大統領選挙

大統領、決まりましたね。

えっモルディブの?あっそうそう、モルディブも歴史的な選挙でした。なんといっても、6期30年を務めたガユーム大統領に初めて対立候補の5人が挑み、反対派のアンニーが勝ったんです。まあ、30年間一人でやるのは長すぎですよね。そういうのって独裁政治になっちゃうんじゃないでしょうか???と思いますが、彼的には違ったそうで・・・。とにかくマーレではガユーム政権を終わらせようという意気込みがすごかったですね。こちらのローカルの人たちはガユームではなくてファーストネームのマウムーンと呼んでいるのですが、彼の似顔絵に海賊の旗みたいな骨のバッテンを付け、「Enough!」(十分!)と描いてある絵なんかが町中の壁にステンシルでスタンプみたいに付いていました。

対立候補者は5人いましたが、誰も過半数以上を獲得できなかった場合、上位二名で再決戦をすることになっており、ガユームとアンニーの対決となりました。そのときはガユームは一位でしたが、決戦で負け、新しい大統領が生まれました。30年ぶりに。

アンニーのスローガンは「Vote 4 Change」「変えるための一票を」でした。とにかく至るところで「新しいモルディブにしよう!」という声を聞きました。

そして・・・今日はアメリカでしたね!オバマさんが勝ちました!オバマ氏もスローガンが「Change」でしたね。いやあ、私は正直言ってモルディブの選挙よりも感動いたしました。っていうか、スゴイよ、オバマさん!アメリカで黒人で大統領になるってどれだけ大変なことか。それだけアメリカにはいまだれっきとした人種差別があるからです。

特に南部の人種差別はすごくて、今回の選挙でのNHKスペシャル番組を見ても、キャスターがテキサスやミシシッピーなどにインタビューに行くと普通の若い女性が「黒人が大統領になったら白人と黒人の戦争になって世界が終わってしまう」と話しているんですよ!!たまげました!今回の世論でわかりにくいと言われたのは、みんなインタビューなどではレイシスト(人種差別をする人)に見られたくないからオバマ氏を応援している、というようなことを言うけれど、実際に投票するのはやはり白人のマッケイン氏なのではないか、ということでした。なので本当の支持率が見えにくいというんですね。私も実際どうなのだろうと思っていました。本当に、「人種によって優劣の差がある」と考えている人はものすごい数いるのですよ。そんな中でどこまで支持を勝ち取ることができるのか。

とても個人的にですが、ブッシュ大統領は歴史的に最悪の大統領だと私は思っていました。特に軍事面で個人的に私は嫌いでした。でも、マッケイン氏もあまり変わりはないように見え、父親母親ともに軍人、そして本人も軍人でアメリカという国家の最高指揮官にはぴったりだと胸を張って演説をしていたのでまたか~と思っていたのでした。どうして「国をまとめる」ではなく「最高指揮官」と軍的にしか見れない人がトップに立ちたがるんでしょう?アメリカにとって軍事は大きな産業のひとつになってしまっているため定期的に活発にしてやらなければならない現実も確かにわかります。アメリカでは良い就職先がなくても何年以上軍にいればそのあと良い補償金(て言うのかな?)がずっともらえたり、軍で何年かがんばれば市民権が得られるとか、色々特典があるんですよね。軍産業で成り立っている町や市もあるので軍縮すれば町中の人が困るという場所もあります。でも、他の産業で豊かな国がいくらでもあるじゃないですか。軍産業が定着してしまったのがそもそも間違いだったんじゃないでしょうか。そしてそれを正当化するためのアメリカ=ヒーローという教育。アメリカは世界のために世界の悪と戦っているという、まさにスーパーマンをそのまま軍に当てはめて、しかもそう信じてやまない人たちが戦争に行っているわけです。

そしてマッケイン氏が大統領になったらまた軍的に元気になりそうなアメリカが想像されてとてもいや~な気分でした。そして、個人的にもケニヤ出身の父を持つオバマ氏を応援していました。自分もアメリカにいた頃に日本人だから(アジア人だから)という理由で差別されたことが何度もあります。アメリカ以外でも外資系で仕事していて上司から見下されているのがひしひしと伝わってくる場面など数え切れないくらいありました。それに、なんといっても初の黒人大統領が生まれたら・・・新しいじゃないですか!アメリカの良い部分じゃないですか!実力のある人間はやればチャンスを与えられる、それがアメリカンドリームだったはずです。

モルディブは時差で日本より4時間遅いので、朝起きてNHKワールドをつけたらもうオバマ氏が大統領に決定していました。演説を何度も放送しているので何度も見ました。なんか・・・感動しましたよ。もちろん彼がなったからって急に軍縮になるわけでもないでしょう。でも、新しいじゃないですか。歴史的じゃないですか!これでアメリカがどう変わっていくのか、とても興味深いです。

え?日本も変わったばっかりだって?そうでしたね、NHKで急に総理が辞めたニュースを見たときはビックリしましたよ。日本の新しい総理はどうなんでしょうかね・・・。日本の小浜(おばま)市が「勝手にオバマ氏を応援する会」というのを作ってすごい盛り上がっていてほほえましかったです。はい。「勝手に~」というのがいいですね。

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お客様は神様です

今日はもちろん朝からどたばた。

起きてすぐにパソコンとプリンターをつないで昨日作った書類をプリントアウト。お客様の飛行機の到着は1時頃。入国審査を通って荷物を取って空港から出て、空港の島からマーレまで来てうちに到着するのが2時過ぎになるだろうか。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃとロビちゃんも動き回っている。私もPCでの書類面、あとはデザイン部門担当(笑)なので、客室に置くホテルの案内書、ルームサービスのメニューなどPCばっかり。ロゴもマークもデザインから作らなきゃならないので時間がかかる!でも実は結構楽しいんだけどね。

さて、昔は仕事や作品を作るとなれば寝食忘れて、って感じで没頭できていたけど今はそうは行かないのが一番難しいところ。朝ジャンジャンプリントしてPCとにらめっこしていたら危うく学校を忘れそうになった!「ぎゃ~!早く制服着て~!」と慌てて娘を急がせる。その実一番急いでいるのは自分!

子供を二人とも学校に送り出した後、また看板屋さんへ向かい、そこから次は新聞屋さんへ。新聞にも広告と求人を載せないとならない!そして学校へ迎えに行ったらもうギリギリ。ついタクシー代をケチって全部歩いたら汗が本当にしたたり落ちるほどで、学校に着いたらヘロヘロに。

子供を連れて家に戻って来て慌ててお昼ごはん。この、ごはんも作らなきゃならないってのがもう大変。だってごはんを作るってことは買い物もしないとできないわけで、昨日も間に合わせの買い物しかしてないから何にもない。でも今日は娘が英語の学校に2時から行くので時間もあまりなく(幼稚園が終わるのは12時半で家に戻ると大体1時過ぎ)、日本から送ってもらったおそばをゆでた。おそばは最後の二把しかなかったので全部ゆでちゃったけど、おかずが間に合わなかった・・・。仕方なく日本の方からいただいた揚げ玉をたっぷり入れて食べさせた。でもおかずが揚げ玉って・・・子供たち、ゴメン。息子は野菜が嫌いなのに、どういうわけか麺つゆに入れるネギが好きで「ネギ~!」と叫んでいたけどネギも買ってなかった・・・。

そしてコッコのバイクで娘を英語学校に送ってもらい、私は急いでお客様を迎える準備!!!さあ、いよいよだ!スリランカでロゴを入れてもらったうちのユニフォーム、ハウスクローバーポロシャツを着て、5階のレセプションへ。もちろん、嫌がる息子も一緒にね。さすがに三歳児を一人で部屋に残して行けないので、そこはファミリービジネスということでご容赦いただこう。

同じく外に迎えに行ったロビちゃんから「今から行くよ」との電話を受けて、トレイに冷たく冷やしたおしぼりを乗せてドアを開けてじーっと待った。ああ~~~・・・なんかなつかしい~・・・。こうやって冷たいおしぼりを持ってお客様の到着を待つのをヒルトンでもやってたっけ・・・。するとなぜか途中でエレベーターを降りて階段を上がってくる声が。そしてとうとう最初の記念すべきお客様がいらっしゃった・・・・・・!

