学校の思い出

子供達の学校生活を見ていると自分の子供の頃を思い出す。

私は勉強がきらいで、休み時間中も授業中も(だから勉強できないのだ!)ずっとノートにマンガ描いてる子供だった。クラスで人気者でもなく、スポーツはすべてダメで、背も他の親が「何か病気?」と驚くくらい小さくて成長してなかった。背が伸びたのは高3と浪人中(笑)。それでもよく、「でも絵では賞とかもらってたんでしょ?」と言われるけど、図画工作も美術も飛び抜けてよかったわけじゃなかった。
よく覚えてる授業がいくつかある。
一度「お友達の顔を描こう」という図工の時間で、私は小椋さんの顔を描くことになった。出席番号で「お」の次だったんだよね。で、班にして机をくっつけて小椋さんのお向かいになったのだ。私は小椋さんの顔は描きやすそうだな、なんて考えながら描き始めた。授業時間もそろそろ終わりそうという頃、私の小椋さんの顔の絵もほとんどできあがり、あとは後ろに見えている担任の先生の机にかかっているテーブルクロスの葉っぱを塗るだけになった。細かいお花のもようで、この葉っぱはいかにも「黄緑色をチューブから出したそのままの色」だったので、何も混ざっていない黄緑をちょっと出してちょんちょんと葉っぱを塗れば完成!!!とワクワクして黄緑をパレットに出した。
すると。
「片岡!もうそれ以上絵の具を出すんじゃない!もったいない!!」といきなり先生に大声で怒鳴られた。
心臓が飛び出るかと思った。
先生にしてみれば私の絵はほぼ完成で(葉っぱは小さい丸だったので)、先生の目から見ればもう塗るところはないのに、なに新たに絵の具出してんだ!!!ってことだったのかもしれない。でも、パレットの上はもう終わりだからこそ、全部色が混ざっちゃってて黄緑そのものはなかったのだ。そして私はそのチューブから出したままみたいな黄緑色を最後に塗って仕上げ!という段階を最初から考えてて、最後に黄緑を塗るのを楽しみにしていたのだ。突然怒鳴られて手が震えるくらい怖かったけど、でも絵の具はもうパレットに出しちゃってあったので、「よかったああ」と思いながらその黄緑を塗ったのを覚えてる。だからその絵はちゃんと完成した。先生には怒鳴られたけど、周りの子がみんな「すっごいそっくり!」「これ、小椋に似てるよなあ!」と言ってくれて、とてもうれしかったのを覚えてる。
またもうひとつ覚えてる夏休みの宿題で、規定サイズの画用紙になんでもいいから絵を一枚描いてくる、というのがあった。
私は課題がなくてなんでもいいっていうのがうれしくて、空が大好きなので迷わず空を描くことにした。授業って大体小学校から高校までモチーフがあって、「これを描くように」ってのが多いからね。
そこで画用紙いっぱいに空を描いて、横にちょっと崖なんかも描いて、夏休み明けに先生に提出した。そうしたら、先生がすごく怒って言った。
「お前、なんでこんな手抜きしてんだ!」
大体、学校の先生ってどうしてこんなチンピラみたいな話し方するんだろうね?「お前!」なんて普通呼ばないよね、相手のこと。すぐ怒鳴るし。
私はこれまためっちゃ驚いたけど「手抜きじゃないです・・・」と小声で言った。すると先生は「手抜きだろう!なんにも描いてないじゃないか!!!」とさらに怒鳴って私の絵をポイ、と横の机に投げた。
ビックリした。
私は今でも空が好きで空を描いてるし〜それを背景の手抜きだとも考えたことないし〜・・・。
後から美大用の予備校に通うようになって、先生に「絵の具をもったいないと思って描いてて良い絵が描けるわけないだろ」と逆に言われたときに「ああ、自分はやっと正しい場所に来たなあ」と思った。
うちの子供たちも、私が絵を描いてると横で私のアクリル絵の具をじゃんじゃん使って一緒に描いてるけど、私はべつに何も言わない。前うちに学校のお友達が来て一緒に絵を描いたときに、そのお友達のお母さんが気を使って「あんまり紙も絵の具も使わないのよ」と言ってたので、私が「いいからいいから、好きなだけ好きなように使えばいいから」と言ったらそのお母さんは恐縮してた。でもいいじゃんね、絵の具くらい。好きに使えば。
そして描き上がったあとに子供に「どうしてこれを描いたの?」と聞くとすごく楽しそうにお話してくれる。大体子供の絵ってすごいしね。私はもうあんな風に描けないからすごいなあっていつも思う。
なんか学校って、もうちょっと子供の話を聞いてくれる場所になるといいよね〜っていつも思うんだけど。今うちの子供達が通ってる学校の、スリランカ人のアートの先生も例もれずひどいもんです(^-^;

