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なんかいつもこんなんだなあ

今日、プリント屋さんに頼んだものを受け取りに行ってきた。このプリント屋さんは小物から大きな看板までいろんなもののオーダーを受け付けているわりに大きな(大きく見える)会社だ。前にもうちのホテルの従業員ネームタグを作ったり、壁に貼る大きなバナーを頼んだりしたので、またここに注文することにしたんだよね。

今回はモルディブに住んで自分のブライダルサロンを経営している友達のSちゃんも一緒に、彼女のサロンのパンフレットをオーダーした。PCでデザインはすでに作ってペンドライブに入れて持ってきて、あとは両面プリントアウトしてもらうだけ。うちもホテルのルームサービスメニューをこのたび一新、今まで自分たちのPCでプリントアウトしたメニューだけだったので、きちんとオーダーしてきれいにプリントしてもらうことにした。
先週Sちゃんがモルディブからコロンボに遊びに来たので、そのときにうちのメニューより先にSちゃんのパンフレットをオーダーして、もうモルに帰ってしまったSちゃんの代わりに、今日私がそれを受け取りに行ったのだ。本来の納期より数日遅れたけど、まあそんなもんだし、と特にそれには何も感じず「はいこれよ」と渡されたかたまりを開けてみた。茶色い紙で包まれてたパンフレットは開けてみるとなんだかぐしゃぐしゃに重ねられている。角はちっともそろってなくて適当に積み上げて茶色い紙でくるんだだけ。なので、あちこち角が折れてヨレている。まったくしょうがないなあ〜と思いつつ一番上のを一枚取って三つ折りになっている中を開いたら・・・プリントが大幅にズレてるじゃん。え〜・・・ちょっとビックリしてお姉さんにそれを見せた。「ねえ、これプリントずれてるよ」するとお姉さん、ちらりと見ただけで「ああ、それはあなたのデザインのせいよ」と言うではないか。
えええええ〜Σ( ̄ロ ̄lll)
デザインはデータなんだからこんな風にずれないでしょう。これはどう見てもプリントのずれだよ。と思いつつもしょうがないので他のも数枚見てみる。するときれいにずれないでプリントされてるのもあるじゃん。
ほらあ〜。
ということで、お姉さんに「こっちはずれてないよ、これはどう見ても色がずれてるでしょ。インクが赤と青と黄色で、これはそれがちゃんと重なってなくてずれてこういう風になってるんでしょ。プリンターの中で紙がすべってるんだよ」と言うと、ちょっと眉間にしわを寄せて無言でどっかに行って、今度はお兄さんを連れてきた。お兄さんはプリントをしげしげと見て聞き取りにくい小さな声で「ずれてますね」と申し訳なさそう〜に言った。ふたりで数枚見てみると、他にもずれているのがいくつもある。しかも白い部分が黒く汚れてるのもあるんだよね。大体どう見てもデータのせいじゃないじゃん。そこでお姉さんにゆっくり説明することにした。
「あのね、お金を出してオーダーしてこんなずれたプリントのものや汚れてるの渡されたら普通いやでしょ。それにせっかくきれいにプリントできてるのもあるのに、こんな風に適当に重ねてぐしゃぐしゃで折れちゃってるし。しかもどう見てもプリントのずれなのにこっちのデータのせいだ、なんて言わないでほしいんだけど」するとお姉さん、むきになって「私、そんなこと言ってないわよ!」と反論した。
ビックリした( Д) ゚ ゚
さて。ここで自分が深呼吸。お姉さんの目をじっと見る。「じゃあ感情的にならないで聞いてね。まずナンバー1。理由がよくわからないうちに人のせいにしない。ナンバー2。すぐウソをつかない。さっきこっちのデータのせいだ、ってあなたが言ってから2分と経ってないでしょう。子供じゃないんだからウソついて弁解しないで、プロフェッショナルとして仕事の話をしましょう。これはブライダルサロンのパンフレットです。読めばわかりますよね。ブライダルモルディブ、とここに書いてあります。ブライダルサロンにいらっしゃったお客様にこんなプリントがずれてインク汚れのついているパンフレットはお渡しできません」
お姉さんまた黙る。
まあ、べつにどんなパンフレットでもずれてたり汚れてたりしちゃダメなんだけどね。わかりやすいかなと思って言ってみた。そして黙ってるお姉さんは仕方ないのでそのまんまにして、お姉さんとお兄さんの目の前で全部一枚一枚確認することにした。お姉さんもお兄さんも隣にいた他のお客さんも驚いてたけど、こちらはお金を払ってオーダーしたんだからね、きちんと確認します。てことで、何枚オーダーしたっけね、Sちゃん。三つ折りの中をいちいち開いてプリントがずれてるやつ、汚れがひどいやつを全部よけた。これが仕事というものだ。それからきれーいにトントンしてきちんと角をそろえてふたつの山にして、ピシッと重ねて束ねた。こういう風にしましょうね、と目でにっこりにらんでから、次によけたダメなやつを数えた。ちょうど60枚ダメだった。お姉さんに「はい、これが今回受け取れないやつ、60枚です。あと、さっきお兄さんがダメなやつを何枚かゴミ箱に入れてたよね?それも数えてください」と言ったら、お姉さん急いでゴミ箱から捨てられたパンフレットを拾い上げてくれた。それが5枚。「はい、じゃあ65枚再プリントお願いします」と頼んだらお姉さん、「わかりました」と素直に受けてくれた。そらそうだ。それにここでしっかりやっておかないとうちのメニューもとんでもないの出てきそうだしねー。前ネームタグとか頼んだときはわりにきれいな出来だったんだけどなあ。ここ、紙は苦手なのかなあ。てか、単純に適当なんだよね、仕事のやり方が。もちろんそんなスゴイの期待してないんだけどさー。ま、お金を払う分それに見合った商品は作っていただかないとね。
そんなわけでご結婚のご予定のある方はブライダルモルディブをよろしく〜o(*^▽^*)o