「Welcome to HOUSE CLOVER!」と声をおかけしたら「Oh~!」と笑顔で喜んでくださった。今日のお客様は実は以前ヒルトンにもいらしていて、ロビちゃんも私もお会いするのは今回が初めてではないのである。こんなかたちでお客様と再会できるなんて、あの当時は夢にも思っていなかったよ・・・。

お客様はオープンして第一号のゲストだという話を聞いて「じゃあリボンを買ってきてカットしないと!で、写真も撮らないと!」とすばらしいアイディアを出してくださったので、明日リボンカットをすることになった。とても気さくな英国紳士でお部屋も気に入ってくださった。私たちがお客様と話していると子供たちはぐずぐず言っていたけれど、私はなんだか感動してしまって涙が出そうだったよ。私はよくテレビを見て「なんでうれしくて泣くんだい。うれしいなら笑えばいいのに」と思っていたけど、あんまりうれしいと涙って出るもんなんだねえ。でももちろんさすがにお客様の前で感極まって泣くわけにはいかないのでゴックンと飲み込んだけどね。

ああ~それにしてもやっとこの日を迎えることができた・・・。もちろん、これからが本番なわけで、私たちはとてもとてもがんばらなければならないのだけど、でもロビちゃんとやっていこう、とあらためて思った初日だった。

お客様も無事にお迎えしてさて、と思ったら夜ごはんの買い物も準備もしてなかったよ・・・。日本みたいにちょっとお惣菜を買って来て・・・ってできればいいんだけど、お惣菜みたいに簡単に食べられるものは買えるけど辛くて食べられないんだよね・・・。で、あり合わせの野菜とツナ缶で野菜炒めをつくり、子供たちにはたまご焼きを作ったら娘が「ママまたたまご焼いたの?昨日の夜もオムレツ食べたよ」と・・・。スイマセン、全然覚えてなかったよ、マジで。もうホテルの仕事の人と一緒にごはん作ってくれる人雇わないとって感じ?

さて、夜には昨日回りきれなかったタクシーセンターを三つ、コッコのバイクに乗せてもらって営業してきた。なかなか場所がわからなくてバイクでマーレ中をぐるぐる走って楽しいドライブだったけど、コッコは疲れたよねえ、きっと。

明日はモルディブ大統領の選挙の日。学校が投票場になるので学校はお休み。しかもあさってもお休みで金曜と土曜に突入するのでま~た4連休!もう学校やってくださいよ!みんな仕事してくださいよ!って言いたいが、今回の選挙はなかなか大注目の大荒れ予想の大事な選挙なので仕方ないかもね。明日もしかしたら選挙の結果によってはマーレ市内が荒れるかもしれないので外出はしない方がいいとロビちゃんのお兄さんに言われた。お兄さんは警察官で、選挙のためにスタンバイで警察署に缶詰になって外に出られないそうで、コッコに「タバコがなくなったから買って持って来てくれ~」とSOSを出していたくらい、100%勤務時間になってしまっている。まあ選挙が終われば落ち着くそうなのでお兄ちゃんもがんばれ~。

でも外出しない方がいいと言われてはたと気が付いた。明日食べるものが何もない。実は醤油も砂糖もちょうどなくなった!どうしてなくなるときっていっぺんに終わるのかなあ?!醤油と砂糖がなくなるって、いかにうちが甘い煮物を作っているかわかるねえ。甘い味付けだと子供がよく食べるんだよ~。てなわけで、夜あわてて近所のスーパーに買出しにも行って来た。最近食料を食べつくして買い物に行ってなかったので本当に買うものがいっぱいですごい重かった!でもこれでしばらくなんとかなるかな。

明日はまた次のお客様がご到着する・・・。本当~にありがたいです。

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新しい友人

先日、お隣の大家さんの娘さんが玄関にやって来て「紹介したい女性がいるから来て」と言う。誰だろう??と思いつつ、お隣の家に行ってみると、よく見かけるいわゆるスリランカの女性とは違う雰囲気の人がいた。スリランカではほとんどの女性が長い髪をひとつに結わいて三つ編みをしているか、きっちりまとめている。でも、彼女は前髪もあるし、髪の毛をストレートにして結わかずにおろしているのだ。こちらでは大体くるくるの髪なので「ストパかな?」と思った。彼女は、今私達が大家さんから借りているその家に、以前住んでいた人なのだそうだ。

自己紹介をすると、「ヒロコサン」と言われてびっくり。「どうして日本人はさんを付けるって知ってるんですか?」と聞くと突然流暢な日本語で「日本に住んでたから」と彼女は答えた。なるほど、それで大家さんは私に紹介してくれたのだ。その女性、Tさんは大阪に7年住んでいて、今はこっちに住んで行ったり来たりしているのだそうだ。貿易会社をやってるの、と彼女は日本語で言って笑った。アクセントはもちろん大阪弁である。

それからは日本語でどんどん会話がはずんだ。ロビちゃんと子供達以外の人と日本語で話したのはスリランカに来て初めてである。なんだかとっても楽しい。「ほんまや」とか、「そやなあ」とか言うTさんはすっごくおもしろくて、仕事をバリバリやってるだけあってしっかりしている。私達が自分達のホテルオープンのために色んな備品を買いたくて探している話をすると、色々案内してくれると言う。その日もすぐにTさんの車で日本食料品店へ連れて行ってくれた。

いつもタクシーで前を通り過ぎるたびに気になっていた、日本食料品店。看板はあるものの、黒い門が閉まっていてとても営業しているようには見えない。でも実際行ってみると、門のところに「防犯上いつも施錠していますが店に御用の方はベルを押してください」と日本語で書いてある。なるほど、早速ベルを押してみると日本人女性がにっこりドアを開けてくれた。

中には私達の欲しかった鰹だし、エビチリソース、マーボ豆腐の元、ふりかけ、たらこスパゲッティソースなどなどが山盛りたくさん。私とロビちゃんは目の色を変えて値段も気にせずかごに次から次へと放り込んだ。だしも何もなく自炊していた自分達の料理にもかなり飽きていたのである。

たっぷり食料品を買い込んでその日はおしまいにしたけれど、すぐにTさんが連絡をくれてコロンボ市内を案内してくれることになった。

今朝、約束の時間にTさんが自分の車と運転手さんとともに現れた。こちらではわりとお金に余裕のある人達は運転手を雇ったりする。私達にも大家さんから部屋を掃除してくれる人を雇うかと聞かれたりした。もちろん、家の中くらい自分達で掃除しますと言って断ったけど、貧富の差の激しいこちらではそんなに驚くことではない。実際、そうした方が職が増えて、仕事を探している人のためになるのだ。

さて、Tさんの車に家族全員で乗り込み(息子は私のひざの上)、Tさんに案内してもらってあちこち走り回った。布地の安いお店、色の鮮やかな布製品のお店、せともののお店、印刷屋さん・・・。なかなかタクシーではここまで回れない。彼女の親切に感謝感謝である。

途中、お腹がすいたのでお昼ごはんを一緒に食べることにした。Tさんが知っている日本食レストランに行ってみると、なんとそこはもう閉業していてレストランはなくなっていた。「あら~しばらく来ないうちに~」と、Tさんがたまたまその近くに止まって休憩していたトゥクトゥクのおじさんに「ねえ、ここにあった日本食のレストランどうなったか知らない?」と行方を聞いてみた。するとそのおじさんが「ああ、あれはなくなっちゃったよ。オーナーは**に行っちゃってね。でも、この裏にもう一軒日本食のレストランがあるよ」と言うではないか。「えっ?この裏?」「そう、もう1ブロック戻った道だからすぐそこだよ。一軒あるよ」「ええ?」Tさんはそんなところに日本食レストランがあるなんて聞いたこともないけど、と言いながらUターンして行ってみることにした。すると・・・。