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世の中色んな子がいます。

学校でのできごと。

ちょっと前から、娘のことを好きな男の子がいた。確か去年同じクラスだったのかな?その頃からその男の子が娘の気を引くようなわざとらしい行動をしていたらしいけど、今年はその子と違うクラスになって実は娘は喜んでいた。そうしたら、その男の子B君が、娘が入っているのと同じクラブ活動に今年から入ってきた。娘は「まあ誰でも入りたかったらしょうがないもんね」と頭では納得しつつも、「でもうざいんだよね」とちょっと文句を言っていた。
そんなある日、そのクラブ活動の中でB君と娘の仲良しの女の子がケンカをした。内容はすごく些細なことでとても子供っぽいものだったんだけど、それにB君が娘を追加した。追加したと言うのは、娘はそのケンカに直接関わってなかったんだけど、B君がケンカした相手の女の子が娘と仲の良い子だったから、どうやらこの件で娘の気を引けると思ったらしい。そのケンカが起きてから、B君はまるで娘がケンカをふっかけたかのように周りの友達に言いふらして、娘には毎日手紙を渡し始めた。娘が「もう〜すごく頭に来る!私関係ないのに5年生中の子が私がB君にひどいこと言ったと思ってるんだよ!しかもこんな手紙渡してくるの!」と怒っていて、手紙を見せてくれた。その手紙はすごく子供っぽくて、文章も構成がなってなくて意味がわからないところがちょこちょこある。そして内容は「僕と友達にならないと校長先生に言いつけるぞ」というちょっとした脅し文句が並んでいる。それが毎日だったので、娘はさすがに嫌になって生活指導の先生に相談して、そのB君とケンカした女の子と娘とで話し合いをしてもらった。なのにその話し合いの後も手紙攻撃がまったく変わらず続いたので、娘も私も「ダメじゃん」と思っていたんだけど、そこで先学期が終わってシンハラ正月休みに入った。
休みに入れば学校で顔を会わさなくなるし、ほとぼりもさめるだろう〜と娘は喜んでいた。
ところが。
今学期が始まった初日。
子供達が学校に行って私が家でのんびりしていたら、学校から電話がかかってきた。電話に出ると生活指導の先生で、「今日、子供達を迎えに来るときにちょっと早めに来てオフィスに寄ってください」と言う。そのとき先生が、「娘さんのバッグについてお話したいんです」と言った。
(・_・)はあ。娘のバッグ・・・?
先生は付け加えて言った。「あ、心配しないでください、娘さんも息子さんも何もなくて元気ですから。ただ、スクールバッグのことについてお話したいんです」
スクールバッグ・・・?
なんだかよくわからないけど子供達に何かあったわけじゃないと言うので、まあそこは安心した。学校から電話がかかってくるとやっぱりドキッとするよね。
でもなんだか気になったので、早めに学校に行って生活指導の先生のオフィスに行った。生活指導の先生、ミスTは待ってましたとばかりに私にスクールバッグを見せてくれた。学校指定の、スクールカラーの紫色の大きなバックパックだ。娘の名前が書いてある。ところが、見るとバッグの厚みのところを右から左へ、ジャキジャキジャキと切れ目が入っていてバッグがパックリ開いてるんである。
そう、誰かが娘のバッグをハサミでバッサリ切ったのだ。どうしてハサミとわかるかと言うと、切ってある線がジグザグになっていて明らかにハサミで切った切り口になっているのだ。
ミスTの説明はこうだった。
娘のクラスはちょうど体育の授業でみんなグラウンドに行っていた。娘のクラス担任の先生がそろそろ生徒達が体育から戻ってくるから、と少し早めに教室に戻ったら、娘のバッグがパックリ開いて中身が床にこぼれ落ちていた。学校では廊下の壁にフックが並んで付いていて、自分の名前の書いてあるフックにバッグをかけるようになっている。なので、廊下には一直線にずらりとみんなのバッグがぶら下がっている。その中のひとつだけ、娘のバッグが開いていて床の上に物が散らばっていたので、先生がそばに寄って見てみると、ジッパーを閉め忘れたんじゃなくて大きく切れているのがわかった。担任の先生は刃物を持った変質者の男がバーン!と頭に浮かんで、恐怖におののいて階下に人を呼びに行った。小学部の校長先生、ミスT、教育マネージャー(教頭先生って言うのかな?)、学年主任、みんな集まって娘のバッグを取り囲んだらしい。でもどう見ても何かが引っかかってちぎれたような痕ではなく、刃物で切ってあるので「こりゃたいへん!」という騒ぎになった。
体育の授業から戻ってきた娘は担任の先生に「あのね、ちょっとバッグを見てみて」と言われて自分のバッグを見てビックリ!先生が「体育に行く前は切れてなかった?」と確認するも、娘はもちろん行く前はなんともなかったから驚いたわけで、その驚きを見てまだその場にいた先生方全員が娘は何も知らず、体育でいない間に第三者の誰かにやられたと確信したらしい。
そして私に電話がかかってきたのだ。
ここまで聞いて私の頭に思い浮かんだのはそのB君だけだった。他にはまったく思い当たらないし、廊下の壁にずらりと並んだバッグの中から娘のだけ選んで切るのは娘に確執のある証拠で、どれでもよかった中で偶然ってわけじゃないと思う。
そこで、ミスTに正直に話すことにした。証拠があるわけじゃないからなんとも言えないけど、自分の中に思い浮かぶのはB君しかいないこと。前学期に話し合いをしたからミスTも問題があったのは知ってるけど、実は話し合いの後もB君は娘に手紙を渡し続けていたこと。それを娘がとてもいやがっていたこと。
するとミスTはB君がまだ手紙を渡していたことに驚いていた。話し合いの後、すっかり解決したものだと思っていたらしい。
娘が授業を終えてから、ミスTと息子も一緒にみんなで購買部に行って、ミスTが新しいスクールバッグを買ってくれた。そして前代未聞の事件で学校側もきちんと調査をします、と約束してくれた。学校の廊下にはセキュリティカメラが付いていないのでもう犯人はわからないけど、B君の担任にも話を聞いてみます、と言ってくれた。
みんなが体育の授業から帰ってきてバッグを見たので、娘のバッグの話は同じクラスですっかり有名になり、クラスメイトのお母さんの数人からも色々聞かれた。中・高等部の生徒がやったんだ、という噂が流れたけど、実はその噂を流した張本人がB君だったので(手当たり次第言いふらしていた)、逆に私はB君のしわざだな、と確信を持つようになった。娘の担任の先生から、授業中にB君が何回か娘の教室に来て、ドアをノックして走って逃げたりしていたことを聞いた。このバッグを切ったときも、みんな授業中だった時間なので、彼は自分の教室から抜け出していたんだと思う。この学校は「トイレに行きます」と言えば簡単に教室から出られるんである。このバッグが切られた時間帯に廊下でB君がウロウロしているのを見たという先生もいた。でも彼が切ったという証拠がないので、結局彼だとは言えないまま数日が経った。
私が一番「いやだな」と思ったのは、犯人がB君であれ誰であれ、授業中ハサミを持って準備して教室を抜け出し誰かのバッグを切る、という実行に移せた子だ、ということだ。普通子供も大人も色々な想像をする。想像で気に入らない子のバッグを切りたいと思うこともあるだろうと思う。でも、それを実際に行動に移してやってしまうかどうかが、普通の人との違いだと思う。娘は中・高等部に知り合いは2〜3人だけなので、バッグを切られるような接点を持つ生徒がいない。中高部の生徒が切ったと言うのは最初からデマだなと思った。つまり、どう考えても犯人は小学部の生徒で、その年齢で刃物を手にして実際にバッグをあんな風にザクザクと切れるなんて、このまま大きくなったらどんだけゆがむんだ、という気がしてそこが怖いと思った。まあ私はそんなに神経質になってたわけじゃないけど、娘のクラスメイトの他のお母さんの中には「うちの娘にも何かあったら」と戦々恐々として、「もっと学校に抗議した方がいいわよ!」と私よりパニクっている人もいた。
そしてB君のママは実はこの同じ学校の1年生か年長さんを教えている先生なので、学校側は私がB君の親につっかかりに行かないように、私にすごーーーく気を使っているのが伝わってきた。
バッグが切られてから3〜4日、B君は学校に来なかった。しかし久しぶりに彼が学校に出てくると、娘のバッグのジッパーが開いたままになっていたりした。娘は「絶対そうだと思うんだよね」と言いながら、しばらくはバッグを廊下のフックにぶら下げないで教室の中に入れておかせてもらうことにしていた。
するとまたB君が学校に来た日、娘が休憩時間が終わって自分の机の中を見たら物の位置が変わっていたらしい。娘はきちょうめんに物を揃えて机の中にしまっているので、位置がずれたらすぐわかるそうなのだ。それで「おかしいな」と思っていたら、B君が娘のクラスメイトの女の子に「今日僕がこの手紙を(娘の)机の中から盗んだから、そう(娘に)伝えといて」と言ったらしい。その女の子が娘に「B君、こんなこと言ってたよ」と教えてくれた。その手紙は女の子同士でやりとりしてたたわいのない手紙だったらしくて、娘は気持ち悪いから無視していたら、B君の方から「これ、床に落ちてたの僕が拾ったよ」と持ってきたらしい。
私が学校に迎えに行ってそれを娘から聞いてすぐに、娘と一緒にまたミスTのオフィスに行った。
娘の教室に来て机の中をゴソゴソしていたのはもちろん、娘の教室に誰もいないときを狙ってやってること、そして机の中は学校と言えどもプライバシーの部分で、今回はB君本人が自分から盗んだと言っていたこと、何度もミスTからもB君に忠告してもらっているのにまだしつこいこと、もう頭に来たのでB君の親と話をしたいこと。
ミスTは明らかに私とB君の親との話し合いをさせたくないようで、とにかく学校側からB君本人にもB君の親にもしっかり話をするから待ってくれと言った。
ふむ。
じゃあまあそちらから話してもらいましょう。
いざとなれば私がB君のママが受け持ってるクラスに行けばいつでも話ができるからね。
この「手紙を盗んだ」後は学校側からかなり指導があったみたいだった。それまでは娘の気を引こうと娘の近くでわざと大声を出したり、娘の前をチョロチョロしたり、そしてなんと息子にまでぐじゃぐじゃ言ったりしていた。息子も「なんで僕までなんか言われなきゃなんないの。B君、いちいち僕につっかかってきてうるさいんだよ」と言っていて、ミスTもB君が息子にまで何か言っているのに気がついていたので、その辺も含めて怒ってくれたらしい。そしてB君が「先生トイレ」と手を上げても、「じゃあ◯◯君、B君と一緒にトイレ行ってあげて」と、B君の担任の先生が監視役をつけてくれるようになったそうで、B君はひとりでトイレにも行けなくなった。逆に娘にも、娘の担任の先生が「トイレとかに行くときもお友達と行動してね」となるべくひとりにならないように指導してくれていた。B君はそのへんからちょっとおとなしくなった。
そして今日、ミスTと娘とB君でまた話し合いがあった。B君はここまで書いてわかる通り、子供っぽい「ちょっと大丈夫か?」とまで思うような幼稚な部分があるので、ミスTに娘に対するしつこい態度などを怒られてかなりおどおどしていたそうだ。娘は「やっと最近何もしなくなった」と喜んでいた。う〜んなんとか収束したかな?ってかんじ。これで何もなくなるといいんだけどね。それにしても世の中の娘を持つ親御さんはきっとこういうことをみんな一度は心配しているよね。私もいつかこういう問題が起こるかもなあとは思っていたけれど、まさかこんなに早く来るとは思わなかった。もっと、娘が働き始めて25歳くらいとかならあるかもなとか思ってたんだけど、まさか5年生は早いよなあというのが今回の正直な感想。B君はママもこの学校で先生をしていることだし、このまま中・高部に進むと思うので、やっぱり小学校が終わるときにここを出るのは良い去り時なのかもね。