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自分の場合は

今回の息子のゲイ例文作成で自分の子供の頃はどうだったかなあ・・・と考えてみた。

思い起こしてみると・・・小学生の頃からパタリロを読んでいたからそういうもんだ、と思ってた気がする。
日本人のお客様が置いて行ってくれたパタリロの文庫本を3冊くらいここに持ってるんだけど、いま読み返してみても結構エロいもとい、おもしろい( ̄▽ ̄)
それに昨今のBLとカテゴライズしてしまうには合わない感じ。もっと大人っぽいよね。あれを連載してたんだからスゴイなあ。PTAとか文句出てなかったんだろうか。それとも昔の親はマンガは買い与えても一緒に読んだりしなくてわかんなかったんだろうか。
なにはともあれ、バンコランとマライヒのおかげかなあ。

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やはりキーワードはゲイだった

先日FBにも書いたんだけど、息子が学校で怒られて帰ってきた。

息子を迎えに行ったときに、まずクラスメイトの他の男の子が私を見つけて走りよって来て、「Rくんのママ、今日ねRくん先生にすっごくすっごくすっごく怒られたんだよ」と教えてくれた。本当に3回、very very very,と言った。そして「先生がRくんに”お母さんの電話番号を言いなさい”って言って、Rくんが077634の~って教えたんだよ。電話かかってきた?」と言う。ううん、かかってきてないよ、と言うとそっか、と言ってその子は行ってしまった。何で怒られたんだろう、と思いつつ、息子が来たときに「今日はどうだった?」と聞いてみた。ま、学校から帰ってきたら毎日「どうだった?」って聞くんだけどさ。すると息子は「うん、ふつう」と何も言う気配がない。どうしようかなと迷ったんだけど、「クラスの子からなんか怒られたって聞いたよ?」と聞いてみた。すると息子は「そうなんだよ・・・先生から電話かかってきた?」と同じことを聞いたので、いったいどうしたのか聞いてみた。