確かに、すぐ後ろの道を奥に入って行った右側に小さな看板があった。お店の名前とJAPANと書いてある。「え~っ?ここかな・・・?」目の前のパーキングにいた人に「ここレストランなの?」と聞いてみると「そうだよ。日本食だよ」との返事。そうなんだ~・・・ととりあえず中に入ってみた。

中は外からじゃ全くわからないほど広くて明るくてきれい。天井が高くてなんだか荘厳な感じ。Tさんいわく、普通の家をレストランとして使っているのだそうだ。でも、こんなのが普通の家なんて、相当豪邸だと思う。二階もあるし、何と言っても広い。入った瞬間に「いらっしゃいませ」と日本語での歓迎を受けた。わ~日本みたい。うれしい。テーブルに案内してもらい、とにかく座った。

注文をしてからウェイトレスさんに聞いてみると、看板も広告も何も出していないのだと言う。だからこの小さい道に入らない限り、自力で見つけることはほぼ不可能だ。普通は大通りから矢印とかがあって小さい道に誘導するけれど、ここはそういうことはしていないそうだ。「常連さんの口コミだけでいらっしゃる方のみですね。よく見つけておいでになりましたね」と笑顔で迎えていただいた。「すぐそこでトゥクトゥクの運転手さんに聞いたんです」とTさんが言うとすごく笑ってらっしゃった。

確かにいかにも常連さんという感じのおじさんたちが奥のテーブルで本や漫画を読みながらランチを食べたり休憩したりしている。大使館員とかのお昼の憩いの場なのかな~なんて思ったりした。メニューはシンプルだけどとってもリーズナブル。外国の日本食レストランというとまずくて高いという印象があるけど、ここは安い。しかもみんなセットになっていてメインのものにサラダ、味噌汁、お新香、デザート、そしてべつに一品付くのだそうだ。え~!私達は全員ビックリした。

子供達には巻き寿司を頼み、自分達は好きなものを頼んでいざ来てみると・・・ひと目でわかる、日本人が作った本当の日本のごはんだった。勉強した外国人が料理した日本食はひとくち食べたらすぐにわかる。全然違うのだ。でもここの食事はどれも日本の味で、とってもおいしい。子供達なんて、自分の巻き寿司プレートを全部たいらげ、その上ロビちゃんの照り焼きチキンまで横取りして食べてしまった。娘なんて巻き寿司をおかずに私の白いごはんを食べていた!まあ、確かにおいしいですよ、日本のお米!こっちのお米とは比べ物になんない!Tさんも「お米は日本のが世界一おいしい」と言っていたけれど、こうやって色んな国の色んなお米を食べていると、本当にそう思う。白いごはんだけで、とってもおいしい!

みんなすっごくお腹いっぱいになったところでお店をもう二軒だけ見て家に戻った。自分達だけじゃあんなにお店はわからないし、タクシーではああは要領良く回れなかった。なのに、Tさんはガス代さえも受け取らなかった。本当にありがとうございます。こっちに来てボられたりして印象悪かったこともあるけど、基本的にみんなとても親切で私達はかなり助けられている。ありがたいことです。

Tさんはもともとコロンボの高校で英語の教師をしていたのだそうだ。なるほど、彼女の面倒見の良さは先生という職業からも来ているのかもしれない!でもお兄さんが日本に行ったのをきっかけに来日し、始めは奨学金(!)勉強していたんだけど、なんだか仕事で縁があってそれ以来ずっと日本と仕事をしているのだそうだ。私達のことは「なんだか小さい子供を連れて大きな仕事をしようとしていて心配で手伝いたい」と言ってくれた。あまり良く知らない国に来てこういう人に出会えるのってとっても心強いしうれしいものである。何より私が日本語を話せる友人ができた。「今度一緒にお茶しようや」と言う彼女は次はちょっと遠出をしてお店を見に行くついでに、子供達にゾウさんがたくさんいて水浴びをする場所に連れて行ってくれると約束してくれた。娘はそれを聞いてすぐに「いつ?あした?」と聞いていた。私もとっても楽しみだ。

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ビクトリアガーデン

昨日は午後から比較的近くにあるビクトリアガーデンという公園に出かけた。土曜日だと閉まっているお店も多くて買いたい備品の値段チェックもあまりできないのだ。ならば子供サービス、ということで出かけた。

ビクトリアガーデンはイギリスが作った公園でも~のすごく広い。大通りに面していて空気が悪そうなのだけど、中に入ってしまうと全然平気で、木も多くてとっても気持ちいい。どんどん歩いて行けば池があったり芝生の広場があったり、遊具のある公園があったりでとても一日じゃ足りない。はしっこには遊園地のエリアもあって、そちらは入場料を取られるので入らなかったけど、無料の方で十分。私のスリランカの好きなところは大木があることである。マーレには木はあってもここまで大きな木はないと思う。モルディブは木の種類自体も少ないと思うけど、スリランカにはほんとにすばらしい大木がたくさんある。普通に道の脇にどか~んとそびえ立っていたりする。もちろんこの公園はそんな大木でいっぱいで、私は見上げて深呼吸してほんとにリラックスした。海ももちろん好きだけど、やっぱり木もないとだよね。

今度はゆっくりお弁当でも持って、丸一日いるくらいで来ようね、と娘と約束した。実は私がピクニックをしたいのだ。それくらい、素敵な公園だった。

実はスリランカ(特に首都のコロンボ周辺)で困っているのは空気の悪さである。もちろん日本だってとっても空気は悪い。特に私達が住んでいた場所は良くなかったので、娘も息子も喘息で大変な思いをした。私も、以前スリランカとインドを訪れたとき、その空気の悪さで喘息が出てすっごく大変だった。というのも、車がなければとても不便な車社会なのにメンテナンスが行き届いてないのである。もちろん、日本みたいに車検なんてものがあるわけない(ていうか、きっと日本だけだよね)。それと、車と同量くらいにトゥクトゥクが走っている。トゥクトゥクとはインドではリクシャーと呼ぶ方がポピュラーかもしれないけど、3輪のドアもない小さなお客さんを乗せて走る車である。タクシーの三分の一くらいの値段なので、普通のスリランカ人の大事な足なのだ。でも、これがひどい。灰色の煙を吐いてビィーーーーーっと走っている。平気で割り込むし追い越しもする。そして煙撒き散らし放題なのだ。私とロビちゃんだけだった頃は安いからトゥクトゥクによく乗ったけど、ドアがなくて吹きさらしなので他の車の排気ガスも吸いまくり、私の喘息発作が出たわけなのだ。ちょっとした距離なら歩きたいところでも、このひどい排気ガスのせいで歩道を歩けない。もちろん、こっちの人たちはみんな歩いているけど、うちはもし歩いて子供達の喘息が出たら・・・と思うと歩けないしトゥクトゥクにも乗れない。もっぱらエアコンがついて窓も閉められるタクシーである。だからぜいたくな外国人に見えるのよね、きっと・・・。

でも、本当にこの空気の悪ささえなければスリランカも良いところだなあと思うのだけど、これだけのために、私は長く住むことはできないだろうなあと思ってしまう。あっ、でもこっちに来て二日目くらいにひどくなった私の鼻のぐしゅぐしゅは次の日からすっかり良くなって何の問題もない。ずっと鼻がひどかった日本のことを考えると・・・やっぱり一番空気が悪いのって日本なのかな?子供達も今のところ喘息も出てないし。

