当たる、ってくらい同じ名前ばっかりだけどさー。しかしそんなんでほんとにマニークにつながるのか?!?!でもあだなでずっと呼んでてめっちゃ仲良しでも本名知らなかったりするから、こんなもんかもしれないけどさー。
とにかく、次はロビちゃんがモルディブサイドから働きかけることになりました。
次号乞うご期待( ̄▽ ̄)

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コメント

お昼のワイドショーにでれるような内容だね!

投稿: saki | 2013年9月19日 (木) 03時25分

Sakiちゃん〜!

さっきメールチェックしたらドクターSから5Dの父母宛てに「あんなドラマティックなミーティングの終わり方をしてすみません、あんなことは私も初めてです」というメールが来てたよ。うむ、たしかに、って思った(^-^;)

投稿: ヒロコ | 2013年9月20日 (金) 12時50分

あはははは~(^o^;)
意識不明で吐いたってスゴすぎる~ それをドラマティックと言っていいのか疑問だ。少なくとも親側が悪役に見えてしまう点で「こっちがカンベンしてほしいわッ」てな展開になってるね。
もうちょっとタフな交渉人を立ててくれないと解決は難しそうですね。

投稿: 辰巳 | 2013年9月20日 (金) 17時29分

悲惨ですね・・・
Mr.GもDr.Sもジェントルマンだと思ってたんですけど、
(話したことはないので、見た目だけで。)
英語力がないのなんて、あなたたちネイティブなんだから、私たちが感じるよりも遥かにリアルに感じるでしょうに、と思いますが。

ライちゃんの貴重な一年ですもんね。
よい方向に改善されることを祈ってます。
しかしBritishSchoolのTop層、こういうときだけ、やたらスリランカっぽい対応しますね。その場しのぎで、根本解決を目指さない感じの。腹が立ちます。

投稿: 慶子 | 2013年9月20日 (金) 20時53分

辰巳さん〜!

や、まあかなりドラマティックではありましたよ、みんな大パニックでね。いや、交渉人の問題というより、学校側が生徒や教育のことを気にしてない、ってことなんだよね。もう仕事として取りあえずすめばいいやみたいな。でもビジネスとしても顧客のことを考えなくなったらダメだよね〜。ここに来る人は任期で来てるから腰掛け多いんだよ。前の校長がよかっただけにひどさが際立つわ〜。


慶子さん〜!

そう言われると対応がその場しのぎでスリランカっぽいかも!!!そうなの、ライファにとっては大事な一年間なんだよね、ドクターSにとってはどうでもいいかもしんないけど。イギリス人だから余計に「スリランカ人の英語なんてどれでも同じじゃない」って感じで気にしてないのよ。でもこっちにとってはすごく大事な問題なんだよねえ。解決に向けてもうちょっとがんばります〜!ありがとう!!

投稿: ヒロコ | 2013年9月21日 (土) 20時06分

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