なんでも息子の話によると、クラスで文章を書いていて、息子が「TさんはYくんが好きなんだけど、Yくんはゲイだから付き合えないって言いました」というような文章を書いたらしい。そうしたら先生が怒ってお母さんの番号を教えなさい!と言ったから教えたの、と言う。ていうかさ、私の電話番号なんて学校はもちろんわかっているんだよね。スリランカに引っ越してきてから一度も携帯番号を変えたこともない。学校のオフィスにも保健室にも私の番号はあるわけで、わざわざクラスで息子に番号を教えなさい、と言わせることでもない。また、毎日親がサインする連絡帳もあるから、何かあったらそこに書いてもいい。いくらでも連絡をつける方法はあるはずなのに、他のクラスメイトの男の子が私の番号を覚えちゃうほどってことは、よっぽどクラスの中でインパクトのあった出来事にちがいない。息子はしょんぼりして「でもママ、先生と話さなくていいから」と言う。いやー、これ話すでしょう(-_-)大体なにがそんなにいけなかったのかがさっぱりわからん。ゲイがダメだったのか?でも私はゲイは悪いこととは思わないので息子が文章に書いたからと言って怒ることでもない。息子も、「なんで先生があんなに怒ったのかわかんない」と言う。なんか聞いてて私も「え~???」って感じだったので、先生と話をしてみよう、と思った。

そこで今日の朝、学校に子供たちと一緒に行って先生を見つけた。先生も私を見つけてあ、という顔をしたのでやっぱり話があるんだな、と思って聞いてみた。

「金曜日、一体どうしたんですか?」

すると先生は「クラスの中でRくんがYくんはゲイだから付き合えないっていう文を書いたんですよ」と言う。

「はい」

「それでゲイって言葉がどういう意味か知ってるの?って聞いたら、Rくんは”ボーイ ライクス ボーイ”って答えたんです!!」

や、意味ちゃんと合ってるじゃないですか。正しいですよ。

「それで、どうやってそれを知ったの?って聞いたらテレビ、って答えたんです!」

・・・( ̄Д ̄;;いいんじゃない?べつに。ここまで一所懸命聞いてみて、何をそんなに怒ってるのかさっぱりわからん。

すると先生、私をキッとにらんで言った。「一体なんの番組を見てるんですか?!」

私が「gleeじゃないかな?最近私と子供たちで見てるから」と答えると先生は「え?なに?」とわからなかったようなので、説明した。

「gleeっていうアメリカのハイスクールドラマで、gleeクラブの中にひとりゲイの男の子がいるんですよ。その子のことじゃないですか?」と言ったら先生は憤然として「あそう、それならいいけど」と言って歩いて行こうとした。てか、まだ話ぜんぜん終わってないよね?

そこで先生に聞いてみた。「なにをそんなに怒ってるんですか?」すると先生目をカッと開いて言った。

「怒ってないわよ!」と・・・。

それ、怒ってるっていうんじゃん・・・(゚ー゚;

そこで、私も説明をすることにした。

私はゲイを悪いこととは思ってないので偏見を持ってないこと。すると先生は「私だってそうよ!」となぜか鋭い突っ込みを入れる。ほんまかいな・・・( ̄_ ̄;) じゃあなんでそんなに普通にしゃべれないんだよ・・・。この前面談でしゃべったときとは別人のようだよ?そして私とロビちゃんがとても仲良くしてる友達にゲイがいて、家族ぐるみで仲良くしてるからもちろん子供たちも彼と仲良くしてること。するとまたもや先生が「その友達のことをRくんに話したの?!」と聞く。そりゃあ話すでしょう、べつに隠すことでもないし。子供たちが産まれる前からの友達で子供たちにとっては気がついたらもうそこにいたパパとママのお友達だし。彼は笑いながら「いま一番気に入ってるかわいい男の子、みせてあげる~♪」と写メを見せてくれたりするお茶目な友人である。「もちろん、彼がゲイだってことも子供たちは知ってますよ」と私が言うと、先生は「そう、オーケー」と何にオーケーなんだかわからないまま言う。「たとえ生徒があなたと違う価値観や意見を持っていたとしても、そんなにすぐ怒らないで普通に生徒と話をしてほしいんですけど」と言うと、「私は怒ってないわよ!」とまた怒る。「あなたがたとえ怒っていなかったつもりだとしても、うちの息子と私に教えてくれたクラスメイトの子は先生がすごく怒ってた、と受け取っていたから、そういう風に少なくとも2人には見えたんじゃないですか?」と聞くと、「その男の子はだれ?!」とすごい剣幕。私に教えてくれた子が誰か、犯人探しをするのが目的じゃないでしょう。それでなくてもいろんな国からいろんな考え方の生徒が集まってるインターナショナルスクールなんだから、先生という立場なら少なくとも教室内ではニュートラルな立場で子供たちに接してほしいし、同じことを言うにしても物には言い方があると思います、と私が言うと先生は「もちろん、だからオーケーだって言ったじゃないですか!」とわけのわからん答え。本当にオーケーならどうして「その男の子はダレ?!」とか聞くの?オーケーじゃないから聞いてるんじゃん。