話がまたふくらんでしまった。公園では、ポニー馬車があってそれに乗ったりもした。ポニーは人気で休む間もない。ポニーにじかに乗れるのと、キラキラに飾った馬車があったので馬車に乗せたら、娘に「おうまさんの背中に乗りたかった」って後から言われた。先に言ってよ~もう~。まあでもここなら何度でも来る機会があるでしょう。

公園の入り口には移動アイスクリーム屋さんがいたので(土日は稼ぎ時だよね)、アイスクリームも買って食べた。この移動アイス屋さんは音楽をかけながらまわって来る。うちの近所にもこの前来て「何かな~」と思っていたんだけど、昨日同じ音楽を聞いてアイス屋さんだったと判明。ちなみにおとといは「プップッピー!プップッピー!」というかくし芸大会の応援団がブポブポと鳴らすホーンみたいな音がして、見てみたら移動パン屋さんだった。ちょうどおやつの時間だったのでおサイフ持って慌てて娘と飛び出すと(息子は寝ていた)、お向かいの門からも奥さんらしき人が出てきてパン屋さんを呼び止めていた。

ガラスケース風になっている荷台の中に人が乗ってて両脇にパンが並んでいて、私達が選んでいる間運転手は外に出てきて休んでいた。中はエアコンなんかなくて蒸し風呂状態なのだ。パンは生鮮食料品なのに、そんなので大丈夫なのか、移動パン屋?でも、まあ楽しいから買ってみることにした。ひとつのパンを指差して運転手さんに「What's inside?」と聞いてみたら、若い彼は少し悩んで答えた。「30ルピー」。う~ん、英語は得意じゃないらしい。よし、じゃあ質問を変えよう。「Is it spicy? Hot?」「・・・Fishpaste」なるほど、中にはフィッシュペーストが入っているらしい。そして30ルピー。安い。しかい辛いのかどうかがわからない。中に入っているおじさんに(パンの中じゃないよ、車の中)今度は聞いてみた。となりの三角に揚げてあるパンを指さした。「これなに?」どうせ英語がわかんないんだからもう日本語である。するとおじさん、「エッグロール」と答えた。おお~通じているじゃないか!(もちろん偶然です)ということで、お砂糖のかかったココナッツパンとチョコドーナツとエッグロール、フィッシュペーストを買ってみた。さてお味は・・・エッグロール、辛いぞ!ほとんどカレーパンで、揚げパンの中にカレーと一緒にに半分に切ったゆで卵が入っているのだ。カレーの味はとってもおいしいんだけど、とにかく辛い!でも、すっごいがんばって一個食べた。私ががんばって食べられるくらいなんだから、こちらではこれは「辛くない」と言うんだろうと思う。スリランカの食べ物はモルディブよりインドより辛いのだ。息子と娘は甘いパンとドーナツで満足。フィッシュペーストは・・・ひとくちかじってもう断念。辛いなんてもんじゃないのよ、もう痛いの。食べ物とは思えません~。でも基本的に移動のお店屋さん、好きなのだ。次いつ来るのかわからないところが「あっ来た!買わなきゃ!」っていう気にさせて楽しい。ああ~そうなると毎日来たら買わなくなるのかなあ~。危機感が失せるから。フィッシュペースト、ひとくちだけで捨てちゃってごめんねえ。次来たら甘いのだけ買うよ~。

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負けないぞ!

今日はこちらで買った布地を受け取りにお店に行った。布地を買って、同じお店でこちらの希望のサイズに縫ってもらったのである。この布地はスリランカ独特の染色の糸で織ってあり、とっても色鮮やかで美しい!ぜひホテルの部屋のベッドに使いたくて、ロビちゃんと買ったのだ。

そしてお店に行くと、担当のおじさんが待っていた。おじさんがニコニコしてできあがった商品を見せてくれた後、「じゃ、裁縫代、8000ルピーね」「は?」驚いた。だって、布地代が7463ルピーだったのだ。「おじさん、それじゃあ布地より縫う方が高いよね。それって・・・なんか変じゃない?」私はニコニコ払わないぞ。だって、ドレスとかを縫ってもらったんならともかく、縫ってもらったのはただミシンでまっすぐ縫えばいいだけの四角なのだ。全然複雑じゃないし、本当はミシンがあれば自分でもできるなあと思っていたくらいなのだ。

おじさんはちょっと渋い顔になって、電卓をパチパチ押し始めた。い~や~だまされないぞ。ほんとは電卓なんていらないんじゃないかな?だって、布地を買うときだって最初おじさんは18000ルピーくらいの値段を言ったのだ。なのに、レジに持って行ったら7463ルピー。半分くらいだ。その頃から、もしかしてこのおじさんボッタくりじゃないかな~?と思っていたのだ。

案の定おじさんは眉にしわを寄せながら「じゃあ、7000ルピーでいいよ」と言った。7000ね・・・まだ高いけど、まあいいでしょう、という顔で「オーケー」とだけ言って、お金を渡した。おじさんはそのお金を受け取って私の顔を見てから、さもこれで終わり、という風に首をかしげた。いいえ、終わりにしませんよ~。私は手を出した。「レシートちょうだい」するとおじさんはのろのろとレジに向かい、レシートと1000ルピー札を持って戻って来て「子供にこれで何か買ってやって」みたいなことを早口で言って私に渡した。つまり、裁縫代はこれで6000ルピーになったのだ(1000ルピーおつりで持ってきたからね)。やればできるんじゃん!ていうか、最初からボッてたでしょ!!!きっと6000ルピーでも高いんだと思う。値段札がついている商品を買うときは問題ないけど、こういう値段がないもののときはほんっとうにボられる。みんな普通に三倍くらいの値段を言い値で適当に言う。それはもちろん、私達が外国人だからだ。しかも私は日本人なので、顔を見るだけでみんな値段が三倍以上になる。なんかさー、ひどくない?その国民性?って全員がそうなんじゃないだろうけど、国民性かと思っちゃうくらい、みんなやる。外国人はそんなにお金が有り余ってるように思えるんだろうか・・・。

結局2000ルピーまけてもらった形になり、私は一応「サンキュー」と笑顔で言っといたが、おじさんは最後まで笑わなかった。今日のおこづかいと思ってたんだろうか~。でもこっちだって必死なのよね。

なので、今ロビちゃんはお買い物のとき「外国暮らしが長くてシンハラ語がわからないけど、スリランカ人」という人を演じている。それでも、隣に私がいるとやっぱりダメなので「ヒロコはちょっとついて来ないで」とか言われちゃったりする。まあ、ボられるのはいやなのでしょうがないけどね。

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ポーヤデイ

スリランカに来て、アメリカにいた頃やカナダに住んでいた頃をたくさん思い出すようになった。

なんだか、色んなものが英国風なのだ。スリランカってイギリスの植民地になってたことあったっけ?インドはそうだったけど・・・滞在しているのに知識がなくてスミマセン。勉強します。

例えば、このおうちに置いてあるティーセットやお皿なんかはとても英国風。家のつくりも真っ白な壁に濃い茶色のドアや窓枠、カップボードなんかがすごくモルディブとは違う。モルディブはもう南国~って感じで、みんな鮮やかな配色が好きだから壁が黄緑だったりオレンジだったり紫だったりする。それもパステルなんてやわな色じゃなくて結構バチっとしてたりする。でもこっちはそれに比べてずいぶんシックな感じ。

アメリカからカナダに引越した頃、アメリカに比べてカナダはずいぶんイギリスっぽいんだなあという印象を受けた。ていうか、きっとイギリスもカナダもオーストラリアもイギリス人が押し寄せた国はみんな英国風で、アメリカが独自にメリケンな雰囲気を作ったんだと思う。特にすっごい田舎に行くと本当にアメリカ~ンである。今でも普通にカウボーイのカッコをしている人がたくさんいる。べつに渋谷にいるおしゃれでカウボーイハットをかぶっている男の子達とは違って真面目に生活の一部としてかぶっているのである。