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ネットで学校情報探し

最近は子供達の次の学校をネットで色々調べている。

モルディブにいたときは、とにかく近いし何度も来たことがあったからスリランカのコロンボにやってきた。ここで生活して4年、ロビちゃんが1ヶ月のうちの10日間コロンボに来て、あとはマーレで仕事をするという生活にみんなずいぶん慣れた。最初はどうなるかわからなかったけど、当時コロンボに引っ越すのにすら反対だったロビちゃんも、「マレーシア、いいんじゃない。マーレからコロンボが2時間弱だったのが4時間になるだけだし。2時間の違いだからね」と言うくらいになった。
モルディブの学校に満足いかない親はうちだけじゃなくて、コロンボにもモルディブ人家族はたーくさんいる。マレーシアにもたーくさんいる。モルディブ人家族にとっては教育のために移住するのには、スリランカもマレーシアもよく聞く国名なのだ。
去年マレーシアのクアルンプールに学校の下見に行ったけれど、ふと考えてみれば、ロビちゃんがマーレから通える範囲内ならばどこでもいいんだよね。マレーシアとかだと日本にも近くなるから、日本からとモルディブからのちょうど真ん中くらいになってお互いの国に行くのに便利でいいなあと思う。でもマーレから通えて良い学校があれば別に逆方向でもいいのだ。
てなわけで、範囲をぐっと広げてみた。ネットの海は調べるのはタダだしね。
ヨーロッパ。
やっぱりマーレからも日本からも遠いよねー。物価も高いし。やっぱうちはヨーロッパじゃないな。
中近東。
今とても仲良くしているママ友さんのだんなさんがリヤド出身で、リヤドもいいところよ〜と言うので調べてみた。すると〜・・・。アラブはやっぱり高い。まあ高いところは他にもあるんだけど、学校というか国の特色が独特で、外国人がたやすくお邪魔できるような感じじゃない。かいつまんでどんな感じかと言うと・・・まず、アラブ人はみんなお金持ちと言っても過言ではないくらいなので・・・子供達もみんなメイドさんやナニーに育てられていてしつけというものはほとんど施されていない。そんなわがままで自由奔放な生徒たちが集まる学校で、物を大事にするなんて感覚もなく育っているので、テストが終わったらみんなが教科書を学校の廊下や庭に捨てて帰るのなんか日常茶飯事らしい。勉強のレベルは高くなくて、子供達もガツガツしてないからのんびりしている。アラブ人は大学に入ると国からおこづかいがもらえるそうなので、猫も杓子も大学に行く。大学に入っても分数の計算もできないような子がいっぱいいるらしい。大学を卒業して企業に就職すると、会社に行ってするのはお茶を飲んでおしゃべりするだけ。仕事は雇っている外国人がやってくれる。でもお金には困っていないので外国人にも待遇はすばらしく良く(仕事してくれる人に辞められちゃうと困るから)、アラブ人の新入社員の初任給は平均で1月150万円くらいだそうで・・・。勉強のレベルうんぬん以前に「モラルがまったく育たない」のが大問題と書いてある文を読んだ。う〜むむむ(゚ー゚;)やっぱりアラブは別世界だね。第一学費が高いからうちなんかとってもじゃないけど行けないけどさ。それに、イスラムだとラマダンのときに一緒に断食しなきゃならなくなったらいやだなあと考えていたんだけど、なんとアラブはラマダン中は学校休みになるらしい!!だからラマダンが夏休みなんかとくっついちゃうと3ヶ月学校がないらしい。そりゃー休み長過ぎだろ〜。
でもちょっと中近東でドバイも検索してみた。したらば学校、こちらも高っ!!!当たり前か〜。マーレに住んでいたとき仲良かった家族が今ドバイに住んでるんだけど、会社で転勤の人は会社から学校手当が出たりするもんね。うちは自分たちが会社で従業員に手当を出す側だからなあ。学費の手当があると高いインターでも気兼ねなく入学できるんだろうなあ。なんて思いながらドバイも却下。
次は打って変わってマレーシアの中にちょこんと位置するブルネイ。前から気になってたところだから調べてみた。ここもお金がある国家だし、平和だ。やっぱり国がうるおってるところは安全性が高いね。金持ちケンカせずってことかなあ。ブルネイは日本人も少ない。在住日本人はたぶん100人くらいらしい。コロンボでも600人くらいいるんだよね。でもブルネイの学費も結構高かった。う〜ん。
タイはどうだろう。バンコク、みんないいって言うよね。というわけでちょっとバンコクを見てみる。見ていて不思議に思ったんだけど・・・なんだかとりとめがない。今までは大体誰かが学校のリストみたいなのを作ってネットに上げてくれているんだけど、バンコクはそういうのが少なくてバラバラな感じ。全体像がすごくつかみにくい。なんでだろう?と思って人口を調べてみると・・・マレーシア在住日本人が約5500人くらいなのに対して、タイはなんと在住日本人3万人!!!インターナショナルスクールの数は50校以上!多すぎなんだねΣ(・ω・ノ)ノ!そりゃまとめるのも大変だ。それでもひとりわかりやすく書いてくれてるブログを見つけたんだけど、その人によるとタイのインターナショナルスクールの学費はほぼ日本と同じ(日本は大体一年間で200万円)。でも数が多いのでもちろんピンキリで安い学校もある。安いと大体一年間100万円くらいである。高いと言ってもそれだけで教育の質が良いかというとそういうわけではなくて、大体が設備の違いである・・・とのことだった。でも安い学校で100万ってやっぱり高いなあ。
でも設備の違いっていうのはわかる。コロンボにもすごく高いインタースクールがあるけど、なんで高いかってコンピュータールームに生徒ひとりにつき1台ずつPCがあるんである。そんなのにお金をかけるんなら先生を厳選して良い先生を入れてほしい。PCなんて家に帰ればみんな持ってるんだしね。コロンボのインタースクールも、名前はインターナショナルスクールだけど先生も生徒もほぼ99%スリランカ人、という学校がいくつもある。学校内の公用語がその国の公用語と違えばインタースクールになるわけで、ほとんどスリランカ人でも英語で授業をしていればインターなのだ。でもスリランカ人の先生ばかりのインターだとものすごいランカなまりの英語で教えてもらうわけで、生徒たちもみんな英語をしゃべれるけどものすごいランカ英語なんである。つまるところ、設備よりもやっぱり先生によるんだよね。
なので、別に高ければ教育の質がいいだろうとは私も思っていない。私も先生の国籍の割合で学校を気にして見ている。去年マレーシアで見学したひとつの学校はほとんどがインド系の先生とインド系の生徒だった。学費は安かったけど〜・・・スリランカからわざわざマレーシアまで行ってインド系に行く必要もないしねえ。
さて、マレーシアから近いシンガポール。調べてみると〜・・・学費高っ。マレーシアの大体3倍くらいだねえ。ロビちゃんが息子とサッカー遠征で行ってきたばっかりだけど、ロビちゃんは「とにかく高かった!」と驚いていた。ちょっとごはん食べただけでもビックリするほど高かったらしい。まあ物価は高そうだよねえ。
そこまで行くならいっそ上海?上海いますごいらしいよね。経済も良い人材も流れてるし、大絶賛ブーム中だよね。すると「あ、上海ダメ」とロビちゃん。「え?なんで?」って聞いたら、「モルディブ人、中国にはビザがいるんだよ〜」だって。確かに毎月来るのにビザ取らなきゃならないんじゃ大変だよねえ。マレーシアもシンガポールもモルディブ人はビザなしで行ける。タイは着いた時点でビザを発行してもらえるらしい。でも中国は取って行かなきゃダメとのこと。じゃあ中国は全部ダメだね。
と、ここまで色々見てきたけど〜・・・。
今、次に下見に行こうかなと思っているのはマレーシアのジョホールバル。去年はクアラルンプールを見てきたんだけど、ジョホールバルはKLの南、橋を渡ったらシンガポール、というマレーシアのはじっこである。シンガポールがすぐ近くなので、シンガポールの通勤圏内でKLの次に開けているくらいの都市なのだそうだ。現在このジョホールバルをもっと開拓するイスカンダル計画なるものも進められている。まあシンガポールの隣にあるからってそんなになんでもすばらしいとは思えないけど、すごく便利ではある。バスに乗って橋を渡ればシンガポールなんだよね。でも、マレーシアなので物価は安い。そしてそこに住む人が増えているためにインタースクールもどんどん開校していて現在10校くらいある。日本人も増えていてジャスコもあるそうだ。学校を調べてみたけどそんなに高くなくてうちの予算内でなんとかなりそう。
というわけで、次の下見はジョホールバルに行ってみようかなと思っている。どんなところも行ってみないとわからないからね。行ってみてちょっとちがうなと思ったらまた考えよう〜。
♪イ〜スカンダルへ〜♪って、イスカンダルってマーレにもイスカンダルスクールっていう学校があるんだけど、イスラムの言葉なんだねえ。確かにサーシャって名前の子もいるしなあ。松本先生はイスラム系を参考に名前を考えたのかな。