そもそも、私の電話番号を聞いて一体何を聞きたかったのか。私に、じゃあこれから子供の前で見るテレビは気をつけます、とでも言ってほしかったのかな。はっきり言って私がなんのテレビを見ようと大きなお世話だ。担任の先生にどうこう言われる筋合いはない。なので先生に「いくら担任の先生でも私が子供たちとなんのテレビを見るかコントロールされたくないんですけど」と言うと、先生はすごい形相で「もちろんよ、そんなつもりじゃないし!」と叫ぶ。でもさ、一番最初にさっき私に聞いたのって「いったいなんのテレビ番組を見てるの?!」だったよねえ。「もちろんそんなつもりじゃないし」とか言いながらじゃあなぜ聞くのだ。

それに、gleeの中には確かにゲイの男の子がメインキャラクターで出てきているんだけど、とても良い表現のされ方をしていると思う。彼はとてもポジティブで、学校の中でも唯一のオープンゲイで、人と違うことを恐れずに自分に正直に生きていて、学校でいじめられても屈さない。このドラマは最初からいじめに屈さない、というメッセージを一環して通していて、でもシビアな課題に暗くならずに明るくポジティブにストーリーを進めている。とっても良いと思う。ミュージカル仕立てなので子供たちは一緒に歌を歌うしダンスもすばらしいし(アメリカのミュージカルってすごいよね)、私も子供たちもとても楽しんで見ている。娘はドラマを見て英語がぐんぐん良くなるし、こういう風に自然にオープンにゲイとか知ることができてすごく良いことだと思う。うちの息子にとっては普通のことだから、学校でも文章に書いたわけで、先生の方がよっぽど過剰反応してると思う。

でも先生は「もう時間がないから」と行ってしまい、それ以上話をしたくなさそうだった。もちろん、朝の忙しいときに行ったから時間がないのはじゅうぶんわかってる。でも今日先生と話した限りでは、どう見ても先生は「ゲイ」に反応して子供たちが「すごくすごくすごく」と感じるほど「怒った」としか取れない。先生キリスト教徒かな。ここのキリスト教徒はカトリックが多いのでゲイはダメなんだよね。聖書によるとゲイはソドム(地獄)に堕ちるんだな。もしかしたら違う観点から怒っていたのかもしれないし、と思って一所懸命先生の話を聞いたけど、どう見ても「Rが授業中にゲイという言葉を使って文章を書いたから」怒ったんだね。しかし親の前では怒ってないフリをするんだね。たぶん先生は私に一緒になって「まあゲイなんて言葉をテレビから覚えるなんて!これからテレビには気をつけないと!大変だわ!」みたいに同意してほしかったのかなあ。先生は「イッツ オーケー」ばっかりで逃げてしまって話にならなかった。もうひとり違う人を入れて(学年主任とか)3人とかで話した方がいいかなあ。でもきっとまた「怒ってない」の一点張りなんだろうなあ。ここの人たち先生でもこうやって嘘つくから困るよ(-_-;)正直にゲイ反対(英語ではホモフォビア、ゲイ恐怖症だね)って言ってくれた方がまだ楽な気がする。きっと自分にそういう偏見があることは隠したいんだね。私が「ゲイべつにいいじゃん」派だってわかったから話そうとしてた話の内容が変更になっちゃって困っちゃったのかな。それにしてもうちの息子、なかなかいい例文作るじゃんね。かあさんはいいと思うぞ。

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