そんな田舎ばっかりで生活していたので(オレゴン、モンタナ、コロラド、アイダホなどなど)カナダのバンクーバーに引越したときは大都会でビックリした。バンクーバーは引っ越す前にも行ったことはあったんだけど、生活してみると借りたアパートの部屋とか図書館の中とかを見ることになって、アメリカンな雰囲気は全くないことがわかった(当たり前)。そして美術館とかカフェとかいちいちイギリスっぽいなあと思ったし、人々もアメリカ人のように「自分達が世界で一番」と思っているわけではなくきちんと会話のできる人たちが多かった。それで私はカナダが大好きになったのだ。

このスリランカの家に住んですごくカナダにいた頃を思い出す。バンクーバーでは3回部屋を変わったけど、べつにそのどことも似ているわけじゃない。でも雰囲気がなんだか同じなのよね。あと、お店に入るとカナダでよくかいだ同じ良い匂いがする。お香の香りなのか、何かのスパイスの香りなのかわかんないんだけど、すっごく懐かしい。匂いって記憶を鮮明によみがえらせるよねえ。キレイな手染めの布で有名なお店に行ったとき、私は中でずっと深呼吸をしていた。もう~懐かしかった。

そんなせいもあってか、アメリカで学校に行くためにスクールバスに乗る夢を見た。実際には私が通っていた大学にはスクールバスなんてものはなかった。その町は大学しかないようなちっちゃい町で、生徒も教師も関係者もみんな周りに住んでいた。まさに大学だけで保たれている町だった。でも夢の中で学校の建物の中に入ったりして、起きたとき懐かしさでいっぱいになった。当時はカレッジだったけど、今は規模が大きくなってユニバーシティーになったそうだ。オレゴンを後にしてから一度も行ったことはない。あれからもう20年!そろそろ一緒に通っていた友達と、どうなったのか見に行ってみたいなあなんて思う私は年を取ったのかしら???

そうそう、話がそれちゃったけど、今日は例の満月の日、ポーヤデイだった。どっこもお休みで元上司も「今日は何にもできないよ」と言うので、じゃあ、と子供達をプールに連れて行くことにした。

マーレにいたときから娘がずっとプールに行きたいと言っていて、そろそろ行かないと嘘つきになっちゃうかなと思ったわけなのだ。なるべく子供に嘘はつきたくないですからね。そこで、またもやヒルトンレジデンスに出発した。

ヒルトンレジデンスのプールに行ってみると、プールはちょうど日陰になっていてしかも3階なので風が強くて寒い!お水にちょっとさわってみたら冷たいので、私とロビちゃんは入らないことにして、子供達だけ着替えた。浅いちびっこプールは日が当たっていたのだ。スポーツマネージャーの話によるとビルの後ろを太陽が通るので、朝は日が当たっていて、日中の一番暑いときに日陰になり、夕方にまた日が刺すのだそうだ。なるほど、のんびりプールサイドに座っていると、左側から段々日が当たってきた。でもしばらく日陰だった水はそうすぐには温まらない。息子が顔からばちゃんと水に落っこちて(浅いので自分で立ったけど泣いた)、寒いしもう出ると言ってすねてしまった。娘は大喜びでず~~~っと泳いでいる。でも見ると唇が紫で寒そう。

奥にジャグジー風呂があるのでそこで娘をあったまらせて(ここでも温泉みたい~と言って中々出ようとしなかった)、大満足でプールは終了。こちらはなんと子供は無料なので、私とロビちゃんの大人が入らなかったので料金はかからなかった。つまりタダ。なんか・・・すんません。ヒルトンでランチビュッフェを食べたときも、子供の分は料金に入っていなかった。良心的だよねえ・・・。だって日本の家の近くのビュッフェレストランは1歳児からお金を取るんだよ~!1歳児なんて大人がおかわりするより食べないって・・・。

さて、プールを出たら「おなかすいた~!」と予想通りの展開になったので、ケンタッキーに行ってチキンを食べた。スリランカに到着してすぐに近所のマクドナルドにも行った。息子なんかは「マクドナル~マクドナル~♪」と歌まで作曲。二階まで吹き抜けのプレイランドがあるマックに喜んだ子供達は今度はケンタッキー♪と騒いでいる。私もロビちゃんももちろん久しぶりのケンタッキー。いやあ、おいしい。まず揚げ物がおいしい。日本を出て自炊をするようになってから一度も揚げ物はしていない。油が大量に必要だし子供がいて怖いし外で食べるものは揚げ物が多いからだ。でも、私はしばらく振りだったので揚げ物の油っこさがおいしかった。ただ、こちらはケンタのチキンも辛かった・・・。普通に3ピースと頼んだらスパイシーチキンがやってきたのだ。辛くないオリジナルレシピというやつはわざわざ言わないと出てこないらしい。誰も辛くないやつを頼まないのよね、きっと。みんなで「いただきま~す」とひとくちずつかじってしまってから子供達が「から~い!食べれな~い!」となってしまったので、もう一度チキンを頼みなおして倍の量になっちゃった。けどみんな食べてしまった。危険だわ・・・。

帰り道の途中、タクシーで通りがかった公園にはゾウさんが何頭も来ていた。お祭りみたいなのがあるときにはゾウさんがもれなく出てくるのかしら・・・。娘は「ゾウさん~!あの公園行きたい~!」と叫んでいたけど途中でタクシーを急停車させるわけにもいかず通り過ぎた。「また来月あるから」と、とりあえずごまかしちゃったけど・・・ゾウさん、私もちょっと見たかったな。来月のポーヤデイはお祭りをやっている場所をちゃんと調べよう!と思いつつ、今日はおしまい。

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メモってメモって

ここに「やっとネット接続ができた~これから毎日ネット&メールができる~!」と書いた次の日、もう接続が繋がらなくなってしまった。そして私とロビちゃんにはどうしてできないのかがわからない。そこで、大家さんの息子さんに色々手助けしてもらい、もうワイヤレスをあきらめて電話線につなぐケーブルを買って来た。どうしてマーレでもそうしなかったのかというと、マーレのアパートも1ヶ月で賃貸していたのに電話線に加入するとなると結構お金がかかってしまうからなのだった。日本でも電話線加入は高いもんね。ところが、こっちではプリペイドカードを買って登録をすると電話線加入をしなくてもプリペイドで払った分だけ使えるというシステムなのだそうだ。私もよくわかんないんだけど、まあ2ヶ月だったらそれで十分だろうということだったが、問題なのはカードを買っても外国人だと登録してくれないそうなのだ。そこで大家さんの息子さんに登録してもらい、何とか電話回線を手に入れた!これで本当に家からネットができるようになった!良かった良かった。

マーレでは夜子供達が寝た後にタクシーでレストランにでも行ってネットしていても問題ないけれど、今コロンボは内戦が激しいので夜出歩くには危ないのだ。もちろん、昼間でもコロンボの中心部では爆弾で爆破されたというニュースは日本からでも耳に入ると思う。モルディブでも、私達がコロンボに2ヶ月行くと言ったらみんなが危なくないのかと聞いてきた。でも、コロンボでも住んでる人はいるわけだし、学校もあって子供もいるんだし、危なければどこだって同じじゃないかなと私達は思った。もちろんアフガニスタンとかは問題外だけど。

というのも、私がアメリカとカナダに住んでいた頃は時間に関係なく暗い所に一人でいたらレイプされたとき10対0ではなくて自分にも非があると言われたものだ。でもここではそういう怖さはない。児童誘拐もあまりない。あるのはタミールとシンハラの内戦奮闘だけで、もちろんバスやトレードセンターなんかを狙った無差別爆破であることは確かだけど、気をつけることができる。バスには乗らないしトレードセンターや大使館にも行く用事はない。最近はマーレだってナイフでのケンカで重態騒ぎがあったり、どこだって一緒なような気がする。危険対象に自分が入らないからのんきなのかもしれないが、コロンボでは民族同士の紛争だし、マーレではみんな外国人は狙わない。だからマーレだとかえってロビちゃんの方がケンカに巻き込まれる恐れがある。アメリカやカナダみたに「女性」というだけで危険性があるのとはかなり違う。それに危険の確立がアメリカはとても高い。あのへんで怖い思いをしながら生活していたのでこっちはそれに比べると平和だなあと思ってしまう。きっとほんとはそれじゃいけないんだろうけどね。