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スリランカン航空で飛ぶのは最後になるかな?

スリランカン航空がワンワールドに加盟した。ワンワールドに加盟すると加盟してる他の航空会社とマイレージが共通して使えるようになるんである。

そしてどうなるかというと、料金が高くなった。
なんかちょっと変わったとかじゃなくて、急に結構高くなった(-_-;)
スリランカン航空はサービスがひどくてごはんもおいしくないんだけど、その値段の安さでうちは毎年日本に帰るときに使っていた。コロンボから成田まで、直行便があるのも唯一このスリランカン航空なので、子供が小さくて乗り換えが大変だった頃からずっと使っている。
どうサービスがひどいかと言うと、フライトアテンダントのみなさんはスリランカではちょう〜エリートなので「すごいでしょ」感にあふれているんである。まず笑顔はない。搭乗するときに「アユボーワン〜」と言ってお迎えしてくれるときはちょっとにっこりしてるんだけど、中で業務が始まると目が怖い。笑わない。ごはんなんてあまってるやつを食べてもらいたいからそのとき一番多くあるやつしか言わない。「マダム、チキン?」と聞く(大抵チキンがあまってる)。他のフライトでは「チキンorビーフ?」って聞いてくれるけど、そのorがない。でもチキンはいつもチキンカレーで辛くて食べられないので、「チキンじゃないやつがいいです。他には何があるの?」と聞いても「マダム、チキンイズグッド」とか言う。メニューがちゃんと配られるんだけど、そのメニューに載ってるのを言っても「チキンはどう?」とか怖い目で言われるんである。それでもチキンカレーの辛さは私は本当にまったく食べられないから、この前も必死に「チキンじゃないやつが食べたいの。辛くて食べられないから。ちがうやつはもうないんですか?」って聞いたら「ちっ」って言って取りに行って戻ってきて「ほい」とテーブルに乗せてくれた。てか、あるんじゃん!!てか、さっき「ちっ」って言ったよね?!「ちっ!」って!!Σ( ̄ロ ̄lll)怖いんだけど!と、日本のサービス業じゃまったく考えられない行動を毎回見られるのがスリランカン航空なのだ。
私は特に飛行機の中の寒さが苦手で、食事の時のあったかい紅茶を毎回楽しみに待っている。おととしくらいに乗ったフライトで、「コーヒー、コーヒー」と暖かい飲み物が来たから「ああ、お茶は次だな」と思ってカップを手にしてわくわく待っていたら、次に来た人もこれまた「コーヒー、コーヒー」ってやってきた!えええ?!またコーヒー?!お、お茶は?!ティーは来ないの?!Σ( ゜Д゜)もしかしてコーヒーオンリー通路とか知らない間にできてたりしたの?!コーヒー飲む人全員こっち側に座って、みたいな。
いやいや、そんなはずはない。
仕方ないのでクルーに「あの、紅茶ほしいんですけど」と頼んだら「ええ?!さっき来たでしょ?!」とまたにらまれたので、「さっきこっち側コーヒーが2回来て、紅茶は来なかったんだよ!ほんとだよ!」と訴えたら「ふん」とめんどくさそう〜に紅茶を持ってきてくれた。う〜んお茶一杯でなんでこんなににらまれなあかんのや・・・( ̄◆ ̄;)それで、向こう側の通路に紅茶が2回通ったのかって言うと、そうじゃなくてちゃんとコーヒーと紅茶が通ってるんだよ。つまりこっちの通路のクルーがダメってことだったんだよ。すごすぎる。コーヒーと紅茶もできない人たちに、いざってときに緊急対策ができるんだろうか・・・(゚ー゚;
そのコーヒー2往復を経験したあとからは、私は空っぽのサーモマグを持って中に入って、「アユボーワン〜」のお姉さんを見た瞬間に「これにお湯ください!」と言うようにしている。自分でお茶を持って行ければいいけど、今はフライトに液体を持ち込めないからね。そうするとお姉さんはミルクを飲む赤ちゃんがいるんだと思って、笑顔で「OK!」と熱湯を入れてくれるんである。そして私たちのシートまで持ってきてくれる。こんな熱湯じゃ赤ちゃんに飲ませる前にさますのが大変だろうな〜と思いつつ、あらかじめ持って行ってたティーバッグをサーモのお湯に入れて紅茶にすると、お姉さんは「えっ?!赤ちゃんどこ?!てか飲むのアンタ?!」とかなりビックリしてくれる。ははは。そうだ、これは私のお茶だ〜( ̄▽ ̄)
そんなわけでサービスはないに等しいスリランカンだけど、値段が安かったし、第一サービスのために乗るのではなく目的地に行くために乗るわけだから、お茶用にもらうお湯とか自分で工夫すればいいのだ、と気にしないでいた。
しかしその値段が上がってしまった。
今までのマイルがずいぶん貯まっているので、次の夏休みはそのマイルを使ってスリランカンで帰ることにして、冬休みか来年からは違う航空会社にするかな。
試しに今回の夏休み日本行きをもし買うとしたらどれくらい違うのか、ネットで調べてみた。
シンガポールエアはいつもまあまあ高い。
エミレーツ、シンガポールエアよりも高っ!
安いと話題のエアアジア。クアラルンプールがハブ空港なのでそこを途中でトランジットだけではなく往復するらしい。先日聞いた知人の話では、コロンボ→クアラルンプール、クアラルンプール→バンコク、バンコク→クアラルンプール、クアラルンプール→羽田というなんかすごい経由で日本まで飛んだらしい。なんかクアラルンプールが多すぎてめまいがする(@Д@;特にうちの息子は着陸時に吐いちゃうのでなるべくトランジットは少ない方がいい。てか子連れでこれはいくら安くても無理だなあ〜。
タイ航空がなかなか安くて手頃だったので、次からはタイエアかなあ。
あ、キャセイパシフィック調べるの忘れた。またあとで調べてみよう。
しかしてみなさん、ダントツで安かったのはどこだと思いますか?
そう、マレーシア航空。
今、激安だね!料金表見てひとりの値段かと思ったら3人分だった( ̄○ ̄;)!
「わ〜MH(マレーシア航空)安いよ〜」と言ったら娘と息子が「やだ〜怖いから乗りたくない〜!」と猛反対。そう言えば友達も「MHのオフィスガラガラだったよ〜」って言ってたっけ。
大変だなあ( ̄Д ̄;;

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息子サッカー遠征試合inシンガポール

ロビちゃんと息子がサッカーの遠征試合でシンガポールに3泊4日で出かけてきた。去年もバンコクに遠征試合に行ってとても楽しかったので、今年も息子は大喜びで出陣。私と娘はコロンボでお留守番をしてた。今回の試合は日本のニセコスキー場がメインスポンサーの、かなり大きなインターナショナル試合。合計14カ国からチームが集まり、日本からも2チーム出場、その他にもシンガポールアーセナルジュニアなどが出ていて毎年開催されているらしい。スリランカは一番人気のスポーツがクリケットなので、サッカーをやっている子供自体が少ない。この大会にもスリランカから出場したのはもちろん息子たちのチームだけだった。

うちがスリランカに引っ越してきたとき、サッカーチームがどこにもなくて驚いた。モルディブでも日本みたいにサッカーが一番人気のスポーツなので、あんな小さな島のマーレでも少年サッカーチームがいくつもあった。なのにコロンボに来たら、クリケットチームばっかりでサッカーチームがひとつもなかったんだよね。
コロンボに引っ越して1年くらいした頃、うちの子供達が通う学校の体育の先生が、学校を辞めて少年サッカーチームを作った。彼はタービット・アフマドという名前のスリランカの青年で、自分の名前でタービット・アフマド・フットボール・アカデミー、TAFAというチームを作って、サッカー教室を始めた。
うちの息子はタービットが体育の先生だったときから好きだったので(体育の若い先生って子供に人気あるよね)、喜んでそのサッカーに通い始めた。最初の頃はぜんぜん子供が集まらなくて、息子ともうひとりしか来なくて、そのふたりとタービットの三人でボールを蹴っていた日が何度もあった。
それが二年経ち三年経って、今やTAFAは年齢別にクラス分けするほど人数が増えた。アシスタントコーチも3人くらいいる。うちみたいに、サッカーチームを探していたコロンボに住んでる外国人の子供たちがたくさん来るようになった。たぶんスリランカ人は半数以下。今回のシンガポール遠征もシンガポール代表チームと言いながら実はスリランカ人が少なくて、まるで外人部隊だった。
うちの息子は一番小さい年齢のアンダー9チームで、今年は副キャプテンとして参加した。何試合かしたうちのひとつはキャプテンとして出場させてもらったらしい。私はサッカーは「キャプテン翼」を読んで得た知識くらいしかないので、実は息子が言ってること自体理解できないのがほとんどだったりする。たとえば、今回もこの遠征用に新しいユニフォームを揃えたんだけど、「去年のがまだ着られるのに毎年作ったらもったいないよねえ」と私が言ったら、「だってぼく、ナンバーがちがうから去年の着れないよ!」と息子に言われてしまった。「なんでナンバーが変わったの?」と聞いたら「だって、ぼく今回はフォワードだもん。でもほんとは3番はフォワードのナンバーじゃないんだけどね」と言う。確かに息子がもらってきたユニフォームは3番だ。フォワードは3番じゃないならどうして3番なのだ?そしてポジションと違う番号でもいいならそもそもどうしてポジションで番号を決めてるのだ?と、よくわからなかったんだけど、あえて深く聞かなかった(^-^;
一緒に行ったロビちゃんの報告によると、アンダー9チームの成績はなんと4位!で、ブロンズメダルを獲得してきた。もちろん息子もチームメイトも大喜び!アンダー11も4位、アンダー13はなんと2位。シルバーメダル。アンダー15は惜しくもメダル獲得ならずだったらしい。でも無名のチームにしてはすごくがんばったよねえ!息子が私に、「日本から来てたチームの子たちが、”スリランカ、つええ・・・”って言ってたんだよ」とうれしそうに話してた。「日本人の子たちと話しとかしたの?」と聞いたら、「ううん、向こうはぼくが日本語しゃべれるの知らないから話はしなかったよ。でも、試合してるときにむこうがなに言ってるかわかるから、日本チームの子たちがプラン立ててるのを聞いて、それを全部英語にしてみんなにおしえたよ!」と。て、スパイじゃん!∑(゚∇゚|||)でも日本人の子達の数人は、パパと日本語で話してる息子を見て「えっなんで日本語でしゃべってんの?!」とめっちゃ驚いてたらしい。まあ私と話してたら驚かないだろうけどロビちゃんとだもんね〜たまげるよね。
帰って来たロビちゃんの話によると、タービットは実はアンダー9は一番小さい子たちだし楽しくできればいいや、くらいに思っていて、アンダー15はいいところまで行けるだろうと期待をかけていたらしい。ところがそのアンダー15がいまいち成果を残せず、でもその他の小さい子達3チームがみんなメダルをもらったので・・・「タービットね、泣いてたよ」と。「みんながメダルをもらって、首から下げて喜んでるのを見て、彼は泣いてたよ」と・・・。
おおう( ´;ω;`)
そうだよね〜・・・始めたときは少ない人数だったけどここまでがんばってきたよね・・・。うちの息子は最初から参加してたので・・・最初から見てきたよ。最初はタービットひとりでやってたんだもんね。立派なチームになったよね。
今回の遠征は出発前にスリランカのローカル新聞に載ったので(その新聞は見てないんだけど色んな人から息子が新聞に載ってたと言われた)、結構知名度がアップしたと思う。そして結果を残してみんなが帰ってきたので・・・。
これからさらに人数が増えると思うな〜・・・。
コーチの数を増やさないと目が行き届かなくなっちゃわないかな〜とちょっと心配。でも、アンダー9はタービットじゃなくてちがうアシスタントコーチが監督してくれてたんだけど、ロビちゃんも他のお父さんも「アンダー9のコーチはなかなかいいよ!」と口を揃えて言っていたので、スリランカにも良いサッカー人材はあるんだね。とにかく、みんなが楽しくケガなく無事に帰ってこれたので(成果も上げられて!)、ほんとに良かった良かった。