話がそれてしまった。息子さんのおかげでネット接続ができるようになり、本当にうれしい!感謝感謝。今どきの若い子はみんなあんなにPCができるもんなのかしら。私より20歳くらい若いだろうけど、日本語表示のこのPCをちゃっちゃとセットアップしてくれた。わかってる人はボタンの位置で何が書いてあるかわかるんだってね。いや、すごい。だからってべつにPCを大学で勉強しているわけではなくて専攻は経営学だかなんだからしい。すばらしい。次世代には期待大!だね。

今日は元上司に教えてもらったお店に行って色々な物の値段をチェック。そこはデザイナーのスタジオショップでとっても個性的&おしゃれなものがずらりと並んでいる。五つ星ホテルを経営するならこんなお店で全部備品を揃えたいところである。が、うちは個人経営なのでその中でも安くてきれいな物があれば使いたいねというスタンスである。でも、お店の中でお皿やエスプレッソカップやファイルなどの値段をせっせとノートにメモしている私達って・・・ちょっと変な客だよね。ルームサービスも出すので食事用の物も20セットくらい買わなきゃなりません。このお店にある食器類やカトラリーはみ~んな素敵。もう、自分で買って使いたい♪なんて思いつつ、メモだけしてそのお店を出た。

その後休憩もかねてコロンボヒルトンへ。こちらに到着した夜に泊まったレジデンスとは別のコロンボヒルトンで、まだ行ってなかったのだ。でも行ってみたら、もう知ってる人はいなかった。初めてロビちゃんと旅行した日、コロンボに到着してここに泊まったっけ・・・。懐かしさでいっぱいだけど感傷にひたる間もなく子供達が「おなかすいた~!!」そうだ、お昼ごはんの時間はとっくに過ぎている。そのままヒルトンのビュッフェレストランに入った。

ほんとにうちの子供達はぜいたくだよね~こんなところでランチなんて、とロビちゃんと話しながら子供が食べたいと言うものをお皿に乗せていくと・・・白いごはんにスパゲッティにパン。どうして子供っていつも食べてるものを食べたがるんでしょう?しかも炭水化物ばっかり。私とロビちゃんはせっかくだからいつもは食べられないようなものを~とか思ってつい欲張ってしまうのに。大体ビュッフェってもう目が食べたくて色々取って来ちゃってダメだよねえ。でもレストランで長年働いているロビちゃんと、一応経験のある私はビュッフェで自分がお皿に乗せた物を残すのは失礼だと思っているので余らせることができない。お腹がすいていたので余計にたくさん取ってきてしまったので、最後は苦しい~と言いながら全部詰め込むことになった。でもデザートももちろんいただいた。おいしかった。

レセプションの前で黒服の人に以前お世話になった人のことを色々聞いた。特にロビちゃんはホテルトレーニングに参加してここに一週間以上いて、コロンボヒルトンのスタッフと一緒に勉強したことがある。別れ際にプールの使用料を聞いた。子供達がプールに行きたいとずっと叫んでいるから、いずれプールに入りに来ます、と言った。するとその彼は「値段なんて気にしないで、今のマネージャーに話してそのまま入ればいいよ」とおっしゃる。いえいえ、今は私達はもうヒルトンスタッフじゃないからそんなわけにはいきません、と値段を聞いたが、ヒルトンはみんなヒルトンファミリーという言葉を使うくらい、スタッフ同士を大切にしてくれる。とってもありがたいことである。

今日はもう一つホームセンターみたいなところを見て帰ってきた。それでも家に着いたら真っ暗だった。なかなかメモして回るのも時間がかかるものである。さて、明日はポーヤデイと言ってお休みなのでもしかしたらお店もやっていないかもしれない。一体何のお休みなのかと思ったら満月の日なのだそうだ。毎月、満月の日はお休みなのだそうだ。な、なんで?ロビちゃんいわく「仏教でしょ?」と言うが、仏教で満月をお祝いするのなんてあったっけ・・・?私は月だしもちろんイスラムかと思ったら違うらしい。う~ん・・・。お店の人にも「明日は満月だからお休みよ?」と当然の顔をされてしまい、「そ、そうなんですか・・・そりゃそうですよね」と一応納得したけど、由来が知りたい・・・。スリランカは仏教、イスラム教、キリスト教(カトリックが多い)、ヒンドゥー教の人々がいる。内戦のタミールとシンハラは宗教の争いではなくて異民族間の争いなので(タミールはインド系、シンハラはスリランカ系)、宗教はお互いに適度な距離を保っているように見える。特にヒンドゥー教や仏教のようにたくさんの神様が存在する宗教は他宗教にも寛容なように思う。一神教だと他教を認めるのは心理的に難しそうだもんね。

てなわけで明日はいくつ見て回れるかわからないけど・・・私は結構エンジョイしている。ロビちゃんは帰ってくると「疲れた~ぁ」とヘロヘロになっているが、私はお店で物を見ているだけでも楽しい。やっぱり女性ってウインドウショッピングはあんまり苦にならないのね♪

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スリランカ生活スタート

15日にモルディブのマーレを出発して、スリランカのコロンボにやってきた。アパートを出る荷造りは結構大変だったけど、まあなんとかまとめた。必要な物だけスリランカに持って行って、あとはマーレの知人の倉庫に置かせてもらってきた。自転車もあったしね。

マーレを離れるに当たって一番申し訳ないと思ったのは娘だ。最初行きたくないと言って泣いていた幼稚園も最近やっと慣れてきて、毎日ダンスの練習をして楽しいと言い始めた矢先なのだ。娘~、ほんとにごめん。今回の二ヶ月ほどのスリランカ生活について娘にもきちんと話をした。その間幼稚園を休むことも。神妙な顔をして話を聞いていた娘は一言。「べつにいいよ」えっ、そうなの?なんかあっけない。でも、そう言ってくれてこちらはちょっと気持ちが軽くなった。「そのかわりプールに行きたい!」と言う娘。ええ、ええ、行きましょうとも。プールくらい。ということで、出発してきたのでした。

今回のフライトは二時間くらいでとっても短く簡単。着陸のときだけ「耳が痛い~!」と言って二人とも泣いたけど、後は機内で出たクッキーとチョコを喜んで食べ、あっという間にコロンボ到着。空港からそのままタクシーでヒルトンレジデンスへ向かった。ヒルトンレジデンスは昔JAICヒルトンと言う名前で、中身は高級マンションみたいな感じのホテルなのである。キッチンもあるしお皿やお鍋、フライパンなんかがすべて揃っていてそこで生活できるようになっている。実際そこに住んでいる人もいる。すっばらしくきれいでしかもビックリするほど部屋が広い。タワーと言う別名どおり、30階以上ののっぽビルである。

以前モルディブヒルトンで働いていたときのロビちゃんの上司がスリランカ人で、今このヒルトンレジデンスのオペレーションマネージャーをやっているのだ。出世したね~。で、今回スリランカで節約生活&ホテル備品の買出しをしたいと彼に相談したところ、彼が今回借りることになった一軒家を探してくれたのだ。いや、本当に持つべきものは良い友達、良い上司である。感謝してます。