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マレーシア下調べ続行中

娘は今5年生なのだけど、通っている学校の中高部があまり良さそうじゃないので、次はマレーシアにでも行こうかな〜と考えている。イギリス式のインターナショナルスクールなんだけど、やっぱりスリランカ人の先生が多くて、スリランカ人の先生はひと昔前の日本の先生みたいなところがある。生徒の話は聞かず、いいから先生の言うことを聞きなさい、という雰囲気が強くて、なのに問題が出てきて親が先生と話をしに行くと「あのとき生徒が報告してくれてたらちゃんとできたのに」みたいに子供のせいにすることが多い。どうも子供の情緒教育的に良くない気がしてしょうがない。自分がそういう学校の先生大嫌いだったしね。そして勉強の方もレベルは低い。理数系なんて特に低い。先生があんまりわかってないから、教えられるわけがないと思うんだけど、たぶんこんなもんなんだよね。

そんなこんなで小学校のうちはまあいいけど中高になってこれはちょっとな、と思うことが多くなったので、娘が中学に入るときに違う国に引っ越そうと考えている。ここコロンボではインターナショナルスクールは他にもあるけど、大して差がない。ので、もう少し良質な教育を望むなら違う国に出るしかないのだ。
どうせこの国にいるのも学校に通うためだけで引っ越してきたんだしね。それならこれからも学校のためだけにどこの国に行ってもいいのだ。で、ロビちゃんがモルディブで仕事をしているわけだからあまり遠く離れることなく、ロビちゃんが通える範囲と金銭的にやっていけそうな場所でと考えると、マレーシアがいいかなと思えるんである。
そんなわけで最近ネットで色々マレーシアやその近隣のことを調べている。
私は知らない人のブログとかは基本的に読まないんだけど、マレーシアに住んでいる人のブログなんかをちょっと参考に読んでみたりしている。
数人のを読んでいて思ったけど。
やっぱり文章がうまい人のはおもしろいね。当たり前かもしれないけど。同じことを書くのでも、堅い文章や妙にくだけてるのとかタイプは違ってもやっぱりどうなるんだろう?と思わせられる人の文章は読んでておもしろい。
おもしろいな〜と思ったのは、マレーシアじゃないんだけどブルネイにだんなさんの転勤で娘と一緒に引っ越してきた人のブログ。シンプルな文章でさくさく進むんだけど、イヤミがなくて気持ちよく読めておもしろい。しかもこの家族はブルネイというわりとめずらし気な国に住んだあと、また転勤で次はデンマークへ引っ越し、そこで数年住んだあとはオーストラリアに引っ越している。う〜んだんなさんは一体どんなお仕事なんだろう〜それだけでミステリアスである。ブルネイでは家の中にサソリが出たりしてなかなか怖い話もあるんだけどほんわかしていていい。
それと反対にどうも読んでて素直に共感できないブログもあった。なんでかって言うと、なんか全体的に自慢っぽいんだね。「いかに自分は大変か」「こんな信じられないことが!」「波瀾万丈ライフ!」みたいなのを書いてるんだけど、読んでて正直・・・ちっとも波瀾万丈じゃない!!!そんなんどこでも同じだわー!とか、日本以外はみんなそれは当たり前だわー!とか、日本がすごすぎるんじゃー!とか、マレーシアはイオンもジャスコも紀伊国屋もラーメン屋もあるのに「物がなくて大変ー!」とか、ちょっとぜいたくなんである。まあ日本から来た初めての海外だとそう感じるのもあるかもしれない。でもなんか・・・「マレーシアに住んでみて驚いたこと」みたいなトピックのブログを読んでもちっとも驚けないのだ!てか、マレーシア生活楽そうだな〜と、読むにつれどちらかというと気がゆるむ自分がいる。モルディブのローカルの島よりは首都の島マーレの方が楽だし、マーレよりはスリランカのコロンボの方が楽だし、マレーシアは絶対コロンボよりもはるかに楽なのが見てとれる。「日本人はコンドミニアムがおすすめ、家は不向き」とか書いてあっても、絶対自分は住めると思うし、うちは家の方がいいんだけど家のこととか、欲しい情報はとても少なかったりする。
そんな中で読んだひとつの日記に、「買った物を受け取りに時間通りに行ったら1時間も待たされた」というのが載っていた。まあ1時間待たされるのは私もいやである。でもやっぱり「ああ楽そうだな」と思っちゃうんである。
なんでかというと、実は去年、うちのホテルで使うタオルをスリランカの業者から何十枚か買ったことがある。そのタオルを使ってみて良かったので、追加でもっと買うことにした。その業者のおじさんは何度も何度も電話をかけてくる人なので、電話で「前回買ったバスタオルと同じ色のフェイスタオルを買いたい。サンプルが見たい」と話をした。数週間後、おじさんはサンプルを持ってやってきた。ところが手に取ってみてみると、なんだか薄っぺらい。「これ同じやつ?薄くない?」と聞くと、「マダム、いま厚手のタオルがなくて、これだけなんです。でもこれが前回マダムが買ったのと同じ色です」と言う。「いやいや、確かに同じ色が欲しいんだけど、こんなに薄くちゃ困る。しっかり厚手のやつじゃないとすぐぞうきんみたいになっちゃうから」と言うと、「厚手のタオルは2週間後に用意できます」と言うので、じゃあそれを待ちます、という話をした。べつに緊急なわけじゃないし。
そして一ヶ月くらい経ってから電話がかかってきて「サンプルを持って行くけどいつがいいか」と聞くので、午前中は家にいるから11時に持ってきて、と言った。その日になっても11時にもちろん誰も来ない。しばらくすると電話がかかってきて「13時頃行く」とか言う。「そんな時間になったら私は学校に迎えに行かなきゃならないし、だから11時って言ったの!しかも午後は習い事に連れて行くから午後も家にいないの!もう今日はムリ!」という話をして、その日は結局ドタキャンになった。
そしてまた後日電話をかけてきて「いつ行ったらいいか」と言うので、また午前中の11時、月曜日に来て、と言った。その日は友達の家に行く予定だったんだけど変更して友達にうちに来てもらってそのおじさんが来るのを待つことにした。
ところがこの日、おじさんは姿を現さなかった。電話もかかってこなかった。
いい度胸してんじゃん(-_-X)
2日後、また電話がかかってきて「いつ行ったらいいか」と言うので、「あなた月曜日来なかったじゃない。連絡もないし。どうしたの?」と聞いたら「イエス、マダム、ソーリー、いつ行ったらいいか」と言う。なんかもう来なくてもいいやと思いつつ、「じゃあまた11時に来たら」と言ったら、次の日の11時20分過ぎくらいにおじさんがバイクでやってきた。
「なんで昨日来なかったの?私ずっと待ってたんだけど」(ちょっとウソ。ずっとは待ってない)と私が聞くと、「マダム、ソーリー、葬儀屋に行ってた」と言う。スリランカは冠婚葬祭はとても大事なので葬式って言っときゃ大丈夫だと思ってんでしょ!「あのね、これはビジネスでしょう、行くって言ってて現れない人と一緒に仕事をしたいと思う?思わないよね?一体何度あなたは来る約束を破ったの?来るって行って来ないのは嘘つきでしょう?大体電話くらいしなさいよ」するとおじさんは「マダム、ソーリー、マダム、ソーリー」を繰り返しながらサンプルのタオルの袋を広げて見せた。この国では「ソーリー」と言った人に大して「オーケー」と言うとそれで許してあげたことになって問題が終わるので、まだ怒ってる私は絶対「オーケー」を言わずにぎろりとおじさんをにらんでから、袋の中のタオルを見た。
そうしたらば。
私が言ってた去年買ったのと同じ色のタオルは一枚も入ってないんである。確かに私は前回「厚手の」と言ったが、そもそもそれは薄いのを勝手に持ってきたからであって、その前は「去年と同じ色の」って注文だったんである。なのに今回持ってきたのは違う色のが3枚。
「なにこれ?同じ色って言ったじゃない。ライトブルーだったでしょ!」
「ああマダム、これはどう?これもブルー」
「これ紺じゃん!これはネイビーブルーって言うの!」
「じゃあこっち、マルーン(ワインレッド)」
「マルーン、じゃない!ライトブルーだっつの!!」
「こっちもいい色、ブラウン」
おっさん、わざとやってんのもしかして・・・凸(`Д´メ)
どうして正しい色のを持ってきたら色しかできなくて、正しい厚みのを持ってきたら厚みしかできないんだー!!!見分けがつきにくいような似た色ならわかるけど紺もマルーンも茶色も全然似ても似つかないだろー!!!
そしてこのへんの人たちは打たれ弱いのでこうやって私みたいな怖い外国人に怒られると逃げちゃうんである。それ以来このおじさんも二度と電話をかけてこなくなった。
いいよ、もうおじさんから買わないから。
だからね、やっぱり1時間待っただけで品物を受け取れるっていいな、って思うの( ・∀・)つ