空港から飛ばしてもヒルトンレジデンスまでは一時間くらいかかり、もう時間は9時半過ぎ。タクシーの中で爆睡していた子供達は到着して起こされてものすご~い不機嫌でぐじゃぐじゃになってしまった。娘は泣くし息子はいくら起こしても起きない。本当ならその足で彼が家まで案内してくれることになっていたのだが、娘はレセプションですっかり泊まれる気分になってしまい大泣き。「一体どうしたの?」と聞く彼に、「もういつもなら寝る時間で眠い上に、娘はホテルが大好きで泊まれるとばっかり思い込んで困ったもんです」と説明。そしてちょっと限界かなと感じた私とロビちゃんは(最近は9時半はきちんとぐっすり寝ているので)、「今日部屋開いてますか?」と聞いてみた。彼は「もちろん大丈夫だよ」と言ってすぐに一部屋取ってくれたので、結局そこに泊まることに。部屋の中に入るとも~のすごい広いリビングとダイニング、そして隣にはすばらしいシステムキッチン、ベッドルームが二つ、バスルームも二つ、そして久しぶりのバスタブもある。窓の外には夜景が広がっている。私とロビちゃんは6年前モルディブから日本に引っ越す時にこのホテルに一週間くらい泊まっていたことがあって、とても懐かしい。そして娘は大喜び。そりゃそうだよね~大人だってうれしいわよ~ここは。うちの子供達はほんとにぜいたくです。息子は力尽きてもう寝てしまっていたのでベッドに寝かせ、早速お湯を入れて娘とバスタブに入ると、ギャーギャー泣いて騒いでいた娘もすっかりご機嫌に。ルームサービスで食事を頼み、ごはんを食べて娘を寝かせたあと、テレビはケーブルでNHK衛星が入るのでニュースを早速見ながらロビちゃんとDUTY FREEで買って来たワインで乾杯した。だって、ワインなんてマーレじゃ飲めないんだもん。

次の日上司だった彼が車で、借りることになっている家へ連れて行ってくれた。コロンボの郊外で車で30分くらい、とても静かな住宅地である。すぐお隣が大家さんで、何でもわからないことは聞いてくれと言ってくれる親切なおじさんと大学生の息子さんが色々セットアップをしてくれた。大家さんはそのおじさんと奥さん、息子さんと二人の娘さんの5人家族。私達が借りる家は一軒家で二階建て。リビングとキッチン、下と上にバスルーム、上には二つの部屋と小さなリビング、そしてバルコニー。とってもきれいだし、家の中はすごく涼しい。外に出ると暑いんだけど、中に入るとエアコンもないのにひんやり涼しいのでとっても快適。しかも庭がある。これでマーレのアパートの家賃の半分以下!やっぱり来て良かったね、とロビちゃんとホッとした。

そのあと大家さんが車を出してくれて食料・日用品の買い物へ出かけた。普通のスーパーだけど、マーレに比べると色んなものがある。スモークサーモン、色んなチーズ(マーレじゃ三種類くらいしかない)、新鮮な野菜、そしていちご!豆腐!豚肉!どれもこれもみんなマーレにはないものばかりで私はとってもうれしくなった。特に豆腐は森永が出している紙パックに密閉された豆腐で、アメリカのスーパーでよく売っていたもので、すっごく懐かしい!よく買って食べたなあとしみじみ思い出す。そしていちご。以前マーレでいちごを見たことはあるんだけど、パックの中でいちごにふわふわと青白いカビがはえていた。それでもまだ棚に並んでいるのである。野菜もみんな新鮮で青々としている。マーレの野菜はしなびててカリフラワーは茶色いしほうれん草もレタスもしなしなで赤くなっている。でも、見つけられる方がラッキーなので買ってしまったりする。にんじんですらふにゃふにゃ柔らかくなっちゃってるときもある。じゃがいもなんて芽出放題!そんななのでこちらの野菜コーナーが輝いて見える。すばらしい・・・。そしてお肉。マーレではお肉はチキンもビーフもガッチンガッチンに凍っているし、その上ブロックがでかくて使いにくい。岩のように固くて切れないけど、一回で解凍して全部使うにはでかすぎる。でも解凍して切った後あまった部分をまた凍らせるのも・・・一度解凍したら二度冷凍しないでくださいって何かに書いてあったような・・・と思うと怖くてできない。なんか、菌とかがすごい増えそうな気が・・・。でも、こちらでは冷凍じゃない肉が売っている!それにひき肉もある!マーレではひき肉は存在しないのだ!んでもって、豚肉。これは法律で禁止されているからしょうがないんだけど、久しぶりに見るとすっごいおいしそう。ポークソテー用に一枚、それからベーコンも買った。ベーコンもハムもサラミもソーセージもある!もうチキンソーセージもビーフハムも飽きたのよ~!しかもフィラデルフィアのクリームチーズまで発見。う~ん、スリランカ生活、実は快適かも~♪

そして今日は午後からタクシーで大きなショッピングモールに行った。久々の都会の雰囲気。モールの中の洋服屋さん、雑貨屋さん、香水コーナー、カフェ。カフェではシナモンロールやアーモンドクロワッサンがある。中の感じはサイズが少し小さいだけで北米のモールと同じようなつくり。う~んシビライゼーション!たまにはいいね。そして外には大きな木がたくさんあって緑も濃く、なかなか良いところ。でも驚いたのはすっごく鼻が出ること!マーレでも車やバイクが多くて排気ガスがすごいのに、鼻水はまったく出ず、私のアレルギー性鼻炎はどっかに行ってしまうのに、コロンボに来たらすぐに鼻がじゅるじゅるになってしまった。鼻は通っていて息はできるし匂いもとっても良くわかるけど、すごい鼻水が出る。これは何かにアレルギー反応を起こしているとしか考えられない。排気ガスはマーレも同じだと考えると、こっちにあって(日本でもひどいから日本にもあって)マーレにないもの・・・もしかしてそれは土しかない???マーレに土はほとんどないんだよね。サンゴ礁の上に住んでるからサンゴの砕けた砂がほとんどで土という土はあまりない・・・。もしかして土のホコリのアレルギーなのかな?と推測したりしているけど、そうなるとやっぱりマーレは鼻の面では住みやすいんだなあ・・・。

今日は早速ホテルで使う、ベッドの上にかけるベッドラナなるものを購入。リーズナブルなお値段でとっても良い品が見つかった。やっぱり来て良かった。そしてタクシーを呼ぼうと道路を歩いていたところ・・・急に車が一台こっちに近づいてきて停まった。でもタクシーじゃない・・・。降りて来た人たちを良く見てびっくり!モルディブヒルトンで一緒に働いていたスリランカの人達だったのだ!ものすごい偶然。向こうも私達がコロンボにいることを知らないからビックリ!レストランの案内をしていた女の子二人とバーで働いている男の子一人である。彼は今でもコンラッド(ヒルトンはコンラッドにランクアップした)のバーであのままずっと働いている。今は休暇でコロンボに来ているのだそうだ。コロンボは広いしみんな車で移動しているのに、ばったり会うなんてものすごい偶然で驚いた。しかも、彼女達とは私達がヒルトンを離れて以来会っていないので6年ぶりである。「きゃ~!何やってんの~!」とお互いの話になり、私達はマーレでホテルをやることにしてその準備でコロンボに来たと言った。「そっちは今どうしてるの」と聞くと、なんと彼女達は二人でビューティーサロンを経営しているのだそうだ。すごいねえ!自分のお店を持ったなんてすごい!あの頃休みも取らず二人で一所懸命働いて貯金していたのを私は知っている。彼女達は二人でお金を貯めて家を買いたいと言っていたが、そのお金でビジネスを始めたのだと思う。「お店にはずっといなきゃならないから拘束時間が長くて大変なのよ」と言う二人だけど、自分の店を持つってすごいと思うよ!二人とも私よりずっと若いんだし。コロンボには二ヶ月弱いるから、と言って携帯番号を交換して別れた。こっちで一緒に遊ぶ友達ができた!それに何より6年前とちっとも変わってない二人が懐かしかったよ~!