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マーレ・里帰り?サーフィン

スリランカは4月がお正月で学校が3週間くらいお休みになるので、モルディブに里帰り(?)している。実はもう明日コロンボに戻るんだけど、今回のモルディブ滞在では人生初のサーフィンに挑戦した!
というのも、モルディブに住んでいるアメリカ人の友達が「息子がサーフィンスクールに通い始めた」とフェイスブックに書いていて、「へえ〜サーフィンスクールなんてマーレにできたんだ!それなら参加しよう!」と最初から考えてマーレにやってきた。そしてロビちゃんに「ねえ、サーフスクールできたんだってね」と聞いたら、ロビちゃんはすまして「知ってるよ。だってガッベのスクールだもん」と。説明しよう、ガッベとはロビちゃんが16歳の頃からのウォータースポーツ友達なんである。もちろん私も知っているので、「なんだ〜ガッベが始めたんだ、それならなおさらやりたいから連絡して」と言ったら「連絡もなにも、ワタシもそのスクールのひとりだから」とロビちゃん。ん?ひとり?よく聞いたらどうやら経営陣の中のひとりらしい。サーフィンスクールをガッベとやるなんて話聞いてないけど〜?と聞いたら「あら言ってなかったっけ?最近始めたばっかりだからね」なんて言っている。いつの間にそんな楽しそうな事業を・・・(^-^;
ということで、サーフスクールでガッベに直々に教えてもらうことになった。ガッベはオーストラリアのJPオーストラリアがスポンサーに付いているサーファーで、本名は私は知らない。モルディブは同じような名前が多いので(アリとかモハメッドとか)、あだ名で呼び合うことが多い。して、本名を言われても誰だかわからないんである。ガッベも会ったときからずっとガッベなんである。
スクールのインストラクターが私たちの写真を撮ってくれたので、それをアップするよヽ(´▽`)/

Dsc_0093

息子。ガッベがいつも波に向かって顔を向けているように、と教えてくれた。なのでこうやって波に向かって進む。
Dsc_0099
なんだかんだ言って、初めてやっても子供達はすぐ上達する。子供っていいなあ。
Dsc_0178
私はスノボをやっているので雪山を思い浮かべながら乗る。ロビちゃんはコーチアシスタントでヘルプしてくれる。
Dsc_0223
ガッベが「初めてとは思えないよ」と絶賛の娘。娘は何をやらせても飲み込みが早い。誰に似たんでしょう〜。私ではないことは確かそうだ(;;;´Д`)
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サーファー・ガール。
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でも45歳で初心者にしちゃいいんじゃないかな。背中出てるけど〜。
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結構責めてくよ。
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フォームがきれいだよね。
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カンフーサーファー。
カーメーハーメー波ー!!!

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当社比 ビックリアワード

最近自分が驚いた勝手にビックリアワード3。

1:背の高さは低身長の方が優性遺伝する。
つまり背の低い人と高い人とでは相殺されて中くらいの身長の子供になる確率が高い。
2:映画「Mirror Mirror」邦題「白雪姫と鏡の女王」で白雪姫役をやっていたリリー・コリンズはフィル・コリンズの娘だった!
かわいいなーと思って気に入って見てたから驚いた!中学の時フィル・コリンズを見てドラムをやりたいなと思ったんだよね。娘あんなに大きくなったんだ〜かわいい子に育ってよかったね〜。
3:カラスの平均寿命は100歳。
  平均だよ、平均!!
ま、全部どうでもいいことなんだけどー。

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もうひとつのさっと逃げるなにか

以前あった不思議話を書いたので、調子に乗ってもうひとつエピソードを( ̄▽ ̄)

25歳くらいの頃、イベント企画会社での短期バイトをしたことがある。その頃はバイトしながら実家の店を手伝っていて、その仕事は3ヶ月だけの雑用だったけど時給がよかった。バブルがはじけたというのに羽振りのいい会社で、仲良し3人組プラスその中の一人の妹さんを加えた4人で共同経営している雰囲気の良い会社だった。牛久の大きな仏像のオープンセレモニーイベントを担当していたり、他にも手がけているイベントがいくつも同時進行していて結構忙しかったけど、みんなが仕事を楽しんでる雰囲気が漂ってた。経営が順調にいってるだけあって、会社も代々木上原にある広いマンションをオフィスとして使っていた。経営者たちがそれぞれ好きな部屋に自分のデスクを置いていたり、キッチンも庭もある、すてきなオフィスっぽくない仕事場だった。
私は雑用係だったので、朝一番に行ってカギを開けて中に入り、キッチンでまずみんなのコーヒーと自分のお茶用にお湯をわかすのが日課になった。まだ誰も来ていないマンションのキッチンでお湯をわかしていると、しーんと静かでお湯のしゅんしゅん言う音だけが聞こえて、庭からの光が明るくて結構その時間が好きだった。そんなときに、ふとキッチンの入り口から誰かがこちらをのぞいている感じがして「あ、誰か出勤してきたな」と思って振り向くと誰もいない、ということが何度もあった。そのうちデスクで仕事しててもコピーを取ってても、やっぱり誰かが後ろから見てる気がして、パッ!と振り向くと誰もいない、ということがちょくちょく起きるようになった。
ふむむむむ(・_・)
私は見えないんだけど、でも確実に向こうは私のことを見てる気がする。振り向いたときに、無意識にちょっと下の方、大人で言うと腰くらいの低い位置に自分の目が行くので、子供か大きめの動物かな?と思った。大人のひとじゃない。それにじっとこっちを見てて振り向くとぱっと逃げる?というかかくれる?っていう動作は子供がかくれんぼしてて鬼の様子を伺ってるときによく似てる。
座敷童みたいなのかなあ。
まあ座敷童がいる家は繁栄するって言うし、会社もなかなか儲かっているみたいだし座敷童なら良いことかもだよね。
と思いつつ、やっぱり毎日だとどうも気になるので、ある日とうとう一番話しやすい経営者の妹さんに聞いてみた。
「◯◯さん・・・お仕事場なのにこういうこと言うのもあれなんですけど、なんていうか、その、ここってなんかいますよね・・・?」
すると彼女は私を見てこう言った。
「あら〜あなたもわかるの?うちに来るバイトの人、みーんなそう言うのよねえ!私はわからないんだけど、今まで何人か来てもらった人たち、みんな言ってたわ」
やはりΣ( ̄ロ ̄lll)
「で、何がいるの?何が見えるの?」
彼女がとても興味津々なので、私は見えるわけじゃないけどサイズからして子供か動物かなと思います、と言った。すると彼女は、あんまり色んな人が何かがいると言うから、そういうのを占うような人に来てみてもらったことがあるのよと言った。その占いだかなんだかの先生は「ここには龍神さまがいる」とおっしゃったのだそうだ。
龍神・・・。
う〜んそれはちとわかんないけど(゚ー゚;
そのオフィスというかマンションの中には神棚が祀ってあって、その先生いわく神棚には最初から神様が入ってるわけじゃないらしい。神棚を祀っておいてしばらくして神様が気に入ると、その中に入ってそこに居座ってくれるのだそうだ。そして龍神は商売繁盛をもたらすとても良い神様なのだ、と言っていたそうだ。まあ私も龍とかドラゴンとかは大好きだけど。そんなにそのへんにいるかあ?
まあ確かに日本の各地に神社や祠があってものすごくたくさんの家や会社に神棚があることを考えると、神様もその全部に住み着くにはどれだけ人数必要なんだ?!って気がするよね。そうすると神棚を祀っても最初から神様がいるわけじゃないってのはなんかわかる気がする。そしてその中に入ってくれた神様がいるとしても、そうやって龍神とかおキツネ様とかたくさん種類があるんだろうと思う。結婚したばかりの頃、ロビちゃんに日本には、やおよろずだから八百万の神様がいるって信じられてるんだよ、って話をしたらものすごい驚かれたっけ。イスラムは唯一神だもんね。
そんなわけで、その会社の経営者さんも「本当に龍神がいるのかどうかはさておき、まあなにかはいるんでしょうね。でも悪いものじゃなさそうだからいいわよね」と言っていた。確かに会社の雰囲気はすごく良かったし、経営もうまくいっててどんどん仕事が入ってきてたし、働いてる人たちの仲も良かったからいいんだろうなと私も思った。例えば自分が一人暮らしをするためにアパートを探していたとき、入った瞬間に嫌〜〜〜な感じがしてとてもじゃないけどいられない部屋、ってのがひとつだけあった。なんてことない普通のアパートの部屋なんだけど、空気が怖いっていうか、どうにも「こ、ここはムリ!!」とろくに間取りも見ないで部屋から飛び出したことがある。不動産屋さんのお兄さんが「え?水回りとか見なくていいんですか?」と驚いてたけど、「いいです、次行きましょう」と見なかった部屋がある。ああいうおどろおどろしいのとは正反対で、この会社はとても良い感じだった。そのマンションにいるとなんとも安らいで気持ちよかったので、雑用だったけど楽しく仕事させていただいた良い思い出のバイトである。
でもいちいち毎回気になるから、そういうなにかと一緒に暮らすとなるとどうだろうね(^-^;