懐かしい顔ぶれに次々会いながら、さて明日はどこに備品チェックに行こうか~と考えつつメールをしようと思ったらもうつながらなくなっている!家からネットのできる幸せをかみしめたのはたったの一日だったか~・・・。一体何がいけないんだろう・・・と思いつつ、わからないのでしょうがなくこれを保存するだけで今日はおしまい。

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これからもよろしく~!

皆さま、いつもブログを読んでいただき、そしてコメントをしていただいてありがとうございます。

なかなか皆さまのコメントにお返事ができず本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

やっと、今住んでいる場所からネットができるようになったので、これからはもう少しマメに更新&お返事ができると思います。

どうぞ、これからも訪問&コメント、よろしくお願いいたします!!!

ネット接続祝いとまずはごあいさつでした。

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初めての父母会

娘を幼稚園に迎えに行ったロビちゃんが帰って来て一言。
「あさっての木曜日の夜、幼稚園の父母会だって」
ぎゃ~!もう来た!もちろん、幼稚園に入ったときから父母会がいつかあるのはわかっていたけれど、こんなに早く来るなんて~!
なんで私がこんなに焦るかというと、それは他でもなくディベヒ語がわからないからなのですね。
「それで、その日の朝は幼稚園じゃなくて公園に集合するんだって」
「公園?」
「そう、朝8時半に公園に集合するんだって」
いつも私達も子供を連れて行っているマーレで一番大きい、遊具がたくさんある公園だ。
「遠足みたいなやつかな?」
「そうそう。遠足だよ」
なるほど。というのも、その公園は毎日夕方の4時からしか開いていない!子供が遊ぶには遅いよ~と思いますが、3時くらいまでは暑くて公園になんていられないんですよねえ。日向にいたら焦げちゃいそうだし。なのでいつも夕方から開くわけですが(それまでは門が閉まってカギがかかっている)、幼稚園からの遠足には開けてくれるんでしょう。つまりは貸切みたいなもんですね。
「いいねえ、遠足。良かったじゃん。お弁当どうしようか、おにぎりさん作る?それともサンドイッチ?」
「両方~!」
喜ぶ娘をさえぎってロビちゃんが一言。
「持ち物にお弁当ないよ」
「え???」
連絡帳に書かれている持ち物は全部ディベヒ語なのでロビちゃんに読んでもらっていたのです。
「9時半で終わりだって」
「9時半?!たったの1時間?」
「そ」
「で、その後幼稚園に戻るの?」
「ううん、家に帰ってくるの。その日はそれだけでおしまい」
「なんじゃそりゃ」
でも、朝からクラスのみんなと公園に行くってことで娘はうれしそう。まあ、いいか。

その日の午後、ロビちゃんが出かけ、私と子供の三人で家にいた時、娘がケガをした。
ソファのクッションを全部取って床に並べてその上で遊んでいたのだが、ソファとセットのコーヒーテーブルの上からそのクッションの上にジャンプしたのだ。ソファすれすれにジャンプした娘はソファの手すりの角にごちんとおでこをぶつけた。すごい鈍い音がした。
「ママ!痛い~!」
手すりは一応丸くなっているデザインでとんがった角はないんだけど、わざわざテーブルからジャンプしてぶつけた勢いでちょうど眉毛のど真ん中がぱっくり切れて血がダラーっと出ていた。
「ぎゃー!」
私もびっくりして娘をそのまま床に仰向けに寝かせてティッシュで傷口を押さえた。少し抑えると血が流れるのは止まったので、そうっと見てみた。うーん・・・結構きれいにぱっくり開いている。これは縫わなきゃダメだな・・・。とっさに救急車と思ったけど、こっちの救急車の番号を知らない!ロビちゃん!すぐにロビちゃんの携帯にかけたけどしばらく鳴って切れてしまう。2~3回かけてもうあきらめた。自分が連れてさっさとタクシーで行こう。

幸い血は流れて来ないので、重ねたティッシュで抑えながら二人の手を引いてゆっくり歩いて家の目の前にあるタクシーセンターで一台頼んだ。すぐに車が来たのでそれに乗って私のデング熱でもお世話になった病院へと急いだ。娘は意外と泣きもせず「ちょっと痛いけど~」なんて言っている。病院に着くとすっごい混んでいて番号札を取ってもまだ待たなきゃならない。娘をソファに寝かせて番号が来るまで待っているとちょうど携帯が鳴った。ロビちゃんだ。「今どこ?戻ったらカギ閉まってて入れないんだけど」あのね~・・・。携帯出てよね~・・・。と思いつつ状況を説明して今病院にいると言ったら大慌て。続きも聞かずにそっちに行くからと電話を切ってしまった。

5分くらい待って順番が来たので受付に行くと状況を聞いたお姉さんはびっくりして「それならERに行っていいわよ」と一言。それを早く言ってよ~と思いつつERへ行くとデング熱で診てもらった女医さんが受け持ってくれた。シンガポーリアンかフィリピーナかタイかなあと思われる彼女はERの先生だったのね。私もERで処置してもらったから。ちょうどERで消毒してもらっているときにロビちゃんが急いでやってきた。携帯はマナーモードにしていたらしい。そして娘の傷を見てビックリ。
「結構切れてるね・・・。眉毛って女性の一番かわいいとこなのにかわいそう・・・」
えっそうなの?眉毛って一番かわいいとこなの?ほほ~・・・。外国人のチャームポイントはわかりません。

結局娘は3針(!)縫ってもらった。傷跡残っちゃうかな・・・眉毛ハゲちゃうかな・・・。すっごく心配&反省。危ないなーと思ったときにすぐ止めさせればよかったね。テーブルに乗っちゃダメとは何度も言ってたから、いつの間にかテーブルの上からまさかあんなに思いっきりジャンプするとは思わなかったのよ・・・ごめんよ~、娘。子供ってほんとに油断できません。

でも一晩寝て今日は公園には元気に行って、楽しかったようす。抜糸するまでは毎日消毒に来るようにと言われたので、午後消毒にロビちゃんが連れて行った。そして夜、私は初めての父母会へ~。ドキドキしながらイスに座ってみんなが集まって先生の話が始まって・・・ってやっぱりぜ~んぜんわかんな~い!先生は後で全部英語で話すから大丈夫と言ってくれたけど、他のお母さんが何か言ってる意見とか、わからないのってやっぱりダメよねえ・・・。ああ、勉強しようと決意もあらたに、父母会のあと居残ってお話を聞いた。

今、娘のクラスはダンスの練習をしていて3月1日にその発表会をするのだそうだ。しかも衣装もみんなで揃えて作るとのこと。そういえば娘が「チアガールみたいなポンポン持ってこうやって踊るの~」と言って見せてくれたっけ。あれがダンスの練習だったんだ。でもでもでも・・・私達は今日ランカに行くことを決めたのだ~・・・。3月1日は絶対ランカにいる。練習しても娘は発表会には出られないのだ。娘よりも私がすっっっごく残念だった。お友達と一緒に衣装を着て踊るところを見たかったぁ・・・。ランカに行くことを先生に話し、ビルができたら帰ってきてもちろん幼稚園にも戻ることを説明した。もう幼稚園は一年分お金も払ってある。発表会に参加できなくてがっかりしている私に先生は「でもその後に運動会もあるから」と言ってくれた。そうよね、幼稚園はまだ来年もあるんだし・・・。なんといっても親の自分達が落ち着かない限りはどうしようもない。せっかく幼稚園が楽しくなってきた娘には本当に申し訳ないけれど、戻ってきてからまたエンジョイしてもらおう・・・。でも・・・とちょっと思った。これが学校だったらもっと大変だったよね?息子はまだ幼稚園も行ってないし、早い時期でよかったのかもしれないよね・・・?と自分で勝手に納得することにした。だってそうでもしないとほんとに残念だから~。

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