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ピートレルの住人

ロビちゃんと電話で話していて、ロビちゃんの友達の話になった。

「最近、ピートレルの友達とまたちょくちょく会うんだよ」
「ふーん。元気にしてる?」
「うん、相変わらずだよ。あの場所も相変わらずだよ」
「・・・そっかあ、相変わらずなんだ〜・・・」
この友達は、ピートレルという名前のホタ(軽食屋?定食屋?さん)があるビルの上のアパートを持っていて、7年前私たちが日本からモルディブに引っ越してきたときに、ここを私たちに貸してくれていた友達なんである。私たちはそこに1ヶ月の間だけ住んでいた。その軽食屋さんの名前がピートレルだったので、タクシーの運転手さんに言うときも、どこに住んでるか聞かれて説明するときもいつも「ピートレル」と言っていた部屋なんだよね。
そのアパートは珍しくぐるりと一面が窓で、中はベッドルームの他にリビングが広くて、しかもリビングにくっついてオープンキッチンになっていた。モルディブの家は暗いところが多くて、窓が小さかったり窓がない壁がいくつもあったりする。キッチンも奥の方にちょこっと隠れていることが多い。モルディブ人は家の中を暗くするのが好きなので、それでなくても小さくて少ないのに、せっかくある窓にベニヤ板を貼り付けてつぶしちゃったりするんである。日本では窓をつぶすのってあんまり良くないって言われるよね。でもそのピートレルのアパートは外国っぽい作りで、全面窓で明るくてキッチンも広々としてリビングを見渡せて、私はとても気に入って住んでいた。本当はもっとそこに住みたかったけど、次に貸す人が決まっているから、という理由で1ヶ月だけ住まわせてもらっていた。その頃うちはまだホテルのビルも出来上がってなくて、一家四人で住む場所もなくて、アパートやゲストハウスを点々としてたんだよね。
そんなピートレルに住んでいたとき、私はデング熱にかかってすぐの病み上がりだったのもあって、夜は子供達と一緒に早く寝ていたことが多かった。ロビちゃんは5年ぶりに日本からモルディブに引っ越してきて、夜はよく友達と外でお茶を飲んでいた(マーレではお酒ないからね)。私は大抵リビングの電気を点けっぱなしにしておいて、ベッドルームのドアを開けたまま子供たちと寝てた。ある日ふとリビングを横切る人が見えたので、「あ、ロビちゃん帰ってきた」とベッドから起きてリビングに行ってみると・・・誰もいない。あれ〜?寝ぼけたかな〜?とその日はベッドに戻って寝てたけど、それからも寝ていると誰かがリビングの中を歩いていて、「あ」と思うことが多くなった。
そのうちに夜だけじゃなくても、昼間でもたとえば流しに向かってお皿を洗ってたりすると、後ろをふと誰かが歩いて行って振り返ると誰もいない、とうようなことが何度もあった。昼間や起きてるときははっきり「見える」んじゃなくて、なんとなく気配がする。でも夜寝てるときはおぼろげになんとなく見えるような感じがする。わりとがっしりした体格の、でも背は高くない男の人で、大体30〜40代くらい。髪の毛は短くて、なんかポロシャツっぽいのを着てる。気がする。もちろん、はっきりそう見えるわけじゃないんだよ。でもそんな感じがする。
彼の方は私たちのことをまったく気にしてないみたいで、目が合ったりすることは一度もなかった。いつもアパートの中を、ただ歩いてる。よく言う幽霊っぽくす〜〜〜っていう移動じゃなくて、普通に歩いてあっちからこっちに、本当に携帯とかを取りに行くような雰囲気で自分の家のように歩いてる。
あんまり毎日いらっしゃるので・・・。
ある日ロビちゃんに言った。
「ロビちゃん、あのさ〜、ここ男の人いるよね〜」
ロビちゃんは、は?って顔をして「え?ダレ?」と聞くので。
「あのね〜」と私もこまかく説明してみた。
ロビちゃんは「え〜そんなひといるの?ワタシはぜんぜんわかんない〜」と言いながらも、そのアパートの持ち主の友達とお茶をして「おくさんがね〜、なんかいるって言うんだよね」と話をしたそうだ。
するとその友達、笑うわけでもなく驚くわけでもなくこう言ったらしい。
「あ〜やっぱりね〜」
その友達はアパートの持ち主だけど、その人が誰か、というような見当はつかないらしい。でも、どうやらこういう話をする住人は、私が初めてじゃなかったんだね。
そしておとといのロビちゃんとの電話。
ロビちゃん「ピートレルね、まだいるみたいだね」
私「まだいるんだ〜でも健在ってのも変だよね〜」
ロビちゃん「ケンザイってなに?」
私「元気でいます、ってことだよ」
ロビちゃん「まあ元気、って人じゃないもんね〜」
両方「あはは〜ヽ(´▽`)/」
ま、害がなかったのであんまり怖くなかったんだよね。まだあそこにいるんだなあ〜。

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